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2018年5月

2018/05/30

Arcserve UDP|仮想マシンを急いで復活させるには?

こんにちは、バックアップ担当の宮内です。
ご挨拶が遅くなりましたが、 3月のセミナーではとても多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました!
引き続き、Arcserveとネットワールドをよろしくお願いたします。

お礼ついでに、今回もArcserveの機能を紹介したいと思います。
紹介する機能はArcserve UDPの「仮想スタンバイ」と「インスタントVM」!

どちらも仮想マシンを迅速に復旧するための機能なのですが、「どう違うのかわかりにくい」という話を耳にします。
実際に触ったことがないと、イメージしにくいですよね。

Arcserveのブログでもまとめられているのですが、それでもまだ悩んでいる人がいる!
ということで、私の言葉でちょっとまとめて比較してみました!

ちなみに、今回はvSphere環境を前提に話を進めますが、Arcserve UDPはHyper-V環境にも対応しています。
厳密に言えば仮想化基盤ごとに異なる部分がありますが、大まかな仕組みは同じなのでご安心ください。

■通常の仮想マシンバックアップ・リカバリ

それぞれの機能の紹介をする前に、まずは仮想マシンバックアップの基本をおさらいしましょう。
まずは仮想マシンバックアップのしくみから!

VMware社からはVMware vStorage APIs - Data Protection(通称VADP)というAPIが提供されています。
このAPIを使用することで、バックアップソフトウェアはvSphere環境の機能と連携して効率よく仮想マシンのバックアップを取得することができるのです。

□仮想マシンバックアップのしくみ(vSphere環境の場合・通称VADPバックアップ)

  1. バックアップサーバーからvSphere環境(図ではvCenter)にバックアップのリクエストが送信されます
  2. VMware Snapshotが作成され、仮想マシンファイルの静止点ができます
  3. 静止点となった仮想マシンファイルがバックアップサーバーに転送されます
  4. 仮想マシンのスナップショットが削除(統合)されます

ちなみに図中にRPSと書いてあるものはArcserve UDPのバックアップサーバー「復旧ポイントサーバー」のことです。
UDPは大きく分けて「コンソール」「復旧ポイントサーバー」「エージェント」の3コンテンツで構成されていて、コンソールでバックアップを管理し、復旧ポイントサーバーが実際のバックアップを実行し、エージェントがバックアップ対象となる、というイメージです。
UDPの構成についてはArcserveさんの紹介資料がわかりやすいと思うので、是非ご一読くださいませ。

このしくみを利用した仮想マシンの一般的なバックアップ・リカバリの流れは以下のような感じです。

□仮想マシンの一般的なバックアップ・リカバリ

  1. 仮想マシンのデータがデータストアからバックアップサーバーに転送され、バックアップイメージとしてバックアップサーバーに保存されます

    -----障害発生-----

  2. バックアップサーバーからデータが転送され、仮想マシンファイルが仮想環境のデータストアにリストアされます
  3. リストアした仮想マシンファイルから仮想マシンが再作成され、電源をいれることで利用できるようになります

通常のリストアで一般的に時間がかかるとされるのは、手順2の「データ転送」の部分です。
どうにかしてこのデータ転送時間を短縮させたくて、UDPでは異なるアプローチで2つの手段を用意しました。
それが、「仮想スタンバイ」と 「インスタントVM」ということです。

ではおまたせしました、それぞれの機能を紹介いたします!


■仮想スタンバイ

仮想スタンバイとは

あらかじめ仮想マシンをリストアしておき、有事の際にはリストアしておいた仮想マシンを起動するだけで迅速な復旧を可能にする機能

データ転送に時間がかかるなら、時間に余裕があるうちに送ってしまえばいいじゃない!という発想ですね。

□仮想スタンバイを利用したバックアップ・リカバリ

  1. 仮想マシンのデータがデータストアからバックアップサーバーに転送され、バックアップイメージとしてバックアップサーバーに保存されます
  2. バックアップサーバーからデータが転送され、リストアされます。リストアした仮想マシンファイルから仮想マシンがスタンバイVMとして再作成されます

    -----障害発生-----

  3. 待機していたスタンバイVMの電源を入れることで利用できるようになります

ちなみに、仮想スタンバイ中は本番マシンのモニタリングができるので、本番機に障害があったときに自動的にスタンバイVMが起動するようにも設定できます。
欠点としては、普段使わない仮想マシンが常に1台存在するので、仮想環境側のリソースを余分に使ってしまうことですね。
ただ、復旧後にあれこれする必要がないというのは、障害対応の大変さを考えるとなかなかのメリットだと思います!

■インスタントVM

インスタントVMとは

バックアップイメージを一時的なデータストアとしてESXiホストにマウントし、本来のデータストアへのデータ転送をすることなく迅速な復旧を可能にする機能

データ転送に時間がかかるなら、とりあえずデータ転送しなければいいじゃない!という発想ですね。

□仮想スタンバイを利用したバックアップ・リカバリ

  1. 仮想マシンのデータがデータストアからバックアップサーバーに転送され、バックアップイメージとしてバックアップサーバーに保存されます

    -----障害発生-----

  2. バックアップサーバー内のバックアップイメージを一時的なデータストアとしてESXiホストにNFSマウントします
  3. 一時的なデータストア内の仮想マシンファイルから仮想マシンが再作成され、電源をいれることで利用できるようになります

本来のデータストアに仮想マシンのファイルがなくても、仮想マシンを使えるようになるんです。
もちろん、そのままずっと使い続けるわけには行きませんが、ご心配なく!
あとからvMotionで本来のデータストアにお引越しさせればいいんです。
(正式に復活させずに、必要な仕事だけしてもらってすぐに消すのも選択肢の一つです)
インスタントVMのパフォーマンスは通常の仮想マシンと比較すると悪いので、いずれにせよ早めの2次処理がおすすめかな、と思います。

そうそう、仮想スタンバイの欠点として先程触れた「仮想環境側のリソースを余分に使う」といった心配は、インスタントVMではありません。
リカバリ後の処理は必要になるものの、バックアップ時点で何も準備しなくても使える、というのもインスタントVMの強みですね!

■まとめ

Arcserve UDPにおける、仮想マシンを迅速に復旧させるための2つの機能をご紹介しました。
簡単に2つの機能をまとめたいと思います。

仮想スタンバイ:予め仮想マシンをリストアしておく機能

  • バックアップの時点で準備が必要
  • 復旧時の手間が少ない
  • 仮想環境のリソースを余分に使う
  • スタンバイVMのパフォーマンスは本番機と同じくらい

インスタントVM:データを転送せずに仮想マシンを起動する機能

  • バックアップの時点で準備は必要なし
  • 復旧時に手間がかかる
  • 仮想環境のリソースを余分に使わない
  • インスタントVMのパフォーマンスは本番機より落ちる

最後に、仮想マシンを迅速に復旧させるために、他のバックアップ製品はどんな機能を備えているか、代表的なものを紹介して終わりたいと思います!
みんな考えることは似ていますが、ちょっとずつ特長があるので、比べてみると面白いかもしれません。

□Veritas NetBackup

  • AIR(Auto Image Replication)

    遠隔地でもすぐにリストアできるよう準備してくれるレプリケーション機能。
    リストアしてあるわけではないので、仮想スタンバイほどではありませんが有事の際の一手間が省けます!
    仮想マシン以外もレプリケーションできます。
    ※リンクはネットワールドネットワールドの製品紹介ページです

  • インスタントリカバリ

    インスタントVMとほぼ同じ機能。
    一時的なデータの書き込み領域を別途用意するため、一時的な仮想マシンのパフォーマンスが落ちにくいのが優位点!
    ※リンクは以前書いたブログ記事です

□Veeam Backup & Replication

  • フェールオーバーとフェールバック

    仮想マシンのレプリカを作成し、本番VMがダウンしたら即座にフェールオーバーさせる機能。
    フェールバックで切り戻します。
    アプローチはちょっと違うかもしれませんが、発想は仮想スタンバイと似ていますね。

  • インスタントVMリカバリ

    インスタントVMとほぼ同じ機能。
    仮想マシン復旧後のvMotionまでVeeamのコンソールで実行できるのが特長!


