DataProtect Feed

2018/01/05

【CommVault】クラウドを活用しよう!Part 1

こんにちは。

CommVault v11 の最新サービスパック(SP10) がリリースされました。

CommServe の内部データベース Microsoft SQL Server バージョンのアップデート (バージョン 2014) などが更新されておりますので、ご興味のある方は、CommVault 技術ドキュメントのサイト(こちらをクリック)をご覧ください!

さて、今回は、CommVault のバックアップ保存先としてクラウドの活用をご紹介します。

CommVault では、バックアップ先として、さまざまなクラウドサービスをサポートしていますが、サポートするクラウドベンダーの詳細は、CommVault のサイトで公開されていますので、下記の URL を参照ください。

◆Cloud Storage - Support◆
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=features/cloud_storage/cloud_storage_support.htm

バックアップ先のクラウドストレージライブラリに対して、直接バックアップする場合、重複排除機能を利用すること*ができます。重複排除は、バックアップから冗長なデータセグメントを排除し、バックアップデータのサイズが削減されますので、クラウドへ効率的にデータを転送することができます。
* 一部のクラウドサービスでは、重複排除機能がサポートされないため、ご注意ください。

【Direct Deduplication to Cloud Storage】

1_3

また、2次バックアップ先としてクラウドを使用する場合、CommVault の Storage Policy に Copy Policy を追加設定することで対応できます。以前、Media Agent 間で重複排除済みバックアップデータをコピーする機能「DASH Copy」をご紹介しましたが、クラウドストレージに対しても同機能を使用することができます。

【Deduplication in Secondary Copies】

2


クラウドストレージを使用する前に、接続性のチェックなどを実施するツール「CloudTestTool」が提供されています。CloudTestTool は、CommVault のインストールパスに格納されていますが、Amazon S3、Microsoft Azure、Google Cloud Storage など、クラウドベンダーを指定して確認することができます。

CloudtesttoolCloudTestTool の起動画面


◆Cloud Storage - Tools◆
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=features/cloud_storage/cloud_storage_tools.htm#Cloud_Test_Tool

今回、Amazon S3 をバックアップ先として設定する手順を簡単にご説明します。CommVault 管理コンソールを起動し、「ストレージリソース」-「ライブラリ」-「追加」-「Cloud Storage ライブラリ」の順にクリックします。「Cloud Storage の追加」画面が表示されますので、Amazon S3 へのアクセス情報など必要な情報を入力して設定します。

Cloudstorage_1_2Cloud Storage の追加



「Cloud Storage の追加」が完了した後、CommVault のライブラリに Amazon S3 のクラウドストレージがバックアップ先として追加されます。

Library_2

CommVault ライブラリ



いかがでしたか。

バックアップ先としてクラウドストレージを使用する設定は、簡単に実施することができます。災害対策や長期保管の目的などクラウドを活用するケースが増えていますので、ご検討ください。

CommVault 社で Amazon S3 にバックアップする手順でビデオで公開されていますので、こちらも併せてご参考ください。

◆参考情報◆

http://www.commvault.co.jp/products/documentation/video/backup_to_aws/

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

2017/12/28

バックアップアプライアンスのHWスペックを調べてみた

こんにちは、バックアップ製品担当の宮内と申します。
(実は昨年1度だけ記事を書いているのですが、覚えている方いらっしゃいますか...)

さて、年の瀬ですね!
今年のバックアップ業界も色々ありました。
個人的に注目していたのはバックアップアプライアンスの動向です。

バックアップアプライアンスとは

バックアップソフトウェア・OS・保存先ストレージなど、必要なものが一体化した製品。
バックアップアプライアンス一台を導入すれば、すぐにバックアップ環境の構築ができます!

アプライアンス製品を検討する検討するときにちょっと困るのが、ハードウェア周りの仕様。
バックアップ製品は基本的にはソフトウェアだから、というのもあるかもしれませんが、 ソフトウェア面の情報に比べると、ハードウェア面は欲しい情報が見つからないこともちらほら...

そこで!今回はバックアップアプライアンスのハードウェアスペックをひたすらまとめてみました!
いろいろな製品があるのですが、今回は弊社取扱製品の中で話題にのぼることの多い Arcserve UDP Appliance (UDPA)Veritas NetBackup Appliance(NBUA)を ピックアップしました。

Arcserve UDP Applianceとは

Arcserce社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはArcserve UDP
今回は UDP 7300/7320 の情報をまとめました。
★ハードウェアスペックが強化された UDP 8000シリーズも最近リリースされました。

Veritas NetBackup Applianceとは

Veritas社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはVeritas NetBackup
今回は NetBackup 5240 Appliance の情報をまとめました。
★エンタープライズ環境向けの53x0シリーズもあります。 NetBackup 5340 Applianceが最近リリースされました。

最初に注意書きさせていただきますが、本記事の目的はUDPAとNBUA両製品のハードウェアスペックを明らかにすることであり、2製品を比較し優劣をつけることではありません!
そもそも搭載されているバックアップソフトウェア自体の性質も大分違いますし
「どっちのアプライアンスがいいの?」というのはお客様のご要望によりけりで、一概には言えないのです。
あくまで検討の際の一つの材料として、本記事にまとめたデータがお役に立てば幸いです。

前置きが長くなりましたが、早速見ていきましょう!


