« 2014年10月 | メイン | 2014年12月 »

2014年11月

2014/11/26

バルセロナより: Dockerとは? Containerとは? - その5 : Googleのkubernetesとは?

皆さん、こんにちは。いつまでバルセロナ気分!?と言われそうなぐらいこのシリーズが長引いてしまい、申し訳ありません。このシリーズでは第3のプラットフォームと呼ばれるアプリケーションが主体のプラットフォームから生まれてきたテクノロジーとVMwareの製品を並べてご紹介しています。

その1では第3のプラットフォームではContainerという軽量な隔離プラットフォームが台頭してきており、Dockerというアプリケーションのレイヤリングをうまく自動化したテクノロジーによって、環境を開発者フレンドリーに迅速に展開、更新できるようになっているというお話をさせていただきました。

その2ではDockerの更にアプリケーションのレイヤリングにフォーカスを当てて、なぜContainerがVMよりも開発者に好まれているのか?それに対してVMwareはどのような回答を出したのかを述べています。

その3ではDockerが提供する俊敏性に対して、VMwareが全く別のアプローチで実現を図ろうとするProject Fargoについてご紹介しました。

その4はProject Fargoを補完するものとして、アプリケーションのリアルタイムレイヤリングであるAppVolumesテクノロジーをご紹介し、WindowsでもContainerと同じかそれ以上に迅速にアプリケーションを展開できるようにしようとしているという構想をお話しています。

さて、今回、その5は最終回です。VMwareが実現しようとしている「VMでもContainerでも関係なく、ユーザーが求める俊敏性を実現できる」という構想に対して、Googleがオープンソースで公開している「Kubernetes」というフレームワークについてご紹介していきます。

続きを読む »

2014/11/13

NSXマイクロセグメンテーションセミナー 開催決定!

みなさん、こんにちは。いよいよマイクロセグメンテーションについてのセミナーの開催が決定いたしました。VMware様はもちろん、NSXエコパートナーのF5様、トレンドマイクロ様のご協力も得て、VDI環境のマイクロセグメンテーションについて、ご紹介させていただきます。

私はNSXにとってのマイクロセグメンテーションはESXにとってのvMotionだと思っています。物理ネットワークでは絶対にできない仮想ネットワークだけのダントツのメリット!是非セミナーでコレを実感してください。

セミナーのお申し込みは以下のURLからです。

VMware NSX/マイクロセグメンテーション 最新セキュリティによるVDIとは
~F5ネットワークス、トレンドマイクロ&NSXで実現する「最強VDI」とは?~

以前、サンフランシスコのVMworldのレポートとしてマイクロセグメンテーションについての記事を書きましたが、セミナーをより有益に聞いていただけるよう、もう少しお話したいと思います。

ネットワーク・セキュリティにまつわる8:2の法則(パレートの法則)

データセンターのネットワークのトラフィックを大きく2つに分けるとデータセンタの内部で通信が行われるEast-Westトラフィックとデータセンタから外に出ていく、もしくは外から入ってくるNorth-Southトラフィックとに分けられます。仮想化やクラウドの台頭によって、現在このトラフィックの割合は8:2と言われています。通信のうち8割はデータセンタ内で行われているということです。

Fig158_2

それに対して、セキュリティの投資はほとんど100%がNorth-Southトラフィックに対してのみ、行われています。全体のわずか20%にセキュリティ投資のほとんどが使われているという状況です。これでよいのでしょうか?実はもうそういう時代ではなくなっているのです。

続きを読む »

2014/11/10

バルセロナより: Dockerとは? Containerとは? - その4 : CloudVolumes 改 AppVolumes

前回の記事ではVMwareが提唱・開発しているProject Fargoをご紹介しました。その目指すところはDockerよりもさらに高速なVMの配備です。前回の記事の中で伏線を張ったのですが、今回はこの伏線を回収しに行きます。Project FargoによってVMの作成、BIOS起動、VMのブートは瞬時にライブテンプレート(起動したテンプレート仮想マシン)のコピーが行われるため、不要になりました。しかしながらこのコピーされた仮想マシンたちはすべて金太郎飴のように同じ構成、同じアプリケーションがインストールされている状態です。技術的には大きな飛躍なのですが、ユーザー側からはまだ、取り回しが難しいと言わざるを得ません。