ありがとうございました!

書いた人:宮内

Go with Flow

本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方は

Go with the Flow ご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Go with the flow は時代の流れに従うという意味がありますが

今回のここのflowはFlowと製品とかけていて共に進むとかその様な意味合いとも読み取れるわけです。

Go with xx という題名は使われすぎているように見えるが、今回、NutanixののネットワークとFlowを考えると Go with Flowが完璧な題名なのです。今日、Flowについては順調にすすんでいます。AOS5.6が4月にリリースされアプリケーションセキュリティを高めるVMマイクロセグメンテーションが含まれFlowは正式に様々なクラウドの全てのアプリケーションを安全に接続するための方法としてFlowを正式に発表しました。

 

NutanixのHCIで構成されているシンプルな情報基盤は、いまNutanixコンセプトの1クリックでシンプルにネットワークとセキュリティを利用できるようになります。

このブログでNutanixはマイクロセグメンテーションに触れながら、AHVにあるFlowのための旅の流れについてNetsilの買収によるFlowの基礎基盤技術とマルチクラウドを見据えた素晴らしい部分の一部をご紹介します。

Headwaters: Virtualization for the Enterprise Cloud OS

その前にFlowの物語を一度AHVへ戻します。

私たちのHypervisorはLinux KVMをベースとしており、ネットワークとセキュリティ技術はOpen vSwitchをベースとしています。このOpen vSwitchは拡張とパフォーマンスを提供してきました。

初期の頃よりOVSは素晴らしい革新と拡張が出来るものとして認知され続けて来ています。

私たちはOVSを選択したのはさらなるハイブリッドやマルチクラウド環境での最近での分散アプリケーションという仮想化環境でネットワーク周りで重要な役割について大きな計画が常にあたからです。

OVSは我々の即時に求められる要求に対応する堅牢なプラットホームと将来機能開発をするための豊富な機能を提供しました。

2015年にAHVが始まり OVSは仮想マシンのネットワークと機能を補ってきました。例えばIPアドレス管理(IPAM)もその一つです

Are we there yet?

AHVの仮想化ネットワークは始まったにすぎません。

4月にリリースしたAOS 5.6 ではNutanixはアプリケーションをより安全にそしてをれをNutanixのシンプルという哲学のもと、1クリックで実行するFlowの最初の機能セットをリリースしました。

AOS 5.6はVMマイクロセグメンテーションとネットワークサービスを含んでおり、全ての管理はPrimを通して管理され、Flowは追加でいかなるコンポーネントも必要なくシームレスにお客様が気に入っているAcropolis Data Planeの既存で動作するのです。

Application-Centric Security

私たちは当然VMマイクロセグメンテーションのコンセプト、East – West Firewallが新しくないという事を理解しています。

このアプローチとアプリケーションセントリックセキュリティによって行う意味では何が違うのか?我々のマイクロセグメンテーションに対するアプローチはネットワークでは始まりません。実際、どのようにネットワークが構成、構築されているかには依存しません。

従来型のマイクロセグメンテーションを構成するために求められている論理ネットワークのアプローチとは違うので、Nutanixにはそのような要求や複雑さはありません。

我々はお客様が既存のネットワーク環境を変更せずに、Flowを使ってマイクロセグメンテーションを既存の環境に組み込むことが出来ます。

シンプルさを保持しながら、管理者、アーキテクトの方がビジネスやアプリケーション要求を提供できるのです。私たちのアプローチは可視化、ポリシー、そしてまさにこのアプリケーションセントリックからなりたてっています。

アプリケーションセントリックは3つの鍵となる属性があります

  1. アプリケーションの固有のフレームワークを理解したPolicyフレームワーク

  2. 開発者の方がどのようにアプリケーションを作っていくかというグルーピング
  3. 異なるアプリケーション内の予測可能なすべてのネットワークの推測や可用性のインパクトになりうるエラーの排除を行うための完全な相互互換の可視化

私たちは有効なセキュリティポリシーを作成する唯一の方法は安全とされている事を正確に把握する事が重要と考えています。

このアプリケーションの例ではキーとなるのは仮想マシンの論理グループの作成と可視化です。

カテゴリと呼ばれるPrism内での新しい管理構造の始まりと共にFlowはwriterへクラス分類をベースとする仮想マシンの論理グループを実施できるようにしています。

例えば高レベルのグループは開発や本番に、またカテゴリはWeb サーバやデータベースといったアプリケーションの為に利用されます。

Flowのポリシープロセスのなかで、一度カテゴリが作成されるとポリシーはカテゴリと紐づきます。これは仮想マシンではありません。

これはダイナミックなネットワーク識別(例えばIP)からポリシーとグループを分類するという重要な違いで、これはポリシー作成にかかわる典型的で複雑さを大幅に削減します。エンドポイントを理解する事の責任から解放されポリシーによって常に情報を把握し自動的にポリシーの更新、変更が行わる仮想化環境に移行するのです。

Flowの機能の一部にカテゴリの中にあるVMs間の通信を可視化するものあがり、結果、このような機能がポリシー作成にも役立つことになります。

想像してみてください

全ての予測するネットワークと実際にアプリケーションがどのように動いているかを把握しなくてよくなったとしたら。。まさにそれがマイクロセグメンテーションを通して独自のポリシーによるApplication – centric SecurityによるFlowが提供するものなのです。

マイクロセグメンテーションを越えてーーより高い安全性をーー

私たちは従来の機能が求められる場合があることは強く認識しています。

これらの理由からFlowにはまた上述した同じポリシーを仮想マシン間で他の機能、またはサービスへリダイレクトまたはTapする機能を含んでいます。

それらは主に私たちのエコシステムパートナー様によって提供され、主な例では

3rd パーティのFirewall IPS/IDS製品やパケットモニターといったサービスがあげられます。もっと詳細を知りたいかたはこちらをご確認ください。

What’s around the next bend? (Flow + Netstil)

私はこのBlogでみなさんにもたらしたことはニューオリンズで開催されたいくつかの発表でした。

3月にもどってみると素晴らしい製品を持っているNetsil社を買収しました。

Netsilは後ろから読むと “listen” です。

BlogではすでにFlowが使っているポリシーについて説明しました。そして今、これらをNetsil技術のマッピング、ディスカバリー、アプリケーションコンテキストと組み合わせるとお客様は本当にユニークかつよりアプリケーション中心の有用なものを得られるようになります。

Blog_flow01

Netsilでは自動的に仮想マシン内にいるアプリケーションを見つけ自動的にカテゴリにアサイン、またセキュリティポリシーの作成をする為のアプリケーショントポロジーを作成します。予期するネットワークと複雑性を理解しそれを”1クリック”へ置き換えるのです。この機能は2018年の後半に利用可能になる予定ですので、ご期待ください。

動画はこちらを参照ください

Where to NEXT? (Multi-Cloud)

NutanixではEnterprise Cloud OSの中で如何なるすべてのアプリケーションを動かすことに焦点を置いたFlowの機能やサービスについて大きな計画を持っています。

Flowはオンプレミスで利用可能な同じリケーションセントリックセキュリティをクラウドの一部へと拡大していく事が期待されています。

ゴールはお客様が“1クリック”でマルチクラウドを操作できるようにするためにオンプレミスからパブリッククラウドへワークロード移動するための機能やサービスをFlowを通じて提供する事なのです。

Flowは現在GAされていますので、評価、ご購入に関してはネットワールドへご相談ください

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© 2018 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Enterprise Cloud Platform, the Nutanix logo and the other products and features mentioned herein are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/05/25

Azure 上で SharePoint Server 2016 をオフラインインストールしてみよう!(後編)