■サイズ・重量

  UDPA NBUA
ユニット数 1U 2U
サイズ(WxLxD) [cm] 4.3 x 43.7 x 65 8.89 x 48.26 x 79.38
重量 [kg] 14.5 23.0

□UDPA

比較的軽くてコンパクトです。
余談ですが、白いベゼルは日本限定版らしいですよ!

□NBUA

容量によって拡張シェルフ(1シェルフ2U・最大6シェルフ)が追加できるので
表に記載の内容は本体部分のみのスペックとなります。

■ディスク

  UDPA NBUA
搭載ディスク数 4 8
1ディスクあたりの容量 4 TB / 8 TB 1 TB / 3 TB / 6 TB
保存先容量 12 TB / 24 TB 4 TB / 14 TB / 27 TB
RAID構成 RAID 5 RAID 6 (+ホットスペア)

□UDPA

保存容量は12TB(7300)と24TB(7320)の2モデルがありますが、
全体構成はほぼ変わらず、1ディスクあたりの容量のみが違います。
別途SSD256GBも搭載されています!
※SSD領域は重複排除の計算に使われます

□NBUA

本体部分のみでは3サイズのモデル展開、シェルフを含めると最大294TBまで拡張可能です!大容量!
データ保存領域とOS領域が分かれていて、OS領域も含めると搭載ディスク数は12になります。OS領域はRAID1で構成されています。

■CPU・メモリ

  UDPA NBUA
RAM 32 GB 64 GB / 128 GB
コア数 1 x 6 2 x 8
周波数 1.9 GHz 2.4 GHz

□UDPA

今回は7300の情報ですが、前置きで軽く触れたように、12月からCPU・RAMなどの性能が強化されたUDP 8000シリーズがリリースされています!
コア数やRAMのサイズ自体は変わらないのですが、どれもワンランク上のパーツに変わったということで
「バックアップ・リストアのパフォーマンスが向上したよ!」とArcserve社エンジニアのKさんが教えてくれました。
ちなみにCPU周りの公開情報は見つからなかったので、弊社が所有している検証機をつかって調べています。

□NBUA

RAMはデフォルトは64GBですが、128GBまで増設可能です!
目安としては、拡張シェルフをくっつける場合はメモリも増やしましょう、というのが推奨のようです。

■ネットワークインターフェース

  UDPA NBUA
標準搭載 1GbE x2 1GbE x4+10GbE(Copper) x2
拡張スロット数 2 6
増設可能なオプション SAS / FC / Ethernet SAS / FC / Ethernet / iSCSI

□UDPA

10GbEのポートは標準搭載こそされていませんが、拡張スロットによって追加が可能です。
テープ装置も接続できますよ!

□NBUA

SASは拡張シェルフの接続用です。
追加ポートの数と種類で11タイプが用意されており、そのなかから要件に見合ったものを選択する方式です。

以上、まとめてみました。いかがでしたか?
いずれの製品も、それぞれのバックアップソフトウェアのためにチューニングされた、メーカーお墨付きのハードウェア構成になっています!
興味を持たれた方はぜひ!バックアップアプライアンス製品、ご検討くださいませ!

最後に、それぞれの製品のメーカー紹介サイトは、UDPAがこちら、 NBUAがこちら
今回紹介していないUDP8000シリーズ、NBUA5340の情報もチェックしてみてくださいね!

ここまで読んでくださりありがとうございました!それでは皆さん良いお年を!


