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2014年10月

2014/10/31

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編

本連載は、CommVault Simpana v10.0 R2 ベースの内容を記載しております。ご使用のバージョンによって、操作方法などが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

また、本連載では、初めて CommVault Simpana を使用する方でもご安心ください!ステップ毎に実装できるように解説していきます。第1回から6回のシリーズでご紹介した機能等も取り上げて実際の設定を説明していきたいと思います。製品のご評価いただく場合にも、是非、本連載をご活用ください。


Simpana 導入に必要な環境

Simpana の実装にあたり、次の環境をご準備ください。

  1. Simpana 管理サーバ "CommServe" 環境
    Simpana を導入するためには、Simpana 管理サーバ CommServe が必要です。CommServe は、Simpanaシステム内の設定の管理を行います。CommServe が実装可能な OS のプラットフォームは、Windows 環境になりますが、Windows OS の対応バージョンは、下記のURL をご参照ください。

    ◆System Requirements - CommServe
    http://documentation.commvault.com/commvault/v10/article?p=system_requirements/commserve.htm

    【CommServe 必要最低スペック】
    CPU: 2 Core (2.2 GHz以上) 

    Memory: 8 GB
    Disk1: 10GB (製品ソフトウェア/ログ領域) ※OS 領域を除く
    Disk2: 100GB (管理用SQLデータベース領域)  
    ※実際のご案件等のサイジングについては、別途ご相談ください。
    ※Disk1-2 は、別途専用のドライブをご準備ください。

  2. Simpana バックアップサーバ "MediaAgent" 環境
    バックアップサーバの役割を持つ MediaAgent は、幅広い OS のプラットフォームに対応しております。OS の対応バージョンは、下記の URL をご参照ください。


    ◆System Requirements - MediaAgent
    http://documentation.commvault.com/commvault/v10/article?p=system_requirements/ma.htm

    【MediaAgent 必要最低スペック】

    CPU: 2 Core (2.2 GHz以上)
    Memory: 16 GB
    Disk1: 10GB (製品ソフトウェア/ログ領域) ※OS領域を除く
    Disk2: 200GB (キャッシュ領域)
    Disk3: 200GB (重複排除用データベース領域) 
    Disk4: フルバックアップ時の対象総容量 (重複排除用バックアップディスク領域)
    ※実際のご案件等のサイジングについては、別途ご相談ください。
    ※Disk1-4 は、別途専用ドライブをご準備ください。
           
  3. 必要な追加ソフトウェア
    基本的には、製品プログラムと一緒にその他必要なソフトウェアが別途インストールされますが、.NET Framework 3.5 SP1 は、事前に手動でインストールを行うようにしてください。

  • .NET Framework 3.5 SP1
  • .NET Framework 4.0
  • Microsoft Visual C++ 2005
  • Microsoft Visual C++ 2008
  • Microsoft Visual C++ 2010
  • Java Runtime Environment 1.7.x (CommServeのみ)

     

    今回の講座では、CommServe 1台、MediaAgent 1台の構成で Windows Server 2012 R2 環境にインストールを実施します。

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    2014/10/30

    バルセロナより: Dockerとは? Containerとは? - その3 : Project Fargo

    前回はDockerとCopy-on-Writeの技術を利用することで、アプリケーション・ミドルウェアを含めての開発環境の準備が迅速になり、アプリケーション主体の会社においては大きな無駄を省ける用になるということと、Containerだけでは、HA/vMotionなどのITインフラ管理者にとっては不可欠になっている機能を実装できないので、ContainerをVMの内部で動かすことで、開発者、IT管理者双方にとっての理想的な環境を実現しつつ、さらにパフォーマンスへの影響も殆ど無いということを述べてきました。

    そんな中でもまだまだ不合理な部分があります。それはDocker/ContainerはOSの下のレイヤーでの分離を実現するテクノロジーではないため、各OSごとに別々の実装が必要になってしまうということです。OSに依存しないレベルで、Docker/Containerのような俊敏性を提供する方法はないのでしょうか?(この表現は若干微妙では有りますが、後々補足いたします。) VMware社はすでに次の手を打っています。

