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2016/01/11

ESXiホストのCPUとメモリの構成についての考察

本ブログエントリーはPernixData社のテクノロジーエバンジェリストであるFrank Denneman氏のブログの翻訳版です。 Frank氏について、詳しくはこちらもご参照ください。

本記事の原文はInsights into CPU and Memory configuration of ESXi Hostsで閲覧可能です。

ネットワールドのPernixDataに関する情報はこちら。本ブログのPernixDataの記事のまとめはこちら

最近、Satyam Vaghani氏はPernixData Cloudについての記事を公開しました。要約するとPernixData CloudはPernixData Architectを理論的に進化させた次世代製品で、仮想化データセンタとそのインフラストラクチャ、アプリケーションへ可視性と解析を提供するものといえるでしょう。

前提として、私はArchitectが大好きですが、世界中のお客様から聞かれる共通した疑問で頻繁に上がるものとして、他の会社はどのように仮想化データセンタを運用し、設計しているのか?という物があります。どんなシステムを利用し、その似たようなワークロードに対して、そのシステムのパフォーマンスはどうですか? 多くのデータセンタの設計者は自身が仮想化インフラストラクチャを設計するための材料のリストに対する支払いが適切なのかどうか、ということに奮闘しています。予算を得るというためにもこれは重要な事です。ハードウェアの構成について議論している時にこんなことを聞く人も多いのではないでしょうか? 「フェラーリを作るのか?メルセデスで十分じゃないか?」 PernixData Cloudでは、データセンタのトレンドを見ることが出来るのです。例えば、特定のハードウェアやアプリケーションの分布の詳細です。あたりを這いまわって情報を集めるのではなく、現在のデータセンタの傾向を曲線の先から読み取り、それに合わせていくことが可能になるのです。もちろん、まだこのソリューションは開発の途中ですから詳細までをお話することはできません、ですが、時々、我々が今、目の当たりにしているものを覗き見出来るようにするぐらいはいいと思っています。

この数日間、データセットの一部を利用して、8000ホストとそのCPU、メモリ、ESXiのビルド番号などについて分析し、典型的なホストの構成についての分布を考察しました。

CPU ソケット構成

興味があったのはCPUソケットの構成の分布でした。データセットを分析すると、デュアルソケットCPUの構成がもっとも多い構成であったことが明らかになりました。データセット内ではシングルCPUの構成がクアッドCPU構成よりも多くあり、クアッドソケットのCPUが実環境のワークロードにより多く利用されているのに対し、シングルCPUの構成は典型的には検証・開発・ラボのサーバでした。そのような状態ですが、大部分はデュアルCPUソケットのシステムで、一部で、クアッドCPUソケットのシステムがあるという状況です。このデータセット内には8ソケットのサーバはほとんど少数派ですが、驚くほど詰め込んだ構成も興味を引きます。その中には15コアのCPUを搭載しているものまであったのです。120CPUが1台のホストに! さぁ、CPUのパワーの話をしよう。

Fig343

CPUコアの分布

CPUのコアの分布はどうだろう? もっとも多かったのはESXiホストあたり16コアという構成でしたが、CPUソケット数の話がなければ、どっちのCPU構成のほうが多いのか推測しかできません。

Fig344

デュアルCPUソケットのESXiホストのコアの分布

デュアルCPUソケットのESXiホストのデータセットのみにズームインしてみると、8コアのCPUが最も利用されていることが明らかになります。さっきまでのデータセットと比較して、クアッドコアや6コアのシステムの分布の減衰が緩やかになっています。6コアは2010年に登場してきました、2016年には多くが更新を迎えると予測できます。2016年になってから、再びCPUの構成の分布をトレンド分析してお見せしたいと思います。

Fig345

クアッドソケットCPUシステムのコア数

クアッドソケットCPUシステムはどうでしょうか? どのCPU構成が最も多いでしょうか? クアッドソケットのCPUシステムの構成の場合では10コアを内蔵するCPUがスイートスポットであるとわかりました。

Fig346

メモリ構成

サーバのメモリ構成に目を向けると、これらのシステムのコンピューティングパワーを明確に描き出すことができます。デュアルソケットサーバで最も多いメモリの構成は? 256GBか384GBがもっとも多い構成であるということがわかります。今日のサーバはかなり太っちょになってきていますね。

Fig347

デュアルソケットの8コアのサーバのメモリ構成のみを分析すると、メモリの分布は以下のようになります:

Fig348

クアッドCPUのサーバのメモリ構成は?

Fig349

NUMA

クアッドCPUソケットのESXiホストにおいては512GBが最も多い構成です。サーバが適切に構成されている前提ですと、この構成はシステムのそれぞれのNUMAノードに同じだけのメモリを割り当てているはずです。デュアル、そしてクアッドのCPUソケットのシステムではいずれも128GBがそれぞれのNUMAノードに割り当てられている構成が最も多いということです。

ESXiのヴァージョンの分布

デュアルそれから、クアッドのCPUソケットシステムそれぞれでESXiのヴァージョンがどのように分布しているかについても調べてみました。5.1.0がデュアルCPUシステムでは最も多い一方で、クアッドCPUソケットのマシンの多くではESXiは5.5がインストールされていました。

Fig350

もっといろいろと

Satyam氏と渡しはもっといろいろな結果を我々のデータセットから公開していこうと思っています。データセットは急速に膨らんで、地球上にある様々なデータセンタについての知見を蓄えつつ有ります。それから、アプリケーションや仮想化レイヤ自身などの別の次元での分析もカバーしていきたいと思っています。惑星のデータセンタに対しての興味深いご質問について、お気軽に私に質問してください。我々の出来る限りでお見せします。私のTwitterもフォローして下さい。@frankdenneman

訳注 :  日本語でご質問したい方は以下の私のTwitterアカウントにお気軽にご質問ください。

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)