株式会社ネットワールドのエンジニアがお届けする技術情報ブログです。
各製品のエキスパートたちが旬なトピックをご紹介します。

Cloudian、UPS連携もできるってよ

2021年が始まりました🐄

激動の2020年を過ごした人類。
2021年はどのような1年になるでしょうか。
この危機を世界の国々が連携して乗り越えていければとても素敵ですね。

もとより私たちの暮らすIT業界も『連携』はより深く、スピーディーに世界をより良く変えていけるのであれば、これもまた素敵なことですよね🐄

ご無沙汰しております。そして今年もよろしくお願いします。
ストレージ基盤技術部のコガ・トモヒロです。

今年初のCloudianブログの題材は、HyperStoreの『UPS連携』になります。

えっ、Cloudian HyperStoreってUPS連携に対応しているの!?と驚かれるかもしれません。
# すみません!正直、私は驚きました。

UPS連携したいという要件、需要は確かにあります。
そして、UPSから電源を制御するスクリプトの作成に苦労されているお客様・パートナー様も多いという現実もまた、確かにあります。

UPSソリューションズ様との共同検証

弊社も日頃から大変お世話になっているUPSソリューションズ様製のUPSおよびシャットダウンボックスと弊社のHyperStoreアプライアンスを使用して検証を行いました。

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ちなみにUPSソリューションズ様では本検証より前に、ソフトウェア版のHyperStoreでの検証を実施されていました。

結果はアプライアンス版のHyperStoreであってもソフトウェア版と同様、自動シャットダウン制御も可能ですし、起動もまったく問題ございません。

お客様・パートナー様でシェルスクリプトやバッチファイルの準備も不要ですし、外部サーバーも不要です。

詳細な検証結果はUPSソリューションズ様のホームページにて公開されている『検証結果・事例』ページに公開されている検証レポートをご参照頂ければと思います。

www.ups-sol.com

また、先のブログの中でも紹介しましたように、HyperStoreではrootを無効化し、HyperStore Restricted Shell(HSH)化することが可能です。

blogs.networld.co.jp

そして、検証レポートにはrootを有効化にした場合とHSH化した場合の2パターンの検証結果が載っており、どちらの場合であっても、結果に差異はなく、まったく問題ございません。(本日、2回目)

HyperStoreとUPS連携は既に(ちょっと前から)Ready

HyperStoreに限らず、どうしても機器単体では実現できないこともあります。
当たり前のことかもしれませんが、『連携』できるソリューションがある=仲間がいるということは、とてつもない『強み』だと思います。
そして、仲間がより多いということは、より早く、より遠くへたどり着けるのではないでしょうか。
(翔び超えよう🐤)

まとめますと、
UPSソリューションズ様のUPS/シャットダウンボックスとHyperStoreの組合せはソフトウェア版もアプライアンス版も既にReady状態ですので、HyperStoreとあわせて導入をご検討頂ければと思います!

最後に

2021年の私的テーマは?と申しますと、
『C.C.C』と銘打っていそしんでまいりたいと思っています。
あ、やはり4つにして『C.C.C.C』にします。

  • 1つ目の『C』・・・Container = コンテナ
  • 2つ目の『C』・・・Cloud = クラウド
  • 3つ目の『C』・・・Code = コード
  • 4つ目の『C』・・・Cloudian = オブジェクトストレージ

今後の私的『4C』活動も報告できるか!?
また近いうちにお会いしましょう🐄