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2014年12月

2014/12/26

2014年 分離されたストレージがホットでした! PernixDataの顧客の愛のあるTweetより

皆様、2014年も大変お世話になりました。今年は国内のPernixData展開においても、非常に実りのある良い年として終えることができました。心残りがあるとすれば、PernixData FVPソフトウェアの実際の利用者の声を多くお伝えできなかったことです。

6月に発表させていただいたセガネットワークス様の事例以外にも2015年には国内の多くのお客様のベネフィットをお伝えしていきたいと思っております。

海外の事例については、ほとんどのものを翻訳を終えておりますので、是非ご覧になってください。

ほんの僅かばかりですが、PernixData社のVice President of MarketingであるJeff Aaron氏がSportifyに、導入したお客様の声を、しかも、ひと目で効果がわかりやすいものを集めてくれています。こちらを持って、PernixData日本語ブログの2014年を締めくくりたいと思います。

本記事の原文はDecoupled Storage HOT in 2014で閲覧可能です。

ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

Fig165

クイズの時間です : SANの監視ツールからのチャートですが、いつ @PernixData を有効にしたか分かりますか?

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2014/12/10

PernixData FVP は Vblock Readyになりました

本ブログエントリーはPernixData社のシステムエンジニアであるAndy Daniel氏のブログの翻訳版です。

本記事の原文はFVP Software is Vblock Readyで閲覧可能です。

ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

ITインフラストラクチャに本格的な革命をもたらしたVblockシステムと、サーバサイドストレージインテリジェンスの業界随一のプラットフォームであるFVPソフトウェアが出会うのは単に、時間の問題でした。FVPソフトウェアはサーバリソースを活用してSANと有効な関係を築き、Vblockシステムの効率、性能、堅牢性を向上させます。まさに夢の取り合わせ! ということで、本日FVPソフトウェアがVblock Ready認定を受けたことをご報告できることを大変嬉しく思います。

技術面での話になりますが、VCEはこの認定を「パートナーソリューションの導入、統合、相互確認についての包括的なクライテリア検証を通過し、Vblockシステムと一緒に利用することをお客様に保証する」ものと位置づけています。実用面でいうと、FVPを環境に導入しようという決断をした新規、もしくは既存のVblockのお客様(幾らかはすでにFVPを利用しています)の決定の保険となるもので、お客様はプリインテグレーション、検証、保証された性能などのVblockシステムが提供する付加価値を犠牲にすることなく、FVPソフトウェアを導入し、低遅延のI/O高速化層を作成できるということです。

これはこれで非常に素晴らしいことなのですが、Vblock Readyのテクノロジ認定マークはPernixDataとVCEのパートナーシップの最初の一歩でしかありません。FVP ソフトウェアは既存のVblockシステムへ次なるレベルのパフォーマンスを付加するだけでなく、それぞれのソリューションのインテグレーターを通して、お客様は新しいVblockシステムのモジュラーアーキテクチャの一部としてFVPソフトウェアを構成できるようになるということです。近日中に分散冗長性メモリ(DFTM)を利用し、非常に強力な性能を要求するアプリケーションを動作させるためのリファレンスアーキテクチャとFVPクラスタの操作をさらに簡単に自動化できるようにするVCEのビジョンについてご紹介したいと思っています。 FVP ソフトウェアを追加することで、VCEの言う「世界で最も先進的なコンバージドインフラストラクチャ」上に仮想化できないアプリケーションはなくなります。

もっと詳しい情報がほしい場合、こちらのVblock Ready認定についてのFAQ(訳注:英語)とFVP/Vblockのジョイントソリューション概要(訳注:英語)もご参照ください。

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)

2014/12/01

第四回 - Data Domain DD Boostでバックアップ性能を向上!