今回は「Azure 上で SharePoint Server 2016 オフラインインストールしてみよう!」

後編となります。

前回の投稿はこちらです。

https://blogs.networld.co.jp/main/2018/05/azure-sharepoin-caa6.html

後編は引き続き以下の導入ステップ 4~6 についてご紹介していきたいと思います。

 

1.Azure クイックスタートテンプレートによるAD 仮想マシンの展開

2.ギャラリーからのSQL Server 2016 仮想マシンの展開

3.WebPIを利用したWorkFlow Managerのオフラインインストール

4.SharePoint前提条件のオフラインインストール

5.SharePoint Server 2016 のオフラインインストール

6.Workflow Manager の初期設定と SharePoint Server 連携設定

 

4.    SharePoint前提条件のオフラインインストール

 

SharePoint導入に必要な前提条件はインストールCDの「prerequisiteinstaller.exe」

を実行する事で、SharePointの前提となるソフトウェアを自動でインストールします。

 

こちらも通常ですと Workflow Manager と同様にインターネットに繋がっている事を

前提としています。

 

インターネット接続出来ないオフライン環境でインストールするには、前提のコンポー

ネントを個別にダウンロードする必要があります。

 

以下のSharePointサポートチームブログに個別にダウンロードが必要な記載されて

おりますので、こちらからダウンロードしたファイルをインストールCDの

「prerequisiteinstallerfiles」のフォルダにコピーします。

 

※インストールCDの中身は事前にサーバーの任意の場所にコピーしておいてください。

 

SharePoint Server 2016 のオフライン インストール

https://blogs.technet.microsoft.com/sharepoint_support/2016/04/05/sharepoint
-server-2016-%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E
3%83%B3-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%
BC%E3%83%AB/

 

今回はFドライブのSP2016ファルダ配下にインストールCDのコピー先としましたので

「PrerequisiteInstaller.Arguments.txt」は以下の記載となります。

/sqlncli:"F:\SP2016\prerequisiteinstallerfiles\sqlncli.msi" /ODBC:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\msodbcsql.msi" /Sync:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\synchronization.msi" /AppFabric:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\WindowsServerAppFabricSetup_x64.exe" /IDFX11:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\MicrosoftIdentityExtensions-64.msi" /MSIPCClient:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\setup_msipc_x64.exe" /WCFDataServices56:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\WcfDataServices.exe" /KB3092423:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\AppFabric-KB3092423-x64-ENU.exe" /MSVCRT11:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\vcredist_x64.exe" /MSVCRT14:"F:\SP2016
\prerequisiteinstallerfiles\vc_redist.x64.exe"

この「PrerequisiteInstaller.Arguments.txt」 を 「PrerequisiteInstaller.exe

同じ場所に配置し、実行します。

 

参考:実行時にテキストファイルの記載に誤りがあるとエラー画面が表示されるので、

ログファイルを確認し、テキストファイルに誤りがあれば修正してください

 

Image31 

5.    SharePoint Server 2016 のインストール

前提条件のインストールが完了すれば、あとはSharePointの通常のインストールの

ステップを進める形となります。

 

インストール手順に関しては以下のサイトで解説されていますので、ここでは手順の

ステップは割愛し、インストール・初期設定時のパラメーターを記載させて頂きます。

 

SharePoint Server 2016 を 1 台のサーバーにインストールする

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/install/install-sharepoint-server-2016-on-one-server

 

SharePoint 2016 のインストール

設定項目

既定値

参考設定値

備考

ファイルの場所

(SharePoint

2016)

C:\Program

Files\Microsoft Office

Servers

 既定値と同じ  

ファイルの場所

(検索インデックス ファイル)

C:\Program

Files\Microsoft Office

Servers\16.0\Data

 既定値と同じ  

SharePoint 製品構成ウィザードの実行

設定項目

既定値

設定値

備考

サーバーファームへの接続

●既存のサーバー ファームへの接続

○新しいサーバー ファームの作成

○既存のサーバー ファームへの接続

●新しいサーバー ファームの作成

 

データベース サーバー

(空白)

<データベースサーバー名>

 

データベース名

SharePoint_Config

   

ユーザー名

(空白)

SPS\Spfarm

 

パスワード

(空白)

********

 

パスフレーズ

(空白)

********

 

サーバーの役割

○フロントエンド

○フロントエンド

 

 

○アプリケーション

○分散キャッシュ

○検索

○ユーザー設定

○単一サーバー ファーム

○アプリケーション

○分散キャッシュ

○検索

○ユーザー設定

●単一サーバー ファーム

 

ポート番号

□ポート番号を指定する

■ポート番号を指定する

55555

 

セキュリティ設定の構成

○NTLM

○ネゴシエート

(Kerberos)

●NTLM

○ネゴシエート

(Kerberos)

 

ファーム構成ウィザードの実行

設定項目

既定値

設定値

備考

サービス アカウント

○既存の管理アカウントを使用する

●新しい管理アカウントを作成する

ユーザー名

(空白)   パスワード

(空白)

○既存の管理アカウントを使用する

●新しい管理アカウントを作成する

ユーザー名

SPS\Spsvc パスワード

********

 

サービス アプリケーション

App Management

Service

Business Data

Connectivity Service

Lotus Notes Connector

Machine Translation

Service

Managed Metadata

Service

PerformancePoint

Service Application

■PowerPoint Conversion

Service Application

■Project Server Service

Application

■Search Service

Application

■Secure Store Service

■State Service

■Usage and Health data collection

■User Profile Service

Application

■Visio Graphics Service

■Word Automation

Services

■Workflow Service

Application

   

サービス

     

サイト コレクションのタイトル

(空白)

トップ

 

URL

/

   

テンプレートの選択

チーム サイト

   

   

  6. Workflow Manager 初期設定とSharePoint 連携設定

 

前回投稿のステップ 3 でインストールしたWorkflow Manager の初期設定として

Workflow Manager ファームの作成を行います。

 

ファームの作成に関しては、下記の情報を参考にして頂ければと思いますが

簡単に設定ウィザードの流れをご説明していきます。

 

新しいファームの作成

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj193514(v=azure.10).aspx

 

Workflow Manager 構成ウィザードが起動します。

[既定の設定を使用して Workflow Manager を構成する(推奨)] をクリックします。 

Image7

[新しいファームの構成] 画面で下記設定を行います。[→]をクリックします。

SQL Server インスタンス

SQL Server 名 (FQDN)

認証

Windows 認証 (デフォルト)

サービス アカウント名

AccountName@DomainName

このコンピューターの HTTP によるWorkflow 管理を許可する

チェックあり (デフォルトはチェック無し)

このコンピューターのファイアウォールルールを有効にする

チェックあり (デフォルト)

証明書生成キー

任意のキー

メモ:既定では、HTTPSを使用して通信します。そのため、HTTPによるワークフロー

管理を許可する場合は、[このコンピューターの HTTP による Workflow 管理を

許可する] チェックボックスをオンにします。

Image9

[概要] 画面で構成を確認します。[✔]をクリックします。

Image12

Image13 構成が完了したことを確認します。

Image16

下記画面が表示されたらインストールは完了です。

Image18

[完了] をクリックします。

         

最後のステップは、SharePoint サーバーと Workflow Manager の連携設定を行います。

 

連携方法としてはHTTPSまたはHTTP接続での連携となりますが、今回はHTTP接続を

前提としたステップとなります。

 

設定方法としては、SharePoint 管理シェルを利用して以下のコマンドを実行します。

 

Register-SPWorkflowService –SPSite "http://(SharePointサーバー)" –WorkflowHostUri http://(Workflow Managerサーバー):12291–AllowOAuthHttp

 

実行後、SharePoint サーバーの全体管理にアクセス、アプリケーション構成の管理>サービス アプリケーション>サービス アプリケーションの管理>Workflow Service Applicationを選択します。

Image19

 

