
こんちにはネットワールドストレージ担当です。
今回はSCGにPowerEdgeとPowerSwitchを登録する方法をご紹介します。
PowerEdgeやPowerSwitchはお客様自身で監視してストレージはSCGや機器内蔵のリモート保守機能を使用するといったお客様も多いですが、この2つもSCGとの接続が可能です。
対応している機能
SCGはリモートアクセスとリモート発砲を行うための仕組みです。
このうちストレージ製品の多くはリモートアクセスとリモート発砲の両方に対応していますがPowerEdgeとPowerSwitchはリモートアクセスには対応しておらずリモート発砲のみに対応しています。(2025年7月現在)
見るべきマニュアル
SCGへ機器を登録する際は2つのマニュアルを確認する必要があります。
基本的にユーザガイドを見れば足りることが多いですが、サポートマトリクスも見なければ最小バージョンを確認できないこともありますので、両方に目を通すことをおすすめします。
ユーザガイド
設定手順や登録を行う機器でどういった設定が必要か書かれていますが製品によってはユーザガイドに最小バージョンが書かれていることもあります。
サポートマトリクス
PowerSwitchのOS10の最小バージョンや17G世代のiDRACの最小バージョンなどはサポートマトリクスに書かれています。
iDRACは世代によって記載内容が異なるためしっかり確認した方が良いですが、PowerSwitchは最小バージョンが10.4.3.2と古めのバージョンのためあまり気にせずとも問題ないでしょう。
SCGへ接続するために必要な設定
PowerEdgeとPowerSwitchを接続するためにはそれぞれ必要な設定があります。
PowerEdge(iDRAC)設定
PowerEdgeはiDRACがSCGと通信を行います。iDRACはRedfishを使用し通信を行いますのでRedfishが有効でなければなりません。Redfishはデフォルト有効のため意図的に無効にしていなければ、そこまで気にしなくとも問題ありません。
Redfishの設定はiDRAC設定>サービス>Redfishと遷移し設定値が有効であることを確認します。

もし画面遷移を覚えるのが面倒な場合はiDRACの画面右上の検索ダイアログへRedFishと入力するのがおすすめです。

PowerSwitch設定
PowerSwitchはREST APIかSNMP(v2c or v3)を使用します。どちらか片方でも問題ないですし両方設定をしても問題ありません。REST APIの方がコマンドも少なく検討事項も少ないので簡単でしょう。
設定手順は以下の通りです。
SNMP設定
OS10(config)# snmp-server community [コミュニティ名] ro
OS10(config)# snmp-server enable traps
OS10(config)# snmp-server host [SCG IPアドレス] traps version 2c [コミュニティ名]
OS10(config)#snmp-server enable traps envmon fan
OS10(config)#snmp-server enable traps envmon power-supply
OS10(config)#snmp-server enable traps envmon temperature
OS10(config)#snmp-server enable traps snmp authentication
OS10(config)#snmp-server enable traps snmp linkdown
OS10(config)#snmp-server enable traps snmp linkup
REST API設定
OS10(config)# rest api restconf
SCGへデバイスの登録
ここまでができれば下準備は完了です。後はSCGへそれぞれの機器を登録していきます。
SCGへPowerEdgeの登録手順
SCGへログイン後、デバイス管理>デバイス追加 と遷移します。

デバイスの登録画面にて、登録を行うデバイスの情報を入力していきます。

次へをクリックしエラーがでなければ登録は完了です。

SCGへPowerSwitchの登録手順
PowerSwitchもPowerEdgeと設定手順大きくは変わらずデバイスの種類をiDRACからNetworkingへ変更するのとSNMPを使用する場合はコミュニティ名を入れる位の違いです。


次へをクリックしエラーがでなければ登録は完了です。

難しい手順はなくSCGへ登録できるということが理解いただけたのではないでしょうか。
SCGへ機器を登録することでリモートアクセスが可能な場合は環境によってはハードル高くなることがあるかと思いますが、リモート発報だけであれば懸念材料は減り受け入れられるお客様も多いと考えています。それでいて、自動で保守サポートへ障害発報がされるのでより安心した運用ができるようになります。
ぜひサーバやスイッチのリモート監視もご検討ください!
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