最近、雨の日が続いていますが、EMCファンの皆様いかがお過ごしでしょうか。こんにちは、銀のしゃちほここと細川です。 前回はvVNXのデプロイが完了して、vDiskの割り当てを行ったところまで紹介しました。今回はその続きのvVNXのセットアップから実践していきたいと思います。
まずブラウザを起動して、ネットワーク設定で付与した管理IPアドレスを入力します。 すると管理ツールのUnishereが起動するので、以下のユーザ・パスワードでログインします。
<接続先>
ユーザ:admin パスワード:Password123#
☆CheckPoints:実機でセットアップの場合も、初期の認証情報は同じです。
ログインを行うと、Unisphere Configuration Wizard画面が表示されるので、「Next」をクリックします。
Unisphere License Agreement画面が表示されるので、「Accept license agreement」を選択して、「Next」をクリックします。
Unisphere Passwords画面が表示されるので、ログインパスワードを入力して、「Next」をクリックします。
☆CheckPoints:サービスパスワードとログインパスワードを分ける場合にはここで設定して下さい!!
Unisphere Licenses画面が表示されるので、System UUIDをコピーします。
ダウンロードサイトに接続して、ライセンスのレジストレーションを行います。 「License Your System for Full Functionality」をクリックします。
https://www.emc.com/products-solutions/trial-software-download/vvnx.htm
先ほどコピーしたSysytem UUIDを貼り付けて、Product Nameに「vVNX」を選択して、「SUBMIT」をクリックします。
☆CheckPoints:Configuration Wizardで出力されたSystem UUIDをコピーしておくと便利です!!
「Install License File」をクリックして、生成されたライセンスファイルを指定し「Upload」をクリックします。
「License file installed successfully」が表示されたことを確認して、「Next」をクリックします。
Domain Name System (DNS) server画面が表示されるので「Next」をクリックします。
Time Server画面が表示されるので、「Next」をクリックします。
Disk Configuration画面が表示されるので、「Create Storage Pools」をクリックします。
Specify Pool Name画面が表示されるので、プール名を入力して「Next」をクリックします。
Select Virtual Disks画面が表示されるので、プールに追加するディスクにチェックを行い、ディスクタイプを選択して「Next」をクリックします。
Summary画面が表示されるので、内容を確認して「Finish」をクリックします。
Results画面が表示されるので、正常に完了したことを確認して「Close」をクリックします。
Disk Configuration画面が表示されるので「Next」をクリックします。
iSCSI Interfaces Configuration画面が表示されるので、「Next」をクリックします。
NASサーバの構成画面が表示されるので「Next」をクリックします。
Replication Interfaces Configuration画面が表示されるので「Next」をクリックします。
Summary画面が表示されるので、設定内容を確認します。
設定が正常に完了したことを確認して、「Close」をクリックします。
これで初期セットアップは完了です、「OK」をクリックします。
以降は利用したいプロトコル毎のセットアップを行って下さい。CIFS設定に関しては以下のネットワールド動画サイトに詳しく取り上げているので、ぜひ参考にしてみて下さい。めちゃくちゃおススメです!!また、不明点はオンラインヘルプも併せて利用すると便利です。
<ネットワールド構築ビデオ>
http://www.networld.co.jp/emc/movie_vnxeguide3200.htm
CIFS/NFS/iSCSIさらにはSnapshotにReplication、無償でここまで出来るのって本当にすごいですよね!! ぜひVNXeの良さを体感して、vVNXマスターを目指して下さい!!
記事:ほそかわ