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2018年7月

2018/07/26

Forms & Flowを使ってお手軽アンケートを作ってみよう(前編)

今回はOffice365の2つの機能、Forms & Flowを使ってお手軽アンケートを作成
する
手順をお伝えしたいと思います。

Office365を既にご利用頂いてる方はご存知かと思いますが、簡単にForms と Flow
について
ご紹介したいと思います。



●Microsoft Formsについて
アンケートや質問表といった様々な入力フォームを作成する事が出来るツールとなり
ます。

これまでは、Webのアンケートフォームなどを作成する場合、SharePointで実現する
パターンが多かったと思いますが、
フォーム作成に特化する事でより身近に利用頂ける
ようになっています

Formsによって簡単にアンケートフォームを作成でき、アンケートの回答を利用して
Excelに集計する事も出来るようになっています。

私のチームでもアンケートだけでなく、各種レポートであったりチームのモチベー
ションを測る意識調査に活用させてもらっています。



●Microsoft Flowについて
Flowは、業務ワークフローや定型的なタスクを自動化する事に役立つツールです。

Flowでは非常に多くの処理が出来るようになっており、多彩な実行条件やアクション
などを定義する事が出来ます。

最近では、RPA(Robotic Process Automation)という単純作業を自動化する
ソリューションが増えていますが、Flowはお手軽RPAといえる
機能かもしれませんね。



●今回のゴール
今回は上記2つの機能を組みあわせて

「アンケートフォーム&回答者への自動メール返信」を作っていきます。

仕組みとしては、Formsでアンケートフォームを作成し、Flowを利用してアンケート
回答者ならびにアンケート管理者グループの双方に
アンケート回答の受信確認をメール
で通知するという動作となります。

ちなみにForms単体でもアンケートの回答をメールで通知する機能を備えていますが、
補助的な機能のため、通知先のアドレスが指定出来なかったり、
送信元メール
アドレスが作成者
個人のアドレスになってしまいます。

そこで今回はFlowを利用して送信元を個人のアドレスからOffice365グループ
アドレスに置き換えていくひと手間を加えていく事になります。



●作業ステップ

手順は以下の流れで進めていきます。

① アンケート管理用にOffice365グループを新規作成
② 作成したOffice365グループのメールボックスに対して「メールボックス所有者
 として送信する」権限を付与