書いた人:宮内

2017/12/18

なぜなに Data Domain - 第十三回 - ”新”クラウド DR ソリューションについて

こんにちは。普段、Commvault のブログのパートを担当しておりますが、今回は、Data Domain とクラウドを活用するデータ保護ソリューションをご紹介します。

 

クラウドを活用したデータ保護については、以前よりも技術面や経済面で敷居が低くなり、他社のバックアップベンダーでも積極的にクラウドの活用を行っていますが、データの転送量や転送にかかる時間、ネットワークの帯域幅など考慮すべき点が多いのも事実です。

 

そんな中、Dell EMC が今年の5月にラスベガスで開催した「Dell EMC World 2017」でクラウド災害対策ソリューション Data Domain Cloud DR が発表されました。

Dell EMC データ保護製品の「Avamar/Data Domainを組み合わせることにより、有事の際にオンプレミス上の VMware 仮想マシンを、AWS の EC2 インスタンスへ自動変換しディザスタリカバリを実現します。

製品リリース前のベータプログラムの評価を行いましたので、クラウドを有効活用したDRソリューションをご紹介したいと思います。

 

データ保護ソリューションにおいて「クラウド」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

今日現在、クラウド環境内では、セキュリティの対策に加えて、冗長化の構成が進んでおり、より安全性・信頼性の高い環境が提供されていますので、オンプレミスの2次バックアップ先、さらにオンプレミスのディザスタリカバリ先として検討されるケースが増えてきています。

 

 【クラウドの活用例】

  • 災害対策でデータを保存する場所
  • ストレージのコストを削減するための場所
  • オンプレミスのディザスタリカバリ先 (←今回ここに注目flair)

 

Data Domain とクラウドを活用する例として、Data Domain のストレージをクラウドへ階層化し、長期保管を目的した「Data Domain Cloud Tier」が既に提供されています。

これは、データ移動ポリシーに従い、Data Domain からクラウドへアクティブ階層に存在していないセグメントのみを直接送信し、データのリコールのためにクラウドから取り出すのは一意のセグメントのみですので、データ転送時のネットワーク使用量を削減することができます。

 

Cloud_tier_3


また、今年 AWS EC2 や Microsoft Azure 上での Data Domain Virtual Edition の構成もサポートされて、物理 Data Domainから 仮想 Data Domain へのレプリケーションなど、Data Domain とクラウドを組み合わせたデータ保護がさらに注目されてきそうですね。

 

続きを読む »

2017/11/09

EMC日本語サポート フォーラムのご紹介

こんにちは、今回はDELLEMC社様のご了解を得て、EMC日本語サポート フォーラムをご紹介させて頂きます。

EMC日本語サポート フォーラムはEMCコミュニティ ネットワーク(略称 ECN)の一部です。 ECNアカウントに登録してログインすることで、新規ディスカッション スレッドやドキュメントの作成、返信やコメントの投稿などのフォーラムの活動に参加できます。

簡単に言い換えると、製品購入前の疑問点や、購入後に、サポートに問い合わせるほど深刻ではない質問をしたり、現場や自社検証によって分かった結果を同じような課題に困っている人のために投稿して共有するサイトです。

質問に回答してくれるのは原則としてEMC社の方なので、回答内容はDELLEMC社の公式なものになります。

ともあれ、メンバー登録をして実際に使ってみませんか?

メンバー登録URLはこちらです。

https://developer-content.emc.com/login/login.asp

00003_2

        URLにアクセスしたら、REGISTER NOW をクリックしてください。

00004_2

必要な情報を入力して SUBMIT をクリックします。

数分後に登録したメールアドレスにベリファイメールが届きますので

Please click here to verify your email address for your account.  をクリックし、登録したユーザアカウントでログインしてみてください。

00001

00002

さっそくディスカッションを投稿してみてください。

00006

詳しいサイトの使い方は https://community.emc.com/docs/DOC-32230 をご確認ください。

以上です。

2017/09/06

HyperFlexのバックアップはVeeamにお任せ!2017

シスコ社のHCIであるHyperFlexのバックアップにはVeeam Backup & Replication(以下、VBR)で間違いないことは、前回お伝えしましたが、最新のVBR 9.5 Update 2では、更に進化し、HyperFlexのネイティブスナップショットとの連携が可能になりました!

VBRの特徴の1つであるストレージスナップショット連携は、これまでもDell EMC/NetApp/Nimble/HPE などのハードウェアストレージには対応しておりましたが、HCIのSDS(Software-Defined-Storage)としては、HyperFlexが初の対応です。

そんなHyperFlexですが、7月末にHyperFlexの最新バージョンである2.5がリリースされました。早速、HyperFlex 2.5(1b)とVBR 9.5 Update2の組み合わせでHyperFlexのネイティブスナップショットとの連携によるバックアップを試してみましたので、ちょっとご紹介しましょう。


まずは、HyperFlexの登録です。VBRの管理コンソールを起動し、[STORAGE INFRASTRUCTURE]で [Add Storage]をクリックします。 
Vbrhx01_3



