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Omnissa Horizon on Amazon WorkSpaces Core ~ Part4

皆様こんにちは!

ネットワールド SEの服部です。

私が担当するHorizon製品と連携可能なWorkSpaces Coreと呼ばれるソリューションについて検証しました。


Part1はこちら
Part2はこちら
Part3はこちら

Part3までで構築は完了しておりますので、今回は構築した環境を用いて各機能の動作を検証します。

Horizonを利用されるお客様で使われることが多い機能を中心に検証しました。


■1.デスクトッププールへのログイン
問題なくログインできました。Horizon Clientを使用して接続できるので、既存でHorizonを利用されているお客様には違和感なく使っていただけると思います!


■2.WorkSpacesマシンの再起動
Horizon ConsoleよりWorkSpacesマシンの再起動が可能です。
問題なく動作しました。


■2.WorkSpacesマシンの再起動
Horizon Consoleから実施可能です。問題なく動作しました。


■3.デスクトッププールのメンテナンスモードへの移行
Horizon Consoleから設定可能です。問題なく動作しました。

 

■4.デスクトッププールの無効化
Horizon Consoleから実施可能です。問題なく動作しました。


■5.セッションの切断・ログアウト
Horizon Consoleから実施可能です。問題なく動作しました。


■6.メッセージの送信
Horizon Consoleから実施可能です。問題なく動作しました。



■7.WorkSpacesマシンの最大数の変更
Horizon Consoleから実施可能です。デスクトッププールの設定を編集し、マシンの最大数を1→2に変更しました。
問題なく動作しました。予備(パワーオン状態)のマシンが1のため、プロビジョニング済みの状態になってます。


■8.ログアウト時にマシンを削除
Horizon Consoleから実施可能です。問題なく動作しました。


ログアウトしたWorkSpacesマシンが削除されることが確認できました。
削除~再作成まで30分程度はかかってしまうので、展開台数は余裕を持った台数にする必要があります。

特に既存でインスタントクローンを利用されているお客様にとっては、この機能で代替することになると思いますので、このあたりの展開時間の違いは展開台数でカバーすることになるかと思います。


■9.電源管理スケジュール
Horizon Consoleから実施可能です。
デスクトッププールの設定で追加可能です。曜日を選択し、サスペンド時間と再開時間を決めるだけなので簡単に設定することができます。



・サスペンド時間中(サスペンド時間経過後~再開時間までの間)

マシンのステータスは[プロビジョニング済み]になってます。



Amazon WorkSpaces コンソールでのWorkspacesマシンのステータスも[停止済み]となっていることが確認できます。

 

・再開時間経過後

Amazon WorkSpaces コンソールでのWorkspacesマシンのステータスが[開始中]になり起動を開始しました。起動開始時刻はスケジュールの時刻通りではなく数分遅れるようです。
Horizon Consoleの画面でも使用可能になりました。

 

・サスペンド時間経過後

Amazon WorkSpaces コンソールでのWorkspacesマシンのステータスが[停止中]になり停止を開始しました。停止開始時刻はスケジュールの時刻通りではなく数分遅れるようです。
Horizon Consoleの画面でも[プロビジョニング済み]になりました。


これらの操作はすべて自動で行われます。一度電源管理スケジュールを設定すれば、停止し忘れによる予期せぬ課金は防げそうです。

サスペンド時間経過後にWorkSpacesマシンに接続していた場合、以下のように警告が表示され、5分後に強制的にログアウトされます。この時刻を変更したりする箇所はなさそうでした。
[ログアウト時にマシンを削除]の設定を有効にしている場合、このタイミングでマシンが再作成されますのでご注意ください。


サスペンド時間中に接続を試みたところ、接続できませんでした。接続があったタイミングでWorkSpacesマシンが起動し使用できるというわけではなく、サスペンド時間中は使用不可ということになります。この点も注意が必要です。

 

■10.USBリダイレクト・クライアントドライブリダイレクト
問題なく動作しました。特にUSBリダイレクトは2025年8月現在ではネイティブのWorkSpacesでは使用できないので差別ポイントになると思います。

 

■11.VMware Integrated Printing
Horizon Clientがインストールされている接続元端末のプリンタのドライバ設定をWorkSpacesマシンにリダイレクトする機能です。
問題なく動作しました。


■12.Horizon GPOによるクリップボードリダイレクト制御
Omnissa  Horizonでは制御用のGPOを提供しており、その中でよく使われるクリップボードリダイレクトの制御を試したころ、問題なく動作しました。
デフォルトではクライアント端末→WorkSpacesマシンのみ許可になっているのを双方向許可にし動作確認しました。


以上で動作検証を終わります。

 

■各機能の動作は問題なかったです。

■Horizon GPOによる各種制御機能が利用できることで、Workspaces単体で要件を満たさないケースでも対応可能です。

■自動プール展開可能なため、マシンの増減が容易にでき比較的規模の大きい環境にも対応可能です。

■電源管理スケジュールを設定することで、通常の運用ではAmazon Workspaces Consoleを触らずにマシンの電源管理が可能だと思います。

■インスタントクローンの代替として、[流動]-[ログアウト時にマシンを削除]の組み合わせで対応することが可能ですが、展開台数に注意する必要があります。

■Windows11が必須の場合、占有ホスト利用のうえ展開するWorkSpacesマシンの台数の要件がありますので、ハードルは高いですが、、ぜひ弊社にご相談ください!