③ アンケート管理用グループ用にMicrosoft Formを利用してアンケートフォームを
 作成

④ Microsoft Flow テンプレートを利用して③で作成したアンケートフォームの
 連携設定

⑤ メール通知内容および通知アクションをカスタマイズ



尚、①と②の手順に関しては割愛させて頂きますが、手順の詳細を確認したい方は、
設定手順が記載された下記URLを参考にして下さい。

① の手順:管理センターで Office 365 グループを作成する
https://bit.ly/2Nt7dWy

② の手順:Office 365 グループとしてメールを送信することをメンバーに許可する
https://bit.ly/2NxwUFd

※既に①、②の前提を満たしているOffice365グループが存在している環境であれば
 この手順は
スキップ頂いて構いません。

では早速進めていきましょう。

Office365ポータルにログインし、「Forms」をクリックします。

Image0


「グループのフォーム」を選択後、[最近使ったグループのフォーム]右側にある「↓」を
クリックします。

Image1

Office365上に存在するグループ一覧が表示されます。
今回は「labo-admin-team」Office365 グループ用にフォームを作成します。

Image2

「新しいグループのフォーム」をクリックすると「無題のフォーム」が表示される
ので、こちらをクリックします。

Image4

「無題のフォーム」をクリックして任意のタイトルを入力します。

Image5

今回は「ブログ記事に関するアンケート」をタイトルとしました。
タイトルの下にはフォームに対する説明を追記出来ます。

Image6

タイトルを入力した後は質問を追加していきます。
アンケートフォームにおける質問形式としては以下の6種類です。

Image7

各質問形式の利用用途を表にまとめてみましたので参考にして下さい。

Image81
今回はフォーム作成の細かい手順は割愛しますが、参考としてそれぞれの質問形式の
回答イメージと設定画面を載せておきます。

●選択肢の回答イメージ

Image9

●選択肢の設定画面
先頭行に質問事項を記入し、[オプションn]の箇所をクリックする事で回答となる選択肢を入力します。

Image10

選択肢を増やす場合は、「オプションを追加」をクリックします。

選択肢として回答者自身が任意のキーワードを入力させる場合には、
「“その他”オプションの追加」をクリックします。

Image11

補足説明となるサブタイトルの追加や、選択肢をドロップダウンリスト形式に切り
替えるオプションが用意されています。

また、複数回答を有効化すると、選択肢がチェックボックス形式に切り替わります。

Image14
●テキストの回答イメージ

Image15

●テキストの設定画面
テキスト質問形式の場合は、「長い回答」オプションが用意されています。
これにより複数行に渡っての回答を得る事が出来ます。

Image17

●評価の回答イメージ

Image18

Image19

●評価の設定画面
評価の質問形式では、「シンボル」の箇所で☆マークによる評価(スターレーティング)
とするか、数字による評価を選択出来ます。

評価のレベルは最大で10段階となります。

Image20

Image21

●日付の回答イメージ
Image22

●ランキングの回答イメージ

Image23
●リッカートの回答イメージ

 

Image24

●その他の機能
「分岐の設定」を利用すると、質問の回答によって任意の質問事項にスキップする事が
出来ます。

Image26

Image27

「設定」では、回答ユーザーのスコープおよびオプションを選択出来ます。

匿名回答とする場合は「リンクにアクセスできるすべてのユーザーが回答可能」を

選択し、組織内ユーザーに限定する場合はもう一方のオプションを選択します。

「回答のオプション」では期限設定や、回答時にメール通知をする事も可能です。

Image28

Image29
画面上部の「テーマ」を選択するとフォームの背景画像を選択出来ます。また、Bing

検索やPCローカルの画像ファイルも利用可能です。

Image32


Image34

「共有」をクリックすると、用途別のURLを確認出来ます。

・回答者専用URL   (回答者が実際にアンケートを入力するためのURLとなります)
・テンプレートURL (フォームをテンプレートとして公開するためのURLとなります)
・共同編集用URL   (複数メンバーが共同編集する場合に共有するURLとなります)


Image35_2

ここまでご説明してきた画面は全て編集画面となりますが、回答者から見た実際の回答フォームを確認するには「プレビュー」をクリックします。


Image36_2

PCで見た場合、スマートフォンで見た場合の両方をプレビューで確認する事が出来ます。
Image371

今回の投稿はここまでとさせて頂き、次回は後編としてFlowによる回答結果をメール
通知する手順をお伝えします。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

記事投稿者:津久井

2018/07/25

Nutanix 回復性能 – パート4 – RF3からイレージャーコーディングへ変換

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Resiliency – Part 4 – Converting RF3 to Erasure Coding (EC-X)をご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


このシリーズでクラスタはRF2からRF3に変換されている状態です。

いま、お客様は回復性能の影響なしに容量効率を良くしたいと思うとすると

イレージャーコーディングの有効化のプロセスとスピードを見る必要があります。

Nutanixのイレージャーコーディング(EC-X)はRFの構成が完了していて至上な状態のコールドデータに対してのみ実施されます。そしてEC-Xはポストプロセスで実行するため、クラスタに対するインラインの書き込みには影響が無いようになっています。

Nutanix EC-Xについてもっと知りたいかたは Nutanix – Erasure Coding (EC-X) Deep Dive.を参照ください

どんなI/OがNutanixのEC-Xに有効なのですか? いい質問!です

書込みのコールドデータのみです。

EC-XはデータがコールドデータになったらNutanixADSF キューレーターが低優先のタスクとしてバックグラウンド処理でEC-Xを実施します。

どのくらい RF2/3 からEC-Xにするのは早いのですか?

