*NetApp Feed

2016/05/23

NetApp 7toC 移行サービス始めました!移行編

皆様こんにちわ

世間では花見のシーズンも終わり、ゴールデンウィークの話で持ちきりですね。

大型連休の後はもちろん、7toCの季節ですね。

という事で、引き続き7toCについて記事にしていきたいと思います。

前回はアセスメント編という事で、今お使いの7-ModeがcDOTに移行できるかどうか??という移行の前段階のお話を記事にしてみました。

今回は実際の7-ModeからcDOTへの移行手順を見ていきましょう!

こちらの記事は64bit環境想定ですのでご注意ください。

32bitからの移行も今後記載したいと思います。

では、早速データ移行の準備をしていきます。

まず初めに必要なもの・・・

そう!SnapMirrorライセンスです。

この記事を見た半分くらいの方から

「持ってないんですけど・・・」

という心の声が聞こえてきた気がします・・・(笑)

大丈夫です。安心してください。ありますよ?

【移行用途で使用する目的であればSnapMirrorライセンスは無償で貸し出し可能です!!】

ですので、SnapMirrorライセンスがないから7toCは無理だなー・・・とお考えの方々も諦めずcDOTをじゃんじゃん売ってください。

こちらのライセンスは別途申請が必要になりますので、お近くの販社様、営業さんにお問合せください。

ライセンスキーをGetしましたら、まずは7-Modeから準備を行います。

7-ModeにCLIでログインしてください。

①7-ModeでSnapMirrorライセンスを有効にします。

>license add <ライセンスキー>

②7-ModeでSnapMirrorを有効にします。

>options snapmirror.enable on

③SnapMirrorのアクセス許可設定を行います。

>options snapmirror.access <cDOT側のInterClusterLIFのすべてのIP>

※細かい事を気にしない場合は【all】や【*】でも可能です。

④移行対象のVolumeのオプションを変更します。

>vol options <Volume名> no_i2p off

>vol options <Volume名> read_realloc off

>vol options <Volume名> nvfail off

恐らくあまり見慣れないvol optionsだと思いますが、基本はすべてデフォルトは【off】

になっております。もしこちらのoptionsを変更しているシステムはご注意ください。

それぞれのvol optionsの意味は以下になります。(マニュアル抜粋)

------------------------------------------------------------------------------------------

no_i2p on | off
このオプションをonにすると、inodeはボリューム上でパスネーム変換を行うことができなくなります。
デフォルト値はoffです。

-----------------------------------------------------------------------------------------

read_realloc on | space_optimized | off
このオプションをonまたはspace_optimizedにすると、ボリュームの読み取りの再配置が有効になります。

結果、一部のブロックをディスク上の新しい場所に書き込むことによって、ファイル・レイアウトが最適化されます。レイアウトが更新されるのは、ユーザの読み取り処理によって該当ブロックが読み取られた場合のみです。また、レイアウトを更新することによって将来的に読み取りのパフォーマンスが向上する場合以外は更新されません。

読み取りの再配置は、ランダムな書き込みと大量の連続読み取りが混在するワークロードで有効活用できます。このオプションをspace_optimizedに設定すると、再配置の更新で、Snapshotブロックがアクティブ・ファイルシステムに複製されないため、スペースの利用率を抑えることができます。

ボリュームにSnapshotが存在するか、ボリュームがSnapMirrorの送信元であるとき、フレキシブルボリューム用のストレージを減らし、次回の更新時にSnapMirrorによって移動されるデータの量を減らせる場合は、space_optimizedを使用すると効果的です。space_optimized値を使用すると、Snapshotの読み取りパフォーマンスが低下する可能性があります。通常は、フレキシブルボリュームでのみ使用されます。デフォルト値はoffです。この場合、読み取りの再配置は使用されません。

-----------------------------------------------------------------------------------------

nvfail on | off
このオプションをonにすると、ファイラーはブート時に追加のステータス検査を実行し、NVRAMが有効な状態にあるかを確認します。このオプションは、データベース・ファイルを保存する場合に便利です。ファイラーが何らかの問題を検出すると、データベース・インスタンスはハングアップするか、シャットダウンされます。さらに、コンソールにエラー・メッセージを送信し、データベースの状態を確認するよう警告します。デフォルト値はoffです。

-----------------------------------------------------------------------------------------

以上で7-Modeでの準備は完了になります。

簡単ですね!!

では、引き続きcDOTの移行準備を行いましょう!

cDOT側にCLIでログインしてください。

cDOT買ったはいいけどよくわからなくて・・・という方も安心してください!

ネットワールドではcDOTの構築動画を配信しております!!

clustered Data ONTAPとは?から初期設定方法やSVM、Volumeの作成方法等も解説されておりますので、是非こちらもチェックしてみてください。

http://www.networld.co.jp/product/netapp/movie/cdot/

Cdot

①InterClusterLIFを作成します。

※もし作成済みの場合はこちらの手順はスキップしてください。

※InterClusterLIFは各Node(コントローラ)に最低一つ必要になります。

>network interface create -vserver <クラスタ名> -lif <InterClusterLIF名> -home-node <node名> -home-port <ポート名> -address <IPアドレス> -netmask <ネットマスク>

コマンド例:

>network interface create -vserver FAS-Cluster -lif intercluster_lif1 -home-node FAS-Cluster-01 -home-port e0d -address 192.168.1.1 -netmask 255.255.255.0

上記コマンドでは【FAS-Cluster】というクラスタの【FAS-Cluster-01】というnodeの【e0d】ポートに対してInterClusterLIFを作成しております。