「CISCO HYPERFLEX」をクリックします。
Vbrhx02_3



HyperFlexの管理用のIPアドレスを入力し、[Next]をクリックします。
Vbrhx03_3



HyperFlexの管理者ユーザー(admin)の認証情報を設定し、[Next]をクリックします。

Vbrhx04



そのまま[Next]をクリックします。

Vbrhx05



サマリーを確認して、[Next]をクリックします。HyperFlexのバージョン情報(2.5.1b-26284)も認識しています。
Vbrhx06



登録処理が実行され、登録が完了します。Vbrhx07_4



バックアップを実行してみたところ、HyperFlex スナップショットの作成と削除のメッセージが表示され、スナップショット連携のバックアップが成功しました。 

Vbrhx09

 

バックアップ中に仮想マシンのスナップショットを確認すると、「SENTINEL」というスナップショットが作成され、その下にVeeamによるテンポラリのスナップショットが作成されています。「SENTINEL」というスナップショットはHyperFlexのネイティブスナップショットを使う際に最初に作成されるスナップショットのため、VeeamからHyperFlexのスナップショットを呼び出していることが分かります。

Vbrhx10a_2


何故、HyperFlexのネイティブスナップショットと連携できると良いのか?HyperFlexとVBRを組み合わせるとどんなリットがあるのか?ピンと来ていない方は、下記のセミナーに参加いただけると、きっとお分かりいただけると思います。東京・名古屋・大阪・福岡で開催しますので、是非ご参加ください!

シスコの爆速堅牢なハイパーコンバージドインフラご紹介セミナー

https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/814


このセミナーでは最新のHyperFlex 2.5の情報もお伝えします。HyperFlex 2.5では専用の管理ツールのHyperFlex Connectやレプリケーション機能など新機能が盛り沢山ですので、ご期待ください。これからHyperFlexを提案や導入しようとしている方は必見ですが、既にHyperFlexをご利用いただいている方のご参加もお待ちしております。

Vbrhx11_2



最後に、Ciscoと Veeamと言えば、アプライアンスの下記キャンペーンも好評につき、キャンペーン期間を延長しましたので、こちらも併せて宜しくお願い致します。http://www.networld.co.jp/campaign/cisco_veeam_backup/

 担当:臼井

2017/08/02

敢えて言おう、VeeamはvSANに対応していると!

VMwareのSoftware-Defined StorageであるVMware vSANは、vSphere 5.5 Update1でリリースされて以降、vSphereのバージョンアップに合わせて、何度かバージョンアップが行われています。最近ではvSphere 6.5dのリリースに合わせて、vSAN 6.6がリリースされました。

そんなvSANですが、vSphere6.5対応やvSAN対応を謳っていても、現在はvSAN 6.5以降には完全に対応できていないバックアップソフトが多い状況ではありますが、Veeam Backup & Replication(以下、VBR)は、前回ご紹介したVBR 9.5 Update1で既にvSAN 6.5に対応しており、更に、5月にリリースされたVBR 9.5 Update2でvSAN 6.6にも対応しているのです!

Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 2

 Platform support
   -VMware vSAN 6.6 support.

そこで、今回は実際に検証環境でVBR 9.5 Update2を使用してvSAN6.6上の仮想マシンのバックアップ・リストアを試してみました。


■検証構成

論理的には下記のような構成になっており、4ノードvSANで仮想マシンとして構成したVeamサーバがvSAN上の仮想マシンをData Domainにバックアップします。

 Config1_3

実際にはESXiはNestされた仮想マシンになっており、Data DomainもVirtual Edition(仮想アプライアンス)のため、全て仮想環境上で動作しています。vSpheer Web Clientで見ると下のような感じです。ESXiのビルドが5310538 になっていることから、ESXiが6.5.0dであること分かります。vSANは全てSSDでオールフラッシュ構成(エミュレーションですが…)で重複排除・データ圧縮が有効になっています。

Vsan1_3

■バックアップ

まずは、バックアップですが、バックアップ対象の仮想マシンの選択では、データストアでvSANのデータストアである[vsanDatastore]がきちんと見えています。

Vsan3_2

下の図がバックアップを実行した結果は下の図になりますが、「hotadd」と表示されていますので、仮想マシンのVeeamサーバがHotaddモードでのバックアップに成功しています。Nest環境のため、スループットが良くない点はご容赦ください。
 

Vsan4_2

■リストア

次にリストアをしてみましょう。リストアのウィザードではvSANデータストアの中に仮想マシンに別途、割り当てている仮想マシンストレージポリシー(Test-VM-Policy)が表示され、ストレージポリシーの情報含めてバックアップしていることが分かります。