簡潔にいうと全パートで示したように基盤のなるディスクは高速処理が可能ですが、EC-Xは容量削減を目的とした技術で、データにリスクが無いため、ドライブ障害やノード障害の様にスピードは必要ないので、“ErasureCode:Encode”タスクのプライオリティが下に示すように3となります。

ノード・ディスク障害はプライオリティは「1」となります。

Ecxpriority3tasks

もしお客様がこの処理をどんな方法を使ってもそれがキュレータをメンテナンスにしソフトリミットを削除して多くの処理を実施させることになったとしても、出来るだけ早く実施したい場合はサポート対応となりますので、ここでは方法を共有しません。

次にスループットとEC-X後のストレージプールの状態です。

途中で一部スループットが落ちているのは、バックグラウンドのキューレータースキャンを通してEC-Xを部分的に有効にしたたため、結果データのいくつかが変換されたものです、その後手動で他のフルスキャンを実施し、高いスループット(> 5GBps)を実現し完了しました。

Ecxsavingsandstoragepoolcapacityusa

次に示すのは理論的に最大値の2:1に近い、1.97:1の容量の最適化の結果です。

EC-Xがこのように最大値に近い結果にたどり着いたのはアクティブなワークロードがクラスタ内になるく、テストデータがすべてコールドとなりEC-Xがストライプ出来たからです。

Ecxsavingscompletedmultiplescans

だから37.7TB近いデータセットのリードと再書き込みを18TB近く使われているEC-Xへ行い、結果は18.54TBのデータ削減につながることになりました。

単純計算で37.7TBのデータがADSFで読み込まれ、18TBのEC-XストライプデータがADSFによる全体の56TBのIOサービスのため、90分以内で書かれたのです。

Summary:

  • Nutanix EC-X has no additional write penalty compared to RF3 ensuring optimal write performance while providing up to 2x capacity efficiency at the same resiliency level.
  • ADSF uses it’s distributed storage fabric to efficiently stripe data
  • Background EC-X striping is a low priority task to minimise the impact on front end virtual machine IO
  • ADSF can sustain very high throughput during EC-X (background) operations
  • Using RF3 and EC-X ensures maximum resiliency and capacity efficiency resulting in up to 66% usable capacity of RAW storage (up to 2:1 efficiency over RF3)

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/07/20

今日のVMware PowerCLI : インストール

こんにちは、ネットワールドの海野です。

今日はVMware PowerCLIについて記事を書きました。

PowerCLIを使うと、WindowsのPowerShellによってVMware製品の環境を操作することができます。

ネットワールドのプライベートイベントであるNetworld .next 2017にてご紹介した「HEY! GARAGE」も、この仕組みの上で動作しています。


ということで、早速インストールの方法です。

最新のPowerCLIのインストールはとってもカンタンです。

なお、ここでは説明の簡単化のために、既存でPowerCLIはインストールされていないクリーンな環境を前提とします。

互換性リストなどの詳細はこちらをご確認ください。

さて、実際の手順ですが、インターネットに接続している Windows 10 または Windows Server 2016 で、スタートメニューから[PowerShell (管理者)]を起動します。

Ps

PowerShellの中で以下のコマンドを実行します。

Install-Module VMware.PowerCLI

Ps2_2

インストールを確定、実行するために"A"を選択します。

Ps3

これでPowerCLIのインストールは完了です。


かつてのバージョンのPowerCLIはモジュールをダウンロードしてexeファイルからインストールをするタイプだったのですが、

現在は上記のようなPowerShellのリポジトリからインストールするような仕組みになっています。

慣れないとちょっと不安だと思いますが、2018年7月20日時点の最新バージョンである10.1.1はPowerShell Galleryからのみインストール可能ですので、勇気を出してがんばりましょう!

より詳細を知りたい方はオフィシャルのドキュメントも併せてご覧いただければと思います。

今日は準備までですが、どのようにPowerCLIを使って仮想マシンを制御するのかをご紹介していきます。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2018/07/18

Nutanix 回復性能 – パート3 – RF3でのノード障害

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Resiliency – Part 3 – Node failure rebuild performance with RF3をご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


パート1ではAcropolis Distributed Storage Fabric (ADSF)のおかげで効率よく素早くノード障害からリビルドを行えるというNutanixAOSの能力について話し、一方パート2ではストレージコンテナがRF2からRF3へ変換し回復性能、どれくらい完了までに早くその処理が終わるかを議論しました。