InterClusterLIFは各nodeに必要ですので、もしお使いのcDOTが2node-Switchless等の場合は、もう片側のnodeにもInterClusterLIFを作成してください。

②作成したInterClusterLIFより7-Modeに疎通可能か確認します。

>network ping -lif <InterClusterLIF名> -vserver <クラスタ名> -destination <7-modeのIPアドレス>

③次に移行先となるVolumeを作成します。

>volume create -vserver <移行先のSVM名> -volume <移行先となる新規Volume名> -aggregate <アグリゲート名> -size <Volumeのサイズ> -state online -type DP

コマンド例:

>volume create -vserver svm-cifs -volume vol_cifs -aggregate aggr1_n1 -size 2t -state online -type DP

ここでのポイントは-typeをDPにすることです。

cDOT間でのSnapMirrorでもdestination VolumeはDPで作成しますが、7toCの場合も同様にDPで作成します。

ここでもしRWで作成してしますと後々のSnapMirror設定で失敗しますのでご注意ください!

④7-Modeとの移行ピア関係の作成をします。

>vserver peer transition create -local-vserver <移行先のSVM名> -src-filer-name <7-Modeのホスト名またはIPアドレス> -local-lifs <InterClusterLIF名>

コマンド例:

>vserver peer transition create -local-vserver svm-cifs -src-filer-name 192.168.1.100 -local-lifs intercluster_lif1,intercluster_lif2


ここでのポイントは通常のvserver peerを作成するコマンドではなく、【vserver peer transition】コマンドを用いる事と、-local-lifsに指定するInterClusterLIFをカンマ区切りですべて入力する点になります。

⑤移行ピア関係が作成されたか確認をします。

>vserver peer transition show

問題なければ以下のように出力されます。

FAS2240A::> vserver peer transition show
Vserver  Source Filer  Multi Path Address Local LIFs
-------  ------------  -----------------  ---------------
svm-cifs  192.168.1.100   -                 intercluster_lif1, intercluster_lif2

ここまでの手順が前準備になります。

ここからはデータ移行手順になります。まさに【7toC】を行います。

7-ModeのデータがcDOTへ移行される奇跡の一瞬を目の当たりにします。

皆様準備はOKでしょうか?

では行きましょう!!Let's 7 to C~!!

①cDOTからSnapMirror関係を作成します。

>snapmirror create -souce-path <7-Modeのホスト名もしくはIPアドレス>:<7-Modeの移行対象のVolume名> -destination-path <移行先のSVM名>:<移行先となるVolume名> -type TDP

コマンド例:

>snapmirror create -souce-path 192.168.1.100:vol_cifs_7 -destination-path svm-cifs:vol_cifs -type TDP

ポイントは-typeが【TDP】になる事です。

通常のcDOT間でのSnapMirrorですと、こちらはDPになるかと思いますが、7-Modeからの移行時はTDPになるのでご注意ください。

②SnapMirror初期転送の開始

>snapmirror initialize -destination-path <移行先のSVM名>:<移行先となるVolume名>

コマンド例:

>snapmirror initialize -destination-path svm-cifs:vol_cifs

※こちらのコマンドを実行しますと、SnapMirrorの初期転送が開始されます。

7-ModeではReadが、cDOTではWriteが増えますので、業務に影響がない時間帯に実行する事をお勧め致します。

③SnapMirrorのステータスを確認します。

>snapmirror show

>snapmirror show -instance

>snapmirror show-histoly

cDOTではコマンドオプションで【-instance】を付けることでより詳細な情報を表示できます。

転送中は以下のような出力になります。

FAS2240A::> snapmirror show
                                                                                                             Progress
Source                      Destination      Mirror      Relationship    Total                  Last
Path                 Type    Path              State       Status          Progress  Healthy  Updated
-----------          ----  ------------      -------      --------------   --------- -------   --------
192.168.1.100:vol_cifs_7 TDP  svm-cifs:vol_cifs    Snapmirrored Transferring  0B     true        04/27 13:22:18

転送が完了しますと以下のような出力に。

FAS2240A::> snapmirror show
                                                                                                             Progress
Source                      Destination      Mirror      Relationship    Total                  Last
Path                 Type    Path              State       Status          Progress  Healthy  Updated
-----------          ----  ------------      -------      --------------   --------- -------   --------
192.168.1.100:vol_cifs_7 TDP  svm-cifs:vol_cifs    Snapmirrored Idle  -     true        -

④SnapMirrorの差分転送を実施

ほとんどの環境において、初期転送は負荷の少ない休日に、差分転送は平日夜間に行いたい等のご要望があるかと思います。

cDOT側でSnapMirror転送のスケジュールを設定するか、以下のコマンドにて手動で差分転送を実施してください。

>snapmirror update -destination-path <移行先のSVM名>:<移行先となるVolume名>

コマンド例:

>snapmirror update -destination-path svm-cifs:vol_cifs

カットオーバー前の最終差分転送も上記コマンドで実施してください。

⑤SnapMirror関係の解除

>snapmirror break -destination-path <移行先のSVM名>:<移行先となるVolume名>

コマンド例:

>snapmirror break -destination-path svm-cifs:vol_cifs

※このBreak状態であれば再同期も可能です。

Break状態にすることでDestination VolumeがR/W可能な状態になります。

ここまで来たらあとは簡単ですね。

CIFSで共有するなりNFSでexportして、Volumeの中身のファイルを確認します。

⑥すべての移行が完了後、SnapMirror関係を削除します。

※cDOT側で入力

>snapmirror delete -destination-path <移行先のSVM名>:<移行先となるVolume名>

※7-Mode側で入力

>snapmirror release <7-Modeの移行対象のVolume名> <移行先のSVM名>:<移行先となるVolume名>

コマンド例:

>snapmirror release vol_cifs_7 svm-cifs:vol_cifs

⑦最後にvserver peer transitionを削除します。

>vserver peer transition delete -local-vserver <移行先のSVM名> -src-filer-name <7-Modeのホスト名またはIPアドレス> -local-lifs <InterClusterLIF名>

コマンド例:

>vserver peer transition delete -local-vserver svm-cifs -src-filer-name 192.168.1.100 -local-lifs intercluster_lif1,intercluster_lif2

以上、     完   了 !

