« Nutanix OpenStackとPlatform9とLiberty | メイン | »

2017/04/26

Nutanix パフォーマンス : 素晴らしいワインのように、時を経て良くなり続ける

本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のPrincipal Product ManagerであるPriyadarshi Prasad氏とSr. Manager Solution & Performance EngineeringであるGary Little氏によるものです。原文を参照したい方はNutanix Performance: Like a Good Wine, Keeps Getting Better With Timeをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

格言 ー 良い仕事をしたご褒美にもっと仕事がくる ー これは個人にも言えることですが、成功したプロダクトに最もよく当てはまります。お客様が製品の現状を気に入ったとしたら、常に、更にその限界を広げようとするものです(それが当たり前です)。ITインフラストラクチャの領域において、ユースケースの拡大は以下のように行われます:

- もしプロダクトAが私のVDIの問題を解決してくれるとしたら、私のミッションクリティカルアプリケーションワークロードの問題についても解決してくれるのでは?

- プロダクトBがちょっとしたオールフラッシュの仔馬にしか過ぎないのなら、私のデータセンタでメインとして利用する馬の代わりにそれを使えるのだろうか?

- もしプロダクトCがコンピューティングとストレージのスタックを融合させてくれるのなら、仮想化のための税やサイロを取り除くことにも役に立つのだろうか?

言葉を変えると、お客様はもし製品が「電話」(ポイントプロダクト)であるということを理解するのか、それとも「プラットフォーム」であると理解するのかです。電話はプラットフォーム上のアプリケーションでしかありません。

もっと(お酒ーワインを)ください、でも二日酔いは嫌です

お客様は類似した問題を効率よく統合することで解決しようとします。大体の場合、プロダクトの機能をもっと追加したいと思うはずです。例えば、ネイティブなレプリケーションとDRはエンドユーザーコンピューティングの環境にあったほうが良いものですし、SAPやOracleのようなビジネスクリティカルなアプリケーションを利用したい場合には必須のものとなるでしょう。しかし、新しい機能を追加しながらも、製品のそもそもの期待として見失ってはいけないものの重要なものがあります。それはパフォーマンスとそれに付帯するユーザー体験です。これは新しい機能をすべて利用したとしても、絶対に低下させてはいけません。

もう少し技術的な検知からシンプルな例を上げて補足させてください - 機能が追加される度に、「データパス」ーアプリケーションがI/Oをリクエストを発行し、I/Oがシステムから完了される通知を受け取るまでのパス ー は更に複雑化します。例えば、市場に登場する新しい製品のデータパスは以下のようになっています:

Fig203

多くの機能が追加されていくにつれて、データパスは以下のようになっていきます:

Fig204

プロダクトが多くのユースケースの問題を解決できるようになり、メインストーリームとして拍車がかかってくると豊富な機能セットによって、パフォーマンスへと何らかの影響が出てくる可能性があります。ここで考えておかなければならないことは多くの機能や能力を管理する一方でパフォーマンスを維持または十分に保つ、もしくはパフォーマンスを改善するということです。我々、Nutanixはどのようにこれをやっているのか、読んで下さい。

Nutanix ワイン

エンタープライズクラウドは、パブリッククラウドサービスと同じようにお客様への提供価値を常に継続的なイノベーションによって提供し続けなくてはなりません。Nutanixのエンジニアリングチームはこれを当初からの絶え間ないソフトウェアリリースについてのコミットメントによって提供しています。新しい機能と能力を詰め込んだリリースは以下の図のようになります:

Fig205

増え続ける機能や能力をサポートしながら、Nutanixで動作するワークロードも急速に進化しており、当初はVDIに大きく篇重していたものが、今では多くのワークロードに幅広く対応しています。これは以下の図のように表現されます。

Fig206

ですが、この話にはさらに良い続きがあります。我々はプラットフォームに新しい機能が追加されたとしてもマニアックなほどにデータパスが効率的であることを維持しようと努力を続けています。正しいアーキテクチャによって、同じハードウェアであったとしても機能追加を続けながら、更に良いパフォーマンスを提供することさえできています。幾つか例を見ていきましょう。

我々はAOS 4.7とAOS 5.0で複数のテストを同じNutanixクラスタ(オールフラッシュの3060 G5)で実施しました。例えば、8KのランダムReadのワークロードではAOS 5.0はノードあたり150K IOPS以上を叩き出し、この値はAOS 4.7の最新リリースよりも16%も改善されていました! さらに優れていることにはピークレイテンシにおいても14%程度の削減ができたのです。

Fig207

同様に、70:30で8KをランダムにミックスしたRead/Writeのワークロードでは、AOS 5.0はAOS 4.7よりも14%も優れたパフォーマンスを示し、レイテンシはほぼ12%も低減しました!

Fig208

つまり、同じNutanixクラスタで単に1-クリックのソフトウェアアップグレードを行うだけで、もっと多くの仕事を、高速にこなすことができるのです!

上のテスト結果は小さなベンチマークの結果でリリース毎に我々がパフォーマンスを維持することだけではなく、向上できているということを示すものです。他にもSLOBの数字をAOS 5.0とAOS 4.7で比較したデータもこちらにあります。

時を経て、よくなるだけ

パフォーマンスに関しては現在は非常に興奮を覚えるタイミングです、NVMe、RDMA、3DXpointなどの新しいテクノロジーや新しいCPUへの更新など目白多しです。これらすべてが地平線から顔を出してきました。しかし、新しいハードウェアコンポーネントが全てで、それによってインフラストラクチャ製品が終わるという従来型のモデルの製品かとは異なり、Nutanixでは新しいコンポーネントは単なるスタートに過ぎません。我々はソフトウェアによるイノベーションにフォーカスしています。Nutanixのお客様は我々が愚直に高速化と投資対効果の向上をあらゆるソフトウェアのリリース毎に追加することを安心して見守っていただくことができます。新しい機能や優れたパフォーマンスではなくその両方をです。素晴らしいNutanixワインをお楽しみください!

パフォーマンスについての議論をNutanix .NEXT DCで

Nutanix .NEXT Washington DC がもうすぐ開催されます (6月28日~30日)。我々はパフォーマンスについての流儀にしたがい、いつも満員御礼のパフォーマンスDeep Diveセッションをアプリケーションとワークロードのトラックの中で行います。そこでお会いしましょう!

Disclaimer: This blog may contain links to external websites that are not part of Nutanix.com. Nutanix does not control these sites and disclaims all responsibility for the content or accuracy of any external site. Our decision to link to an external site should not be considered an endorsement of any content on such site.

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix is a trademark of Nutanix, Inc., registered in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

さて、今回はワインに因んだパフォーマンスについての記事です。ワインは長く寝かせるほどその味わいを増す・・・と某漫画で読みました(笑) Nutanixはソフトウェアをアップグレードすることで機能を増やすことはもちろん、性能すら上がっていくことがあります。NutanixのアーキテクチャはNutanixバイブルに詳説されていますが、データパスを短くするという哲学が貫かれており、パフォーマンスの劣化につながるようなデータサービスはデータパスの外で行われれる実装になっていることがほとんどです。まだまだ色々とチューニングしがいのある実装であることもわかりますので、今後どうなっていくのか楽しみですね。

さて、いよいよ6月末に.NEXT DCが開催されます。当社からは私を含め3名のメンバーが参加しますので、ぜひこのNutanixワインの一層の熟成を一緒に確認しましょう。もし日本からご参加される方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください(こちらのDMか、当社営業まで)。もちろん、以前のように最速レポートも実施予定です。