皆様こんにちは!ネットワールド NetScaler 担当です。
本ブログ投稿時の NetScaler(ADC / SVM)の 最新ビルドでは、アップグレード前にローカルライセンスの有効性を確認する新しいチェック機能が導入されました。
これは、従来のファイルベースライセンスを使用している環境に特に関係する重要な変更となります。
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概要
ソフトウェアリリース日付より古いSA日付のローカルライセンスファイルの場合、アップグレードが中断されます。
対象ビルド
・リリース日:2026年1月20日
-Build 14.1-60.57
-Build 13.1–61.26
該当するリリースノート内のID番号
・CTXENG-70912

・リリースノートURL
今回のチェックは、以下ファイルベースの NetScaler ローカルライセンスが対象になります。
対象となるライセンス
・永続(Perpetual)ライセンス
・Fixed Capacity サブスクリプション ライセンス
アップグレードは、次のいずれかの条件を満たしていれば実行できます。
アップグレードが許可される条件
・永続ライセンスを保持しており、その SA(Subscription Advantage)期限がアップグレード対象ビルドの日付を超えていない場合。
・Fixed Capacity サブスクリプションの契約期限がまだ有効であること。
・LAS ベースの Fixed Capacity における、有効なアクティベーション blob が適用済みであること。
これらの条件を満たさない場合、アップグレードはブロックされ中断されます。
実際に検証してみましたので、結果を共有いたします。
条件としまして、SA期限が2025年以前の永続(Perpetual)ライセンスが適用されたNetScalerで検証しております。
アップグレード検証結果
NS13.1 Build 60.32
→アップグレード成功
NS13.1 Build 61.26
→アップグレード中断
実際にアップグレードが中断された場合の画面は以下のようになります。

赤枠箇所に
「~.lic is expired or invalid」
「Upgrage Blocked: Valid license not found」
などのライセンスが起因してアップグレードが中断されたログが出力されます。
条件を満たさない場合の対応
有効なライセンスを適用し、再度アップグレードを実行する必要があります。
まとめ
CTXENG‑70912 は、「ライセンスが不備のままアップグレードして動作不良になるリスクを事前に防ぐ」ための安全機能といえます。
特に従来のライセンスを運用している環境では影響が大きいため、アップグレード前に必ずライセンス状態を確認しておくことをおすすめします。
それでは、また!