今回はコマンドばかりで難しい印象を持たれた方もいらっしゃるかと思いますが、実際にやってみますと非常に簡単です。

移行時間を除けばオペレーションで1時間かからない程かと思います。

ただやはり既存の7-Modeの状況や、cDOTの設計構築にかかわる部分もありますので、

「どこかまるっと実施してくれるベンダーはないかなー・・・」

と、お考えの方は是非!ネットワールドにお声がけください!

ネットワールドでは7-Mode/cDOTの設計、構築、支援、7toCでのデータ移行もすべて行うサービスもご提供しております!!

ご要望ある方は是非、弊社営業担当もしくは下記URLよりご連絡頂けますと幸いです。

【NetApp製品問い合わせ先】

2016/04/27

ネットワールド、Veeam 始めるってよ

 弊社では色々なメーカーのバックアップソフトを扱っておりますが、この度、新たなメーカーのバックアップソフトが加わることになりました。そのメーカーとは Veeam Software です!下記のプレスリリースで発表されています。

https://www.veeam.com/news/veeam-expands-into-japan-to-deliver-availability-for-the-always-on-enterprise.html

そこで、今回はVeeam Softwareとバックアップソフトをご紹介しましょう。

 

①  Veeam Softwareとは

Veeam社の本社はスイスのバールにあり、仮想環境向けデータ保護と監視ツールを提供するソフトウェアベンダーです。2006年の設立から約10年が経ちますが、売り上げと顧客数を急速に伸ばしています。

Veeam01

②  主力製品について

主力製品はデータ保護製品のVeeam Backup & Replicationと監視ツールのVeeam ONEです。また、この2つがセットになったVeeam Availability Suite もあります。

Veeam03

Veeam Backup & Replicationはバージョンアップを重ね、ユーザーが望む多くの機能を実装してきました。そして、今年1月には新バージョンとなる v9 をリリースしています。

Veeam04_3

 

③  特徴的な機能

この製品が他のバックアップソフトと何が違うのかが気になると思います。細かな違いは多々ありますが、特徴的な機能をいくつかご紹介します。

 (1)ストレージ・スナップショットとの統合
vSphereの仮想マシンのバックアップでは、vStorage API for Dada Protection(以下、VADP)を使用しますが、VADPによるスナップショットではバックアップ中の変更量に応じてログファイルのサイズが大きくなっていくため、バックアップ時間が長くなった場合や変更量が多い場合はスナッショット領域が肥大化してしまいます。

また、スナップショットを削除する際にはマージ(結合)処理が伴いますが、ログファイルが大きくなると、マージ処理に時間がかかったり、不安定になることもあります。

Veeam Backup & Replicationでは、この問題を解決するためにストレージ(NetApp,HP StoreVirtual/StoreServ,EMC VNX/VNXe)とのスナップショット連携機能を提供しています。vSphere上でスナップショットを作成した後、ストレージのスナップショットを作成し、すぐにvSphere上のスナップショットを削除することでスナップショットを保持する時間を短くすることができます。

Veeam05

更に、NetAppのストレージの場合、SnapMirror/SnapVaultと連携することが可能で、SnapMirrorのレプリケーション先・SnapVaultのバックアップ先からバックアップすることでプライマリストレージに影響を与えることなくバックアップできます。vSphere のデータストアとしてNetAppを利用している方には最適です。

Veeam06

ちなみに、次期バージョン(9.5)では、Nimble Storageとのストレージ連携ができるようになる予定ですので、ご期待ください。
https://www.veeam.com/blog/integration-nimble-storage-veeam-availability-suite.html

 (2)アプリケーション対応
VADPでのバックアップはエージェントレスでのバックアップになりますが、VeeamBackup & Replicationはアプリケーション(Active Directory,MSSQL,SharePoint,Exchange,Oracle)を意識したバックアップが可能です。他社のバックアップ製品でも同様の機能を提供しているものはありますが、VMware ToolsのVSSに依存していたり、仮想マシンへエージェントのインストールが必要になります。

それに対して、VeeamBackup & Replication VMware ToolsのVSSインテグレーションコンポーネントは使用せず、Veeamが独自実装したMicrosoftのVSSインテグレーションを使用し、エージェントレスでのアプリケーションを意識したバックアップが可能です。 

Veeam07 

また、VADPのバックアップからのアプリケーションのオブジェクト単位のリストアに対応しているバックアップソフトはいくつかありますが、MS SQL Serverについては、テーブル単位のリストアのリストアも可能で、更に他社ではまだ実現できていない?Oracleのリストアにも対応しています。

 (3)重複排除ストレージとの連携
Veeam Backup & Replicationのバックアップデータ先(リポジトリ)としては、Windows・Linux・NAS(CIFS)・テープなど多くの種類に対応していますが、その中でもバックアップのパフォーマンスが良いのが、EMC DataDomainやHP StoreOnceの重複排除ストレージと組み合わせた場合です。

