本年もVMworldの現地で合間を縫って、出来る限り現地の雰囲気をお伝えしていきたいと思います。
現地での8月31日のゼネラルセッション、すでにYouTubeに映像が上がっておりますが、88カ国から23,000人以上が参加する盛大なイベントです。
Co-PresidentのCarl氏の語るVMwareのITアーキテクチャは変わらずOne Cloud, Any Application, Any Deviceですが、One Cloudの部分、UNIFIED HYBRID CLOUD(統合されたハイブリッドクラウド)と銘打って、少しメッセージが変わってきています。いよいよ新たに構築中としていたCloudプロバイダーとしてのDNAと従来からのソフトウェアソリューションプロバイダーとしてのDNAが融合してきています。
その後はDirecTVのCEOが登場、ビジネスのスピードを上げるための一手としてSoftware-Defined Datacenterが必要ということでした。Huluなどのデジタル産業のプレイヤーと競合し始めている今、従来のビジネスドメインを守るためにも待ったなしということでしょうか。
その後はBill氏、Raguh氏と技術的な内容が続きます。EVO SDDC Managerなどもありましたが、中でも今回はこれでしょう!(EVOについては別で後ほどご紹介します。)
「vMotion based migration」ですって!! これまではReplication baseでしたが、ついにクラウドの間をvMotionで飛び越えるという機能が出てきました。もちろん、以前からvMotionがLong Distanceをサポートしたりしていましたのでおどろくべきことではないのですが、ここまで手軽にできた「隠し味のソース」はやはりNSXによる先進的なネットワーキング機能のおかげとのこと。
その後はEMCフェデレーションに最近参加することになったVirtuStreamのCEOが登壇します。この会社、PernixDataのユーザーとして知っていましたが、今回紹介されているμVMという技術も面白いですね。こちらは詳しく研究して以下のセミナーでも触れられればと思います。
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最後は新CTOのRay氏とCloud Native Apps担当CTOのKit氏によるCloud Native Appsについて。こちらも盛り沢山ですので、後日こちらのブログでもご紹介していきます。
これまでにバラバラに様々なテクノロジーが紹介されてきましたが、本日はReady for AnyのApplicationsの部分が非常にわかりやすくまとまっていました。明日は順番的にAnyのDevicesの方かなぁ、なんて思いながら、まずは速報第1弾でした。
記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@pernixdata_netw)