パート2では12ノードクラスタで各ノードのディスクの利用率はこのようになっています。

Nodecapacityusage12nodeclusterrf31

障害をシュミレートするノードは5TBのディスクの使用率でこれはパート1で実施したノード障害のテストと近い状態です。

クラスタは現在12ノードのみで構成されているので、パート1と比べてリード・ライトを行うコントローラーが少ないことが解ります。

次にIPMI経由で”Power Off -Immediate”でノード障害をシュミレートします。

次が示すのは30分後に5TBのデータの再保護が完了する際のノードのリビルドのストレージプールのスループットです。

Rebuildperformanceandcapacityusager

まず、すぐに解るのは5TBのデータの再保護までに約30分かかるとことです。

5年前のハードウェアとすれば、他のSANやHCI製品と比べても上出来でしょう。

しかしもっと早くてもよいのではと感じたので調べてみました。

ノード試験当時クラスタがアンバランスな状態になっていることが解り、結果的にノードはまったく、または殆どデータを持たないため正常時のように全てのノードがリビルド処理を行っていなかったのです。

クラスタがアンバランス状態になったのは私が頻繁にノード障害のシュミレートを試しており正常にするためにノード追加の後にバランス処理が完了するのを待てないでノード障害のシュミレートを行ったのです。

通常メーカーは最適でない結果を投稿しませんが、私は透明性が重要と強く感じています。クラスタがアンバランスになる可能性があり、もしその様な状況でノード障害が発生した際にどの様な回復性能に影響があるかを知ることが大事です。

そこで、クラスタがバランスの状態である事を確認してテストを再度実施した結果が次の通りです。

Rf3nodefailuretest45tbnode

ここで解るのは5GBpsだったアンバランスと比べて6GBps以上のスループットが出ており、

1GBpsものパフォーマンス向上が凡そ12分間にわたって続いていたのです。

またアンバランスの状態で確認できたスループットの劣化は発生していません。

これはすべてのノードが均等にデータを持つことでリビルドの期間、全てのノードがリビルドを実施する事が出来たおかげなのです。

Summary:

  • Nutanix RF3 is vastly more resilient than RAID6 (or N+2) style architectures
  • ADSF performs continual disk scrubbing to detect and resolve underlying issues before they can cause data integrity issues
  • Rebuilds from drive or node failures are an efficient distributed operation using all drives and nodes in a cluster
  • A recovery from a >4.5TB node failure (in this case, the equivalent of 6 concurrent SSD failures) around 12mins
  • Unbalanced clusters still perform rebuilds in a distributed manner and can recover from failures in a short period of time
  • Clusters running in a normal balanced configuration can recover from failures even faster thanks to the distributed storage fabric built in disk balancing, intelligent replica placement and even distribution of data.

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/07/11

Nutanix 回復性能 – パート2 – RF2 から RF3へ変換する

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Resiliency – Part 2 – Converting from RF2 to RF3をご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


パート1ではAcropolis Distributed Storage Fabric (ADSF)のおかげで効率よく素早くノード障害からリビルドを行えるというNutanixAOSの能力について話しました。

パート2ではストレージコンテナがどのようにしてRF2からRF3に変換できるか、そして完了までにかかる速度をお見せしたいと思います。

このテストでは12台のノードでクラスタを作成しています。

Clustersize

ストレージプールの使用率を確認しながら始めましょう

Rf2usage

現在50TB以上のストレージがクラスタ内で利用されています。

RF3へするには単純にすべてのデータに3つ目の複製を追加するかです。

当然それを実施するだけの十分な容量を持っておく必要があります。

次にRedundancy FactorFTレベル)をRF3に増やします。

これによりRF3のコンテナがサポートできるようになり、少なくても2ノードの障害でも稼働できるようになります。

Reducdancyfactorcluster

次にストレージコンテナをRF3にします。

一度コンテナがRF3にセットしてまえば、CuratorがクラスタのRedundancy factorに従いバックグラウンド処理で追加の複製を作成します。

この例では凡そ50TBのデータがストレージプールにあるので、この処理では50%の複製が実施されることになるので75TBのデータ量になる事となります。

Rf2torf3on12nodecluster_2

3時間以内のプロセスでは7GBps以上のスループットが出ていることが確認でき、1h/8.3TBとなります。

クラスタが完全にRF2レベル冗長性を維持しながら、このRF3への変換プロセスの間に新しいデータが書き込みがされた場合、そのデータはRF3として作成され、保護されるという事が大切です。