EMC DataDomainやHP StoreOnceをCIFSとして利用しても良いのですが、Data DomainのDD BoostやStoreOnceのCatalystといったソースサイド重複排除機能を利用すれば、プロキシサーバ上で重複排除を行い、重複排除された(最適化された)データのみをバックアップストレージに送信することで、低速リンク経由でもバックアップデバイスへ高速にデータを送信できます。

Veeam09

通常、DD BoostやStoreOnce Catalystを使う場合は専用のPluginを各メーカーのサイトからダウンロードしてインスト-ルする必要がありますが、Veeam Backup & ReplicationはPluginが予めインストールされていますので、すぐに利用することができます。

尚、Data DomainはDDOS 5.4~5.7まで、StoreOnceはOS 3.13.1以降が対応しております。
https://helpcenter.veeam.com/backup/vsphere/system_requirements.html#target

 (4)セルフサービス機能

日々のバックアップは管理者がスケジュールでバックアップしていても、仮想マシンやその中のファイルをリストアすることになった場合、ユーザーが管理者に連絡してリストアしてもらうのは、管理者・ユーザーのどちらにとっても手間のかかる作業です。

Veeam Backup & ReplicationはEnterprise Managerでのセルフサービスによるリストア機能を提供しています。セルフサービスによりユーザーは専用のリストアポータルサイトにアクセスすることで、仮想マシン単位・ファイル単位・アプリケーション単位のリストアが可能になり、管理者・ユーザー両者の負荷を軽減させることができます。

Veeam10

 

④  価格体系

ライセンスはCPUソケット単位の課金でStandard/Enterprise/Enterprise Plusの3つのエディションと小規模環境向け(6ソケットまで)のEssentialsがあります。エディションによって使える機能が異なり、例えば、前述のストレージ連携をする場合は、Enterprise Plusが必要になります。

※エディション比較表

https://www.veeam.com/jp/backup-version-standard-enterprise-editions-comparison.html


以上、今回は簡単にご紹介させていただきましたが、他にも色々な魅力的な機能がありますので、仮想環境のバックアップにお悩みの方やVeeam製品が気になって夜も眠れない方は、下記までお気軽にお問合せください。

Email :veeam-info@networld.co.jpPropartner_logo_distr_img

担当:臼井

2016/04/06

NetApp 7toC 移行サービス始めました!アセスメント編

皆様こんにちわ

NetApp大好きな皆様に朗報でございます。

なんと・・・ネットワールドで7toC移行サービスを始めます!!(NAS利用限定)

じゃじゃじゃーん!

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※7toCとは?

7-Mode To clustered Data ONTAPの略で、同じNetAppと言えどOSが違い、基本的には互換性がなく移行ができません。

そんなモヤモヤを解決できる機能の名称になります。

7toCを使うことにより、7-ModeとcDOT間でSnapMirrorを使用したデータ移行が可能になります。

-------------------------------------

既存は7-Modeです。でも新規は最新のcDOTを買いたい。

そうなると必然的に出てくる課題。そう!

【データ移行】!!!

皆様も頭を抱えている点だと思います。

ある人は言います。

「robocopyでやればいいじゃん?」

ある人は言います。

「お客様にやってもらえばよくない?」

いやいや・・・そうもいきませんよ・・・

そんな皆様にピッタリのソリューション、【7toC】について段階を追って記事にしていこうかと思います。

今回は移行サービス開始記念の第一弾として比較的容易に移行できる64bit環境のご説明をしていきます。

7toCでデータ移行するうえでポイントになるのが、既存が32bitか64bitか?になります。

なぜ大事なのか?

そうなんです。cDOT8.3からは32bitアグリゲート及びボリュームをサポートしておりません。

なのでこの既存が32bit or 64bitは大事なポイントになります。

これを確認するコマンドは既存7-Modeで「aggr status」と打ってみてください。

<32bitの場合>

           Aggr State           Status            Options
          aggr0 online          raid_dp, aggr
                                  32-bit

<64bitの場合>

           Aggr State           Status            Options
          aggr0 online          raid_dp, aggr
                                  64-bit

こんな形で表示されます。

どちらも表示されない場合は、32bitの可能性があります。

例えば既存がFAS2020等、7-Modeのバージョンが7.xの場合は表示されません。

「32bitはNGですか・・・?」

大丈夫です。32bitからでも移行はできます!!

が、32bitからの移行は工数が多く、手順が長くなりますので、今回はまず64bitからの移行の方法を記載していきたいと思います。

既存が64bitの方は第一関門突破になります。

次に確認する項目がONTAPのバージョンになります。

以下が7toCを行う上でサポートされているバージョンの一覧です。

• Data ONTAP 8.0
• Data ONTAP 8.0.1
• Data ONTAP 8.0.2
• Data ONTAP 8.0.3
• Data ONTAP 8.0.4
• Data ONTAP 8.0.5
• Data ONTAP 8.1
• Data ONTAP 8.1.2
• Data ONTAP 8.1.3
• Data ONTAP 8.1.4
• Data ONTAP 8.2
• Data ONTAP 8.2.1

※細かいPパッチバージョンは気にしなくて大丈夫です。

モデルで言うとFAS2040以降やFAS31xx以降、FAS60xx以降であればサポートされるONTAPバージョンになりますね!

今現在お使いの機種がどのONTAPまでインストールできるかにつきましては、NetApp社のHardwareUniverseというツールがありますので、そちらで確認してみてください。

http://hwu.netapp.com/Home/Index

※閲覧にはNetAppパートナー契約が必要になります。パートナー契約をご検討のパートナー様は弊社営業担当もしくは下記URLより是非ご相談ください。

【NetApp製品問い合わせ先】

さて次に確認する点は、既存でお使いの7-Modeの機能がcDOTに移行できるか?になります。

例えば代表的な機能としてCIFSでの「WORKGROUP」になりますね。

残念ながら今現在の最新のcDOTでもWORKGROUP機能は実装されておらず、ActiveDirectroyが必須になるなど細かい点に注意が必要です。

こういった細かいポイントの確認って大変ですよね?