    Project Fargo または Project VMFork

    Fig150

    まずはContainerの軽量さを掘り下げてみると、OSを起動しなくて済むということがわかります。Container環境が利用可能になるまでのコストはほぼアプリケーションを起動する時間と等価です。ハイパーバイザーではLinked-Cloneを使ったとしても、VMの起動(BIOS起動)、OSの起動、それからアプリの起動と余計な時間がかかってしまいます。これを凌ぐ俊敏性を実現するための方法としてVMwareはVMFork改Project Fargoというテクノロジーを提唱・開発を行っています。誤解を恐れずに一言で表現するとVMライブクローンとも呼ぶべきテクノロジーです。電源を入れる時間が足を引っ張るなら、電源を入れておいたVMをそのままクローンしてしまえばいいじゃないか!といういかにもVMwareらしい発想の転換です。

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    2014/10/29

    PernixData FVPのデータストア書き込みポリシーを仮想マシンストレージポリシーと併用する

    本ブログエントリーはPernixData社のテクノロジーエバンジェリストであるFrank Denneman氏のブログの翻訳版です。

    本記事の原文はUsing VM Storage Policies with PernixData FVP Datastore Write Policiesで閲覧可能です。

    ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

    vShere 5.0から搭載されたプロファイルドリブンストレージ(Profile-Driven Storage)は事前に定義されたストレージポリシーを元に、仮想マシンの速やかな、そして、インテリジェントな配置を実現します。vSphere 5.5では以前のヴァージョンのストレージプロファイルを拡張し、名前も仮想マシンストレージポリシー(VM Storage Policy)と変わっています。

    新しいアーキテクチャはすこしばかり古いものとは異なっています。仮想マシンストレージポリシーの中心人物はルールセットです。ルールセットはデータストアのストレージ特性を記述したルールのグループです。これらの特性はベンダー固有の機能として(VASAプロバイダー経由で)提供されるか、ユーザー定義のタグとして提供されます。①つのルールセットは複数のルールを含み、ベンダー固有の機能のルールとタグをベースとしたルールの組み合わせになります。今回の記事は仮想マシンストレージポリシーをタグベースのルールと組み合わせて利用することにフォーカスを当てます。オブジェクト間の相関を表した図は以下のとおりです:

    Fig142_2

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    2014/10/28

    バルセロナより: Dockerとは? Containerとは? - その2 : Copy on Write

    みなさん、こんにちは。少し間が空いてしまいました。というのも国内最大のクラウド・仮想化のイベントvForumが近づいてきておりますので、準備に追われてしまいまして・・・。まだお申し込みでない方はぜひお申込みください。

    当社の招待コードは「SP20063」です。招待コードでの登録者は来場時にノベルティを貰えるようなのでぜひご利用ください。

    また、今回も素晴らしいスライドから何枚か借用させていただく当社が誇るvExpert工藤さんのセッションもぜひご参加ください。本邦初公開のPernixDataのブースも当社メンバーが対応いたします。

    と、壮絶な宣伝をした後に、前回に引き続きDockerやContainerのお話をしていきます。

    なぜDockerを使うとアプリケーションのライフサイクルを短縮できるのか?

    Dockerは前回述べたようにリンククローンのようなテクノロジーを保持しています。リンククローンは親VMとその差分(デルタディスク)から構成されるクローンで、差分しか保持しないためにディスクの容量をさして消費せずに大量のVMを構成する技術です。VMwareにも搭載されており、通常は同一の環境を大量にクローンする場合(VDI環境やvCloud Directorの環境)で利用されています。これはこれで非常に有用なのですが、Dockerは更にVMware Mirageのようにアプリケーション単位で抜き差しできる(リンククローンのように親:子が必ずしも1:1に対応しなくても良い)構造になっています。

