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2015/03/26

Frank Dennemanとは一体何者なのか? 10の質問シリーズ: PernixDataチーフテクノロジスト兼CTO オフィス Frank Denneman

本ブログは世界最大手の金融機関でインフラコンサルタントをしているBenjamin Troch氏のブログの翻訳版です。私がいつも記事の翻訳を行っているFrank Denneman氏とは一体何者なのか?というご質問をよくいただきます。

ちょうどタイムリーにFrank氏の半生をインタビューしたBenjamin氏の記事を見つけ、翻訳してもよいか?と問い合わせたところ、快諾していただきました。

記事原文は10 QUESTION SERIES: FRANK DENNEMAN – CHIEF TECHNOLOGIST FOR PERNIXDATA, PART OF THE OFFICE OF THE CTOにて閲覧可能です。

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Fig216

Frank氏はとても忙しいので、インタビューする時間がとれてとても嬉しいです。ヨーロッパとUSの間を行き来しながら、時間の大部分をスタートアップの会社で働くことに費やしながら、ついに、Frank氏が私の質問に答え、そして我々みなが働いている業界についての洞察を語ってくれました。これを実現できて本当に嬉しいです。(たしか、私達が初めてこのインタビューについての話をしたのは2年前のVMworld バルセロナだったので、お互いに話の内容を詰めるのに十分な時間があったことは言うまでもありません) とにかく! 前置きはこれぐらいにして、virtualb.euの2回目の10の質問シリーズをお楽しみください。

Ben

Q1. 学校をでてから今日までのキャリアについて簡単に教えて下さい。

うわー、学校を出たのはすごい昔のことだよ。私は学位を取る前にドロップアウトしました。1996年のことです。学位は持っていませんが、学校で学ぶことはすべてやったと思っています。当時、マイクロソフト認定システムエンジニア(MSCE)制度の認知度が向上してきていて、私は自学自習でNT4とExchangeの認定を取得しました。コンピューターをいくつか買って、本を読みました。MCSEに合格したすぐ後に、就職活動をしてすぐに採用されました。最初の仕事はAll-in-One mail(メインフレーム)とMS-MAILのL3サポートでした。すぐに渡しはExchangeチームと一緒に働き始め、両方のプラットフォームをMS-Exchangeのプラットフォームに移行させました。Exchangeチームとは2年ほど働いた後、2005年にVMware ESXを導入するまでWindows Serverチームに異動しました。1万5千のメールボックスのMS-Exchange環境をESXプラットフォームへ移行し、そして、仮想化がうまく言ったせいで、我々はパフォーマンスの問題にぶち当たります。これがきっかけで私は仮想化とストレージのテクノロジーに入って行くことになりました。私はMS-ExchangeがどのようにHP EVA 5000と8000に接続された仮想環境上で動作しているのか、詳細なレポートを作りました。そして、それがHPのメンバーの目に止まり、HPの同僚であるEVAチームがそれを良いと評価してくれたのです。その後、私はコンサルタントとして独立し、複数のFortune 500カンパニーの仮想化データセンターのレビューや設計を行うことになります。仮想化データセンターのパフォーマンス問題にどっぷりと使った経験を活かして、それについてのブログを書き始めました。私の最初のブログは「キューデプスを増やす」でした。私はTwitterにも登録し、Duncan Epping氏にもその文を読んでもらいました。ほら、多分この記事に興味があるだろう?って。彼は私のブログをリツイートしてくれ、私のブログは1日のアクセス数がどんどん伸びていきました。2009年、私はHP Flex-10の技術と世界で最も大きなLefthandストレージシステムを使った仮想化データセンターを設計していました。創業者のBill Chambers氏がサイトに訪れ、彼はiPhoneからすべてのノードが映るように、データセンターのフロアに寝そべって、写真を撮っていたよ。そんな熱意をとても好きになり、キャリアとしてベンダーで働くことを考え始めました。プロジェクトが終わりに、私は、もしVMwareのいくつかのプロジェクトに興味があるなら、あわないか?とDuncanから電話をもらいました。私はEMEAのPSO(訳注:プロフェショナルサービス)のために仕事をする最初の独立したコンサルタントで、1年以上で複数のプロジェクトを経験しました。テクノロジーの源の間近にいることが楽しかったし、VMwareの社員にならないかと聞かれたので、社員になることにしました。1年もしないうちに私はコンサルティングアーキテクトチームを組織し、2010年にPaul MaritzがvCloud Powered datacenterを発表した時の5社の立ち上げパートナーのうち1社のクラウドチームと一緒に働き始めます。6ヶ月間、私はロンドンに滞在ししている間にDuncanと私はvSphere 4.1 HAとDRSのテクニカルディープダイブの本を書き始めます。2010年の12月にこの本が発売されると、私はVMwareのテクニカルマーケティングチームへ異動となり、そこで私は分散リソース管理チームと一緒に働くことになりました。その時は私はDRS、SIOC、SDRSそして、vMotion、そして一部HAにフォーカスしていました。2012年の終わり、テクニカルマーケティングチームはPernixData FVPのプレビューをブログに書いてみないか?とSatyam Vaghani氏に招待されます。そして私はぶったまげてしまいました。FVPの可能性は無限で、そしてこのプラットフォームは2005年にMS-Exchangeの環境の問題を解決しようとしていた時のことを思い出させてくれました。でも実際に今でも問題は環境の中に残っているのです。あらゆる既存のストレージソリューションを本当に仮想化データセンターの役に立つアーキテクチャに変えるという目的と、PernixDataで働くオールスターなエンジニアチームが私をPernixDataに入社することを決意させてくれました。