Vsan5_2

リストアも問題なく成功しました。「hotadd」を表示され、リストアでもHotaddモードでvSANデータストアにリストアできていることが分かります。

Vsan6_2

リストアされた仮想マシンの仮想マシンの設定を確認してみると、割り当てていた仮想マシンストレージポリシー(Test-VM-Policy)も戻っていました。

Vsan7

仮想マシンストレージポリシーが戻るのは当たり前と思う方もいるかもしれませんが、vSAN対応を謳っているバックアップソフトでもStorage Policy-Based Management (SPBM) には対応できておらず、リストアすると、デフォルトの仮想マシンストレージポリシー(Virtual SAN Default Storage Policy)が割り当てられ、リストア後に手動で仮想マシンストレージポリシーの再割り当てが必要なものが多いのです。

vSAN環境では仮想マシンストレージポリシーで仮想マシンの冗長化を定義するため、バックアップソフトがSPBMに対応しているかどうかは重要です。また、他のバックアップソフトの場合、バックアップベンダーが独自にvSAN環境でテストを行い、vSAN対応を謳っていることがほとんどですが、VBRは独自にテストをしているだけでなく、VMware社のvSAN認定も取得し、VMware社のKBにも掲載されているほどです!

※vSAN データストアを使用した Veeam のバックアップと複製 (2150856) http://kb.vmware.com/kb/2150856


vSphere 6.5でvSANを利用するとなると、今後はvSAN6.6が前提になってきますが、VBRであれば、vSAN環境やvSANベースのハイパーコンバージドインフラ製品でも安心してバックアップできます。vSANの導入を検討している方や既にvSANを導入済みでvSAN 6.6へのバージョンアップを予定している方で、VBRを検証してみたいという方は、是非、評価版でお試しください!

■参考

Veeam Backup & Replication 評価版ダウンロード

VMware vSphere向け簡易手順書(日本語版評価ガイド)

Configuration for VMare VSAN

 担当 臼井

2017/07/21

【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?

こんにちは。

先月、CommVault v11 の最新サービスパック(SP8) がリリースされました。

Salesforceデータのバックアップなど機能追加されておりますので、ご興味のある方は、CommVault 技術ドキュメントのサイト(こちらをクリック)をぜひご覧ください!

 

さて、今回は、CommVault 管理サーバ "CommServe" のデータベースのバックアップについて、ご紹介したいと思います。

 

CommVault では、通常のバックアップジョブとは別に "管理者ジョブ" というジョブのカテゴリが実装されております。CommServe のインストール後、"管理者ジョブ" はスケジュール化されて定期実行されていますが、以下、代表的な管理者ジョブの一部をご紹介します。

 

  • Data Aging (保持期限切れのデータを再利用するため削除処理するジョブ)
  • Data Verification (取得したバックアップデータの有効性をチェックするジョブ)
  • Disaster Recovery Backup (CommServe上で構成されるデータベースのバックアップジョブ) 
  • Report (バックアップジョブのサマリーやストレージ容量のレポートを出力するジョブ)

 

管理者ジョブの中でも重要なのが "Disaster Recovery Backup" ですが、CommServe の有事の際に CommVault 環境を復旧するために必要なバックアップデータを定期的に取得しています。"Disaster Recovery Backup" は毎日 10:00 AM に実行されていますが、バックアップ運用の状況に合わせて一日数回実行することにより、CommServe を最新の状態に近い状態に復旧することができます。

 

"Disaster Recovery Backup" のステップについて、以下の順で実行されています。

 

Commservedr

 

【CommServe DR バックアッププロセス】

  1. 1.CommServe DR バックアップ処理がデフォルトで毎日午前 10:00 に実行 
    CommServe のインストールパス配下の CommServeDR フォルダに SQL DB がダンプファイルがエクスポートされます。

  2. 次に CommServe のインストールパス配下の CommServeDR フォルダの SQL DB のダンプを、Standby CommServe またはネットワーク共有の UNC パスにコピーします。
    (デフォルト: 5世代フル保持)

  3. 最後に、SQL DB のダンプをストレージポリシー CommServe DR のバックアップ先のライブラリにバックアップを取得します。
    (デフォルト: 60日間、60サイクル(フル)保持)

 

SQL DB のダンプファイルは、CommServe のスタンバイ機が準備されている環境があれば、そのスタンバイ機のローカルディスクにコピーする設定を行うことにより、本番機の CommServe の有事の際に、後述で説明する "CommServe Recovery Assistant" (v11 SP6以降で提供) ツールを使用して復旧を行うことができます。

 

"CommServe Recovery Assistant" は、CommServe のインストールパス配下に存在しております。今回は、CommServe の再構築(同じホスト名) を想定した環境にて、事前準備が完了した後の "CommServe Recovery Assistant" の操作をご説明します。

"CommServe Recovery Assistant" の事前準備では、CommVault 関連のサービス停止などが必要になりますので、製品版の実装後、実際に"CommServe Recovery Assistant"を実施される場合、必ず保守窓口に手順をご確認ください