こんにちは。

Data Domainも今回で第四回目となりました。第三回ではレプリケーション
機能について見てきました。今回は Data Domain の機能の一つである
DD Boost』についてご紹介します。

flair
『DD Boost』
機能を利用するには追加ソフトウェア・オプションラセンスである
『EMC Data Domain Boost ライセンス』が必要になります。

■『DD Boost』とは
Data Domainで実行される重複排除のプロセスの一部をバックアップサーバに
分散することにより、バックアップのパフォーマンスを向上させ、バックアップ
サーバ側でデータ保護の一元管理を実現します。

OST(オープン・ストレージ・テクノロジ)
『DD Boost』はCIFS、NFSに比べて効率的なデータ転送(バックアップ)を
可能にするプライベートプロトコルであるOSTを利用します。

図にするとこんな感じになります。

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shine 次はDD Boost機能概要について見ていきましょう!


『DD Boost』機能概要
『DD Boost』には3つの基本的な機能があります。3つの基本機能は以下になります。

1)Distributed Segment Processing 機能
(分散重複排除機能)

重複排除処理の一部をバックアップサーバに処理を分散
 Data Domainシステム側に転送しない仕組みを提供します。

・分散重複排除機能の利用制御を可能にします。
・利用した場合、最大50%のスループットが向上します。

2)Advanced Load Balancing &
Link Failover 機能

Data Domainシステム側で複数のGbe/10GbeをBoostソフトウェア側で
 一つのグループ化することで、
ジョブ毎に自動負荷分散して利用します。
・グループ化された物理ポート(1Gbe/10Gbe)の
パフォーマンス向上
・障害が発生したポートの未完了(in-flight)ジョブは、正常なポートに
透過的に移動Link Failover) します


3)Optimized Duplication 機能

【バックアップ】,【レプリケーション】の管理をバックアップソフト側で
一元管理化
が可能になります
・複製処理はData Domain側で処理され、バックアップサーバの負荷を軽減します。
・高速かつより効率的なデータ転送を実現します。


shine 次は『DD Boost』の主な利点について見ていきましょう!



■『DD Boost』の主な利点

『DD Boost』の機能概要について見てきましたが、次は『DD Boost』の
主な利点について説明します。
『DD Boost』を利用することで、ソリューションの最適化機能
拡張します。主な利点は以下になります。

①スループットの向上(最大2倍)
OST(オープン・ストレージ・テクノロジ)をとDSP(分散重複排除機能)により、
効率よくデータ転送することで、バックアップのスループットを向上させます。

②バックアップサーバで制御されたレプリケーション
『DD Boost』を利用しない場合
  レプリケーションはData Domainシステムで管理されます。
  バックアップサーバはレプリカのData Domainに書き込みされるデータを
認識することが出来ません。

『DD Boost』を使用する場合
  
バックアップサーバがData Domainのレプリケーションを制御し、
管理することが出来ます。


③バックアップサーバがレプリカの
Data Domainシステムを認識
・バックアップサーバがレプリカのData Domainシステムを認識することが
出来ることで、レプリカのData Domainシステムから直接リストア操作が行えます。

flair
『DD Boost』を利用することで、バックアップソフトにて
【バックアップ】,【リストア】,【レプリケーション】完全な管理制御
可能にし、最適化された統合されたバックアップを実現します。

shine 次は『Distributed Segment Processing
(DSP:分散重複排除)』
について見て行きましょう!


■『Distributed Segement Processing
(DSP:分散重複排除)』

DD Boostの主な利点について見てきましたが、DD Boostで処理される
DSP(分散重複排除)について説明します。

DD BoostのDSP(分散重複排除)は2種類の操作モードがサポートされます。
1つは分散重複排除処理を行うためのオプションを有効化した状態(デフォルト)
もう1つは無効化した状態になります。

◆『DSP(分散重複排除処理)』を無効
DSPが無効な場合、OSTは全てのバックアップデータをData Domainに転送し、
Data Domain側重複排除、圧縮、データの保持等の重複排除の全ての
処理プロセスが行われます。


