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2017年9月

2017/09/28

なぜなに Data Domain - 第十一回 - 物理DD、DDVE機能比較してみました

皆様こんにちは!久しぶりの Data Domain のお時間です。

社名がDell EMCになり、Data Domain のベゼルも変わりましたが、当ブログは変わらず続きます。

 

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Data Domain には Data Domain Virtual Edtion(DDVE) というVMware、Hyper-V上に構築できる仮想アプライアンスがありますが、最近はクラウドファーストが叫ばれ基盤、サーバー、サービス等様々なものがクラウドへ移行されています。

Data Domain も御多分に漏れずクラウドの波に乗って Cloud Tier というクラウド連携機能を持っていますが、最近は パブリッククラウドであるAWS や Azure 上に DDVE を構築することが出来るようになりました。

 

しかしながら、物理DD、DDVE(オンプレミス)、DDVE(クラウド)とそれぞれ構成や機能に違いがあります。そこで、当社より Data Domain を多数販売頂いている皆様やこれから Data Domain を使ってみようかなというに皆様に向けて比較表を作成してみました。

思っていた構成が出来ない、機能が使えない。。。などがあるかもしれません。

Data Domain の販売・購入のご参考にしてみてください。

 

なお、本情報は2017年9月、物理版はDDOS6.1、DDVE版はDDOS3.1時点の情報です。今後、Data Domain のアップデートに伴い、構成できる内容が大幅に変わることが予想されますので、実際に販売、購入される場合は、その時点の最新情報をご確認ください。

  

 

では、比較してみましょう。

 

 

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※1 Cloud Tier 分の容量は含めていません。
※2 Collection, Directory Replication はサポートされません。
※3 DD2200, DD6300 はサポートされません。

 

 

 

物理DDとオンプレミスのDDVEの違いは物理的に対応出来ないものが主ですが、クラウド上のDDVEは機能が非常に限定されているのが分かるかと思います。現時点ではクラウド上のDDVEはオンプレミスのレプリケーション先もしくはDD Boostを使用したデータ保護に特化していると言えますね。他にも構成可能な容量が低く設定されていますので注意が必要です。

 

クラウド上のDDVEはコストを絞った少量のデータや、リモートオフィスの災害対策にはピッタリかもしれません。

DDVEなどが気になった方は以下のURLの下の方のフォームからお気軽にお問合せください。

 

http://www.networld.co.jp/product/emc/pro_info/ddomain/overview/

 

 

それでは皆様、良いDD Lifeを!

 

 

- 過去記事 -

 

 

 

担当:吉田

2017/09/27

どうして我々は自身の醸成したシャンパンを飲むのか?(Nutanix社のNutanix社内導入)

本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方はWhy We Drink Our Own Champagneをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

私がNutanixに入社したのは8ヶ月前です。私の最初のミッションは凄まじいスピードで成長する典型的なスタートアップにありがちな、アプリケーションとインフラストラクチャのグチャグチャを監査し、ワールドワイドでIT運用を標準化、統一することでした。インフラストラクチャのビジネスに携わっているので、当然のように「自身のドッグフードを食う(※訳注 自社が販売している製品を自社で導入して使うこと)」ということは多くの意味で理にかなっています ー つまり、すべてのオンプレミスとハイブリッドのワークロードをNutanixへと移すのです ー そして、それはNutanixの開発チームが世に送り出すもの全てを最も最初に使うお客様になるということです。

私は世に送り出された製品を見ることは好きだったのですが、諸手を挙げてというわけではありません。私は懐疑主義者でした。多くの会社のITに携わるプロフェッショナルがそうであるように、ベンダーが大きく拡げた風呂敷とそれの約束が果たされることがないという傷に耐えてきました。ですから、私は全ての大きな実装やアップグレードを休日か週末に行うべきであるということが身にしみています。つまり時間はあるに越したことはないのです。私はこれまでに率いてきたすべてのITチームから感謝祭の夕食の写真を受け取ってきました。誰だって祝日は家族と過ごしたいのです、そうでしょう?