 

【CommServe Recovery Assistantの実行手順】

  1. CommServe 環境にて、Windows エスクプローラを起動し、インストールパスに移動します。移動後、CSRecoveryAssistant.exe をダブルクリックします。
  2. CommServe Recovery Assistant ウィザードが起動します。[Select the operation type] のオプションで [Recovery] を選択し、[Next] ボタンをクリックします。 

    Csdra1_2

  3. [Enter the path to the database dump folder] - dump ファイルが格納されているフォルダの選択し、[Next] ボタンをクリックします。

    Csdra2_2

  4. [Enter the path to extract the database files] - CommServe データベースの dump ファイルの展開先を指定します。

    Csdra3

  5. [Summary] - リカバリ内容を確認して、[Start Recovery] ボタンをクリックします。

    Csdra5_2

  6. CommServe データベースのリカバリタスクがすべて成功(チェックマーク)で完了したことを確認し、[Next] ボタンをクリックします。

    Csdra6

  7. [Provie a license file (Optional)] - デフォルトのまま [Next] ボタンをクリックします。

    Csdra7

  8. [CommServe recovery completed successfully!!] の表示画面を確認し、[Finish] ボタンをクリックしてウィザードを終了します。

    Csdra8  

"CommServe Recovery Assistant" での CommServe データベースをリストアした後、CommValt 関連のサービスを再開し、各 Media Agent 重複排除データベースの再同期(詳細は、こちら) を行って、CommVault のバックアップ環境の復旧は完了です。

  

"CommServe Recovery Assistant" の操作は、いかがでしたか。

CommServe の有事の際は、バックアップ・リストアを行うことができませんので、SQL DB のダンプから CommServe を復旧する際には、"CommServe Recovery Assistant" をご使用ください。

 

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

 

【過去の記事】

 

メーカのサイト:
Simpana早わかり講座

 

CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編

 

導入編:

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

製品紹介編:

第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
第五回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana SnapShot Management
第六回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Virtualization

 

Tips編:
【CommVault】次期バージョン v11の国内提供が始まりました! 
【CommVault】管理コンソールの言語表示の切り替えってできるの?
【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?

2017/05/03

vSphere Data Protection(VDP)6.1.4 

初期セットアップTips

vSphere Data Protection(VDP)6.1.4について初期セットアップ時のTipsを2つお知らせします。

1.vSphere Web ClientにVDPプラグインが表示されない場合の対処方法 

-----------

①https://<VDP_IP>:8543/vdp-plugin-package.zip にアクセスしてプラグインをダウンロードします。

②vCenter アプライアンスの下記の階層に
/var/lib/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity/
vdp-plugin-package.zipをコピーします。

③vdp-plugin-package.zip をunzip すると ファイルとディレクトリに解凍されます。

vxvcenter:/var/lib/vmware/vsphere-client/vc-packages # ls
vsphere-client-serenity
vxvcenter:/var/lib/vmware/vsphere-client/vc-packages # cd vsphere-client-serenity/
vxvcenter:/var/lib/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity # ls
vdp-plugin-package.zip
vxvcenter:/var/lib/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity # unzip vdp-plugin-package.zip
Archive: vdp-plugin-package.zip
creating: plugins/
inflating: plugin-package.xml
inflating: plugins/service-plugin-6.1.4.jar
inflating: plugins/vdr-ui-war-6.1.4.war

④サービスを再起動します。(vSphere Web Clientの接続が5分程度中断します。)

# service-control --stop vsphere-client
# service-control --start vsphere-client

2.テストメールは問題ないのに<スケジュールしたステータスメールが送信されない場合の対処方法 

VDPのログは下記にあります。

/usr/local/avamar/var/vdr/server_logs/vdr-server.log

今回ご紹介する対処方法はログに次のメッセージが記録されている場合に有効です。
2017-04-15 20:00:00,186 ERROR [VDP-email-report-timer-task]-schedule.EmailReportTimerTask:
Failed to send the email summary report.
Reason: java.rmi.RemoteException: VI SDK invoke exception:com.vmware.vim25.ManagedObjectNotFound; nested exception is:


①vi でファイル /usr/local/avamar/lib/mcsutils.pmを編集します。 

以下の行を追加します。
. "-Dsecurity.provider.rsa.JsafeJCE.position=last "

追加する行は決まっていて、
. "-Dfile.encoding=UTF-8 "と
. "-Dlog4j.configuration=file://$mcsvar::lib_dir/log4j.properties "; # vmware/axis 行の間に追加します。


②VDPアプライアンスをリブートします。

                             担当:磯前

2017/04/18

【CommVault】管理コンソールの言語表示の切り替えってできるの?

