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2016/04/27

ネットワールド、Veeam 始めるってよ

 弊社では色々なメーカーのバックアップソフトを扱っておりますが、この度、新たなメーカーのバックアップソフトが加わることになりました。そのメーカーとは Veeam Software です!下記のプレスリリースで発表されています。

https://www.veeam.com/news/veeam-expands-into-japan-to-deliver-availability-for-the-always-on-enterprise.html

そこで、今回はVeeam Softwareとバックアップソフトをご紹介しましょう。

 

①  Veeam Softwareとは

Veeam社の本社はスイスのバールにあり、仮想環境向けデータ保護と監視ツールを提供するソフトウェアベンダーです。2006年の設立から約10年が経ちますが、売り上げと顧客数を急速に伸ばしています。

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②  主力製品について

主力製品はデータ保護製品のVeeam Backup & Replicationと監視ツールのVeeam ONEです。また、この2つがセットになったVeeam Availability Suite もあります。

Veeam03

Veeam Backup & Replicationはバージョンアップを重ね、ユーザーが望む多くの機能を実装してきました。そして、今年1月には新バージョンとなる v9 をリリースしています。

Veeam04_3

 

③  特徴的な機能

この製品が他のバックアップソフトと何が違うのかが気になると思います。細かな違いは多々ありますが、特徴的な機能をいくつかご紹介します。

 (1)ストレージ・スナップショットとの統合
vSphereの仮想マシンのバックアップでは、vStorage API for Dada Protection(以下、VADP)を使用しますが、VADPによるスナップショットではバックアップ中の変更量に応じてログファイルのサイズが大きくなっていくため、バックアップ時間が長くなった場合や変更量が多い場合はスナッショット領域が肥大化してしまいます。

また、スナップショットを削除する際にはマージ(結合)処理が伴いますが、ログファイルが大きくなると、マージ処理に時間がかかったり、不安定になることもあります。

Veeam Backup & Replicationでは、この問題を解決するためにストレージ(NetApp,HP StoreVirtual/StoreServ,EMC VNX/VNXe)とのスナップショット連携機能を提供しています。vSphere上でスナップショットを作成した後、ストレージのスナップショットを作成し、すぐにvSphere上のスナップショットを削除することでスナップショットを保持する時間を短くすることができます。

Veeam05

更に、NetAppのストレージの場合、SnapMirror/SnapVaultと連携することが可能で、SnapMirrorのレプリケーション先・SnapVaultのバックアップ先からバックアップすることでプライマリストレージに影響を与えることなくバックアップできます。vSphere のデータストアとしてNetAppを利用している方には最適です。

Veeam06

ちなみに、次期バージョン(9.5)では、Nimble Storageとのストレージ連携ができるようになる予定ですので、ご期待ください。
https://www.veeam.com/blog/integration-nimble-storage-veeam-availability-suite.html

 (2)アプリケーション対応
VADPでのバックアップはエージェントレスでのバックアップになりますが、VeeamBackup & Replicationはアプリケーション(Active Directory,MSSQL,SharePoint,Exchange,Oracle)を意識したバックアップが可能です。他社のバックアップ製品でも同様の機能を提供しているものはありますが、VMware ToolsのVSSに依存していたり、仮想マシンへエージェントのインストールが必要になります。

それに対して、VeeamBackup & Replication VMware ToolsのVSSインテグレーションコンポーネントは使用せず、Veeamが独自実装したMicrosoftのVSSインテグレーションを使用し、エージェントレスでのアプリケーションを意識したバックアップが可能です。 

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また、VADPのバックアップからのアプリケーションのオブジェクト単位のリストアに対応しているバックアップソフトはいくつかありますが、MS SQL Serverについては、テーブル単位のリストアのリストアも可能で、更に他社ではまだ実現できていない?Oracleのリストアにも対応しています。

 (3)重複排除ストレージとの連携
Veeam Backup & Replicationのバックアップデータ先(リポジトリ)としては、Windows・Linux・NAS(CIFS)・テープなど多くの種類に対応していますが、その中でもバックアップのパフォーマンスが良いのが、EMC DataDomainやHP StoreOnceの重複排除ストレージと組み合わせた場合です。

EMC DataDomainやHP StoreOnceをCIFSとして利用しても良いのですが、Data DomainのDD BoostやStoreOnceのCatalystといったソースサイド重複排除機能を利用すれば、プロキシサーバ上で重複排除を行い、重複排除された(最適化された)データのみをバックアップストレージに送信することで、低速リンク経由でもバックアップデバイスへ高速にデータを送信できます。

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通常、DD BoostやStoreOnce Catalystを使う場合は専用のPluginを各メーカーのサイトからダウンロードしてインスト-ルする必要がありますが、Veeam Backup & ReplicationはPluginが予めインストールされていますので、すぐに利用することができます。

尚、Data DomainはDDOS 5.4~5.7まで、StoreOnceはOS 3.13.1以降が対応しております。
https://helpcenter.veeam.com/backup/vsphere/system_requirements.html#target

 (4)セルフサービス機能

日々のバックアップは管理者がスケジュールでバックアップしていても、仮想マシンやその中のファイルをリストアすることになった場合、ユーザーが管理者に連絡してリストアしてもらうのは、管理者・ユーザーのどちらにとっても手間のかかる作業です。

Veeam Backup & ReplicationはEnterprise Managerでのセルフサービスによるリストア機能を提供しています。セルフサービスによりユーザーは専用のリストアポータルサイトにアクセスすることで、仮想マシン単位・ファイル単位・アプリケーション単位のリストアが可能になり、管理者・ユーザー両者の負荷を軽減させることができます。

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④  価格体系

ライセンスはCPUソケット単位の課金でStandard/Enterprise/Enterprise Plusの3つのエディションと小規模環境向け(6ソケットまで)のEssentialsがあります。エディションによって使える機能が異なり、例えば、前述のストレージ連携をする場合は、Enterprise Plusが必要になります。

※エディション比較表

https://www.veeam.com/jp/backup-version-standard-enterprise-editions-comparison.html


以上、今回は簡単にご紹介させていただきましたが、他にも色々な魅力的な機能がありますので、仮想環境のバックアップにお悩みの方やVeeam製品が気になって夜も眠れない方は、下記までお気軽にお問合せください。

Email :veeam-info@networld.co.jpPropartner_logo_distr_img

担当:臼井