明確にしておきますが、NutanixのIT組織はR&Dの一部ではありません。我々は時価総額1億ドルに届こうとする、上場企業の運用のバックボーンなのです。我々は開発組織の必要に応えてサポートを行う一方で、我々は日々我々の株主と従業員がビジネスを迅速に行えるように努めています。

ですから、私の非常に理にかなった心配はさておき、私は我々自身のエンタープライズクラウドへの旅路を進まねばならないタイミングであることも理解していました。2,3週間という短い時間の中で、我々は我々自身の製品以外で動いている全てを移行させました。私は全て、と言っているのです。ー 我々のオンプレミスのデータ、ミッションクリティカルなワークロードを含むアプリケーション、コラボレーションのためのアプリ、VOIP、サイバーセキュリティそして、それらに伴う海のように膨大なデータこれらを100% ー すべてNutanixへと移行したのです。結果は・・・単にうまく動きました。障害、火消し、ダウンタイムいずれもありませんでした。何もなかったのです。私はこの製品はドッグフードとは全く違うということに気が付きました。それはドン・ペリニヨンでした ー 私はシャンパンが大好きなんです。

開発グループが新製品や更新版をリリースすると、我々はすぐさま我々のオンプレミスとクラウドに置かれているもの全てでその利用を開始します。我々はバグ出しをしているのではありません。運用上の挑戦を行っているという方が近いでしょう。これによって他のお客様のためによりよい製品をご提供することになると思っています。我々は常に自問自答します「もっとうまくやる方法はないのか?」、そして、果敢に我々の製品を我々の経験をベースに改善していくのです。もっと重要な事は我々は我々のビジネスとその製品を信じています。地球上の125もの場所で働く3000名近い社員が利用するビジネスクリティカルアプリケーションを動作させるということです。

業界の他社についてはこれほどに彼らの製品でミッションクリティカルなワークロードを動作させるということに確信を持てなかったでしょう。我々のチームはNutanixをエンタープライズクラウドプラットフォームとして活用し、それを実現したのです。ー そう、我々のお客様と同じように。そのメリットを享受しています:

Nutanixは我々を頼れる、意義のあるチームにしてくれました

我々は我々のテクノロジーを継承した管理機能を利用することになったため、我々は無駄のないサイズのチームでありながら運用を最適化することができました。我々は6人のITプロフェッショナルで全世界の6箇所のデータセンタのインフラ運用を行い、125箇所以上にいるお客様とすべてのグローバルオフィスと機能をサポートしているのです。

ビジネスメリットが明確

  • 効率的な運用 : 我々のITのコストはすべての販管費において常に2%程度です ー 我々が成長し続けて、ビジネスで最高の結果を上げている中でもです! この理由は我々のオペレーティングシステムが監視や管理という労働を我々の運用のサイクルのあらゆるステージにおいて削減してくれるからです。
  • 適切なコスト : 我々のデータセンタにはCisco®, Dell®, HPE®, Lenovo®, そしてSupermicro®の機材が混在しています。我々のすぐれた運用はこうした全てのベンダーに渡っています。我々は単一のハードウェアベンダーに「ロックイン」されていません。ですから我々は複数のベンダーと自由に交渉ができ、最適な価格が保証されます。
  • 高い生産性 : 我々のITプロフェッショナルは我々の社員を助け、会社を前進させることを通してビジネスに直結しています。ハードウェアとOSがうまく動いてくれるため、我々はビジネスへの付加価値や機能を直接我々のユーザーに提供することに集中することができます。

ワンクリックのシンプルさは本物

Nutanixはコア、そしてミッションクリティカルなアプリケーションを動作させている最中でも、ワンクリックアップグレードを行うことができます。クラウドによって実現したイノベーションのスピードとこうしたワンクリックアップグレード周りの設計によって、我々は、比較的低リスクで、イノベーションを簡単に利用することができます。純粋にシンプルに言えば : 我々が以前のように3年毎に技術の変化に付き合わねばならず、サービスパック1が出るのを待ち続けていたとしたら、競合優位性の維持の戦いを続けられるでしょうか?