「ワークフローは接続されています」が表示されていれば設定は完了です。

Image20_2

今回は Azure クイックスタートテンプレートを利用して、SharePoint Server 2016

簡易評価環境をオフラインインストールで構築するステップを紹介しました。

Azure上で敢えてオフラインインストールというだいぶニッチな内容ではありましたが

オンプレミス環境でも同様の手順で環境構築にも活かせますので、是非試して頂ければ

と思います。

今回はSharePoint環境構築のみとなりますが、ワークフロー機能等を具体的な設定方法

などは以下のガイドが公開されていますのでこちらを参考して頂ければと思います。

 

Microsoft SharePoint Server 2013 ワークフロー活用ガイド

http://download.microsoft.com/download/A/F/B/AFB0C8F4-6AAA-44E8-A119-C755BA7831DA/SharePoint2013_Workflow_final.pdf

 

最後に弊社から改めてご案内をさせて下さい。

 

前回の投稿でもご案内しておりますが、弊社はMicrosoftのCSPパートナー契約を結んで
います。

 

CSP(Cloud Solution Provider)とはOffice 365やAzureなどマイクロソフトの

クラウドサービスを月額課金方式で再販する新しい販売モデルです。

 

Image48

 

クラウドを中心としたビジネスにおいて継続的に利益を上げるには、安定した

月額課金型ビジネスを通じてお客様との中長期的な関係を構築する必要があります。

 

CSPはこうしたビジネス環境の変化に対応し、パートナー様が他社との差別化を図り、

顧客ニーズに沿ったパートナー様独自の付加価値を提供することによって収益性の

向上と新たなビジネスチャンスを創出するためのプログラムとなっています。

 

弊社ではCSPリセラー様を募集しており、CSPリセラー様への各種支援策を実施中です。

Office 365やAzureの月額課金販売に興味があり、導入時の技術支援が必要なパートナー様は

是非弊社営業またはms-solution@networld.co.jpまでご相談ください。

Image49

今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました!

投稿者:津久井

2018/05/23

Nutanix Kubernetes Volume Plugin For On-Demand Choice

本記事の原文はSr Technical Marketing Engineer であるDwayne Lessner氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)

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NutanixはDocker Volume Pluginを長い間提供してきました。そして今Kubernetes Volume Pluginを利用するための新しいプラグインオプションを追加します。

Nutanix Kubernetes Pluginは多くのオプションをKubernetesの自動化の選択肢として利用したいユーザに提供します。

Docker Incのように 私たちは会社内での異なる部門、または個々の開発者の方々でさえもどんなソリューションにも縛られたくないと実感しています。

NutanixはStaticとDynamic Provisioning の両方のPersistent Volumeをサポートします。

以下はKubernetes Documentationより

  • A PersistentVolume (PV):

管理者によって提供されたクラスタ内のストレージの一部で、 ノード = クラスタのリソースと同じようなクラスタ内のリソースです。

PVsはボリュームの様なプラグインですが、PVが利用する個々のPodでは独立したライフサイクルを持もっています。

このAPIオブジェクトはストレージ(NFS, iSCSIまたはCloud-provider-specific)の実装の詳細を取得します。

  • A PersistentVolumeClaim (PVC):

PVCはユーザからのストレージリクエストで、podに似ているものです。

Podはノードリソースを消費しPVCはPVリソースを消費します。Podは特定のリソース(CPUやmemory)を要求し、Claimは特定のサイズとアクセスモードを要求します。

Nutanix Kubernetes Volume PluginはABSストレージベースのiSCSIを利用しており、NFSv4の追加でさらに多くのオプションの追加がされる予定です。

高度なデータ配置を行うNutanix Enterprise Cloud OSはすべてのAll Flash , Hybrid , All Flash & Hybrid のmixed上で実行する事が出来き、さらにストレージオンリーノードの追加で様々なニーズに対応する事が出来ます。

次の例では、お客様は仮想マシン群とコンテナを動作させている8つのAllFlashノードと4つのストレージオンリーノード(Hybridタイプ)を拡張ストレージとして持っているとします。

他のリソースがビジーとなる場合にNutanixABSからストレージオンリーノードを含むすべてのノードからストレージ利用が出来ます。

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新しいPluginを試すために、SwarmとKubernetesの両サポートのベータ版である最新のDocker Datacenterを利用してテストを行いました。そこで、

4つ無効なIPを持つワーカーノードとすべてのノードは同じiSCSI イニシエーター名が実装されていました。iSCSIイニシエーター名は /etc/iscsi/initiatorname.iscsiで定義する事が出来ます。(defaultはiqn.1994-05.com.nutanix:k8s-worker)

ローカルクライアント上のkubectlを設定しないでいくつかのマネージャーのコマンドを実行してみました。

画像はDDCのアカウントセットアップを始めたものです。

この方法で気に入っているものはDDCへのログインするセキュリティです。他のエントリーポイントを持っていません。

C8c3121a22b4427da35c357249987d05Nutanix Pluginで最も興味のあることは開発者がPersistentStorageのサービスレベルを選べる事であると考えました。

プラグインをセットアップする際はStorage Classを作成する必要があり、クラスはゴールドとシルバーの2つです。

ハイブリットクラスタの環境ではお客様はGold Tierを選択する事ができ、Gold Tier では自動的にvDiskをSSDTierに配置されます。

ピンニングされるため、Ultimateのライセンスが必要となります。

Metadata内の名前フィールドでお客様がしなければ行けないことはGoldまたはSilverのどちらのサービスレベルを利用したいかを選択するだけです。次はどのようにNutanixのStorageClassを作成するかのサンプルです。

code:

kind: StorageClass
apiVersion: storage.k8s.io/v1
metadata:
name: class_type provisioner:
nutanix/abs parameters:
prismEndPoint: prism_ip_address:port
dataServiceEndPoint: data_service_ip_address:port
user: user_name
password: password
secretName: kubernetes_secret_name
storageContainer: storage_container
fsType: file_system_type
chapAuthEnabled: "true_or_false"
iscsiSecretName: iscsi_secret_name
defaultIqn: kubernetes_worker_node_iqn

All Flash でテストではストレージをSSDへ固定する必要ありませんので、Silverのストレージクラスを選択しまし、その為には、ストレージクラスを利用するためにのPersistent Volume Claimを作成しなければいけません。

Dynamic Persistent Volumeを作成するとPlug-inは自動的にボリュームを提供します。PVC APIsはストレージ要求で利用され、PVCによってサイズとアクセスモードを指定できます。

Podが削除された際は、ボリュームがリリースされたと判断されてその後に削除されます。デフォルト動作はReclaimPolicy からRetainにすることで変更が可能です。

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上の図のVolume Group detailsではFlash modeが無効かされています。PolicyがGoldだった場合はFlash Modeが有効化されます。

NutanixとDockerのご利用にあたってはSwarmとkubernetesを同じクラスタ上で実行する事が可能となることは、開発者にとっては非常に喜ばしいことではないでしょうか

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Nutanix Kubernetes volume pluginの詳細なドキュメントはポータルサイトよりご覧ください。

このようなプラグインを利用する場合などは機能とライセンスをきちんと確認する事が大切です。

Forward-Looking Statements Disclaimer
This blog includes forward-looking statements, including but not limited to statements concerning our plans and expectations relating to product features and technology that are under development or in process and capabilities of such product features and technology. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; delays in or lack of customer or market acceptance of our new product features or technology; the failure of our software to interoperate on different hardware platforms; failure to form, or delays in the formation of, new strategic partnerships and the possibility that we may not receive anticipated results from forming such strategic partnerships; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; and other risks detailed in our Form 10-Q for the fiscal quarter ended October 31, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this presentation and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances.