下のチャートはストレージプール利用率がリニアに増えていくことを示しています。

Storagepoolcapacitygrowth

クラスタサイズが大きくなれば、この処理にかかる時間は早くなるという事が大事なことで、ADSFが本当の分散ストレージファブリックであり、ノードが増えれば増えるほどコントローラが多くの書き込みを処理できるです。

素晴らしいノード追加の例はScale out performance testing with Nutanix Storage Only Nodesをご覧ください(英語サイト)

処理が完了するとストレージプールは予想していた75TB程度になっています。

Storagepoolcapacitywithrf3

NutanixADSFがどの程度このドライブに対して処理をさせているか興味を持っている方の為に、実行中のいくつかのステータスを取得しました。

Stargateextentstorestats

解ることは物理ディスクが単一のキャッシュドライブでインテリジェントでないHCI環境のように容量のオフロードされているのではなく、最大限にリードライトをすべてのドライブにまたがって利用しているという事です。

Summary:

  • Nutanix ADSF can change between Redundancy levels (RF2 and RF3) on the fly
  • A compliance operation creating >25TB of data can complete in less than 3 hours (even on 5 year old equipment)
  • The compliance operation performed in a linear manner throughout the task.
  • A single Nutanix Controller VM (CVM) is efficient enough to drive 6 x physical SSDs at close to their maximum ability
  • ADSF reads and writes to all drives and does not use a less efficient cache and capacity style architecture.

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/07/09

Citrix XenAppのためのWindows Server 2016最適化

本記事の原文はCitrixのアーキテクトである Daniel Feller氏 (@djfeller) によるものです。

原文を参照したい方はWindows Server 2016 Optimizations for Citrix XenAppをご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。


「OSの最適化」についてお話しますと、私は「2つの側面」があると考えています。

最適化はサーバー単体のスケーラビリティを向上させますが、OSを複雑に設定するほどOSを破損させてしまう可能性が高くなると思います。

デフォルトアプリケーション

Windows 10にはユーザーのログオン時間を増加させる既定のアプリケーションが多数ありますが、
Windows Server 2016にはこのような追加機能はありません。

サービス

Windows 10で無効にしたサービスの多くは、Windows Server 2016では既に手動として構成されています。
もう少し深いところに目を向けますと、これらのサービスの多くはアプリケーションによる要求に基づいて開始されるか、スケジュールされたタスクに基づいて起動されます。
サービスの起動が無効になっている場合、サービスとの連携が必要なアプリケーションまたはシステムコンポーネントは起動に失敗します。
このサービス起動の無効化設定によってアプリケーション/システムの問題が引き起こされ、サポートを呼び出したうえで長時間のトラブルシューティングを行わなければならない、という結果となってしまいます。
これらに基づき、無効にするべき唯一のサービスは次のとおりです。

注:マイクロソフトは無効化にすることができるサービスと無効化するべきではないサービスの一覧を公開しています。無効化することができるサービスのほとんどは手動起動モードに設定されています。

名前(サービス名)

スタートアップ
の種類

状態

公開アプリ
での設定

公開デスクトップでの設定
Themes 自動 実行中 無効 有効にすると : ユーザーエクスペリエンスの向上
無効にすると : サーバーでの集約率の向上

スケジュールされたタスク

スケジュールされたタスクは、トリガーが条件を満たしたときだけ実行されますので、集約度に対する影響は部分的です。
無効にする対象を決定するときは、非永続な環境でタスクによる影響を調べる必要があります。
この前提はXenApp Best Practice #3:Consistencyに基づきます。

スケジュールされたタスク - アプリケーション

タスク 説明

Application Experience \ Microsoft Compatibility Appraiser

アプリケーションの互換性の問題を解決するのに役立ちます。
Application Experience \ StartupTask 起動エントリーが多すぎるかどうかを判断し、ユーザーに通知します。