Q2. VMwareを辞めて、スタートアップのPernixDataに入ってから2年と少し経ちましたが、振り返ってVMwareからスタートアップに移ってどのように感じますか? 2社での仕事はどう違いますか?

VMwareをやめるというのは大きな一歩でした、マザーシップから離れる、という風にいう人もいます。私はとても大好きな機能のための素晴らしいチームと働いていました。しかし、プロダクトの可能性とリーダーシップがPernixDataへ入社することを決意させてくれました。仕事を完璧に比較することはできません、というのも、スタートアップでは責任はあらゆる方面でジョブタイトルを超えてしまうからです。スタートアップの良さはすべての社員と直接コンタクトが取れることです。みんなが一緒にいます。もしやらなければいけないことがあって、自分に余裕があれば、それをやるのです。地位も名声もありません。ただ人と仕事があるのです。組織内の別の役割について学ぶことができる素晴らしい経験ができます。私はR&D、マーケティング、そしてセールスと緊密にコンタクトしあっています。ほとんどのセールスチームとツアーを行い、お客様と相対する際のアメリカとヨーロッパの文化の違いも経験しています。マーケティングチームと緊密に動き、あらゆる方面で彼らをアシストします。WebinarでVMworldのブースのアイディアも話し合いますし、VMwareに入社する前は独立コンサルタントでしたので、スタートアップでの人生はそれとお互いに関連していると感じます。もし、契約に書かれてあるとおりの仕事しかできないと感じているのであればそれは間違いです。やるべきことをやるのです。もしそれが好きではないなら、スタートアップで働くことを考えてはいけません。

Q3. PernixDataでの現在のタイトルと日々の活動、責任について教えて下さい。

私はPernixDataのチーフテクノロジストで、CTOで会社の共同創業者であるSatyam Vaghaniにレポートしています。多くのことをやっていますが、たいていはR&Dやプロダクトマネージメントと一緒に動いています。プロダクトの開発に貢献していますし、現在や未来のビジネスへ影響があるテクノロジーのトレンドの分析も行っています。私は仮想化のコミュニティに広く知られているので、私はPernixDataのメッセージを伝えることにも貢献しますし、PernixPro プログラムも推進しています。

