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2017/05/31

データセンタにさらなる自由を(NutanixがIBMをOEMパートナーへ)

本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方はFurther Liberation of the Data Centerをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

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1980年代のオープンシステムの夜明けとともに、IBMはデータセンタコンピューティングに新しい自由をもたらしました。前世代に当たるミニコンピューターとメインフレームのプロプライエタリのサイロを超え、IBMはPOSIX準拠のソフトウェアスタックとの相互互換性を備えるUNIXオープンシステムを先駆けたのです。これによって異なるベンダーのUNIX OS感を乗り換えることは非常に簡単なものとなりました。2001年、IBMはSystem pや他のプラットフォーム上でのLinuxを発表し、RISCベースのPowerアーキテクチャの先進性によって更にその自由を推し進めました。今日我々はIBMとともにNutanixエンタープライズクラウドプラットフォームソフトウェアをIBM Powerシステム上で動作させ、その自由をさらに拡張する計画を発表しました。設計計画によると、IBMをご利用のお客様はご自身のデータセンタ内でパブリッククラウドのような簡単さを利用することができるようになります。

エンタープライズクラウドプラットフォームによって、IBMを利用されているお客様は容易な拡張性、インフラストラクチャ展開の簡便性、そしてGoogleやMicrosoft AzureそしてAmazon Web Servicesにインスパイアされた管理を利用でき、しかもそれをオンプレミスに置くことができるのです。Nutanixが5000社以上、100カ国に渡って提供しているシンプルさと柔軟性と同じものがIBMのグローバルIT顧客において利用できるようになるのです。

IBM-NutanixのハイパーコンバージドシステムはIBM WebSphereアプリケーションサーバ(WAS)や数々のオープンソースデータベース(OSDBMS)はもちろんのこと、IBMがコグニティブコンピューティングと称している高いパフォーマンスが必要となる予測的な分析を行うワークロード向けにフォーカスされたものです。

WASはハイブリッドクラウドの能力とともにアプリケーションインフラストラクチャを最適化し、コスト削減をもたらします。開発フレームワークとしてもWASはクラウドーネイティブ、ウェブベース、そしてマイクロサービスの開発に利用されており、アプリケーションをあらゆるクラウド、あらゆるコンテナサービスをまたいで管理するのに利用されています。

それだけではありません、IBMによると「2018年までに70%以上の自社開発アプリケーションはOSDBMS上で開発されるようになり、50%の商用RDMBSインスタンスは置き換わってしまう」(https://www-03.ibm.com/systems/power/hardware/upgrade/)とのことです。リレーショナルRDMSによるエンタープライズデータベースの話を聞く一方でMongoDB、Neo4J、Redis Labsなどの名前をNoSQLとして耳にすることもよくあると思います。

急成長するワークロード、コグニティブコンピューティングは「・・・人間の思考のプロセスをコンピュータ化されたモデルでシミュレーションする。コグニティブコンピューティングはデータマイニング、パターン認識を利用する自己学習システム、人間の脳の働きを模倣する方法での自然言語処理を含みます。コグニティブコンピューティングの目的は、人間の手助けなしに問題を解決する能力を持った自動化されたITシステムを生み出すことです。コグニティブコンピューティングはエキスパートシステム、自然言語プログラミング、ニューラルネットワーク、ロボット工学、そして仮想現実などの膨大な数の人工知能(AI)アプリケーションで利用されています。」(http://whatis.techtarget.com/definition/cognitive-computing)

これはコンピューターができる最大限のことを更に拡張しようー 大きな規模においてもタスクをシンプル化しよう ー というNutanixのアプローチと全く方向性が同じです。IBMを利用しているお客様が膨大な量のばらばらのデータを捕まえて収集し、分析を施すことで人間が一人もしくはチームで考えるだけでは常識的な時間の範囲内では到底及びもつかないパターンを見つけ出したり、他の推薦事項を導き出したりしています。基本的に自動化のプロセスは人間を退屈なタスクから開放し、もっと付加価値の高い業務へと集中させてくれます。コンピューティングが継続的に進化しつづければ、たとえデータが不完全であったとしてもコンピューターはもっと人間らしい思考(これがコグニティブコンピューティング)をすることができるようになります。同様にNutanixもこうしたコンピューティングの不条理さを押さえ込む努力を続けています。NutanixのChief ArchitectであるBinny Gill氏はこれをIntentful Machines(訳注: 気の利く機械)と呼んでいます。(https://www.linkedin.com/pulse/towards-intentful-machines-building-next-generation-binny-gill)