他のITリーダーとはことなり、我々はメンテナンス、ダウンタイム、清掃などのための決まった時間を設けていません。もしくは重要な機能や性能を利用するまで数カ月末ということもありません。ー これらについてはNutanixのエンタープライズクラウド OSを継承しています。もちろん、感謝祭を我々の家族とともに今年過ごすことができるはずです! この素晴らしいシンプルさはすべてのITチームが夢に描いていたそのものです。

そして、「乾杯!」と付け加えさせて下さい。

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix and the Nutanix logo are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s) and Nutanix may not be associated with, or sponsored or endorsed by such holder(s).

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

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久しぶりにオフィシャルブログからですが、Nutanixさんも多くの米国IT企業に習ってドッグフード化(自社製品の自社利用)を行ったという記事です。もちろん、Nutanixが優れておりわずか6名で全世界のインフラ運用を行えているという点は評価ポイントなのですが、私がこの記事を訳した理由は

Cisco®, Dell®, HPE®, Lenovo®, そしてSupermicro®の機材が混在しています。

この部分です。え、、、自社製品ってアプライアンスじゃなくて、ソフトウェア!?もちろん、Nutanix社だからこそで、現在はLenovo,DellはOEM、HPE,CiscoはソフトウェアOnly、純正品はアプライアンスですから日本のお客様がこうしたメリットをすぐに享受できるというわけではありませんが、ソフトウェアであるという事の本質はこうしたハードウェアロックインからの決別です。

今後ソフトウェア単独での販売が進むとこうしたマルチベンダーハードウェア、One Nutanix OSという素晴らしい未来が実現する、そうした未来を垣間見れる記事だと思います。こうした将来を見越した買い物・・・ぜひお考え下さい!

2017/09/20

AHVのネットワークの新機能 パート3

本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のStaff Solutions ArchitectのJason Burns氏によるものです。原文を参照したい方はWhat’s New in AHV Networking - Part 3をご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Fig279

本シリーズの以前の投稿で、我々はネットワークの可視化と自動化がどのようにNutanixの管理者の人生をシンプルにしてくれるのかを見てきました。しかし、単に接続を実現して、またはアプリケーションの通信の様子を可視化するだけでは十分とはいえません ー 我々は外部、もしくは内部からのネットワーク攻撃両方に対しての保護を行わねばなりません。

セキュリティの提供方法で最も良い方法はレイヤー化されたアプローチです。そのレイヤのうちの一つがマイクロセグメンテーションです。これが今回の記事の主題です。そして次のレイヤも探検します。ネットワークファンクションチェインと呼ばれるもので、これは次の記事となります。マイクロセグメンテーションの機能は将来のリリースでリリースされる予定です。

このブログのシリーズはNutanix .NEXTでアナウンスされたAHVのワンクリックネットワーク、優れた可視化、自動化、そしてセキュリティを実現する機能を取り上げます。

パート 1: AHV ネットワーク 可視化 

パート 2: AHV ネットワーク 自動化と統合

パート 3: AHV ネットワーク マイクロセグメンテーション

パート 4: AHV ネットワーク ファンクションチェイン

AHVのネットワークマイクロセグメンテーション

期待する状態またはその意図を宣言するという、ポリシーベースのアプローチによって、NutanixのAHVのマイクロセグメンテーションでネットワークの実装の詳細を気にすること無く、アプリケーションの保護を行うことに集中することができるようになります。このアプローチは従来型のIPアドレスとポートをベースとしたトラフィックの許可/却下のリストを利用するルールベースのファイヤウォールとは根本的に異なっています。

我々がファイヤウォールのルールをポリシーへと抽象化する際に、私は単に「人事の本番系環境は人士の開発系の環境とは絶対に通信できちゃマズイ」というような具合に言います。このような直接的なコマンドをうまく使うために、AHVは管理者に柔軟な、カテゴリと呼ばれるテキストベースのタグを仮想マシンにアサインできるようにしています。例えば「Environment : Production(環境:本番環境)」や「Department : HR (組織:人事)」という具合です。単一の仮想マシンを複数のユーザー定義のカテゴリへアサインすることができます。仮想マシンにアサインされたカテゴリがどのポリシーをその仮想マシンへ適応するかを決定します。