    Fig139

    読み取りを実線、書き込みを点線で表していますが、ネットワーク越しの緩やかな構造のレイヤリングであるMirageとは異なり、Dockerはディスク上のイメージをRead-Onlyでマウントし、書き込みは差分(⊿)ディスクへとリダイレクトする方式で、実際のOSと変わらないI/Oの速度を実現します(Copy-On-Write)。とくにDockerの主戦場であるLinuxのアプリケーションはステートレスであるケースが多く、Copy-on-Writeを発生しにくいアプリケーションが多いこともあると思います。

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    2014/10/23

    ネットアップハンズオンセミナー絶賛開催中!

    どうも、久しぶりのネットアップブログです。

    弊社では定期的に『ネットアップハンズオンセミナー』なるものを開催しております。

    講義と実習を通して、パートナーの方にネットアップを知ってもらう本セミナー、内容は...

    「講義でネットアップの歴史から基礎的な技術、セールスポイントまで学べちゃう!」

    「実習では、System Manager(GUIツール)を使ってCIFS共有までサクッとできちゃう!」

    と、旨味たっぷりで毎回パートナーの皆様方に好評をいただいております。

    そして2014年8月からは、ついに『Clustered Data ONTAP編(以下cDOT)』もスタートしまして、cDOTが気になっている方に是非ともオススメしたいコースであります。

    さて、今回はそんなネットアップハンズオンセミナーのご紹介に加え、ちょっと趣向を変えて...デデンッ!

    Tara2_2

    セミナーにて教鞭を握るネットアップチーム・マーケティング担当のTさんとネットアップトークをしてまいりました。

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    ――Tさんのネットアップ歴を教えてください。

    「2005年からネットアップの保守をやり始めて、そこから僕とネットアップの歴史が始まりました。その当時は、まだFASのモデル名がFAS250など、3桁の時代でしたね」

    ――ネットアップ歴長いですね! セミナーのトレーナー歴はどれくらいですか?
    「トレーナーは5年目で、ネットワールドでやり始めたのは今年の1月からです」

    ――ハンズオンをやっていて実感する、ネットアップの良い所はどんなところですか?
    「ネットアップは簡単セットアップでお手軽構築できるところがいいですね! 他製品のハンズオンだと初期セットアップ込みで2日ほどかかることも多いですが、ネットアップハンズオンは午後から夕方でCIFSファイルサーバの構築を簡単にできちゃいますからね。他にも良い部分はありますが、そこは是非ハンズオンで聞いてください!」

    ――ハンズオンやってて良い事ありましたか?
    「ハンズオンの受講者で、ネットアップにするかどうか迷っているお客様がいらっしゃいまして、構成について色々とアドバイスをさせていただいたところ、結果的にそのお客様に弊社で発注いただけた事です。他のお客様もこのハンズオンをきっかけにして、提案を進めていって頂けると嬉しいですね」

    ――それだけハンズオンの内容が良いってことですね! 最近『Clustered Data ONTAP編』も始まりましたが受講された方の反応はどうですか?
    「cDOTに対するお客様の興味は高いですね。特に受講された後に多い感想は”cDOT、思ったより難しくないね”、”内容を理解すれば分かりやすいね”といった内容が多いです。実際、SVMを作ったら、SVMを一つのコントローラとして扱えば理解も早いのかなと思います。それと、cDOTはセットアップが面倒というイメージを持たれているお客様が多いのですが、ハンズオンではSystem Managerを使うので”System Managerだとそんなに難しくない”、”7モードとそこまで変わらないね”という意見も多いです」

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    今後受講される方は、上記イラストと実物を見比べてみたりイジッたりしてみるという視点で受講されるのも楽しいのではないでしょうか。

    ハンズオンの詳しい情報はコチラまで!(※公開前に変更の可能性あり)

    by HalfOpen

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    2014/10/20

    バルセロナより: Dockerとは? Containerとは? - その1

    みなさん、こんにちは。無事に帰国することができました。前回の記事での予告の通り、各セッションで学んできた内容をお届けしたいと思っております。

    今回お届けするのはDockerについてです。Dockerについてはバルセロナに同行してくれた当社が誇るスーパーエンジニア工藤さんが素晴らしいスライドを公開してくれています。