IBMはNutanixのエンタープライズクラウドプラットフォームを活用はハイパーコンバージドインフラストラクチャや今やITアーキテクチャの主流となったハイブリッドクラウドを確認だけにとどまりません。Enterprise Strategy Groupの新しい調査結果は以下のとおりです:

  • 87%のHCIユーザーはHCIを利用することでITの俊敏性が増したと感じています(25%は劇的に俊敏性が増したと回答)
  • 73%の回答者はHCIがクラウドライクな、またはIT-as-a-serviceをより広く展開するための重要な役割を担うと回答しています(44%はHCIがクラウドライクな、またはIT-as-a-serviceを提供するのに最高の環境だと回答しています)

(ESG Research, Converged & Hyperconverged Infrastructure Trends Survey, May 2017)

コグニティブコンピューティングがシンプル化そしてエンタープライズクラウドの拡張性と結合することでお客様はEnterprise Strategy GroupのSenior AnalystであるTerri McClureが「コグニティブクラウド」と呼ぶものを実現できるようになります。言い方を変えるとIBMとNutanixのコラボレーションによって予測的な分析のパワーをハイパーコンバージェンスによるモジューラー型の拡張性とインフラストラクチャ管理の一元化とともに提供し、コグニティブコンピューティングを現実的に実現できる環境を展開できるということです。

IBMをご利用のお客様はOSDBMS、WAS、そしてコグニティブコンピューティングの能力をNutanixが地球上の数千にも及ぶ環境で実証してきたよく利用されているERP、CRM、VDI、ユニファイド・コミュニケーションなどで利用される商用アプリケーションと組み合わせることができるのです。

こうしたNutanixのお客様はAcropolisの共通データ、AHVハイパーバイザーを含むコンピューティングファブリックを活用することができます。そしてNutanixのPrism Centralを利用すれば多くのクラスタをーそれがPowerであれx86アーキテクチャであれー単一の中央コンソールからすべて管理することができます。

この共通性と利用の簡単さはNutanixがその裏でインフラストラクチャをインビジブルにし、お客様はビジネスの競争力の源泉となるアプリケーションやサービスにフォーカスできるようにしているからこそです。Nutanixとのコラボレーションによって、IBMは再度データセンタに自由をもたらそうとしているのです。

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Forward-Looking Statements
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記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

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さて、今回はNutanix社とIBM社がコラボレーションするという記事です。まさかの展開、この展開を予想されていた方はいなかったのではないかと思います。さすがNutanixさん。AHVをPowerプロセッサでも動作できるようにすることでPowerプロセッサに最適化されたOSDBMS、WASはもちろん、IBM社のもつ巨大なコグニティブコンピューティングの資産をベストな組み合わせで利用することができるだけでなく、上に述べられているようにx86アーキテクチャ上で動作しているワークロードとデータ連携も可能ですし、Prism Centralで全体を一元管理することも可能です。

RICSとCISCの話・・・ビッグエンディアンやリトルエンディアンをどう変換する?など色々と気になることもたくさんですが、もっと詳細がでてくるのは6月の.NEXTでしょうか?最新情報を掴みましたらまたご報告いたします。

え? なぜIBMのOEMなのにネットワールドが翻訳ブログを書いているのかって!? ネットワールドはIBMのディストリビュータとしてパートナー様へ今回登場したコグニティブコンピューティングを含むソフトウェアはもちろん、IBMハードウェア(Nutanixソフトウェア搭載)の販売も可能(になるはず)です。すべてのNutanixの国内ビジネスはネットワールドにおまかせください!