安心してください。ありますよ?

皆様一回は噂に聞いたことがあるかと思いますが、NetApp社より7MTTというツールがリリースされております。

こちらのツールの本来の用途としてはGUI画面で7toCを行うものなのですが、最新のバージョンではなんと移行におけるアセスメント機能が実装されております。

今回はこのツールを使用してのアセスメント方法をご紹介していきたいと思います。

まずはNetApp社のサポートサイトより、最新の7-Mode Transition Tool 2.3をダウンロードしてください。

※2016年4月現在の最新は2.3になります。

http://mysupport.netapp.com/NOW/download/software/ntap_7mtt/2.3/

※インストール要件もこちらからご確認ください。

「ダウンロードできないよ?」

「権限がないって怒られるよ?」

という方もいらっしゃるかと思いますので、そういった場合はお近くの販社様等にご連絡してみてください。

無事ダウンロードできた方は、実際にインストールしてみましょう!

2

5

11

特にハマるポイントもなく、サクッとインストールできるはずです!

※私の環境はjavaで色々怒られましたが(笑)

さて!では実際にツールを使ってみましょう!

デスクトップにショートカットアイコンがありますので、クリック。

 

23desk

ブラウザが起動します。

 

23login

ここでアカウントを入力しますが、こちらに入力する項目はインストールしたWindowsのアカウントを入力する点にご注意ください。

※私ですか?10分くらいNetAppのrootのアカウントを入れて唸っていたのは内緒です(笑)

 

15


トップ画面が表示されますので、【Collect & Assess】のGet Startedで早速行ってみましょう!

16_2

Collect & Assessのトップ画面が表示されますので、【Add Systems】を押して、既存7-Modeの情報を入力してみましょう!


Add

ここでは7MTTをインストールしたWindowsと通信可能な既存7-ModeのIPとそのアカウントを入力します。

「登録できませーん!」

「エラーになりまーす!」

おや・・・?

もしかしてこれですか??

Error_2

私もこれで1日ハマりました(笑)

もし同じ現象になってしまった方は既存の7-Modeで以下をお試しください。

>options tls.enable on ※通信時にTLSを有効にする必要があります。

>secureadmin setup ssl ※SSL Key Lengthをデフォルト512→1024に変更します。

一応私の検証環境ではこれで登録できました!

20_2

登録が無事完了すると【Ready】と表示されます。
右上の【Create Transition Assessment Report】をクリックしてみましょう!

21_2

移行先のONTAPバージョンを入力し、【Generate Report】をクリックします。

22_2

画面下の部分で何やらレポート作成中ぽいメーターが表示されております。

23_2

レポーティングが終わると2つのファイルが出来上がります。

AssessmentExecutiveSummary.xml → Word

こちらは既存7-Modeのボリューム数や使用プロトコル、推奨移行方法等が確認できます。

Word

AssessmentWorkbook.xml → Excel

こちらは移行の注意点や未サポートの機能、修正方法等が確認できます。

Excel

さて今回は移行サービス開始記念第一弾として、7toCアセスメント編ということでしたが皆様いかがでしたでしょうか?

次回は実際の7-Modeからの移行方法を記事にしていきたいと思います。

「簡単そうに見えるけど実は難しいんでしょう?」

「さすがに移行までは難しいので有償でお願いしたいのですが・・・」

そういったご要望に答える為に、ネットワールドではアセスメントや移行サービスまでを行うサービスをご提供しております!!

ご要望ある方は是非、弊社営業担当もしくは下記URLよりご連絡頂けますと幸いです。

【NetApp製品問い合わせ先】

担当:長岡

2016/02/16

クラウド統合ストレージAltaVaultをさわってみた-概要説明編-

最近、よく「クラウド」なんて言葉をよく耳にする機会が多くなってきましたね

NetApp社からも「バックアップとアーカイブに最適なAltaVaultクラウド統合ストレージ」が提供されています。
実際に何ができるのか!?記載して行きたいと思います。

今回は概要説明をメインにしたいと思います。

-------

AltaVault 概要説明

-------

下記に製品概要を記載します。

Av_blog1

文字で記載するとちょっとわかりにくいので、構成イメージは下記になります。
AltaVaultに直近のバックアップデータはキャッシュとしてお客様環境(ローカル)に保存します。
ある一定の期間経過したバックアップデータはクラウドに保存される仕組みになります。
しかし、バックアップデータをそのままクラウドに保存しますと大容量が必要になりますが
AltaVaultは重複排除と圧縮機能でバックアップデータ容量を節約できます。

Av_blog2


リストアするイメージは下記になります。
直近のデータはキャッシュとしてお客様環境(ローカル)にありますのでそこからリストアします。
ローカルキャッシュにない場合はクラウドから差分データのみリストアします。

ここで注目は、多くのクラウドベンダーはデータ保存にも費用が発生しますが
データ取り出す場合も費用が発生します。
リストアする場合に費用が発生しないようにローカルキャッシュに直近データが保存されているのがいいところですね