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記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

Citrix Synergy 2018 キーノートまとめ

こんにちは、ネットワールドの海野です。

前回の記事に引き続き、Citrix Synergy 2018での発表内容をお伝えしてまいります。

Citrix Synergy 2018のメインセッションとなるキーノートでは、次の3つのキーワードがフィーチャーされていました。

  1. Experience
  2. Choice
  3. Security

これらが今年のCitrixを象徴するポイントとなっていくわけですが、それぞれについて説明していきます。


1. Experience

近年、普段私たちがパソコンで利用しているような業務用アプリや、スマホで利用するアプリなど、

さまざまなアプリは洗練され、使いやすくなってきています。

そして、さまざまなアプリを活用することでさまざまなタスクが簡単にこなせるようになっています。

しかしながら、個々のアプリの操作は簡単であるものの、アプリの数は増え、操作性などに統一性が

なく、ユーザーエクスペリエンスやトレーニングコストに悪影響が発生していることも事実です。

これらを解決するための製品としてCitrix Workspace Appが発表されました。

Citrix Workspace App は Citrix Receiverを置き換える製品であるとのことですが、あらゆるデバイスで統合されたインターフェイスを提供し、

現状のReceiverで利用可能な仮想化されたWindowsアプリ以外に、モバイルアプリやWebベースのSaaS、ファイルなどのコンテンツも一元的に利用できるようになります。

001

会場ではWindowsノートPCを使ってAdobe Photoshopの画像データをWorkspace App上で展開し、それをOffice Web AppのPowerPointでコンテンツとして貼り付けて、Workspace Appでの一元的なデータ利用をデモとして披露していました。

さらに、WindowsノートPCからChromebookへのシームレスな作業の継続ができるということも紹介していました。

002

2. Choice

Citrixは以前よりマルチハイパーバイザーをサポートし、システムの選択肢の自由度を提供することについて取り組んでいます。

そして、ハイブリッドクラウド、あるいはマルチクラウドといった組み合わせは近年では一般的となりつつあります。

今回のCitrix Synergy 2018ではGoogle Cloud Platform (GCP)との連携が発表されました。

003_2

従来からもGCP上のWindowsインスタンスを便宜的に物理マシンとして扱うことでXenDesktopとして利用することができていましたが、「電源管理」や「シンプルな仮想マシン展開」といった内容からもXenDesktopのホストとして登録ができるようになることが予想されます。

個人的な考えですが、CitrixはずっとMicrosoft Azureを強力に推しメン扱いしていた印象を持っていましたので若干の違和感がありましたが、同時期に開催されたNutanix .NEXTでもGCPをフォーカスした内容が発表されていましたので、GCPは非常に勢いがあるのだろうという感想を持っています。

さらにそれに加え、Microsoftとも連携を継続していきますというメッセージも併せて打ち出しており、Windows Server 2019の即時サポートやRDMIへの対応も表明していました。

(RDMI : リモート デスクトップ モダン インフラストラクチャー)

004

3. Security

Citrixはユーザーエクスペリエンスを追い求めることと同時に、セキュリティとの両立も実現させています。

セキュリティは近年のCitrixが最も注力している分野であるとのことですが、ユーザーの行動を分析して、普段と異なるアクションが行われたときにアラートを通知するような、ふるまい検知の仕組みであるCitrix AnalyticsがもうすぐGAとなるようです。

005


今回の記事は冒頭にご紹介した「Experience」「Choice」「Security」の3つのキーワードをもと

にザックリと基調講演での内容についてまとめをご紹介しましたが、

6月から7月にかけてCitrix Synergy 2018の内容を含むCitrix製品の最新トレンドをお届けするセミナーを開催致します。

ネットワールド版 Citrix のトレンドまるっとお届けセミナー with Microsoft

それ以外にも当社SEチームがVDI環境としてのAzureやNetScaler活用の最新動向やベストプラクティスなどをまとめておりますので、少しでも興味のある方は奮ってご参加くださいませ!

(セミナーの詳細は上記URLをご覧ください。)

記事担当者 : SI技術本部 海野  (うんの わたる)

2018/05/18

Azure 上で SharePoint Server 2016 をオフラインインストールしてみよう!(前編)

 

本記事は、「Microsoft Azure を使い始めた方」「SharePoint Server を評価検証したい 方」向けの内容となります。

 

今回のお題であるSharePoint Server 2016インストールですが、ただ単純にインストール

するのでは面白味に欠けるかなという事で、今回はインターネットに繋がっていない

状態(オフライン)でSharePointをインストールする方法をお伝えしたいと思います。

 

「なぜわざわざオフラインでするのか? しかもAzure上なのに?」

 

とお思いの方もいらっしゃると思いますが、お客様の中にはセキュリティポリシー上

インターネットへの通信が許容されないという環境もあるかと思います。

 

基本的なSharePointのインストールに関しては以下のSharePointチームブログ

Microsoft MVPの方も情報提供されていますが、こちらの内容を参考にしつつ

進めていきたいと思います。

 

SharePoint Server 2016 単一サーバー (検証) 環境構成メモ

https://crieilluminate.wordpress.com/2016/09/29/sharepoint-server-2016-config/

 

SharePoint Server 2016 のオフライン インストール

https://blogs.technet.microsoft.com/sharepoint_support/2016/04/05/sharepoint-server-2016-%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/

 

今回のシステム構成は以下となります。

Image1

 

SharePoint2016は、スタンドアロンでSQLサーバーとSharePointサーバーの同居構成となり

もっともシンプルな構成です。

 

 

導入ステップとしては以下の流れで進めていきたいと思います。

1.Azure クイックスタートテンプレートによるAD 仮想マシンの展開

2.ギャラリーからのSQL Server 2016 仮想マシンの展開

3.WebPIを利用したWorkFlow Managerのオフラインインストール

4.SharePoint前提条件のオフラインインストール

5.SharePoint Server 2016 のオフラインインストール

6.Workflow Manager の初期設定と SharePoint Server 連携設定

 

※Azure 仮想マシンのOS日本語化手順は割愛しています。

今回は上記ステップのうち、前半のステップ1~3について触れていきます。

それでは早速見ていきましょう。

 

1.    Azure クイックスタートテンプレートによるAD 仮想マシンの展開

今回はAzure上に新しいリソースグループを作成し、ADとなる仮想マシン1台を構成します。

 

またADサーバーの仮想マシンはAzure クイックスタートテンプレートというものを利用して

展開したいと思います。

(本題はSharePointですので少しでも手抜きしたいという(笑))

 

クイックスタートテンプレートは、複数の仮想マシンを展開するための設定情報が

コーディングされています。

 

様々なパターンのテンプレートが公開されており、このクイックスタートテンプレートを

利用する事によって仮想マシンを効率よく展開可能です。

 

それではまず以下のURLにアクセスします。

 

https://azure.microsoft.com/ja-jp/resources/templates/

 

画面上部に検索窓が表示されていますので、ここに検索キーワードとして、

 

「new AD Forest」と入力してみます。

 

すると7件がヒットしました。

 

このテンプレートがよさそうですので、こちらを選択します。

 

Image2

 

「Azureへのデプロイ」をクリックします。

 Image3

Azure ポータル画面に遷移しますので、必須のパラメーターを入力して「購入」をクリックします。

Image4_2

 

テンプレートが展開されますので、しばらく待ちます。

 

ちなみに今回のテンプレートではAzure VMの仮想マシン名やVMインスタンスのサイズは

問われませんでしたが、出来上がった仮想マシンは、「adVM」という名でVMサイズは

「D2V2 Standard」 が選択されていました。

 

この辺りの調整は、テンプレートのJSONファイルの記述を修正することで、カスタマイズ

可能です。

 

Image5_2

今回のテンプレート展開で作成された仮想ネットワークにはDNSサーバーとして

ADサーバーのプライベートIPが設定済みの状態となっています。

 

この後作成するSharePointのサーバーもこの仮想ネットワークを使用する事で予め

ADサーバーをDNSとして構成する事が可能です。

 

以上、ここまででADサーバーとSharePointが参加するドメイン環境が整いました。

 