スケジュールされたタスク - Microsoft Customer Experience Program

タスク 説明
AutoCHK \ Proxy このタスクはMicrosoftカスタマーエクスペリエンス向上プログラムに
同意した場合、autochk SQMデータを収集してアップロードします。
Customer Experience Improvement Program \Consolidator このタスクはWindowsカスタマエクスペリエンス向上プログラムに
参加することに同意した場合、Microsoftに使用データを収集して
送信します。
Customer Experience Improvement Program \KernelCeipTask このタスクはシステムに関する追加情報を収集し、カーネルCEIP
(Customer Experience Improvement Program)のデータを
マイクロソフトに送信します。
ユーザーがCEIPに参加することに同意しない場合、このタスクは
何も行いません。
Customer Experience Improvement Program \UsbCeip このタスクは、ユニバーサルシリアルバス関連の統計情報と
コンピュータに関する情報を収集し、MicrosoftのWindows
Device Connectivityエンジニアリンググループに送信します。
受け取った情報は、WindowsのUSBの信頼性、安定性、および
全体的な機能を向上させるのに役立ちます。
ユーザーがCEIPへの参加に同意しなかった場合、このタスクは
何も行いません。

スケジュールされたタスク - 安全性

タスク 説明
Windows Defender \ Windows Defender Cache Maintenance 別のウイルスとマルウェアの保護がインストールされている場合は無効にすることができます。
Windows Defender \ Windows Defender Cleanup 別のウイルスとマルウェアの保護がインストールされている場合は無効にすることができます。
Windows Defender \ Windows Defender Scheduled Scan 別のウイルスとマルウェアの保護がインストールされている場合は無効にすることができます。
Windows Defender \ Windows Defender Verification 別のウイルスとマルウェアの保護がインストールされている場合は無効にすることができます。
Windows Filtering Platform \BfeOnServiceStartTypeChange このタスクは、BFE(Base Filtering Engine)のスタートアップの種類が無効になっている場合に、
ファイアウォールによって実行されるサービスのスタートアップの種類を調整します。

スケジュールされたタスク - メンテナンス

タスク 説明
CHKDSK \ Proactive Scan NTFSボリュームの健全性スキャンをします。
Diagnosis \ Scheduled Windowsの定期メンテナンスタスクは、問題を自動的に解決するか、
またはアクションセンターを通じて報告することによって、コンピューターの
定期的なメンテナンスを実行します。
DiskDiagnostic \ Microsoft-Windows-DiskDiagnosticDataCollector Windows Disk Diagnosticは、Customer Experience Programに参加している
ユーザーのために、一般的なディスクおよびシステム情報をMicrosoftに報告します。
Maintenance \ WinSAT システムのパフォーマンスと機能を測定します。
Power Efficiency Diagnostics \ AnalyzeSystem このタスクは、高いバッテリー使用を引き起こす可能性のある状態を探して
システムを分析します
RecoveryEnvironment \ VerifyWinRE Windowsの回復オプション環境を検証します。
Registry \ RegIdleBackup レジストリアイドルバックアップタスクです。

スケジュールされたタスク - 一般的なもの

タスク 説明
Mobile Broadband Accounts / MNO Metadata Parser モバイルブロードバンドユーザーに関する情報を解析します。
Power Efficiency Diagnostics \ AnalyzeSystem このタスクは、高いバッテリー使用を引き起こす可能性のある状態を探してシステムを分析します。
RAS / MobilityManager 既定のインターフェイスがダウンしたときに、モビリティ対応VPN接続切り替えへのサポートを提供します。
Shell / IndexerAutomaticMaintenance 検索インデックスのメンテナンスをします。
WDI \ ResolutionHost Windows診断インフラストラクチャ解決ホストは、診断ポリシーサービスによって検出されたシステム
問題の対話型の解決を可能にします。
これは、適切なユーザーセッションで診断ポリシーサービスによって必要に応じて実行されます。
診断ポリシーサービスが実行されていない場合、このタスクは実行されません。

ユーザーインタフェース

ユーザーインターフェイスの最適化の多くはWindows 2000 Server以降で使用されています。
これにはユーザーからサーバーの管理ツールを隠すための設定と、ユーザーインターフェイスの機能を無効化することにより全体的な集約率を高める設定があります。

