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OPSWAT AI Content Inspector検証レポート ~AIテキスト解析編~

こんにちは。ネットワールドの大谷です。

本稿は以下ブログの続きとなります。

OPSWAT AI Content Inspector検証レポート ~概要・画像解析編~

今回は、AIで生成したテキストや人間の手で作った文章を解析したらどのような結果となったかを検証しました。

動作検証

今回動作検証として、以下ケースで行いました。

多岐にわたり検証をしているので、本稿は3部に分けて投稿させていただいております。 実際の運用でAI生成コンテンツの判定や、コンテンツの真正性確認を検討されている場合は、 参考にしていただけると幸いです。

過去の検証は以下で記載しております。

OPSWAT AI Content Inspector検証レポート ~概要・画像解析編~

1. AIで作成した画像:済

2. スマートフォンで撮った写真(AI画像ではない):済

3. AIで作成した文章(txtベース):本稿で紹介

4. 人の手で作成した文章(txtベース):本稿で紹介

5. AIで作成したPDFファイル

 - 5KB程度

 - 3MB程度

6. AIで作成したテキストファイルをPDF化

※本稿は2026年6月10日時点の検証結果です。OPSWAT製品は継続的に機能強化が行われているため、閲覧時期によってはUIや設定項目、検出結果の表示内容が本記事と異なる場合があります。

3.AIで作成した文章(txtベース)

Copilotを利用してtxtベースのファイルを作成してもらい、スキャンしました。

AIで文章作成を依頼

結果はAI Generated判定となりました。

OPSWAT AI Content Inspectorの欄をクリックして詳細を確認します。

AIテキストスキャン結果

詳細を見ると「AI Generated Text」と判定されていました。

AIテキスト結果詳細①

「AI-Text Classifier」と「Text Forensic Aggregator」の両方で高いスコアを示しており、AI生成テキストとして判定されていました。

AIテキスト結果詳細②

4.人の手で作成した文章(txtベース)

では次に、人の手で作成した文章を検証します。 試しに私の日報をテキストファイルに転記しスキャンを実施してみました。

日報(※文面は端折ってます・・・)

結果はDetected(検知)と判定されました。

人の手で作成した文章スキャン結果

「AI-Text Classifier」と「Text Forensic Aggregator」でAIで作成したテキストよりも低いながらも、高い数値を検出いたしました。

人の手で作成した文章結果詳細

文章の内容や表現方法に要員があるのかと考え、色々と試してみましたが、いずれもAI Generatedという解析結果となりました。

テキストファイル検証一覧

あきらめの悪い筆者はAetherをインストールした際のTeraTermのログをスキャンしてみました。

結果はNot Detected(未検出)となりました。

TeraTermのログスキャン結果

「Text Forensic Aggregator」が非常に低いスコアとなっているのがわかります。

TeraTermのログ結果詳細

ここで仮説を立てました。※注:あくまで個人の見解です

今回の検証結果を見る限り、AI Content Inspectorは単純に「AIが作成した文章か、人間が作成した文章か」を判定しているわけではないのではないかと考えました。

人の手で作成した日報や文章はAI Generatedで判定された一方で、TeraTermのログについてはNot Detectedとなりました。

この結果から、 AI Content Inspectorは「AIらしい自然言語」の特徴を評価することに重点を置いているように見受けられ、ログやシステムレポートのような構造化されたテキストは判定対象として重視していないのではないかと推測しています。

実際に日報へ固有名詞や個人的な体験談を追加した場合でもAI Generatedと判定されるケースがありました。一方で、タイムスタンプやプロセス情報などが大量に含まれるログファイルではスコアが大きく低下する傾向を確認できました。

そのため、メールやレポートのような自然言語主体の文書に対して、AI生成検知が有効に機能する一方で、作業ログやシステムログのようなデータ主体のテキストについてはAI生成判定が行われにくい、もしくは判定精度が異なる可能性があるのではないかと考えられます。

もちろん、これは今回の検証結果から得られた推測です。 実際の判定ロジックはさらに複雑である可能性があります。しかし少なくとも今回の検証では

「人間が書いた文章」よりもシステムが「出力したログ」のほうがAI生成ではないと判断される傾向を確認することができました。

そのため、本機能は単純な「人間かAIか」の二択判定というよりも、「生成AIが出力しそうな自然言語の特長を持っているか」を評価しているように見受けられました。

本稿では、AI Content Inspectorのテキストファイルの解析検証を紹介いたしました。

今回の結果から、AI Content Inspectorが人間が書いたかAIが書いたかを直接判定しているのではなく、 文章の傾向や構成、表現パターンなどを分析して判定しているように見受けられました。

次回はAIで生成したPDFファイルや性能検証を中心に紹介していきたいと思います。

本記事がAI Content Inspector導入時の参考になれば幸いです


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