こんにちは!
ネットワールドストレージ担当の武田です!
今回はバックアップソリューションであるVeeamとUnityのSnapshot連携の流れを見ていきたいと思います。
以前、別メンバーがPowerStoreとの連携の記事を書いてくれてます。こちらのUnity版となります。
【Dell Blog】スナップショット連携!VeeamのPowerStoreプラグインを入れてみた! - ネットワールド らぼ

本記事は、Dell Unity(NFS接続) × Veeam × Dell Data Domain(DD)を組み合わせたバックアップ構成について、VeeamからUnityのSnapshotを利用してバックアップを取得する一連の流れを検証・解説した技術ブログです。
Veeam導入案件の増加を背景に、Dell製品を組み合わせた基盤提案の材料とすることを目的としています。
内容に入っていきたいと思います。
Veeamのマニュアルを確認すると以下のストレージ連携の構成イメージ図がありました。

こちらのマニュアルを参考に以下の環境を用意しました。
VBRサーバはVeeam Backup and Replicationサーバのことです。OSとしてはWindowsでUnityとは別のストレージに配置しています。

UnityにNFSのファイルシステム領域を作成し、ESXiからNFSマウントしデータストアとして利用している環境を想定しています。
バックアップ対象になる仮想マシンをこちらのUnity上に配置しております。

それではストレージの登録の流れを見ていきます。
まず、Veeamのコンソール画面にログインし[Storage Infrastructure]-[Add Storage]-[Dell Technologies]をクリックします。

次に[Dell Unity XT/Unity]をクリックします。
Nameの欄にUnityの管理IPアドレスを入力し、[Next]をクリックします。

Unityの管理ユーザーのクレデンシャル情報を選択し、[Next]をクリックします。

NFSにチェックが入っていることを確認して、[Apply]をクリックします。
登録に問題がなければ[Next]をクリックします。

[Run the storage infrastructure rescan when i click Finish]にチェックを入れてrescanを実行し、[Finish]で完了です。
Unityの登録が完了し配下のファイルシステム情報の確認ができるようになりました。

登録が完了したので、Veeam上からSnapshotの取得をしてみます。
対象のファイルシステム名を選んで右クリックで[Create snapshot]を選択します。
取得が完了すると、ファイルシステム上にある仮想マシン情報が表示されます。

Unityの画面も確認してみると、Snapshotが取られていることがわかります。
これでVeeam上からUnityのSnapshot操作が出来るようになりました。

次はバックアップジョブを作成していきます。

[Backup repository]にはDDを指定します。
[Advanced job settings]-[Integration]の[Enable bacukup from storage snapshots]にチェックが入っていれば、Storage Snapshot連携でのバックアップになります。

[Enable application-aware processing]にチェックを入れると、アプリケーション上で静止点を取ってのバックアップをとることも可能ですが、今回はチェックを入れずに先に進みます。

今回はスケジュールでの取得はしないので、そのまま進みます。
[Run the job when I Click Finish]にチェックを入れて[Finish]をクリックすると、ジョブ作成と同時にジョブが実行されます。

ジョブが動き出しました。
しばらく待って、[Status]がSuccessになったことを確認し[OK]をクリックします。

Unity側の画面を確認すると内部でSnapshotの取得と削除まで実施していることがわかります。

これで、UnityのNFS領域上で稼働している仮想マシンのバックアップ先にはDDを指定するといったDell製品で固めた基盤が完成します。
バックアップリポジトリにDDを指定するメリットとしては、DDはUnity以上に重複排除や圧縮が効くため容量単価が安価であるという点と、現状UnityにはPowerStoreやPowerScaleといった製品に実装されているSnapshotのリテンションロック機能がありません。
そのため、バックアップ先にDDを指定しDD側でリテンションロックをかけることでより強固にバックアップデータを守ることが可能となりますので、その点もメリットとしてあげられます。
【Dell Blog】DD VEでリテンションロック機能を試してみた。 - ネットワールド らぼ
いかがでしたでしょうか。
設定自体はそれほど難しくないと思いますので、Unity+Veeam+DDのセット構成をぜひ検討いただければと思います!!
今回のブログ作成にあたって、Veeam担当のF氏にもお力添えいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
最後まで、読んでいただきありがとうございました!
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