最適化項目 設定個所
スクリーンセーバーを無効化 HKEY_USERS\.DEFAULT\ControlPanel\Desktop
“ScreenSaveActive”=dword: 00000000
ハードウェアに関するエラーを非表示 [HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\
Control\Windows]
“ErrorMode”=dword:00000002
視覚効果をカスタムに設定する [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Explorer\VisualEffects]
“VisualFXSetting”=dword:00000003
「半透明の[選択]ツールを表示する」を無効化 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Explorer\Advanced]
“ListviewAlphaSelect”=dword:00000000
「ウィンドウの下に影を表示する」を無効化 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Explorer\Advanced]
“ListviewShadow”=dword:00000000
ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する [HKEY_CURRENT_USER \ControlPanel\Desktop\WindowMetrics]
“MinAnimate”=”0”
「タスクバーでアニメーションを表示する」を無効化 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Explorer\Advanced]
“TaskbarAnimations”=dword:00000000
プレビューを有効にする」を無効化 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\DWM]
“EnableAeroPeek”=dword:00000000
タスクバーの縮小版のプレビューを保存する」を無効化 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\DWM]
“AlwaysHibernateThumbnails”=dword:00000000
スクリーンフォントの縁を滑らかにする」を無効化 [HKEY_CURRENT_USER \Control Panel\Desktop]
“FontSmoothing”=”0”
視覚効果の無効化 [HKEY_CURRENT_USER \Control Panel\Desktop\]
“UserPreferencesMask”=RegBin: “90,12,03,80,10,00,00,00”
マウスカーソルの点滅を無効化 [HKEY_CURRENT_USER \Control Panel\Desktop]
“CursorBlinkRate”=”-1″
Internet Explorerの初回起動時のウィザードを無効化 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\
Microsoft\InternetExplorer\Main]
“DisableFirstRunCustomize”=dword:00000001
メニューの遅延表示を減らす [HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\Desktop]
MenuShowDelay”, “0”

システム

最終的な最適化はシステムレベルの設定にフォーカスしており、お客様の組織はシステムの価値を最大限に引き出すことができます。

システム - BIOS

最適化項目 設定個所
最大パフォーマンス (電源) BIOSが低電力モードではなく最大パフォーマンスで設定されていることを確認します。

システム - コマンド

最適化項目 設定個所
休止状態の無効化 Powercfg -h off

システム - レジストリの更新

最適化項目 設定個所
NTFSの最終アクセス日時の更新を無効化 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\
CurrentControlSet\Control\FileSystem]
“NtfsDisableLastAccessUpdate”=dword:00000001
メモリダンプの生成を無効化 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\
CurrentControlSet\Control\CrashControl]
“CrashDumpEnabled”=dword:00000000
“LogEvent”=dword:00000000
“SendAlert”=dword:00000000
ディスクI/Oのタイムアウト値を200秒に増やす [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\
CurrentControlSet\Services\Disk]
“TimeOutValue”=dword:000000C8

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2018/07/05

今日のCitrix PowerShell

こんにちは、ネットワールドの海野です。

今日のCitrix PowerShellはこちら。

Set-BrokerSite -DnsResolutionEnabled $true


【どんなときに使うの?】

XenApp/XenDesktopは、StoreFrontで生成されたICAファイルに記載されているIPアドレスを基に、
Citrix Receiver(お手元のデバイス)からVirtual Delivery Agent(公開された仮想アプリ/仮想デスクトップ)へ接続します。

NATを利用しているネットワーク環境の場合、Citrix Receiverが解釈できないIPアドレスがICAファイルに記載されている状況になってしまう可能性があります。

それでは期待通りにXenApp/XenDesktopへ接続することができません。

そのときに役に立つのがこのPowerShellです。

このPowerShellを適用するとICAファイル内のIPアドレスの項目がDNSで解決可能な名前に置き換えられるようになります。

Citrix ReceiverがVDAの名前をDNSで解決できることが前提となりますが、これによりNATされている環境でもVDAに接続することができます。

【こんなひとにオススメ!】

  • XenApp 6.5以前の環境でWeb Interfaceの機能である[変換]や[代替]を使っていて、XenApp 7.xへの移行を検討しているひと
    (有効でないケースもあります)
  • やむを得ずXenApp環境をマルチNICにしている状態で、ICAファイルのIPアドレスが期待するNIC側で生成されず、うまく接続できないひと

