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2016/07/29

【CommVault】次期バージョン v11の国内提供が始まりました!

こんにちは。

今回は、CommVault 最新バージョン V11 の国内提供が開始されましたので、ご紹介します。

最新バージョン V11 のリリース以降、製品名が CommVault Simpana から会社名と同じ "CommVault" に変わりました。Simpana (シンパナ) という製品の名称に慣れていましたので、CommVault社の CommVault と呼ぶにはまだ時間がかかりそうです(苦笑)。

 

2014年 4月 1日の初回のブログでもご紹介しましたが、今年のガートナー社「データセンター バックアップ/リカバリ ソフトウェア」のマジック・クアドラントで、バックアップ/リカバリ分野で6年連続「リーダー」に選ばれており、ワールドワイドで変わらず高く評価されています。

 

Commvault、ガートナー社「データセンター バックアップ/リカバリ ソフトウェア」のマジック・クアドラントで、「ビジョンの完全性」と「実行能力」においてリーダーとして最高評価の位置付け

※「データセンター バックアップ/リカバリ ソフトウェアのマジック・クアドラント」の完全版および詳細は、こちら (英文) をご覧ください。

 

V11 の新機能、V10 からの強化機能など、今後のブログで順次ご紹介していきたいと思いますが、V11では、インストーラー(CommServe インストール手順例:CS_Installtion.pdfをダウンロード )が変更されました。基本的なインスール手順は変わりませんが、インストール先のデフォルトのパスなど変更がありますので、V11 の製品評価の際にご確認ください。

 

CommVault V11 - 新機能
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=new_features/new_features1.htm

 

また、これまでご紹介しておりませんでしたが、"Early Release Features" という将来のバージョンで搭載予定の機能が試験的に搭載され提供されています。V11 の Early Release Features の機能一覧は、こちらのサイトでご覧いただけますが、CommVault 社に Early Release Features の機能の利用を事前に申請して承認を取れば、正式リリース前でもサポートを受けることができます。

 

V10 の Early Release Features (機能一覧はこちら) の中で "Live Sync Replicaiton of Virtual Machines (VMware) (以下、Live Sync)"という災害対策用の機能が正式にサポートされました。

 

Live Sync は、仮想マシン(Source VM) のバックアップから同期先の仮想マシン(Destination VM) に対して、変更ブロック(増分)のデータ転送を可能にします。また、Live Sync は、ベストプラクティスとして、DASH Copy のブロックベースのバックアップ機能と併用する構成になりますが、同期先の仮想マシンに対して最後の同期点以降のソースからの変更ブロックのバックアップを適用します。

 

[Live Sync 機能の利点]

  • 本番環境の仮想マシンへの負荷が最小限(バックアップデータから仮想マシンを複製)
  • リモートサイトへのデータ転送は、重複排除と圧縮機能により最小限
  • ハードウェアに依存しない(災対環境での元のハードウェア環境と同一構成は不要)
  • リストア操作が不要(基本、災対環境上の仮想マシンのパワーオンのみ)
    ※災対環境での新たなネットワーク設定(IPアドレス)を事前に設定しておく機能(設定画面:LiveSync_Settings1.JPGをダウンロード)が提供されています。

  

Live Sync の基本構成は、以下のような構成例になります。

基本的な Live Sync の設定は、ディザスタリカバリサイトへのバックアップから仮想マシンのデータを継続的に複製します。 Live Sync は、定期スケジュール(バックアップの完了直後、日単位、週単位、月単位、および年単位)を使用して、実行頻度を管理しますが、この基本構成の場合、リモート環境側へのデータ転送時の重複排除・圧縮は考慮されません。

 

【Live Sync 基本構成】 

Basic_livesync_2

 

DASH Copy と連携して、Live Sync を構成する場合は、以下のような構成例になります。

DASH Copy の仕組みをベースとするため、MediaAent 間でのデータ転送は、重複排除・圧縮が使用されて、リモート環境側には、継続的な変更ブロックのみが転送されますので、上記の基本構成と比べて、ネットワークへの負荷を軽減します。

 

【Live Sync DASH Copy連携構成】

Dashcopy_livesync


Live Sync のスケジュールは、Live Sync Monitor(ライブ同期モニター)と呼ばれるウィンドウで別途管理する仕組みになりますが、仮想マシン単位で表示されて、設定やスケジュールなどの編集はいつでも行えます。

 

【ライブ同期モニター】

Livesyncmonitor

 

Live Sync での同期履歴は、リストアジョブの履歴として確認することができます。

 

【Live Syncの同期履歴】

Livesynchistoryjpg

 

今回ご紹介した "Live Sync" は、クリティカルなRPO/RTOが必要な仮想マシンの災害対策として、ぜひご検討ください!"Live Sync"の留意点として、10台までは "Live Sync" のライセンス権利が含まれておりますが、対象仮想マシンの10台を超える場合、11台目以降は有償になりますので、ご注意ください。

 

CommVault では、"Live Restore" や "Live Mount" といった その他の Live ~シリーズの機能も別途提供されていますので、これらの機能はまた別の機会にご紹介したいと思います。

 

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

 

【過去の記事】

メーカのサイト:
Simpana早わかり講座

CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編

 

導入編:

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

製品紹介編:

第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
第五回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana SnapShot Management
第六回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Virtualization