Av_blog3_3

ラインナップは下記になります。

  • AltaVault物理アプライアンス    

  • VMware vSphere、Microsoft Hyper-V対応のAltaVault仮想アプライアンス

  • Amazon Web Services、Microsoft Azure対応のAltaVaultクラウドベース アプライアンス

Av_blog4

ちなみにAltaVault物理アプライアンスはNetApp FAS8080EXと同じサイズですので
大企業向けになっています。

ライセンスは90日無償になっていますのでNetApp社から評価用がダウンロード可能になっています
無償の90日間試用版をダウンロード

もし興味がある方がいましたら、下記URLからご連絡お願いします。

【NetApp製品問い合わせ先】

さて、次回は「AltaVault仮想アプライアンス」の展開から設定方法を記載予定です。

長谷部(ハセベ)


2016/02/02

クラウドにバックアップするには?(クラウドゲートウェイ編)

 前回、NetBackupを使用したクラウド(Amazon S3)へのバックアップ方法をご紹介させていただきました。この方法も良いのですが、いくつか課題もあります。

課題①NetBackupはAmazonやGoogleのクラウドには対応しているが、Microsoft Azure等の他のクラウドにはバックアップできない。

課題②NetBackupからクラウドへのバックアップではバックアップデータの重複排除ができないため、クラウドストレージの使用量を削減できない。

課題③NetBackupがアクセラレーター機能で永久増分バックアップができるのは、ファイル・VMware・NDMP(NetAppのみ)だけで、SQL ServerやOracle、Exchange等のアプリケーションやHyper-Vの仮想環境などのバックアップではアクセラレーター機能が使えないので、クラウドへのバックアップ時間を短縮できない。

課題④バックアップはNetBackupのアクセラレーター機能の永久増分により転送量を少なくできても、リストアは対象データが丸ごと転送されるので復旧に時間がかかる。

上記の課題に悩んでいる方、安心してください!解決できますよ!
では、どうやって解決するのかと言うと、クラウドストレージゲートウェイ製品を使用します。

クラウドストレージゲートウェイは、オンプレミスのバックアップサーバとクラウドストレージを仲介する役割を持つアプライアンス(物理or仮想)です。オンプレミスのネットワーク上に配置して、バックアップサーバからは、NAS(Network Attached Storage)やVTL(Virtual Tape Library)の様に見えます。バックアップソフトはオンプレミスのNASやVTLに対して、従来のバックアップと変わらない方法でクラウドストレージゲートウェイにバックアップするだけで、後はクラウドストレージゲートウェイが裏でクラウドストレージにデータを転送してくれます。

クラウドストレージゲートウェイとしては、AmazonのAWS Storage Gatewayが有名ですが、S3やGlacierなどのAmazonのクラウドストレージにしかバックアップできませんし、重複排除ができませんので、上記の課題を解決することはできません。

Nbugw1


そこで、全ての課題を解決するのが、EMC社のCloudArrayNetApp社のAltaVaultといったサードパーティのクラウドストレージゲートウェイ製品です。この2つのストレージゲートウェイ製品は、バックアップサーバからはCIFSやNFSを提供するNASのように見えます。各製品の説明は各製品担当の方のブログにお任せするとして、ここではバックアップソフトの観点でサードパーティのクラウドストレージゲートウェイ製品がどのように前述のバックアップの課題を解決するのか見ていきましょう。


課題①
NetBackupはAmazonやGoogleのクラウドには対応しているが、Microsoft Azure等の他のクラウドにはバックアップできない。

解決①:サードパーティのクラウドストレージゲートウェイ製品はAmazon やGoogleは勿論のこと、下図の通り、Azure等の様々なクラウドに対応しています。きっと、お客様が使用したいクラウドストレージも含まれていることでしょう。 Nbugw5     <AltaVault 4.1>          <CloudArray 6.0>

  

課題②NetBackupからクラウドへのバックアップではバックアップデータの重複排除ができないため、クラウドストレージの使用量を削減できない。

解決②: AltaVaultやCloudArrayは重複排除機能があるため、クラウドストレージゲートウェイ上にバックアップした後、バックアップデータを重複排除し、ユニークなデータのみをクラウドストレージにデータを転送しますので、クラウドストレージへの転送量を抑えることができます。また、ストレージ容量を削減することにより、クラウドストレージのランニングコストも抑えることが可能です。重複排除処理もクラウドストレージゲートウェイ上で行われますので、バックアップサーバに負荷を掛けることもありません。

Nbugw4_9

 

課題③NetBackupがアクセラレーター機能で永久増分バックアップができるのは、ファイル・VMware・NDMPだけで、SQL ServerやOracle、Exchange等のアプリケーションやHyper-Vの仮想環境などのバックアップではアクセラレーター機能が使え

ないので、クラウドへのバックアップ時間を短縮できない。

解決③:クラウドストレージゲートウェイはオンプレミス環境にあるため、インターネット経由でクラウドストレージに直接バックアップする場合と比べて、短時間で確実にバックアップすることができます。また、バックアップ方法も従来のNASに対しての手法と変わりませんので、特定のアプリケーションのみがサポートということもありません。


課題④
バックアップはアクセラレーター機能の永久増分により転送量を少なくできても、リストアは対象データが丸ごと転送されるので復旧には時間がかかる。

解決④:リストアの際もオンプレのクラウドストレージゲートウェイからリストアするため、高速です。リストア対象のデータがクラウドストレージゲートウェイのキャシュ上にない場合でも、クラウドストレージから重複排除されたデータのみをクラウドストレージゲートウェイ転送するため、データ取得(リクエスト)にかかる料金も抑えることが可能です。



バックアップソフトの機能でクラウドストレージにバックアップする場合と比べて、クラウドストレージゲートウェイ製品の費用が追加で必要にはなりますが、重複排除によるクラウドストレージ容量の削減やリストア発生時のデータ転送量の削減によるランニングコストのメリットとバックアップ・リストアのパフォーマンス向上による運用のメリットを考えると、決して高くはないかもしれません。