ポリシーの定義にカテゴリを利用することで、どんなネットワークアドレスがその通信に利用されるのかということは気にする必要がなくなります。古いルールベースのアプローチでは手動で本番環境のアドレスと開発環境のアドレスを指定し、物理ファイヤウォールにどうにかして入れ込む必要がありました。もしもアドレスが変わったとしたら、ファイヤウォールを更新しなくてはなりませんでした。悪くすると、このルールをネットワークのレベルで物理サーバ間で適応しなければならなくなっていました。仮想化によって、同一ホスト内の1つの仮想マシンとそれとは別の仮想マシンを保護する方法を見つけなくてはならなかったのです。

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マイクロセグメンテーションは上のポリシーベースのアプローチをAHVホストの仮想化スイッチ内に実装された仮想マシンのNICレベルの分散ファイヤウォールとを結合します。すべての仮想マシンのトラフィックは必ずこのファイヤウォールを通らなければなりません。これによってネットワークは非常にきめ細やかなレベルでセグメント化することができるのです。ー ですから「マイクロセグメンテーション」なのです。

分散ファイヤウォールはアプリケーションレベルのポリシーを実現します。直接的な宣言、たとえば「サンノゼの人事はExchangeのエッジ転送ティアへアクセスできるべきである」というような表現もすぐさまAHVクラスタの全ての仮想化サーバ上のレイヤ2から4のファイヤウォールルール上に実装することができ、更にどんなIPアドレスかMACアドレスが人事に割り当てられており、どんなアドレスがExchangeに割り当てられているということは気にする必要はありませんし、注意深くトラフィックパスがファイヤウォールを通ることを確認する必要もありません。AHVは望むアプリケーションポリシーを検証したり、実装したりすることをシンプル化し、AHVのファイヤウォールは同一ホスト上にある仮想マシン間のトラフィックはもちろん、ネットワークアドレスが変わったとしてもトラフィックを監査することができます。重要なことは、ポリシーは仮想マシンのIPアドレスやMACアドレスが変わっただけでは廃棄されたりはしないということです。それぞれの変更はシステムで行われているからです。

Fig281

NutanixのAHVのマイクロセグメンテーションは2つの手順でこうしたアプリケーションのポリシーを作成します。最初の手順はルールを監視するだけで、それを強制することはしません。違反するものがログに書き出され、管理者へ表示されますが、完全に許可されています。この繰り返しのアプローチによって、自身のアプリケーションのプロファイルを正確に反映したポリシーを作ることができます。アプリケーションの実際の振る舞いをも勘定に加えたポリシーに満足した際に、Applyボタンを押して、次の手順へと進みます。つまり、ポリシーを強制します。ポリシーに関する違反は今後はログに書き出され、更にドロップされるようになります。

レイヤ2からレイヤ4までの現実世界でのアプリケーションの振る舞いをベースとしたポリシーを作成するツールが手に入りました。次の記事ではレイヤ4もしくはそれ以上の仮想化サービスとの統合について取り上げます。

議論をそして、皆さん同士のつながりをフォーラムで続けていきましょう。

Forward-Looking Statements Disclaimer

This blog includes forward-looking statements concerning our plans and expectations relating to the availability of new technology and product features. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. This information is for informational purposes only, and the development, release, and timing of any features or functionality described remains at our sole discretion. The information provided is not a commitment, promise or legal obligation to deliver any features or functionality and it should not be relied on in making a purchasing decision. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; adoption of new, or changes to existing, international laws and regulations; and other risks detailed in our quarterly report on Form 10-Q for the fiscal quarter ended April 30, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this press release and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances.

