こんにちは、ネットワールドのストレージ担当です。
今回は、Unityのファイルフィルタリング機能を紹介したいと思います。ファイルフィルタリングですが簡単に説明すると特定の拡張子を持ったファイルの利用を制限する機能になります。なかなか取り上げられることがなく意外と知られていない機能ですが、簡単に設定できるのでぜひ参考にして頂ければと思います。
それではさっそく設定手順を確認していきましょう。手順は本当にシンプルでNASサーバーの再起動や難しいConfigファイルを作成する必要はありません。以下の2つの手順を実施するだけで簡単に実装することができちゃいます。
◆手順
1.「¥¥NASServer名¥c$¥.etc¥.filefilter」フォルダにアクセスする
2.フィルタリング設定ファイルを作成する
※「フィルタリングする拡張子名@適用する共有名」で空のファイルを作成
メーカーから公開されているKB情報も併せて参考にして頂ければと思います。
<参考情報>https://support.emc.com/kb/491654
それでは実際に設定していきたいと思います。今回は2つの設定例を挙げて、設定手順を確認していきます。
◆設定例①個人フォルダという共有フォルダにmp3ファイルを保存させないようにする手順
◆設定例②NASサーバー上のすべての共有フォルダへ特定のグループがPDFファイルのみ保存可能にする手順
今回ファイルフィルタリング機能を紹介しましたが、如何でしたか。容量を圧迫するので動画・画像、音楽ファイル等は保存させたくないといった要望を簡単に満たすことができます。気になった方はぜひぜひ一度お試し下さい。
Unityには意外と知られていない機能がまだまだあります。今後もいろいろな機能を取り上げて、Unityの良いところをたくさん紹介していきたいと思います。それではまた次回お会いしましょう!!
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