こんにちは。ネットワールドでストレージを担当している細川です。
新緑が心地よい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、最近リリースされた Unity OE 5.5の紹介です。
新しいOEがリリースされるたびに新機能が追加されていますが
今回も注目すべき機能がいくつかありますので紹介していきます。
■ NASのQoS機能
これまでBLOCKのみ対応していたQoS機能が、NASにも対応しました!!
NASサーバーまたはファイルシステム単位で制御を行うことが可能です。
<参考キャプチャ①>
<参考キャプチャ②>
<参考キャプチャ③>
■ SMB Top Talkers
svc_topstats コマンドが拡張され、共有ごとの統計情報の表示がサポートされました。
今回初めてこの機能を試しましたが、SMBの統計情報をキレイに出力してくれるため非常に便利です。
ストレージリソースの監視やファイルリソースのパフォーマンス問題のトラブルシューティングに活用できそうです。
<参考キャプチャ④>
※詳細はコマンドヘルプを参照下さい。
■Remote Logging
Syslogサーバー間のTLS暗号化通信のサポートが追加され、セキュリティが強化されました。また、転送するログのカテゴリを選択してフィルタリングする機能も追加されました。
※カテゴリオプションは、「すべてのログ」、「ユーザーログ」、「監査ログ」、「認証ログ」
<参考キャプチャ⑤>
■ その他の新機能
・TLS 1.3のサポート
・NFS 4.2のサポート
・自動ダンプアップロード機能(SupportAssistに接続されたシステムのログを自動生成・アップロード)
Unityは今後も進化を続けていきます。
私自身、Unityが大好きなストレージ製品なので今後も新機能やエンハンスがあれば積極的に紹介していきたいと思います。
それでは、また次回の更新をお楽しみに!
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