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, AHV, and the Nutanix logo are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

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さぁ、いよいよマイセグが出てきました。大昔にこんな記事を書いていますが、考え方自身は大きく変わっていませんね。AHVというハイパーバイザーレイヤで実装されたファイヤウォールによって、アプリケーション(仮想マシン)一つ一つに柔軟なタグ付けを実現した上で、そのタグ同士の通信を制御する、SDNの強力なユースケースの一つです。もちろんNutanixはESXiハイパーバイザーに対応していますので、ESXiハイパーバイザーを利用している場合にはNSXを利用すればこれまでもこれが実現できていたわけですが、AHVにその機能が搭載されることによって遥かに低コストでこれを実現できるようになってきました。

VDI環境ではマルウェアの拡散防止に強力な効果を発揮しますので、VDI on AHVは非常に強力なセキュリティを備えた要塞環境と呼べるようになるのではないでしょうか。今後リリース後には当社でも様々なユースケースをテストしたいと考えています。

2017/09/13

AHVのネットワークの新機能 パート2

本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のProgram ManagerのKate Guillemette 氏とStaff Solutions ArchitectのJason Burns氏によるものです。原文を参照したい方はWhat’s New in AHV Networking - Part 2をご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Fig276

このブログのシリーズはNutanix .NEXTでアナウンスされたAHVのワンクリックネットワーク、優れた可視化、自動化、そしてセキュリティを実現する機能を取り上げます。

パート 1: AHV ネットワーク 可視化 

パート 2: AHV ネットワーク 自動化と統合

パート 3: AHV ネットワーク マイクロセグメンテーション

パート 4: AHV ネットワーク ファンクションチェイン

AHV ネットワーク 自動化と統合

前回の記事ではネットワークの可視化によって、どのようなアプリケーション間の接続とトラフィックフローの知見が得られるかということを見てきました。トラフィックフローと接続を見る前に、我々はまずはアプリケーションをネットワークに接続しなくてはなりません。もちろん、アプリケーションが刻々と変わり続ける仮想化環境内でネットワークに接続され続けていることも保証しなくてはなりません。

まずはVLANの接続性について考えてみましょう。仮想化によって、サーバチームは必要とされるネットワークとVLANをハイパーバイザー上で設定しなくてはならなくなっており、その設定した値を逐一物理ネットワークチームへと伝達して、展開してもらわなければなりません。新しいネットワークについてのリクエストごとに、やりとりが2つのグループの間を行ったり来たりするのです。アプリケーションが接続されるのはこの行ったり来たりが終わってからになります。

悪いことに、我々は与えられた仮想マシンがどこで動作しているのかを知ることができなくなってきています。ある時はネットワークチームは全てのVLANを全てのスイッチのポートへトランクする事もできます。これはそれぞれのリクエストに答えるという意味では簡単だからです。ですがネットワークにおけるベストプラクティスは必要なVLANだけを単一のすいっとポートのみへトランクするべきであるとしています。これはブロードキャストドメインを制限し、セキュリティを向上させる糸がありますが、このベストプラクティスが実際の環境に持ち込むということをせず、しばしばそうならないことがあります。

もっといい方法があります。

Nutanixの仮想マシンのライフサイクルイベントは仮想マシンの詳細を直接ネットワークコントローラーへと通知します。ですから、コントローラーは適切なアクションを取ることができます。以下の会話のシナリオではmailboxという仮想マシンがAHVのノード1で起動して、mailネットワークに対してVLAN100でのアクセスをリクエストしています。ネットワークコントローラーは仮想マシンのイベントを受け取るようになっています。ですからAHVは標準のウェブフックAPIを利用してネットワークコントローラーにこの仮想マシンのイベントを通知します。このプロセスは標準APIを利用していますので、特定のベンダー要件やロックインなどはありません。あらゆるネットワークコントロールベンダーがAHV内の仮想マシンのイベントの通知を受けることができます。