こんにちは。

先月、CommVault v11 の最新サービスパック(SP7) がリリースされました。

CommVault v11 SP7 の新機能概要は、CommVault 社の技術ドキュメントのサイトで公開されていますので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください!SP7 の適用により、Virtual Server Agent での VMware vSphere 6.5 環境の仮想マシンの保護がサポートされました。技術ドキュメントのサイトは、こちらをクリックしてください。

 

さて、今回は、ちょっとした技術的な Tips を紹介したいと思います。

製品のご提案の際に、お客様から管理コンソールは日本語で対応しているの?ということをよくご質問をいただくことがありますが、CommVault 管理コンソール (CommCell Console) は、もちろん日本語に対応していますので、ご安心ください。

 

CommVault 管理コンソールは、通常、管理サーバ CommServe 上に一緒に導入します。国内のユーザー様の多くは、日本語 OS 環境で CommServe を導入されていると思いますので、CommVault 管理コンソールの言語表示は、日本語がベースとなります。

 

実は、CommVault 管理コンソールの言語表示は、日本語の他に、様々な言語に対応していて言語を切り替えて表示することができます。サポートする言語については、以下の言語となります。

 

  • English (United States)
  • Chinese (Traditional)
  • Chinese (Simplified)
  • French (Canada)
  • French (France)
  • German (Germany)
  • Italian
  • Japanese
  • Russian
  • Korean
  • Portuguese (Brazil)
  • Spanish (Mexico)
  • Spanish (Spain)

 

既にユーザー様の中には、管理コンソールの言語表示を切り替える方法をご存じの方もいらっしゃると思いますが、以下の手順で言語表示を切り替えることができますので、試されたことが無い方は、お試しください!

 

  1. CommServe のデスクトップ上に [CommVault CommCell Console] のショートカットのアイコンをコピーします。
    (ショートカットのアイコンは、C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Commvault\Instance001 に格納されています)

  2. ショートカットのアイコンを右クリックし、プロパティを表示します。(screen_capture_property.PNGをダウンロード)

  3. リンク先のパスの -jar の前にCommVault がサポートするISO言語と国コードを追加し、[OK]をクリックします。

    [リンク先(Default)]
    %JAVA_HOME%\bin\javaw.exe -jar cv.jar commserve_host.company.com 8401 -oemid= 1

    [リンク先の追加例:英語表示]
    %JAVA_HOME%\bin\javaw.exe -Duser.language=en -Duser.country=US -jar cv.jar commserve_host.company.com 8401  -oemid= 1

    [リンク先の追加例:スペイン語表示]
    %JAVA_HOME%\bin\javaw.exe -Duser.language=es -Duser.country=MX -jar cv.jar commserve_host.company.com 8401 -oemid= 1

    その他の言語のISO言語と国コードは、Can I launch the CommCell Console in different languages? (英文) を参照ください。

  4. ISO言語と国コードを追加した[CommVault CommCell Console] のショートカットのアイコンをだダブルクリックして管理コンソールを起動します。英語とスペイン語の管理コンソールの表示例は、以下のダウンロードリンクをクリックしてご確認ください。

    CommCell Console 英語表示ログイン画面 : connect_to_commcell_english.PNGをダウンロード
    CommCell Console 英語表示 : commcell_english_display.PNGをダウンロード  
    CommCell Console スペイン語表示ログイン画面 : connect_to_commcell_spanish.PNGをダウンロード 
    CommCell Console スペイン語表示 : commcell_spanish_display.PNGをダウンロード

 

CommCell Console の英語表示は、CommVault 社の Documentationサイト での設定手順の確認 KBサイト のエラーなどの検索の際に役立つと思いますので、活用してみてください!

 

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

 

【過去の記事】

 

メーカのサイト:
Simpana早わかり講座

 

CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編

 

導入編:

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

製品紹介編:

第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
第五回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana SnapShot Management
第六回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Virtualization

 

Tips編:
【CommVault】次期バージョン v11の国内提供が始まりました! 
【CommVault】管理コンソールの言語表示の切り替えってできるの?
【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?

2017/02/28

空前絶後のォ!超絶怒涛のvSphere6.5対応バックアップ!!(Veeam B&R 9.5 Update1)

昨年11月にリリースされたvSphere 6.5ですが、VMwareを愛し、VMwareに愛された(?)バックアップソフトであり、インスタントVMリカバリやストレージスナップショット連携、全てのエージェントレスバックアップの産みの親とも言える(?)、Veeam Backup & Replication 9.5 (以下、VBR 9.5) が1月にリリースされたUpdate1で早くも対応しました!