Q4. 多くの場でスピーチを行っていました(VMworld、 VMUG等)が、VMwareを離れてから、コミュニティとの付き合いはどのように進化しましたか。

VMwareではVMworldで話すだけでした。PernixDataではUSやヨーロッパの多くのVMUGにも参加しています。実際、多くのスピーチでVMwareユーザーグループインターナショナルパートナーシップアワード2014も受賞しました。PernixDataで働くようになってから15より多くのVMUGに参加していると思います。

Q5. ストレージ市場はホットです。多くのハイブリッドストレージ、フルフラッシュストレージ、ハイパーコンバージドソリューションが登場し、従来の機械式ディスクのストレージを置き換えるために同じお客様を争っています。PernixData FVPはこの競争市場にどうフィットするとかんがえていますか。

当時PernixDataとNutanixに出資をするLight Speed VenturesのパートナーだったBipul Singa氏が私が似たような質問をした時に、こう言いました。市場はほとんどのベンダーが共存するに十分なほどに大きいと。これに加えて、私はほとんどのテクノロジーはデータセンタ内にそのための場所があると信じています。特定のソリューションにフィットするのです。私がPernixDataに入社したのは仮想化データセンターが長年にわたって抱えていた課題を解決すると信じたからです。単一のストレージアレイは偉大です。それはキャパシティとデータサービスのために設計されていればこそ偉大なのです。これらのシステムのストレージコントローラーに搭載された多くのソフトウェアソリューションはキャパシティ管理と効率化にフォーカスしていました。しかし、パフォーマンスの問題を解決するために作られたソリューションはほとんどありません。アプリケーションとアレイの中のディスクの間にある、多くの別々のコンポーネントがあることを思い出してください。それらのすべてが協調して動き、アプリケーションが必要としている一貫して保証されたサービスを提供するわけではありません。Software Defined Datacenter(バスワードを使ってもいいよね?)の鉄則はハイパーバイザーが環境の状況をよく理解していることを活用することです。PernixDataもアプリケーションと高速化プラットフォーム間の不確定要素を可能な限り排除しながら、環境の状況を活用しています。キャパシティとデータサービスは未だそのために設計されたシステムから提供されています。つまり、ストレージからです。

Q6. 今の質問に追加です。ハイパーコンバージドソリューション(Nutanix - EVO:Rail)が従来の離れたストレージを共有ストレージとして使うアーキテクチャに相対しています。これについてどのように感じますか。

このようなシステムはグリーンフィールド(訳注:耕されていない野原=新規のシステム構築)のシナリオで、お客様が新しいアーキテクチャをデータセンタに導入し、VDIのように新しいサービスを始めようというような場合においてはうまくいくと考えています。データセンタにこれを導入するのは非常に簡単です。しかし、重要なのは会社のガイドラインや運用にフィットするかという点です。多くのサイロ化されたIT組織を持つ会社や、コンピューティングリソースとストレージリソースを別々にサイジングし、管理したいと考えているような会社は従来型のアーキテクチャを選ぶことになるでしょう。テクノロジストとしては両方の効果をわかっています。

Q7. 近頃、我々はマルチハイパーバイザーの環境について話し始めるようになっています。しかし、多くのお客様ではこの戦略を実装のステップまで踏み出していないように思います。これをどうかんがえますか。

