皆様こんにちは!!ネットワールドのストレージ担当SEの細川です。
2024年も残り3週間ほどで終わろうとしていますが、如何お過ごしでしょうか。
今回はUnityシリーズのレプリケーション機能で移行できるもの・できないものに関して紹介したいと思います。レプリケーション機能でデータ移行を実施するケースも多いと思いますが、レプリケーションでDR先に引き継がれる情報をまとめています。今回は一番需要が多いと思われるCIFSファイルサーバー環境を例に取り上げます。
<検証環境>
Unity OE 5.4.0.0.5.094(MAIN/DR共に同一OEバージョンにて検証)
※バージョンによっては引き継ぎされない情報もある可能性がございます!!!
以下、簡単に表にまとめてみました。一部引き継ぎされない情報がありますが、MAIN側で設定していた設定情報のほとんどがDR側へ引き継がれることが分かると思います。Unityのレプリケーション機能はホント優秀ですね!!
すべてではないのですが、引き継がれる情報の参考キャプチャも添付します。ローカルユーザー・グループ情報やSMBのオプション、アンチウィルス設定や監査ログ出力設定もしっかりとDR先へ引き継いでくれます。
皆様、如何だったでしょうか。Unityのレプリケーション機能は非常に優秀で、ほとんどの設定が引き継ぎされることが分かって頂けたかと思います。レプリケーション機能を使ってファイルサーバーのデータ移行を検討している人に少しでも役立ててもらえると嬉しいです。ちょっと役立つ小ネタ的な情報を今後も定期的に取り上げていきたいと思います。
それでは、また次回をお楽しみに。
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