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Arcserve CRS Appliance を触ってみました!!②

みなさんこんにちは!ネットワールドのバックアップ担当SEの永田です。


前回の記事では、CRS Applianceの概要とざっくりとした設定の流れをご紹介しました。

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今回は、検証時のスクリーンショットを交えながら、より詳細な手順を紹介できればと思います!(IPMI関連の設定は省略します。)
検証では、UDP ApplianceとCRS Applianceを連携して、CRS Applianceを二次バックアップ先として利用しています。

CRS Appliance 初期セットアップ

IPMIコンソールからリモートコンソールに接続、もしくは、筐体にモニタおよびキーボードを接続し、Shell画面にアクセスします。

インストール用一時アカウントでログインし、ウィザードに従い、設定を進めていきます。

CRSの管理者アカウントを作成します。

タイムゾーンを設定します。

ホスト名を設定します。デフォルトのホスト名を確認するため、こちらでは「No」を選択しました。ホスト名を変更する場合は「Yes」を選択し、ホスト名を入力します。デフォルトのホスト名は「localhost」です。

ネットワークプロファイルを設定します。(※ネットワーク冗長化(ボンディング)機能はCRSバージョン2.0から提供されています。検証時のCRSバージョンは1.6のため冗長化設定は実施しておりません。)

ストレージプールを設定します。ストレージプールは、複数の物理ディスク(HDDやSSD)をまとめて、一つの領域として扱えるようにする仕組みです。CRS ApplianceはRAIDが構成された状態になっているため、ここではHW RAIDディスクに該当するデバイスを指定してストレージプールを構成します。容量の大きい方のディスクを選択すればOKです!

時刻同期の設定を選択します。CRSの時刻同期にはNTSをサポートするNTPサーバを指定する必要があります。「No」を選択すると、デフォルトで定義されているインターネット上のNTPサーバと時刻同期を行うよう設定されます。

セットアップ完了後、インストール用一時アカウントが削除され、自動的にログアウトされます。

ファイルシステム(データ領域)作成

初期セットアップで作成したプール上にファイルシステムを作成します。ファイルシステムは、UDPコンソールでデータストア追加時に、バックアップ先として指定する領域となります。

初期セットアップ時に作成したCRS管理者アカウントでCRS ApplianceにSSH接続します。

下記コマンドで現在のストレージプールを確認します。
# pool list

下記コマンドでファイルシステムを作成します。
# filesystem create -p (プール名) -f (作成するファイルシステム名)

下記コマンドで作成したファイルシステムを確認します。
# filesystem list 

アクセスキー発行

UDPコンソールでArcserveサイバーレジリエントストレージアカウントの登録に必要なアクセスキーを作成します。

下記コマンドでアクセスキーを発行します。ここで設定するIDおよび表示されるシークレットキーは、のちのUDPコンソール側での設定の際に使用するため、安全な場所に控えておきます。シークレットキーは一度しか表示されませんので要注意です!
# key create -i (任意のID名)

下記コマンドでアクセスキーのリストを表示させることができます。
# key list 

CRSライセンス登録

UDPコンソールでCRSライセンスの登録を行い、サイバーレジリエントストレージアカウントの有効化をします。
CRSライセンス登録前は、UDPコンソール上の [サイバーレジリエントストレージアカウント] という項目がグレーアウトされています。ライセンスを登録することでグレーアウトが解除され、アカウントの登録ができるようになります。


UDPにコンソールログイン後、画面右上の [ヘルプ] > [アクティベーションとライセンス] > [ライセンス管理] 画面でCRS用のライセンスキーを追加します。

ライセンス登録後、 [サイバーレジリエントストレージアカウント] が有効化されていることを確認します。

CRS アカウントの追加

事前に作成したアクセスキー等を用いてCRSアカウントを登録します。

左ペインの [サイバーレジリエントストレージアカウント] を選択し、[サイバーレジリエントストレージアカウントの追加] をクリックします。

 

各項目に値を入力し、[保存] をクリックします。こちらで入力するアクセスキーIDおよびシークレットキーは、前述の「アクセスキー発行」手順で作成したIDおよびシークレットキーの値となります。

 

CRSアカウントが登録されたことを確認します。

CRデータストアの作成

CRS Applianceに保存する用のデータストアを作成します(CRデータストアと呼ばれています)。

CRデータストアでは、下記3つのフォルダはCRS Applianceではなく、RPSのローカルディスクを指定します。そのため、CRSシリーズを利用する際は、事前にRPSのローカルディスクのリソースを確認しておきましょう。

  • データストアフォルダ
  • インデックスデスティネーション
  • ハッシュデスティネーション

左ペインの [復旧ポイントサーバ] を選択し、RPSを右クリックし、[Arcserveサイバーレジリエントデータストアの追加] をクリックします。


各項目(データストア名やCRSの情報、イミュータブルスナップショットの取得間隔等)を設定し、[ 保存 ]をクリックします。

CRデータストアが正常に追加されたことを確認します。

 

これでCRS Applianceに保存するための設定は完了です!!あとは、バックアッププランでCRデータストアを指定してバックアップを取得するのみとなります!

 

今回、CRS Applianceの詳しい設定手順について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
CLIでの操作が必要なため、少し難しく感じる方もいるかもしれません。しかし、実際に試してみると設定自体はあまり難しくなく、意外と簡単に利用開始できるなという印象を受けました!
Arcserve社は日本語のマニュアルや技術情報が充実していますので、設定手順や製品の仕様について気になる点がある方は、ぜひArcserve社のサイトも参考にしてみてください!

内容は未定ですが、次回もCRS Applianceに関する記事を投稿する予定です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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