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更に良いことに、仮想マシンの電源が落ちたり、クラスタ内の別のノードへ移行したときに、VLAN 100をスイッチのポートから取り除く事もできます。この機能はもはや手動でスイッチのポートにVLANを展開しなくても良いということを意味し、さらに、仮想マシンの移行を取り扱うために、VLANのトランクを過剰に実施する必要もないということも意味します。必要なだけのVLANを追加し、必要のなくなったときにそれが取り除かれます。この機能で、これまでのようなベストプラクティスは意味を持たなくなります。

ネットワークコントローラーは仮想マシンのイベントを受け取るだけではありません。ファイヤウォールやロードバランサーもが仮想マシンのイベントを知り、恩恵をうけることができます。メールサーバ仮想マシンのファームの上にロードバランサーとファイヤウォールがあることを考えてみて下さい。新しいメールサーバの電源が入る際には、我々はそれをどうにかしてロードバランシングのプールに追加し、そのアドレスのファイヤウォールのルールを更新しなくてはなりません。仮想マシンのライフサイクルイベントの通知があれば、ロードバランサーはその仮想マシンの電源が入った際にプールに追加し、電源が落ちた際にプールから削除することができます。こうした仮想マシンのイベントを受け取るファイヤウォールも新しいメール仮想マシンのアドレスに合致したルールに更新を行うことができます。

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これらのファイヤウォールとロードバランサーは物理でも、仮想のデバイスのいずれでも構いません。もしも仮想デバイスであれば、Calmのブループリントを利用して、自動的に展開することもできます。これについては本シリーズの最後でカバーします。

次の記事ではどのようにアプリケーションポリシーを作成し、トラフィックフローを許可するのかについてご紹介していきます。この柔軟なポリシーモデルによってマイクロセグメンテーションを実現することができ、アプリケーションのネットワーク側をセキュアにすることができます。

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Enterprise Cloud Platform, and the Nutanix logo are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries.

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

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今回はネットワークシリーズの第2段です。NuatnixのウェブフックAPIを経由して、仮想マシン(=アプリケーション)の起動、移行などに合わせてネットワークが自動的に構成される・・・ここまではSDNでは当たり前の世界ですが、なんと物理のネットワーク機器との連携も実現されています。Nutanixは本当に何でもかんでもシンプルにしてくれますし、上のトランクの話もあるように自動化しながら、合理的でリソースを浪費することも回避してくれます。

Calmのマーケットプレースにも多くのネットワーク系のVAが置かれることになるのでしょうか、とても楽しみですね。

2017/09/06

HyperFlexのバックアップはVeeamにお任せ!2017

シスコ社のHCIであるHyperFlexのバックアップにはVeeam Backup & Replication(以下、VBR)で間違いないことは、前回お伝えしましたが、最新のVBR 9.5 Update 2では、更に進化し、HyperFlexのネイティブスナップショットとの連携が可能になりました!

VBRの特徴の1つであるストレージスナップショット連携は、これまでもDell EMC/NetApp/Nimble/HPE などのハードウェアストレージには対応しておりましたが、HCIのSDS(Software-Defined-Storage)としては、HyperFlexが初の対応です。

そんなHyperFlexですが、7月末にHyperFlexの最新バージョンである2.5がリリースされました。早速、HyperFlex 2.5(1b)とVBR 9.5 Update2の組み合わせでHyperFlexのネイティブスナップショットとの連携によるバックアップを試してみましたので、ちょっとご紹介しましょう。


まずは、HyperFlexの登録です。VBRの管理コンソールを起動し、[STORAGE INFRASTRUCTURE]で [Add Storage]をクリックします。 
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「CISCO HYPERFLEX」をクリックします。
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HyperFlexの管理用のIPアドレスを入力し、[Next]をクリックします。
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HyperFlexの管理者ユーザー(admin)の認証情報を設定し、[Next]をクリックします。

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そのまま[Next]をクリックします。

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サマリーを確認して、[Next]をクリックします。HyperFlexのバージョン情報(2.5.1b-26284)も認識しています。
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登録処理が実行され、登録が完了します。Vbrhx07_4