    Fig134

    工藤さんのスライドの行間を埋めるように話を進めていきたいと思います。

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    2014/10/16

    バルセロナより: VMworld EMEA 2014 Day 2

    昨日の記事に引き続き、VMworld EMEA 2014の2日目のレポートです。

    General Sessionではサンフランシスコと同様にCarl氏が1日目の振り返りを実施、EVO、VIO、vCloud AirのドイツDC開設、EVOとモバイル分野でのHP社との協業などです。vRealize Suiteも忘れてはいけません。

    ここでEMEAを代表する企業としてSAPとVodafoneの方が壇上に上がり、Carl氏とのインタビュー形式でSDDCやHybrid Cloudを利用したビジネスの加速についての事例紹介がなされます。途中Carl氏が「え?80%だけ?100%仮想化しようよ?」などと気持ちのよいツッコミを入れており、会場からも笑い声が聞こえるようないい雰囲気です。

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    2014/10/15

    バルセロナより: VMworld EMEA 2014 Day 1

    みなさん、こんにちは。今回は現在行われているVMworld EMEA 2014の様子をバルセロナからお届けいたします。

    バルセロナについて

    バルセロナという場所は御存知の通りスペインの地中海に面した都市で、スペインでは2番めに大きな都市です。カタルーニャ地方という場所で、スペインとはちょっと文化や言葉も異なるようです。私は昨年に引き続き2度目のスペインですが、バルセロナといえば超有名な建築家ガウディです。サクラダファミリアやグエル公園といった有名な観光地がまちなかにそのまま残っているとてもヨーロッパらしい街です。気候は地中海性気候で、非常に暖かく、この時期は気温が下がっているのですが、日中は半袖で十分です。夜は海風もあるので少し寒いと感じることもあるので薄手の羽織があるといいでしょう。

    20141013_084707_hdr

    写真は会場を外から。さて、VMworldの様子をお伝えしていきます。まずは昨日行われたGeneral Sessionよりサンフランシスコとの差分をお伝えします。

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    2014/10/13

    データベースのワークロードの特性とそのストレージアーキテクチャへの影響 - part 3 - データベースチューニングのための補助機構

    本ブログエントリーはPernixData社のテクノロジーエバンジェリストであるFrank Denneman氏のブログの翻訳版です。

    本記事の原文はDatabase workload characteristics and their impact on storage architecture design – part 3 – Ancillary structures for tuning databasesで閲覧可能です。
    ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

    データベースのワークロード特性シリーズのパート3へようこそ! データベースは仮想インフラストラクチャの中でもっともI/Oを消費するもののうちの一つだと考えられています。データベース操作とデータベース設計はそれ自身が研究ともなり得るものです。しかし、データベース設計の世界の表面から少し潜ってみるということはとても面白いことだと思いました。PernixDataの製品ディレクタであり、データベースの専門家である同僚のBara Narasimhan氏のもとへ赴き、データベース設計とそのI/Oの特徴について教えてもらいました。

    本シリーズの以前の投稿はこちら :

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    2014/10/08

    FVPで複数のクラスタを利用 - RAMとフラッシュを同じvSphereクラスタで使う

    本ブログエントリーはPernixData社のテクノロジーエバンジェリストであるFrank Denneman氏のブログの翻訳版です。

    本記事の原文はMulti-FVP cluster design – using RAM and FLASH in the same vSphere clusterで閲覧可能です。
    ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

    同じFVPクラスタ内でRAMとフラッシュのリソースを混ぜて使えるのか?という質問をよく聞かれます。FVP 2.0ではホストがRAMとフラッシュの両方を利用することができるようになっています。FVPクラスタの設計にについての考察お届けする時間を設けましょう。

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