ここで、登場してくるのがVMwareが買収したCloudVolumesという会社です。この会社はハイパーバイザーのテクノロジーを利用しながら、OSに対して瞬時にアプリケーションの配信を行うテクノロジーを保持しています。Project FargoはOSに依存しないテクノロジーとして実装されますが、OSに対してアプリケーションの配信を行うためにはそれぞれのOSごとのマナーに従う必要があります。DockerではLinuxのファイルシステムに対してCopy-On-Writeを提供するテクノロジーでコレを実装していますが、Windowsに対してはこの技術は利用できません。

LinuxのアプリケーションはUNIXの哲学に従っており、基本的に実行バイナリはステートレスである場合がほとんどです。Windowsの場合、ADやレジストリその他様々な要因がからみあってきてアプリケーションをステートフルに配布する場合も多いため、Linuxの技術をそのまま輸入してくるだけではそう簡単には行きません。

CloudVolumes(VMware社に買収後はAppVolumesと名前を変えたようです)はどのようにしてこれを解決しているのでしょうか?

続きを読む »

データベースのワークロードの特性とそのストレージアーキテクチャへの影響 - part 4 - NoSQLプラットフォーム

本ブログエントリーはPernixData社のテクノロジーエバンジェリストであるFrank Denneman氏のブログの翻訳版です。

本記事の原文はDatabase workload characteristics and their impact on storage architecture design – part 4 – NoSQL platformsで閲覧可能です。

ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

データベースのワークロード特性シリーズのパート4へようこそ! データベースは仮想インフラストラクチャの中でもっともI/Oを消費するもののうちの一つだと考えられています。データベース操作とデータベース設計はそれ自身が研究ともなり得るものです。しかし、データベース設計の世界の表面から少し潜ってみるということはとても面白いことだと思いました。PernixDataの製品ディレクタであり、データベースの専門家である同僚のBara Narasimhan氏のもとへ赴き、データベース設計とそのI/Oの特徴について教えてもらいました。

本シリーズの以前の投稿はこちら :

続きを読む »

2014/11/07

バルセロナからのビデオレター : Frank Denneman氏がPernixDataとFVP 2.0を語る

皆さん、こんにちは。バルセロナよりのシリーズも途中なのですが、先日行われたvForumのために、PernixData社のチーフエバンジェリストで、私がこのブログで翻訳版を公開させて頂いているFrank Denneman氏のビデオレターを公開いたします。

このビデオはvForumの展示ブース用に作成しましたので、Frank氏の声の他に音楽が流れておりますので、ボリュームにご注意ください。

最後にFrank氏が紹介している30分かかっていた処理をFVPで8分に短縮したお客様の事例はこちらに有ります。他にも多くの事例を掲載しておりますので是非お読みください!

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)

2014/11/01

吟じますシリーズ第2回: EMC Avamarを吟じますよ

唐突ですが、吟じますシリーズ第2回を掲載させて頂くことになりました。

今回は EMC Avamar(アバマー)を紹介させて頂くのですが、その前に少しだけ前回のブログを振り返りますね。皆さん忙しいのにすみません。

前回5月の当ブログで史上最強の助っ人外国人"バースさん"を紹介して半年が経ちました。

バースさんが活躍した1985年はMS Windows1.0 が発売されたのでしたね。野球ブログではなくてITブログですよ、ということを主張しておきますよ。

そして2014年、CS ファイナルステージを制した阪神は爆発的な人気を誇っております。

さらに、強いだけではなく、阪神が優勝すると景気がスイーツな方向へ変化しますよ。

"ナントカ景気"発動の前には必ず阪神が優勝しているんですよね。

Tigers2

1985年以来の日本シリーズ制覇を達成してバブルへGO!CS ファイナルステージを制したとはいえリーグ2位。法則が発動するためには2位ではだめなんです、優勝しないと。

だから、ということで勝手にドキドキしていましたが。。。

だめだーとなった10月30日の翌日の10月31日に発弾された黒田東彦さんのバズーカ2発目(ハロウィーン緩和)の行方に期待しますよ。バブルへGO!