バックアップを実行してみたところ、HyperFlex スナップショットの作成と削除のメッセージが表示され、スナップショット連携のバックアップが成功しました。 

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バックアップ中に仮想マシンのスナップショットを確認すると、「SENTINEL」というスナップショットが作成され、その下にVeeamによるテンポラリのスナップショットが作成されています。「SENTINEL」というスナップショットはHyperFlexのネイティブスナップショットを使う際に最初に作成されるスナップショットのため、VeeamからHyperFlexのスナップショットを呼び出していることが分かります。

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何故、HyperFlexのネイティブスナップショットと連携できると良いのか?HyperFlexとVBRを組み合わせるとどんなリットがあるのか?ピンと来ていない方は、下記のセミナーに参加いただけると、きっとお分かりいただけると思います。東京・名古屋・大阪・福岡で開催しますので、是非ご参加ください!

シスコの爆速堅牢なハイパーコンバージドインフラご紹介セミナー

https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/814


このセミナーでは最新のHyperFlex 2.5の情報もお伝えします。HyperFlex 2.5では専用の管理ツールのHyperFlex Connectやレプリケーション機能など新機能が盛り沢山ですので、ご期待ください。これからHyperFlexを提案や導入しようとしている方は必見ですが、既にHyperFlexをご利用いただいている方のご参加もお待ちしております。

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最後に、Ciscoと Veeamと言えば、アプライアンスの下記キャンペーンも好評につき、キャンペーン期間を延長しましたので、こちらも併せて宜しくお願い致します。http://www.networld.co.jp/campaign/cisco_veeam_backup/

 担当:臼井

より速く、より高密度に、より良く ー 拡張性による低遅延を再定義(Nutanix G6モデル)

本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のPurush Lala Balaji氏 Amit Jain氏 そして Thenu Kittappa氏によるものです。原文を参照したい方はFaster, Denser, Better - Redefining Low Latency at Scaleをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

本日、Intel®社は登場が待ち望まれていたIntel® Xeon® スケーラブル プラットフォームを発表しました ー システムの今後のあり方を変えると我々が信じるテクノロジーのうちの一つが今後組み込まれ、販売されることになります。それと市場をリードするNutanixのソフトウェア定義のインフラストラクチャ組み合わせることで ー 皆様はより強靭なエンタープライズクラウドプラットフォームを手に入れることになるのです。

Nutanixは真のエンタープライズクラウドのエクスペリエンスを提供することで、利用の簡単さ、統制の中でのパブリッククラウドの俊敏で迅速なイノベーションと経済性によるメリット、そしてオンプレミスで近くにおけるメリットを融合させることにフォーカスしてきました。我々はこの旅路をハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)の先駆者としてスタートさせ、それをさらに業界標準のプラットフォーム上へソフトウェア定義のスケールアウトソリューションを提供することでエンタープライズクラウドの提供をリードしています。Intel®アーキテクチャ、インテルのネットワーキング、インテルのソリッドステートストレージそして、オープンな管理によって、過去Nutanixはお客様の求める高い信頼性、堅牢性、そして性能に見合うまでスケールアウトできるソリューションの開発を実現し、それと同時に様々なフォームファクタでのアプライアンスを開発することで対象となるアプリケーションの要件に合うほどまでスケールアップできるようにしてきたのです。インテルとの緊密なパートナーシップとx86エコシステム内へ参加することで、Nutanixはインテルの殆どの新しいアーキテクチャ上の、そして一枚岩のイノベーションを活用できる状況です。

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我々はIntel® Xeon® スケーラブル プロセッサの初期の登場に立ち会え、さらに将来登場するG6シリーズのアプライアンスがこのプラットフォームをベースとして開発されたものであることを喜ばしく思います。Intel Xeon スケーラブルプラットフォームとIntel® Optane™ SSDをベースにしたストレージは今日のHCIが抱える根本的な問題を解決することができます:

