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Microsoft Ignite 2025速報:Day1

みなさん、こんにちは。ネットワールドでSA(ソリューションアーキテクト)として活動している後藤です。

Microsoft Ignite 2025が現地時間11/18 9:00から始まりました!

現地から、速報という形で情報や雰囲気をお伝えさせていただければと思います。

現地から急いで書いているので、かなりはしょった書き方をしていますので、Microsoft Ignite 2025の公式発表内容は、以下の公式ドキュメントをご確認ください。

news.microsoft.com

手抜きではないのですが、そのあたりはご了承いただけますと幸いです。

1:現地の雰囲気

現地の雰囲気はこんな感じです。

写真1:現地の街角の看板

会場付近はこういう広告にあふれていました。

会場はこちら。

写真2:会場(Day-1に撮影)

キャプションの通り、キーノート前々日の準備中の写真なので閑散としていますが、Day1の本日は人でごった返しています。

さらにDay0のバッジピックアップ時はこんな感じでした

写真3:Day0のバッジピックアップ待機列

バッジピックアップデスクは別の部屋(壁の向こう側)なんですが、めちゃめちゃ並んでて、結局ピックアップするのに1時間かかりました……。

ピックアップしたバッジはこちら。

写真4:Attendee Badge

セッション会場で撮ったので写りが悪くてすみません……。

現地はめちゃめちゃ警備が厳重で、セッション会場に入るたびにメイン会場では荷物検査とバッジとPhotoIDの突合が行われて、会場間移動に時間がかかる……(ホテル会場は省略されていましたが)。

2:Day1・キーノート

現地の雰囲気はさておき、本題の本日のセッション速報に移りたいと思います。

キーノートはCopilotとAgent一色だったといっても過言ではないです。冒頭から「democratization intelligence(知能の民主化)」というスライドで人とAIの話から始まりました。

写真5:キーノート風景(1)

この辺りは様々なメディアで取り上げられているかと思いますので、Work IQやFoundary、Fabricは深く書かないことにしますが、インフラ的な視点からいうと、興味深かったのはAzure Copilotと赤シャツことScott Guthrie氏のAzureアップデートでしょう。

Azure Copilotは自然言語での質問に回答し、クエリを生成し、タスクを実行し、ユーザーに代わってAzure上の操作を行ってくれるものになります。

詳細は以下のドキュメントをご確認ください。

learn.microsoft.com

キーノートのデモでは、AKSのトラブルシューティングをAzure Copilotで実際にやっていました。最終的にはCosmos DBへのアクセスが問題だった、というオチでして、AKSだけではなく、使用しているAzureのサービスを全部見てくれるという、とても便利なものでした。Azure上のステータスを確認しながらいろいろとやってくれるのは、トラブルシューティングの時に便利ですね。

写真6:Azure Copilot

とはいえ、全部Copilotがやってくれると、エンジニアが育たなくなる可能性もあるので諸刃の剣ですが……。

赤シャツことScott Guthrie氏のAzureアップデートは、Azureでは70以上のリージョンが動いているとの話から始まりました。

写真7:稼働中のAzureリージョン数

すごいですね。

次の話がAIデータセンターの話で、NVIDIAのBlackwell GPUが数十万のオーダーで動いてるとか。電力凄そう……。

となると出てくるのが、2023年のBuildでも語られていたカーボンオフセットの話でして、2025年には再生可能エネルギー100%とのこと。ホンマかい、という感じですね。本当なんでしょうけど。

写真8:2025年には再生可能エネルギー100%

おまけに冷却の水を循環して、水資源の浪費を0にする、とのこと。これまたすごい。

写真9:水資源の浪費0

また、新しいARMチップであるCobalt 200のアナウンスがありました。

 

写真10:Cobalt 200のアナウンス

パフォーマンスが50%向上らしいです。ARMすごいですね。Cloud nativeな領域ではIntelチップを駆逐しちゃうでしょうね……。

最終的には「AIは人を駆逐するって言われてるけどそんなことないよ。Copilotは人をempowerする存在だから、人をempowerするのがMicrosoftだよ」というようなメッセージが感じられました。「empower」という軸は昔から変わってないでうね。

とにもかくにもCopilot、エージェントなキーノートで、インフラ系の発表は各ブレイクアウトセッションに持ち越し、という感じでした。

期待に胸を膨らませつつ、午後のシアターセッション/ブレイクアウトセッションに参加します。

3:Day1・シアターセッション・Migrate vm's from VMWare or Hyper-V to Azure Local with Azure Migrate

セッションタイトルのとおり、VMwareからAzure LocalへのAzure Migrateを使った以降の話。

ほぼ概要と環境構築、実際の移行作業の流れの話で、後藤が以前書いたBlogとほぼ同じ話でしたので、そちらをご覧ください。

blogs.networld.co.jp

 

4:Day1・Preparing and modernizing Windows Server workloads in Azure(BRK142)

聞きたかったセッションの一つ。

AzureやAzure Arc、Windows Server 2025、Azure Localを使って、インフラをモダン化していこうぜ! というざっくりとした内容ですが、びっくりなものが飛び出しました。

Windows Admin Center Virtualization Modeです。

写真11:WAC v-Mode

WACの仮想化基盤専用モードです。

今まではDBやエージェントを抱えなかったのがWACのメリットでしたが、v-ModeはエージェントインストールでセントラルDBを構えます。よりvCenterに近くなってきました、WAC。

写真12:WACのモード比較

すでにPublic Previewも開始されましたので、帰国後早くいじりたいですね(帰国前にいじれるじゃん、ともいえますけど、速報ブログが……)。

公式ドキュメントはこちらです。

learn.microsoft.com

5:最後に

インフラ系イベントといいつつインフラの色が薄かった初日ですが、明日以降もがんばってインフラセッションを聞いてきて、まとめたいと思います!

 

 

書いた人:後藤 諭史(Satoshi GOTO)

ソリューションアーキテクト部所属。

専門はWindows Server Hyper-VやAzure LocalといったMicrosoft仮想化技術。Microsoft SDN(Hyper-V Network Virtualization)などのWindows Server ネットワーク技術も。
Microsoft オンプレ技術以外にも、エンタープライズネットワークとかMicrosoft Azureとか、運用とか。
ネットワークやハードウェアといった物理層に近いところが大好きな、昔ながらのインフラ屋さん。得意技はケーブル整線。

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