マルチハイパーバイザーの話はあまり興味を惹かれません。あるお客様は技術的な理由以上の理由で単一ハイパーバイザーを選択しています。面白いのはどのようにデータセンタが進化していくかです。テクノロジーにおいて、完全に別のテクノロジーで置き換えられたテクノロジーは存在しません。ビニールのレコードとCDを考えてみてください。デジタルメディアよりもビニールを選ぶ人はまだいます。唯一の新しいメディアに置き換えられてしまったテクノロジーはビデオテープでしょう。(幸運なことに)私のところへ来て、ブルーレイの代わりにVHSで映画を見ようよという人は一人も知りません。というのも、ブルーレイでより素晴らしい体験ができているからです。エンタープライズのデータセンターが飛躍をおこすためにはテクノロジーをミックスすることになっていくと考えています。ハイパーバイザーの主導すべき役割は変わっていきます。SAASとクラウドはテクノロジーをより受け入れやすいものにしてきました。コモディティのアプリケーションはほとんどSAASとして提供されるようになっていくでしょう。これはコモディティのアプリケーションは会社が所有するデータセンターで動かす価値がないからです。SAASはこうしたサービスを置き換えていくことでしょう。開発/検証システムはクラウドで動作するようになります。開発マシンについて話をしていますが、第三世代の住人(クラウドネイティブアプリケーション)について話をしているわけではありません。開発者が利用しているとても数の多いツールについてのお話です。多くの会社は自身の会社のユニークな部分に密接に関連付けた自身で開発したアプリケーションを生み出しています。ソフトウェア開発はAPI構造、マイクロサービス、他のソフトウェア関連サービス、巨大な今日のインターネットカンパニーの提供するものについての注目で、ルネッサンス期を迎えています。そしてこれが別のチャンスにもつながります。ハイパーバイザーはコンテナーと競合するようになるでしょう。ハイパーバイザーはほとんどの単一アプリケーションを格納しますが、コンテナーはマイクロサービスアーキテクチャに利用されます。問題はだれがマイクロサービスアーキテクチャにお金を払うかということです。私が思うに、今後しばらくはそれはDNAにソフトウェアが入っている会社です。

Q8. VMwareはvSphere 6.0でVVOLのサポートをアナウンスしました。VVOLをテクニカルで、まだVVOLを聞いたことがないような人々に短く伝えるとするとどうなりますか。

うまく伝えるとすると、仮想マシンファイルをストレージアーキテクチャ上のファーストクラスに載せ、柔軟なデータサービスを特定の仮想マシンに直接提供する一方で、従来のストレージアーキテクチャにあった多くの論理的な管理構造を排除するアーキテクチャでしょう。

Q9. あなたはオランダに住んでいながら、アメリカの会社のために働いています。1年間に男回ほどアメリカへ行き、平均どれ位滞在していますか。アメリカへ引っ越すことを考えたことはありますか。

そうですね。Windowsを持って、オフィスに行くたびに、カリフォルニアへ引っ越さないといけないと考えます。しかし、オランダも同様に多くのものを与えてくれます。すべての友人や家族はみなオランダにいます。大抵毎月、1週間はアメリカに出張します。ほとんどはサンノゼにある本社を訪問しますが、1週間をセールスチームと一緒に顧客訪問するのに使ったり、地方のVMUGでプレゼンテーションをするようなこともあります。来週も本社に出張しますが、4月にはフロリダへ行き、4月16日には南フロリダのVMUGのユーザーカンファレンスに参加します。アメリカへ言っていない時も、ヨーロッパ各国を出張して回り、地方のVMUGで話をしたり、お客様を訪問します。

Q10. 最後の質問です: IT以外で忙しいことはなんですか?

自身の責任において、大抵8時間以上は働き、特にエンジニアやPernixDataのスタッフと一緒にいます。9時間の時間差があるので、夜もSkypeでの電話やWebExなどのために空けている夜もあります。移動も個人のカレンダーに影響があります。しかし、フリーの時間には家族や友人と過ごしています。私の家族には2人の息子がいて5歳と2歳です。以前はジムにも行っていましたが、今は行っていません。私は以前やっていたバスケットボールをもう一度はじめ、冬の季節には世界のスノーボードができる山へも行っています。車も大好きですが、レース場へはもうずいぶん行っていませんが、イギリスのGoodwoodフェスティバル オブ スピードに行くつもりですし、ドイツのヌーバーグリングにも今年行ってみたいと思っています。そして、誰もが何かの収集家であるように、私はエアジョーダンのバスケットボールシューズを何年間も集めており、自分自身もバスケットボールを楽しんでいます。1988年から1996年にデザインされた靴をたくさん持っています。

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)