コンピュート:
Intel Xeon スケーラブル プロセッサは最大それぞれのソケットあたり28Cという巨大なコア数(extreme core count - XCC)をもたらし、これによってNutanixは従来からのVDIから高トランザクションのデータベース、そしてインメモリデータベースに至るまでの無数のアプリケーションを対象とすることができるようになります。高密度なVDI、高いスループットのデータベース、低遅延のインメモリDBの動作を妨げる今日の仮想化高速化アーキテクチャをメモリの帯域とスピードを改善することで進化させています。Nutanixのコントローラーはプロセッサの効率性と、ユーザーがアプリケーションを動作させるためのコンピューティング能力をより多く返す先進的な命令セットを利用できるようになります。プロセッサはコンピューティング/メモリの密度というHCIの根本的な課題を解決するのにも役立ちます。

ストレージメディア:

本プラットフォームでは3D Xpoint™テクノロジーをベースとしたIntel Optane SSDと低遅延ストレージを実現するための高速なNVMeインターフェイスを融合されており、これはNutanixのサーバーにフラッシュを接続するというアプローチに合致し、業界最高のアプリケーションのキャッシュと階層化をこれまで以上に改善することができます。

ネットワーキング/インターコネクト:

Intel Xeon スケーラブルプラットフォームとそこに組み込まれたIntel® QuickAssist テクノロジーとDPDKのようなの高速化技術によって提供される広帯域、低遅延のファブリックは俊敏なNutanixのAMF、そして分散ストレージファブリックをより優れたものにしてくれます。

インテルの技術とイノベーションは強力な新しいコンピューティングの機会を提供します。その中にはハイパーコンバージェンスの幕開けの実現も含まれています。エンタープライズクラウドは日に日により多くの会社組織、そしてより多くのワークロードで利用されるようになっており、その成長は継続すると予想されています。この成長はインテルの最新のリリースのようなイノベーションを更に継続的にもたらすことでしょう。Nutanix AcropolisソフトウェアによってIntelのXeonスケーラブルプロセッサとそのプラットフォームが提供するテクノロジーはほとんど限界のないエンタープライズアプリケーションの可能性を提供することになるでしょう。新しいインテルプロセッサプラットフォーム上に構成された我々のG6シリーズのアプライアンスが登場すれば、Nutanixと我々のお客様は膨大なデータとコンピューティングを利用する分析やML/AIのような、更にビジネスクリティカルなワークロードを含む更にビジネスクリティカルなワークロードにも対応ができるようになります。もしもハイパーコンバージェンス上に構成されたエンタープライズクラウドからどのようなメリットを享受できるのかを検討しているものの、まだ踏み出せていない、もしくは更に今日までにやってきたことを拡張していくための追加の要因を探しているのであれば、ぜひ会話に加わって下さい。今こそがインテルの新しいイノベーションと.NEXTで先日発表された Nutanixのイノベーションを融合させてどんな先進的なことができるのかという議論を始めるべきタイミングだからです。

 

Forward Looking Statements

This blog includes forward-looking statements concerning our plans and expectations relating to the development of a new hardware platform, called G6, and the capabilities and features to be included in the platform. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; and other risks detailed in our quarterly report on Form 10-Q for the fiscal quarter ended April 30, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this blog and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances.

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記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

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今回はインテルとのエコシステムの記事からです。和訳時点では先日となりますがインテルのスケーラブルプラットフォームが発表され、そしていくつかのサーバーベンダーが既にそれをベースとしたプラットフォームを発表しています。Nutanixもその例に漏れず新しいG6プラットフォームをリリースする予定ですが、今回の記事はその新しいG6プラットフォームをちょっと覗き見るような内容になっています。

優れたプロセッサとその内部に融合されたチップセットにより様々な遅延要因が解消されており、メモリの帯域はもちろん、SSD(といってもNVMe接続ですので、実質メモリ扱い)へのアクセスも高速化されています。CPUの直ぐ側にデータを置いて処理するまさにそんなアーキテクチャで、ハイパーコンバージェンスのためのプラットフォームと言えるでしょう。

記事公開時点ではもうリリースされているかもしれませんが、G6プラットフォーム、期待しましょう!