【重複排除処理プロセス】
 ① セグメント 
→ 変長ブロック単位でセグメントを作成
 
② フィンガープリント 
→ セグメント別にフィンガー・プリント作成

 ③ フィルタ
 
→ セグメントが一意のデータかどうか検証

 ④ 圧縮 
→ 検出された一意のデータを圧縮

 ⑤ ディスク書き込み 
→ 圧縮後、一意のデータをディスクに書き込み


図にするとこんな感じになります。

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flair
『DSP:分散重複排除』無効の場合重複排除処理がData Domainnシステム上
行われますので、バックアップサーバでは重複排除処理プロセスの役割を
何も実行していないことが上記の図にて確認できます。


◆『DSP(分散重複排除)』を有効
DSPが有効な場合、重複排除はバックアップサーバとData Domainシステムとの間で
重複除外プロセスが分散されます。バックアップサーバ側でフィンガープリントの作成、
およびセグメントの圧縮
が実行され、Data Domainシステム側でフィンガープリントを
フィルタし、Data Domainシステムのディスクにセグメントが書き込まれます。


【重複排除処理プロセス】
 ① セグメント
→ 変長ブロック単位でセグメントを作成 
(バックアップサーバ側プロセス)


 ② フィンガープリント
→ セグメント別にフィンガー・プリント作成 
(バックアップサーバ側プロセス)

 
③ フィルタ
 → セグメントが一意のデータかどうか検証 
(Data Domainシステム側プロセス)


 ④ 圧縮
 
→ 検出された一意のデータを圧縮 
(バックアップサーバ側プロセス)


 ⑤ ディスク書き込み
 → 圧縮後、一意のデータをディスクに書き込み
(Data Domainシステム側プロセス)

 

図にするとこんな感じになります。 

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flair
『DSP:分散重複排除』有効の場合重複排除処理がバックアップサーバ側で
行われますので、重複排除処理プロセスが分散して処理されていることが
上記の図にて確認できます。

shine 次は『Advanced Load Balncing &
Link Failover』
機能について見ていきましょう!



■『Advanced Load Balancing & Link Failover』
機能
DSP(分散重複排除)の仕組みについて見てきましたが、Avanced Load Balancing
& Link Failover機能について説明します。

◆ Data Domain上の複数のEthernet Portを
効率よく利用
・バックアップ,リストアのデータ転送をジョブ毎に複数のポートへ自動分散します。
・DSP(分散重複排除)機能の有無に関係なく動作します。

◆ 可用性の向上
Link AggregationやEthernet Failoverはネットワークレベル構成なく
導入が可能になります。。
・あるポートが利用不可な場合、バックアップジョブを再実行するだけで、
残りの通信可能なポートが自動的にアサインされます。

◆ 動的なトラフィック負荷分散
・OST PluginとData Domain間でデータ転送で使用するポートをジョブ単位で
 決定することが可能です。


図にするとこんな感じになります。

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shine 次は『Optimized Duplication 』機能について
見ていきましょう!


■『Optimized Duplication』機能
Avanced Load Balancing & Link Failover機能について見てきましたが、
次はOptimized Duplication 機能について説明します。


◆統合管理されたリモートサイトへのデータ複製
・個別バックアップデータの複製作業はバックアップサーバから指示します。
・バックアップと複製をバックアップソフトから一元管理します。
・複製処理はData Domain側で処理するのでバックサーバの負荷が軽減します。
・高速かつより効率的なデータ転送を実現します。

図にするとこんな感じになります。

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■ まとめ
『DD Boost』はバックアップソフトと統合することで、バックアップの
スループットを向上させ、「バックアップ」、「レプリケーション」、「リストア」を
バックアップソフトにて統合管理できますので、災害復旧業務をより
簡素化することを可能にする優れた機能です。

次回は別の機能についてご紹介したいと思います。

それでは次回もよろしくお願い致します。

担当 斉藤・吉田