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ウィーンから速報 : Nutanix .NEXT EUROPE 2016 後半

本記事はウィーンから速報 : Nutanix .NEXT EUROPE 2016 前半の続編です。是非、前半からお読みください。

きれいなスライドを使ってのご紹介ではなく、現地からのライブ感を重視して私の目線で撮影した写真を使ってご紹介致します。都合よく前から2番め、ど真ん中の椅子に座れましたのでかなりいいアングルでの写真になっています!

詳細については彼の記事が既に更新されていますので、こちらは帰国後早々にでも・・・。彼の記事もPart 1とあるとおり、分割でないと出せない規模になってきています。

.NOWの内容を含め、もっと詳しく知りたいという方は以下のセミナーへ是非お申し込みください。

Nutanix/VMware 2大メーカー ヨーロッパイベントからの最前線

ウィーンで開催された「Nutanix .NEXT Conference EUROPE」とバルセロナで開催された「VMworld EMEA」からの情報 2本立て

VMwareAWSの戦略的なパートナーシップ発表直後の10月17~20日で開催された「VMworld 2016 EMEA」参加メンバーによる VMware の最前線情報 と、Cisco UCS や Citrix XenDesktop ファイルサービスへの対応など矢継ぎ早に進化を続ける Nutanix 社の最新の「.NEXT」イベント「Nutanix .NEXT Conference EUROPE」参加メンバーによる、Nutanix 社の最新情報が2つまとめて聞ける日本で唯一のセミナーです。

「.Next on Tour Tokyo/Osaka」や「vForum Tokyo/Osaka」では語られなかったレアな情報や、より新しい情報が目白押し!両社の販売代理店必見の内容をお届け致します。

続いて紹介されたのが「ワンクリック ネットワーク」です。

Fig079

既に既報の可視化と追加されてオーケストレーションが挙げられています。可視化についてはまたまたPrism流、分かりやすい表示になっています。

Fig080

検索はもちろん、VLANを含めた接続の様子が一目瞭然です。続いてオーケストレーションですが、「L2」「L4」「L7」それぞれのオーケストレーションが紹介されました。まとめてご紹介。

Fig081

L2接続の自動化、これは各エコシステムベンダーから提供される仮想アプライアンス経由で実行されるようです。ネットワークへの接続が簡単なだけでなく、物理ネットワークまでを含めた包括的な可視化が出来るようなAPI仕様になっているようです。ロードバランサ、ファイヤウォールについてはサービスチェイニングを利用して通信に割り込みをかけているようですが、Prismからは直感的にどういう通信をPaloAltoに送るのか、F5のロードバランサに仮想IPからリダイレクトされる対象の仮想マシンはどれなのか、など分かりやすいUIが用意されていました。

Fig082

対応を予定しているエコシステムベンダーは以下のとおりです。

Fig083

弊社でキャンペーンを行っているMellanox社も名を連ねています。ブースで確認したところ連携にはMellanox NEOを使うようですね。このMellanox NEOはMellanoxハードウェアをお持ちの方は無料で利用できます。そして、いよいよ・・・

Fig084

マイセグ、こと、マイクロセグメンテーションが登場です!

機能はもちろんですが、何より、これら全てが1クリックのシンプルさで提供されるということも大きな特徴です。

Fig085

サーバ&ストレージエンジニアとネットワークエンジニアはプロトコルが違う、と言われることも有りますが、それをNutanixはワンクリック、シンプル化で乗り越えさせてくれようとしているのです。

さて、まとめはこの一枚。

Fig086

ワンクリックで、ウェブスケール!これに付きますね。ウェブスケールがネットワークの世界にまで手を伸ばしてきました。変わらずにワンクリックで利用できる、それがエンタープライズクラウドです。

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX)

キーノートについての記事はこちらでオシマイですが、もう一つ番外編の記事を予定しています。乞うご期待!