次のステップとして SharePoint サーバーの導入に取り掛かりたいと思います。

 

2.    ギャラリーからのSQL Server 2016 仮想マシンの展開

 

SharePoint Serverはデータの格納先としてSQL Serverを利用しています。

 

今回も時間短縮のためAzureのギャラリーにあるSQL 2016VMを利用してSharePointの

ベースとなるSQL導入済みの仮想マシンを作成したいと思います。

 

Azure 管理ポータルで先ほど作成したリソースグループに移動し、「追加」をクリック

します。

 

Image6_2

 

ギャラリー画面で、SQL Server 2016 SP1 と入力し検索します。

 

Image7_2

 

検索結果から、[SQL Server 2016 SP1 Standard on Windows Server 2016]を

選択し「作成」をクリックします。

 

SQLVMに関するパラメーターを入力します。

 

Image8_2

 

仮想マシンが15分~20分程度で出来上がるので、しばらく待ちます。

 

 

仮想マシン展開が完了したら、仮想マシンに接続しドメイン参加を行います。

今回はsps.localというドメインに参加します。

 

最後に仮想マシンからインターネットへの通信をオフラインとするため、仮想マシンの

ネットワーク設定で「送信ポートの規則」で下記のルールを追加します。  

 

Image101_2

 

次のステップは、Workflow Manager サーバーのインストールとなるのですが、

あまり馴染みの無いコンポーネントかも知れませんので簡単にご紹介します。

 

Workflow Managerとは SharePoint Server 2013から提供されたワークフロー

専用サーバーとしての役割を担っています。

 

SharePoint Server 単体でももちろんSharePoint 2010以前の標準的なワークフロー

機能は利用できますが、Workflow Managerを導入する事でSharePoint 2013 以降で

実装された複雑な条件分岐をもつワークフローを作成可能となり、企業のニーズに

マッチしたワークフローを実現出来ます。

 

このWorkflow Managerですが、通常Webプラットフォームインストーラー(WebPI)

と呼ばれるインストーラーを利用してインターネットから必要なコンポーネントを

ダウンロードしながら、インストールを行うツールとなります。

 

今回はこのWorkflow Managerのインストール以降の手順に関しても、オフライン縛り

という前提で進めていきたいと思います。

3.    WebPIを利用したWorkFlow Managerのオフラインインストール

 

Workflow Managerのオフラインインストール手順は以下のKBに沿った形となります。

 

Workflow Manager 1.0 のオフライン インストール手順

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj906604(v=azure.10).aspx

 

ただし、上記はWindows Server 2012R2を前提としたステップとなっており

Windows Server 2016にインストールする場合はひと手間必要となります。

 

ひと手間というのは、

 

Windows Server 2016 に対応したWorkflow Manager累積アップデート4(CU4)以降

 

をインストールする必要があります。

 

Workflow Manager 1.0 Now Supported on Windows Server 2016 with CU4

https://blogs.msdn.microsoft.com/workflowteam/2017/07/25/workflow-manager-1-0-now-supported-on-windows-server-2016-with-cu4/

 

現時点での最新パッチバージョンはCU5となりますので、今回はCU5を適用していきます。

 

ここで一旦手順を整理すると

 

  1. Web PI のインストール

(インターネット接続可能な端末を利用)

 

  1. Web PIでのWorkflow Manager必要コンポーネントのダウンロード (インターネット接続可能な端末を利用)

 

  1. Web PIでのWorkflow Manager Refresh インストール (手順2以降は、SharePoint サーバー上で実行)

 

  1. Service Bus Updateインストール
  2. Workflow Manager CU5のインストール

 

※手順3は、Workflow Manager CU5 の前提を満たすService Busのアップデート

 

 

それでは上記ステップを順番に進めていきます。

 

  1. Web PI のインストール (インターネット接続可能な端末で実行)

 

必要コンポーネントをダウンロードするため、インターネット接続可能な任意の端末を準備します。

 

以下から Web Platform Installer をダウンロードし、任意の場所に保存します。

 

Web Platform Installer 5.0

https://www.microsoft.com/web/downloads/platform.aspx

保存後、ウィザードに従ってインストールします。

Image11

Image12

このWeb PI インストールファイルはSharePointサーバー上でも再度利用します。

 

  1. Web PI コマンドラインを利用したWorkflow Managerコンポーネントのダウンロード (インターネット接続可能な端末で実行)

 

コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。

c:\Program Files\Microsoft\Web Platform Installer>webpicmd /offline /Products:WorkflowManagerRefresh /Path:c:\WorkflowManagerFiles

ダウンロードが開始されます。

 

Image141_2

画面が閉じるとダウンロードが完了します。

 

指定したフォルダにインストールファイルがダウンロードされている事が確認出来ます。

 

Image15

このダウンロードしたファイルをSharePointサーバーにコピーしておきます。

  1. Web PIのインストール (SharePoint サーバー上で実行)

 

手順1と同様にWeb PIをインストールします。

 

  1. Web PIでのWorkflow Manager Refresh インストール (SharePoint サーバー上で実行)

 

手順2でダウンロードしたファイルをSharePointサーバーにコピーします。

今回はC:\WorkFlowManagerFiles にコピーしています。

 

以下のコマンドを実行します。

c:\Program Files\Microsoft\Web Platform Installer>webpicmd /Install /Products:WorkflowManagerRefresh /Path:c:\WorkflowManagerFiles/feeds/latest/webproductlist.xml

 

Image16

 

同意を求めてきますので、「Y」と入力します。

Image17

 

インストールが開始されます。

Image18

 

Image19

インストール完了と同時にWorkflow Managerの構成ウィザードが起動しますが、ここでは×印をクリックして画面を閉じます。

 

Image20

  1. Service Bus Updateインストール

続いてService Bus Updateをインストールします。

   インストールに必要なファイルは、Web PIを介してダウンロード済みなのですが、

手順4では 自動でインストールされません。(Workflow Manager CU2以前は適用が不要なため)

 

   そのため、手動でインストールを行います。

   手順はウィザードに従ってインストールを実行します。

 

Image21

 

Image22

 

Image23

 

  1. Workflow Manager CU5のインストール

こちらも個別にダウンロードしたファイルしたものをインストールします。

   ステップとしてもウィザードに従って行うのみとなります。

 

Image24

 

Image25

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Image27

何度かコマンドプロンプト画面が表示された後、インストールが完了します。

 Image28

これでWorkflow Managerのインストールが完了しました。

 

この後は SharePoint Server本体のインストールを進めていく事になりますが

今回の投稿はここまでとなります。

次回は引き続き以下のステップをご紹介していきます。

 

4.SharePoint前提条件のオフラインインストール

5.SharePoint Server 2016 のオフラインインストール

6.Workflow Manager の初期設定と SharePoint Server 連携設定

 

最後に弊社から1点ご案内をさせて下さい。

 

今回、Microsoft Azureに関連した内容をご紹介しましたが、弊社はMicrosoftの

CSPパートナー契約を結んでいます。

 

CSP(Cloud Solution Provider)とはOffice 365やAzureなどマイクロソフトの

クラウドサービスを月額課金方式で再販する新しい販売モデルです。

 

Image48

 

国内のIT投資額が伸び悩む中、最近の調査ではクラウドサービスは2ケタ成長を続け、

今後数年間はこのトレンドが続くと言われています。

 

また、80%以上のお客様が次期システムはクラウドを優先して検討すると言われており、

今後パートナー様が安定した成長を続けるためにはクラウドへの対応が重要になります。

 

このクラウドを中心としたビジネスにおいて継続的に利益を上げるには、安定した

月額課金型ビジネスを通じてお客様との中長期的な関係を構築する必要があります。

 

CSPはこうしたビジネス環境の変化に対応し、パートナー様が他社との差別化を図り、

顧客ニーズに沿ったパートナー様独自の付加価値を提供することによって収益性の

向上と新たなビジネスチャンスを創出するためのプログラムとなっています。

 

弊社ではCSPリセラー様を募集しており、CSPリセラー様への各種支援策を実施中です。

Office 365やAzureの月額課金販売に興味があり、導入時の技術支援が必要なパートナー様は

是非弊社営業またはms-solution@networld.co.jpまでご相談ください。

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最後までご覧いただきましてありがとうございました!

