日本国内でもランサムウェアの被害の件数と身代金の支払額が大幅に上がっているようです。
”ランサムウェア 2016”で検索するだけでもかなりの記事が出てきます。
被害は、一般企業よりも、医療、公共、教育関係が多く、全体の8~9割を締めています。報道される事例もあるわけですが、氷山の一角であろうと推測されます。
2016年の統計では、Q2からQ3で急激に件数が延び4倍に達したとの報告があります。
2017年も始まり1ヶ月が経ちますが、今年もウカウカしていられない状況が続きそうです。
また、身代金を支払っても、100%復旧できるかというとそうではないようです。 半数近くがデータが戻らない状況があったようです。 酷い話です。
始めから感染しなければ何も問題がないわけですが、お金を払った後でデータが元に戻らないのは問題です。
ついでに、偽のランサムウェア(感染していないけど攻撃したように見せかけて身代金を要求する)で身代金を支払った事例もあるようで、被害を恐れる心理面に漬け込む悪質な事例です。
インフルエンザと同様避けて通れない状況になってきていますので、感染しても大丈夫なように手立てを考えるべきだと思います。ネットワークには繋がり続けているわけですから、必要な対策をするべきでしょう。
セキュリティ面とデータ保護の2面から取り組むべきです。セキュリティ対策だけでは感染してからは手立てがないので、大事なデータは事前にバックアップが必要です。
それも出来る限り長い期間のバックアップを残すことが重要です。
今年もPCやスマホ、企業だけではなく個人のデータについてもバックアップを考えるよい機会だと思います。
是非、弊社のランサムウェア対策をご覧ください。
ランサムウェア対策:http://www.networld.co.jp/solution/ransomware/
Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田