まずは、クラウドストレージゲートウェイ製品をちょっと触ってみたいけど、環境を作るのが面倒という方は、下記のTest DriveでNetBackup7.7を使用してのAltaVaultへのバックアップを無料で試すことができます。

Test Drive AltaVault backup to AWS S3 (日本語版利用ガイド)

このTest DriveのAltaVaultのCIFS設定では、Everyoneにアクセス許可が設定されていますが、実際の運用ではアクセス許可を設定するものと思います。その際には、NetBackupのサービスのアカウントをCIFSにアクセスできるユーザーに変更する必要がありますので、ご注意ください。

参考:Configuring credentials for CIFS and disk storage units

クラウドストレージゲートウェイを使用したクラウドバックアップ方法はNetBackupだけでなく、CIFS/NFSにバックアップが可能なバックアップソフトであれば、どのソフトでも技術的には適用可能です。お客様の環境や要件に合わせて、最適なクラウドバックアップ方法・製品を選択していただければ幸いです。

担当:臼井

2016/02/01

clustered Data ONTAPパフォーマンス監視への道のり⑤

今回はOnCommand Performance Managerの簡単ですが操作方法を記載したいと思います。

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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances

操作概要

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最初にログインしますと下記画面(ダッシュボード)が表示されます。

クラスタ単位で表示されます。閾値を超えたクラスタなどひと目でわかります。

Opm_blog1_2

管理できるオブジェクトは一覧は下記になります。

Opm_blog2

ダッシュボード画面から各管理オブジェクトへアクセスが出来ます。

今回はSVMのオブジェクトページへアクセスしてみます。

アクセスしますと、上部に下記項目が表示されますので何処がボトルネックになっているか確認できます。

Latency
IOPS
MBps

Opm_blog3

オブジェクトページの下部には”Performance Explorer "が表示されます。

より詳細なグラフが表示されます。必要な項目追加も可能です。

Opm_blog4

”Performance Explorer "比較したいオブジェクトも追加可能です。

下記画面はボリュームを追加しています。

Opm_blog5_2ユーザ単位に閾値設定、変更も可能です。

しかも閾値を超えたアラートに関してはメール送信も可能です。

Opm_blog6_3

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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances

まとめ

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特徴、注意点をちょっとおさらいします。

・Clustered Data ONTAP 8.2.x and 8.3.x 専用
・性能データの最大13ヶ月(390日)の保存(変更不可
 →5分x30日 +1時間x12ヶ月
・5分間隔で性能データ取得(変更不可)
・15分間隔で構成上の更新(変更不可)
・ユーザ定義とシステム定義の閾値によるアラートの通知
ライセンス無料

高スペックな仮想マシンが必要ですが、個人的には結構使えそうな印象を持ちました。

しかし、ちょっと残念なのが、、、、Excelなどのファイルに”エキスポートが出来ない”ことです。

余談ですが、OnCommand Performance Managerとは別に、OnCommand Insightなる製品があるそうです。

有償ですが、なんと他ベンダーのパフォーマンス情報も取得できるとのこと。。

機会がありましたら、OnCommand Insight 記事も書きたいと思います。

もし興味がある方がいましたら、下記URLからご連絡お願いします。

【NetApp製品問い合わせ先】

/長谷部(ハセベ)

2016/01/01

【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

明けましておめでとうございます。本年も Simapan 関連の連載を続けて行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。第5回では、Simpana の重複排除機能を利用した手法と、VMware 仮想マシンのリストア手法をご紹介しました。今回の第6回では、Simpana のデータアーカイブ機能をご紹介します。

 

今日、データの飛躍的な増大によって、企業は、いかにして日々増え続けるデータを管理するか様々な課題を抱えています。日々増加するデータに対して、従来の方法でバックアップを続けていけば、バックアップの取得に必要な時間と保管媒体の容量も同様に増え続けることは明らかです。

 

【データの増大に伴う管理者の課題】

  • 運用管理の複雑化
  • バックアップ時間の増加
  • データ復旧時間の増加
  • システム性能低下への懸念
  • コンプライアンス対策

 

増え続けるデータに対して、データ保護のために取得している定期的なフルバックアップは、更新頻度の低いデータを繰り返し保存することになり、非常に効率が悪いバックアップ運用を実施することになります。更新やアクセス頻度の低いデータに対して、アーカイブの仕組みを実装することによって、稼働系システム上のストレージからアーカイブ先となる 2次ストレージに対象データを移動し管理されますので、その結果、稼働系システム上のストレージ容量が削減されて、バックアップ時間の短縮が図れるようになります。

 

Simpanaのデータアーカイブ機能では、1つのタスク(ジョブ)の中で、バックアップおよびアーカイブの両方を定義することができます。保護対象のデータは、Simpanaの重複排除ディスクライブラリにバックアップされて、その後、アーカイブルールの条件に合致するデータが移動(削除)されます。アーカイブ後に生成される「スタブ」アイコンをダブルクリックすることにより、いつでもデータにアクセスすることができます。

 

【ストレージ有効活用のための Simpana データアーカイブ環境】

Archive002_3

 

【アーカイブデータにアクセスするための「スタブ」の表示】

Archive001_2

 

Simpana のアーカイブ対象には、ファイルシステム、メールボックス、及び VMware 仮想マシン等が含まれていますが、ここでは、NAS のデータアーカイブを説明させていただきます。NAS のアーカイブ方式としては、次の2種類が提供されています。

 

  • NAS ベンダー提供の API と連携した方式 (NetAppおよびEMC)
  • NAS ベンダー提供の API とは連携しない方式 (Isilon、HDS、等)