◆Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 1
https://www.veeam.com/kb2222


「vSphere 6.5に対応しているバックアップソフトなら、既に他にあるよ」と思った方もいるかもしれませんが、そういったバックアップソフトはエージェントレスで仮想マシンバックアップするためのAPI(VMware vSphere Storage APIs – Data Protection)のSDKであるVirtual Disk Development Kit(以下、VDDK)が古いバージョン(6.06.0.2)を利用していることが多く、vSphre 6.5をサポートはしているものの、vSphere 6.5の新機能には対応できていません。


※VDDK 6.0.2リリースノート抜粋
https://www.vmware.com/support/developer/vddk/vddk-602-releasenotes.html
The VMware policy concerning backward and forward compatibility is for VDDK to support N-2 and N+1 releases. In other words, VDDK 6.0 and all of its update releases support vSphere 5.1, 5.5, and 6.5 (except new features).


VBR 9.5 Update 1ではVDDK6.5を利用していますので、vSphere 6.5に完全対応しています。そこで、今回はVBR 9.5 Update 1でのvSphere 6.5対応の一部をご紹介しましょう。


■新しいファイルシステムののサポート

vSphere 6.5の新しいVMFSのバージョン6では512eのサポートや領域の自動再利用などの機能追加が行われていますが、VBR 9.5 Update1ではVMFS6にも完全対応しています。他のバックアップソフトではVMFS6の場合、FC SANやiSCSI SANのようなSAN経由でバックアップするSANモードでのバックアップができないことが多いのですが、VBR 9.5 Update1ではVMSF6であってもSANモードでバックアップすることが可能です。

  

Vmfs6_4

                

VMFS5からVMFS6にはインプレースアップグレードができないため、vSphere 6.5を導入する場合には、最初からVMFS6にしておきたいところですが、VBR 9.5 Update 1ならVMFS6で構成しても安心です。最初はVMFS5で構成し、後でVMFS6にしたいという場合でもVMFS5の環境の仮想マシンをVBR9.5 Update 1でバックアップし、VMFS6にフォーマットし直した環境に対してリストアすることもできてしまいます。

また、VMFS6だけでなく、VSAN 6.5にも対応しています。vSphere環境やVSANを利用しているハイパーコンバージドインフラ製品は、今後、vSphere 6.5ベース(=VSAN 6.5)になっていきますが、VBR9.5 Update 1ならVSAN 6.5になっても心配ありません。



■仮想ハードウェアバージョン13のサポート

vSphere 6.5では新しい仮想ハードウェアバージョンの13が提供され、仮想NVMeコントローラやuEFIセキュアブート、VMFS6での自動領域再利用などの新機能を利用する場合には仮想ハードウェアバージョン13が必須となっています。

Vmhw13_4

  

VBR 9.5 Update1は、この仮想ハードウェアバージョン13にも完全対応していますが、VDDK 6.5を使っていないバックアップソフトでは、仮想ハードウェアバージョン13に完全に対応していないため、事前に仮想ハードウェアバージョン13に対応していることを確認しましょう。

■暗号化されたVMのサポート

vSphere 6.5ではハイパーバイザーにビルトインされた仮想マシンの暗号化機能が提供されていますが、VBR 9.5 Update 1では暗号化された仮想マシンのバックアップにも対応しています。

Efi_4

ただし、vSphere側の制限により、SANモードのバックアップは不可で、NBD(要SSL)モードかHotadd(要プロキシVM自体の暗号化)モードのみとなりますので、気を付けましょう。

Vmenc

 

NBDモード利用時の圧縮

vSphrere 6.5ではバックアップでも新機能が実装されています。ネットワーク経由でバックアップデータを転送するNBD(Network Block Device)モードでは、これまではバックアップデータがそのままESXiホストからプロキシサーバに送られてきましたが、VDDK 6.5ではNBDトラフィックの圧縮を有効にする機能が追加されています。

Nbdcomp_4


VBR 9.5 Update 1はNBD圧縮機能に対応していますので、NBDモードでバックアップしている環境では、vSphere 6.5&VBR 9.5 Update1にするだけで、バックアップのパフォーマンが向上するかもしれません。


今回はVBR 9.5 Update1でのvSphere 6.5対応を中心にご紹介しましたが、VBR 9.5自体も前バージョンから多くの新機能や機能拡張が行われていますので、下記のWebinarや資料をチェックして、空前絶後の超絶怒涛のバックアップを感じてください!

https://www.veeam.com/jp/videos/availability-suite-9-5-now-generally-available-9130.html

https://www.veeam.com/pdf/new/veeam_backup_9_5_whats_new_jp.pdf

担当:臼井