さて、たいへんお待たせいたしました、今回は EMC Avamarを紹介させて頂きます。

Avamarはサイジングのためのロジック、ハードウェア、ソフトウェア、保守を単一メーカーで提供します。保守はリモート保守にも対応しています。故に、重複排除機能を備えた、高効率のディスクベースバックアップ運用が最小の工数で手に入ります。

Avamar1_2

Avamarを構成する主要なコンポーネントは、Avamarサーバ、Avamarクライアント、Avamar Administratorです。

Avamarサーバはバックアップを保存します。AvamarクライアントはさまざまなサーバーOS、クライアントOSに対応します。各クライアントにはエージェントをインストールしてバックアップ対象とします。

Hyper-v バックアップや VMwareバックアップ、NDMPバックアップなど、クライアントを使用しない方式のバックアップを構成する場合もあります。

Avamar AdministratorはWindows上で動作する管理コンソールです。

Avamar2_2

Avamarサーバの購入を検討する時、マルチノード構成、シングルノード構成、いずれにするかを検討します。

マルチノード構成はRAIN(Redundant Array of. Independent Nodes)という、ノード間でデータを持ち合う強固な冗長機能を採用していますが、シングルノード構成にはこの機能がありませんのでレプリケーション構成で冗長性を高めます。但し、Business Editionというシングルノード機については導入費用面を優先するためレプリケーション構成を必須としていません。

また、マルチノード構成は最少の5ノードから始めて、18ノードまで、1ノードづつバックアップ容量を拡張することが可能です。対して、シングルノード構成はAvamar単体としてはバックアップ容量の拡張ができません。しかし、我々はこの点をまったく心配していません、なぜならDataDomainをAvamarのバックアップストアとして連携することが可能だからです。

AvamarとDataDomainを連携させる構成の場合、レプリケーションは必須ではありません。

Avamarのチェックポイント(バックアップをリストアするるために必要な情報)をDataDomainにバックアップすることができるため、レプリケーションによる冗長構成が必須ではなくなるからです。

マルチノード構成は最少5ノードとなりますのでシングルノード構成に比較して導入費用が高額になります。導入費用を抑えることが最優先の場合、シングルノード構成をご提案致します。そして、その後バックアップ容量の拡張が見込まれましたら、DataDomainの追加をご検討ください。但し、Business EditionについてはDataDomainとの連携機能がありませんので、この点は注意する必要があります。

Avamar3

Avamardatadomain

上の画面は Avamarの管理コンソールからDataDomainをデータストアとして登録した状態です。

それでは、Avamarサーバの画像をお見せします。

Avamar4

いかがですか?魅力がありますね。

Avamar5

はい、自分のスタイルを持っている感じがします。

Avamar6

Avamar7

次に、Avamarサーバーの構築はEMCパートナーかEMC社が行いますが、その構築の一端をお見せします。

Avamar8



Avamar9


Avamar85



Avamar10

Avamar11

Avamar12_2

Avamar15Avamar13

dpnnetutilインストーラーの値入力、処理が完了しましたら、インストールの続きは
WEBブラウザで行います。

Avamar16_2

Avamar17

Avamar18

ここまででAvamarサーバの構築は完了です。

次にバックアップクライアントの準備をします。

Avamar19

Avamar20

次に管理コンソールを準備します。

Avamar21

次の画像はバックアップジョブ設定画面の一例です。

バックアップ領域としてAvamarを使用するのか、DataDomainを利用するのかも1か所のチェックボックスで切り替えできます。

Avamar22

EMC Data Domain、EMC Avamar について、お問い合わせ、構築作業のご相談をお待ちしております。


たくやdollarと、まもるheart 2014年11
月 SI技術本部ST2課(旧STG2)