投稿者:津久井

2018/05/16

Acropolis Ultimate Edition で知っておくべき6つの事

本記事の原文はSenior Product Marketing ManagerであるShubhika Taneja氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
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Nutanixはお客様のエンタープライズクラウドに必要な最適な機能をお選び頂くために3つの機能を提供しています。

Acropolisの3つのエディションのリスト(Basic , Pro とUltimate)のリストはここからご覧になれます

このブログでは我々は客様が持っているエディションを簡単に確認できる方法とどのようにしてUltimateエディションを最大限に活用するかをご確認いただけます。

  • どのライセンスをもっているのか?

NutanixのPrism Elementにログインし右端のAdmin画面からドロップダウンメニューでNutanixについてクリックすると、客様が持っているソフトウェアとライセンスを確認する事が出来ます。

  • Aosver

    次にお客様がAcropolis Ultimate Editionの機能を最大限に活用するか?

Nutanix Ultimateエディションではお客様が実現することができるすべてのNutanixの機能を有効化し、ご利用頂けます。

  • Consolidate VMs and Unstructured Data:

Acropolis Ultimate Editionに含まれるAFSでは仮想マシン群とNutanixの非構造化データを統合します。したがってお客様に一層シンプルなインフラストラクチャースタックを提供することができます。

AFSはすべてのNutanixクラスタにPrism上から数回のクリックで展開することができるのです。

インラインアンチウィルスやバックアップ、ファイル監査やグローバル名前空間、エコパートナーから提供される機能が利用できる次のAFSはSMBのプロトコルをサポートをしておりますが、NFSも現在ではサポートされています。(AFS Ver 3.0.0.1以降)

  • Ensure All-Flash Performance:

Acropolis Ultimate Edition機能のVM Flashモードはハイブリット構成のNutanixシステムにおいてレイテンシーに厳しいアプリケーションの為にAll-Flashのパフォーマンスを保証します。

これらのアプリケーションの為のデータはSSDからHDDを利用しているCold Dataへマイグレーションする事はしません。

(ここでいっているアプリケーションとは仮想マシンまたはVolume Groupの事で対象となっているデータは常にSSD上に構成されることになります)

この機能の利用は,Kubernetes Volume Pluginで利用する際のGold Tierを利用する際に必要になります。

  • Choose among several options for MultiSite DR:

NutanixのマルチサイトDRオプションは[1対多] [多対1] [多対多]という、すべてのお客様のレプリケーション要求をサポートしています。

1対多構成ではお客様が中央サイトとバックアップ用に複数の遠隔地を持っている環境でDRのワークロードがそれぞれの遠隔地で開始できるようなケースをカバーします。

多対1構成、またはハブ&スポーク構造はワークロードが複数の異なるサイトで実行されており、そして中央サイトへレプリケーションされる環境を展開します。

お客様は複数のサイトにレプリケーションの実行と複数のサイトから復旧する多対多のワークロードにも対応しています。

  • Support NearSync Replication for Mission Critical Applications:

NearSync Replicationはミッションクリティカルアプリケーションの為の1分のRPOを実現します。

それには、距離やレイテンシーに制限はなく、LWSの機能によってより短い間隔でのリストア機能をサポートします。

NearSyncはvSphereとAHV環境で現在サポートされておりRTOとRPOは1分という時間を実現します。

  • Guarantee zero data loss with Metro Availability and Synchronous Replication:

Metro Availabilityは同期的にデータを他のサイトに複製します。もちろん完全なデータのリアルタイムコピーが別の場所に存在するようにします。

災害の間、仮想マシン群はプライマリサイトからほぼ100パーセントのアプリケーション稼働を保証し、データのロス無しを保証しながらセカンダリサイトへフェイルオーバーする事ができます。

例えば仮想マシン群のサイト間のライブマイグレーションのフェイルオーバー計画をサポートしています。

ただし、実現には5ms以下のレイテンシーである必要があります。

そしてこの技術はRTOを限りなく0にし、RPOの0分を実現します。

Metroの機能はvSphereで利用可能です。Hyper-VではNutanixは同期レプリケーションはサポートします(2つのサイト間)しかし HA機能、ライブマイグレーション機能は提供していません。

  • Protect Data with Software Based Data-at-Rest Encryption:

Nutanix data-at-rest暗号化はFIPS140-2の規格に対応したソフトウェアベースとハードウェアハードウェアベース(SEDs)暗号化ソリューションがあります。

ソフトウェアベースの暗号化は如何なる特殊なハードウェアを必要とせずに、政府機関、銀行、金融、ヘルスケアなどの規制要件を満たしています。

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2018/05/11

Nutanix .NEXT 2018 ニューオリンズ 速報 その2 ~Day1まとめ~

今日から米国のニューオリンズで開催されているNutanix .NEXT CONFERENCEでKeynoteが始まりました。初日は朝と夕方の2回に分けてKeynoteがあり、以下のような新しい発表がありました。

■Nutanix Beamの発表

Nutanix社が今年買収したMinjar社のBotmetricと呼ばれる製品をNutanixブランドとして「Nutanix Beam」が発表されました。Nutanix Beamはマルチクラウドで構成されるエンタープライズクラウドの管理を支援する製品としてNutanix社として初めてSaaSサービスとして提供されるようです。

Nutanix Beamは以下のようなPrismライクな画面を通じて、現在のところ2大パブリッククラウドである、AWSとAzureの管理を行うことができます。それらのパブリッククラウド上のインベントリ情報から、自動的に「コストガバナンス」「セキュリティコンプライアンス」の分析・レポートを行うことができます。

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Nutanix社からの公式な発表は以下にあります。

Nutanix、新しいSaaSサービス「Nutanix Beam」を発表。 企業によるクラウドのコントロールを実現

Nutanix Beam Gives Enterprises Control of the Cloud

Nutanix Beam – Multi-Cloud Governance At Your Fingertips

既にNutanix社の製品ページから試用版の申し込むとすぐに試していただくことができます。

https://www.nutanix.com/products/beam/

■Nutanix Flowの発表

 Nutanix BeamのベースとなっているMinjar社と同時期に買収されたNetsil社がAOS 5.6で正式にサポートされたマイクロセグメンテーションと連携するようになるという発表でした。Nutanix Flow自体はAOSのネットワーク部分の総称であり、マイクロセグメンテーション=Nutanix Flowではありません。弊社でもLenovo社やMellanox社のスイッチとの検証を行ったネットワーク自動化や今後エコシステムの拡充が期待されるサービスチェイニングなどすべての機能を総称してNutanix Flowと呼ばれるのです。

 Netsil社自体は、New Relic社や現在はCisco社に買収されたApp Dynamics社のようにアプリケーション監視のSaaSを提供するベンダーでした。仮想マシンやコンテナ上で稼働するアプリケーションの依存関係の可視化や、利用するリソースやアプリケーションのステータスを可視化することが可能です。特にアプリケーションの依存関係の可視化については他製品の仕組みと異なり、エージェントレスでネットワークをキャプチャして通信内容から可視化することができるそうです。Blog_flow01

Netsil社のドキュメントを確認する限り、アプリケーションのリソースやステータスの確認には、Datadog社のエージェントを利用したメトリックベースの収集を行い、Netsilのダッシュボードで可視化するようです。OSSで有名なHadoopやMySQLなどばかりでなく、WindowsやvSphereなどもサポートしていることがわかりますね。

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こうしたNetsilが実現するアプリケーションの可視化の機能をマイクロセグメンテーションの機能と統合していくことが発表されました。ちょうどVMware社がvRealize Network Insightでアセスメントした結果をVMware NSXのマイクロセグメンテーションのポリシーに取り込むような流れをNutanix社も実現しようとしているようです。