 

続きを読む »

2015/12/25

clustered Data ONTAPパフォーマンス監視への道のり④

今回はOnCommand Performance Managerの基本設定セットアップ(GUI)を記載します

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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances

基本設定 GUI

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1.設定した管理IPにWeb browserにアクセス

 例)https://<管理IP>

 サポートブラウザは下記になります。    

 • Mozilla Firefox ESR versions 24 and 31

 • Microsoft Internet Explorer (IE) version 11

 • Google Chrome version 41 and 42

 • Apple Safari version 7.x

2.ユーザ名とパスワードを入力して「Sign in」をクリックしてログイン

00010

3.基本設定の画面が表示されますので必要項目を入力して「Save and go to next step」をクリック

 ・Maintenance User Email Address

 ・SMTP Server

  -Host Name or IP Address

  -Port

   -User Name

   -Password

   -Use STARTTLS(チェックボックス)

  -Use SSL(チェックボックス)

00012


 ・NTP Server

  ※デフォルト「time.nist.gov」が表示されていますので必要に応じて修正して下さい。

00014

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後で変更可能ですが、未入力の項目があると先進めませんので仮でも入力が必要です。

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4.AutoSupport設定画面が表示されるので『Yes』を選択して「Save and go to next step」をクリック

00016


5.管理ユーザの変更画面が表示されます今回はそのまま「Save and go to next step」をクリック

00017_2

6.クラスタ追加画面が表示さますので必要項目入力して「Add Cluster」をクリック

・Host Name or IP Address

・User Name

・Password

・Protocol(HTTPS or HTTP)

・Port

00022

追加されると「Cluster Added」に登録されたことを確認して「Save and complete」をクリック

00024_2

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後で変更、追加可能ですが、最低1Cluster追加しない先進めません。

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7.完了しますとダッシュボードが開きます。そうしますと下記メッセージが表示されます。

00026_2

どうやら、15分ぐらい待つようなメッセージが出てきますね


次回は簡単ですが操作方法記載したいと思います。

/長谷部(ハセベ)

2015/12/10

clustered Data ONTAPパフォーマンス監視への道のり③

今回はOnCommand Performance Manager for VMware Virtual AppliancesのOVFファイル展開後のセットアップを記載したいとおもいます。

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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances

初期設定 CLI

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1.展開したOVFファイルの仮想マシンの電源ON

2.VMware Toolsインストールを求めてきます。

Gw00082

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VMware Toolsをインストールしないとセットアップが進みません。

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3.自動でセットアップはしてくれないのでインストールファイルを設定します。

Gw00084

4.VMware Toolsをインストール(インストール完了まで先に進めません)

Gw00088_2

5.タイムゾーンの設定その1

Gw00089

 私はアジア圏在住なので、6.Asia、の「6」を入力

6.タイムゾーンの設定その2

Gw00093

 私は日本在住なので73. Tokyoの 「73」 を入力

7.ログインユーザとパスワードを設定

Gw00097

8.下記画面が表示されれば完了です。

Gw00111

後は、GUIの画面からセットアップしていきます。

GUIセットアップは次回記載します。

/長谷部(ハセベ)

2015/12/09

clustered Data ONTAPパフォーマンス監視への道のり②

今回はOnCommand Performance Manager for VMware Virtual AppliancesをOVF展開してみたいと思います。

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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances

システム要件

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システム要件は下記になります。

000000

これは!!?結構ハイスペックですね。

VMwareサポート環境

・VMware ESXi

 -ESX 5.5 and updates

 -ESX 6.0

・VMware vCenter

 -VMware vCenter Server 5.5 and updates

 -VMware vCenter Server 6.0

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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances

OVFファイル展開

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1.VMware vSphere Clientにて対象ESXi or vCenterへログイン

2.上記タブ 「ファイル」 → 「OVFファイルのデプロイ」を選択してクリック

00008

3.ソース画面にて対象のOVAファイル選択して「次へ」をクリック

Gw00064

4.OVFテンプレートの詳細画面が表示されますがそのまま「次へ」をクリック

Gw00065

5.エンドユーザの仕様許諾契約書の画面が表示されますので「承諾」をクリックして「次へ」をクリック

Gw00067

6.名前と記入、インベントリファイルの場所を選択して「次へ」をクリック

Gw00069

7.作成するホストを選択して「次へ」をクリック

Gw00070

8.作成するデータストアを選択して「次へ」をクリック

Gw00071

9.DISKフォーマット画面にて今回は容量の関係がありますのでThin Provisioningを選択して「次へ」をクリック

Gw00072

10.ネットワークのマッピング画面にて適切なネットワーク選択して「次へ」をクリック

Gw00073

11.プロパティの画面にて必要項目を入力して「次へ」をクリック

■Use IPv6
-IPv6を使う場合はチェック

■Enable DHCP(IPv4) or enable auto-addressing(IPv6)
-DHCPを利用する場合はチェック

■Fully qualifired hostname
-ホスト名を入力

■IP address
-固定IPを利用する場合は入力

■Subnet mask
-サブネットを指定

■Defaut gateway
-デフォルトゲートウェイを入力

■Primary nameserver
-プライマリDNSサーバを入力

■Secondary nameserver
-セカンダリDNSサーバを入力

■Additonal search domains
-追加したいドメインがある場合は入力

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Fully qualifired hostnameの項目では必ずFQDNで入力しましょう。入力しないと再起動したらセットアップする画面が登場します。

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12.設定の確認をして「完了」をクリック

Gw00076

これでOVF展開は完了です。次回は電源投入後のセットアップを実施したいと思います。

/長谷部(ハセベ)