個人的にはアプリケーションの依存関係の可視化もそうなのですが、アプリケーションモニタリングがPrism Centralに統合されると「アプリケーションの応答速度が閾値を超えたらCalmからアプリケーションサーバを追加する」「データベースサーバからの応答速度が閾値を超えたらCPU,メモリを追加する」みたいなことができるのではないかと期待しています。

Nutanix社からの公式な発表は以下にあります。

Nutanix Flow Delivers Software-Defined Networking to Secure Applications with a Single Click

Go with the Flow

■Nutanix Eraの発表

そしてDay1のセッションでお決まりの最後にもうひとつ(One more thing...)で発表されたのが、Nutanix Eraと呼ばれるデータベースサービスです。最近バックアップソフトベンダーもこぞって参戦しているCopy Data Managementをまずはデータベースに特化して提供する機能になるようです。Copy Data Managementで有名なActifioなんかをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

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 動作アーキテクチャ的にはEra用の仮想アプライアンスを展開して、その仮想アプライアンスがDBの差分データを時系列含め保存することで任意のタイミングにデータベースを復旧できるタイムマシン的な機能を提供するとされています。データベースアプリケーションがもつレプリケーションの仕組みを利用して、参照用データベースサーバさえNutanixクラスタ内にあれば物理サーバのデータベースであっても利用可能というのは適用範囲を考えると面白いと感じました。こうしてEra用の仮想アプライアンスに作成された情報をベースに新しい仮想マシン作成時にデータベースデータだけ本番環境のクローンを使うといったようなことを容易に行えるようにしています。

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Nutanix社からの公式な発表は以下にあります。

Nutanix Introduces Database Services with Era

Nutanix Era: Databases Made Simple

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今回紹介した3つの新製品・機能に関してできるだけお伝えする予定です。

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2018/05/10

Citrix Synergy 2018 速報

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こんにちは、ネットワールドの海野です。

現在、米国カルフォルニア州のアナハイムではシトリックスによるイベント、

Citrix Synergy 2018が開催されております。

シトリックス社によると、約5000人の参加者が来場しており、

我々ネットワールドからも4名のメンバーが参加しています。

以前からシトリックスは「THE FUTURE OF WORK」をテーマとしていますが、

統合された製品ポートフォリオとして、今後の製品名の変更が情報解禁となりました。

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これが 変更前 の製品名と 変更後 の製品名です。

  • XenApp → Citrix Virtual Apps
  • XenDesktop → Citrix Virtual Desktop
  • XenServer → Citrix Hypervisor
  • NetScaler ADC → Citrix ADC
  • XenMobile → Citrix Endpoint Management
  • ShareFile → Citrix Contents Collaboration

というわけで、今回のCitrix Synergy 2018で発表された製品名ですが、

ここ10年程慣れ親しんでいただいた Xen というブランドから一新されることとなりました。

引き続きネットワールドではシトリックス製品の最新情報をキャッチアップし

お届けしてまいりますので、みなさまぜひご注目ください!

記事担当者 : SI技術本部 海野  (うんの わたる)

AFSで監査ログを取得してみる

NutanixのAFS3.0以降ではAPIより設定を行うことで監査ログをSyslogへ送ることが

出来るようになっています。

ここでは具体的な設定方法について記載していきます。

  • 今回のテスト環境
AOS  バージョン 5.6
Hypervisor AHV 20170830.115
AFS  バージョン 3.0.0.1

[AFSとSyslogの関連]

AFSとSyslogの関連は下図の通りとなっており、共有フォルダに対して設定を行っていきます。

この際に送信先のSyslog Serverをpartner_server , 共有フォルダをmount_targetと呼びます。

この二つを結び付けてSyslogに関する設定を実施していきます。

Photo

大まかな設定の流れは次の通りです。

  1. 設定を行いたいAFSのUUIDと仮想IPをCVMから確認する
  2. AFSに対してAPIの操作が実施できるユーザーを作成する
  3. WebブラウザよりAPIのパスにアクセスしSyslog Serverの設定を行う
  4. ポリシーの作成

となります

それでは順を追ってみていきましょう

1, 設定を行いたいAFSのUUIDと仮想IPをCVMから確認する

本確認を行うにはCVMへsshでログインしncliコマンドを利用して確認します。

コマンド: CVM$ ncli fs list 

実行結果でAFSのuuidと[3]でブラウザ経由でアクセスする仮想IPを取得しておきます。

Fsvmip_2

2, AFSに対してAPIの操作が実施できるユーザーを作成する

そのままCVMよりAPI経由で操作を行えるユーザーをコマンドラインで作成します。

ここではユーザー、パスワードはafsとしています。

設定するコマンドは次の通りです。

ncli fs add-user  uuid=<fs_uuid> user=<username>  password=<password>

今回はAFSのUUIDが96ecf77a-6972-4773-90b5-3edbb61b6b94に対して実施するため次の通りとなります。

ncli fs add-user uuid=96ecf77a-6972-4773-90b5-3edbb61b6b94 user=afs password=afs

これで事前の準備が整いましたので実際の操作を実施していきます。

3,WebブラウザよりAPIのパスにアクセスしSyslog Serverの設定を行う

Webブラウザより

https://<FSVM_IP>:9440/api/nutanix/v3/api_explorer/index.html 

を入力しアクセスします。(FSVM_IPは [1]でメモしている仮想IPです)

そしてユーザー名、パスワードに作成したユーザー(ここではafs)を入力してExploreを実行します。

Web

Partner_Server(Syslog)を登録する

Nutanix Intentful APIの中にある [POST] /partner_servers を展開してBodyにpartner_serverの情報を入力し、下側のTry it out! をクリックして反映させます。

Partner_server1

Body部分にPartner_serverの設定を入力後にTry it out!で反映します。

Partner_server3

実際の設定では必須項目とServerのIP、Portを設定します。

ここで注意が必要なのはSyslogへ送信できるのはTCPのみとなりますので、サーバ側でTCPで受けれるように設定を行っておく必要がります。

その他必要な項目と設定例は次の通りです。

Partner_server2

Partner_Serverのuuidを取得する

設定後はポリシー作成時に利用するpartner_serverのuuidを取得しておきます。

取得は [ POST ] /partner_server/list を展開しget_entities_request {}を入力してTry it out! を実行すると取得できます。

Partner_server_uuid

実行すると Response Body より登録したSyslog Serverのuuidが確認できるのでメモします。

Partner_server_uuid2

mount_targetのuuidを取得する

partner_serverのuuidの取得が完了したら次に設定を行いたい共有のuuidを取得します。

取得は[POST] /mount_targets/list get_entities_request{} を入力しTry it out!を実行して確認できます。

Mount_target_uuid1

実行後に設定を反映したいシェア名のuuidをメモします。

Mount_target_uuid2_2

今回はCIFSという名前で作成されている共有に対して監査の設定を実施するため、CIFSのuuidを取得します。

これで事前準備が整いましたので、ポリシーを作成ます。

ポリシーは partner_server と mount_targetの組み合わせでの作成となります。

ポリシーの概念は次の図の通りとなります。

Photo_2

4,ポリシーの作成

実施のポリシーの作成は [POST] /notification_policiesBody内に設定します。

今回の例ではCIFSという共有に対して監査を行いSyslogへログを送信するという内容となります。

設定後は恒例の Try it out! で反映させます。

Audit

設定の内容は次の内容となります。

Audit_2

以上で設定が完了です

ファイルの操作とSyslogに出される内容は次の通りです。

【ファイル削除時】

Remore

【ファイル作成、編集時】

Create

以上となります。

AFSをご利用のお客様は3.0へ更新する事で簡単にCIFS共有に対するファイル監査をSyslogへ転送する事が可能となりました。

検討されている方は一度お試し頂ければと思います。

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記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

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