【どのバージョンで使えるの?】

ネットワールドのCitrixチームではXenApp/XenDesktop 7.6 LTSR および 7.15 LTSRで動作確認をしております。

大正義Citrixのオフィシャルナレッジベースも併せてご確認ください!

How to Enable DNS Address Resolution in XenDesktop

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2018/07/04

Nutanix 回復性能 – パート1 – ノード障害のリビルドに関するパフォーマンス

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Resiliency – Part 1 – Node failure rebuild performanceをご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

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2013年の中旬からNutanixでビジネスクリティカルアプリケーション、スケーラビリティ、回復力とパフォーマンスに注目しながら働いてきています。

私はよくお客様やパートナーの方とNutanix製品の回復力に関する事やNutanix Platformでどのように構成するのが一番良い方法か会話しています。

Nutanix Platformの数多くある強みの一つで私が多くの時間と努力を費やしてきた領域は回復力とデータの完全性、そして重要なのは障害シナリオとどのようにNutanixが障害時に動作するのかを理解する事です。

Nutanixは独自の分散ストレージファブリック(ADSF)で仮想マシン、コンテナのストレージの提供をします。そのRF2 または3で構成されている物理サーバでもあります。

単純な視点からRF2N+1(例えばRAID5)RF3 N+2 (例えばRAID6)を比較する事が出来ますが、RF23は分散ストレージファブリックの障害からの素早く再構築が出来き、障害発生の前に検知し解決するディスクスクラブにより回復力が従来のRAIDよりも非常に高いのです。

Nutanixはデータの完全性を確実にするための継続的なバックグラウンドでのスクラブの実施だけでなく、すべてのリード、ライトへチェックサムの実施をしています。

RF2が使われいるとしてもADSFの回復力の話をするときの重要な要素はRF2または3に準拠した形でドライブ、ノードフェイルに対する復旧のスピードです

リビルドはすべてのノード、ドライブをまたいだ完全な分散処理になるので、素早く、各ノードのボトルネックを最小減に抑え、稼働しているワークロードのインパクトを少なくすることが出来るのです。

どうして早いか? 当然、CPU世代、とネットワーク接続性、同様にクラスタのサイズ、どのようなドライブが搭載されているか(NVMe , SATA-SSD , DAS-sATA)に依存します。サンプルはこうです。

テスト環境が16クラスタ 殆どが五年前のハードウェアのNX-6050 , NX-3050の混在構成でCPUIvy Bridge 2560( 2013Q3のもの)、各ドライブは6本のSATA-SSDを搭載し2x10GBのネットワーク接続とします

最初のテストではデータ削減技術(重複排除や圧縮またはいれージャーコーディング)を利用しないデータを利用しますが、データ削減がパフォーマンスを向上しデータ削減によりデータの再構築にかける時間を短縮できるので、このテストの結果はベストなケースシナリオではありません。

次に示す通りノードは5TBちょっとのデータがあり、測定するのは5TBのノード障害シナリオに対するリビルドの速度となります。

クラスタの半分のノードは約9TBの容量で他の半分は1.4TB 3TBの容量となります。

Nodefailure_capacityusage

ノード障害はIPMIの”Power off server  - immediate” にて実施します。

この操作は電源を引き抜く操作に相当します。

Ipmipoweroff

Acropolis Distributed Storage Fabric (ADSF)の回復力の良いところはノード障害中の各ノードの統計情報を見ると明らかにわかります。1GBpsのスループットがシングルノードで達成しクラスタのすべてのノードが容量に応じてほぼ同じスループットが出ているのがわかります

Diskionodefailure

半分のノードのスループットが低いのは容量が少なく、結果リビルドするデータが少ないからです。

もしすべてのノードが同じだったとしたらスループットは概ね最初の4つのリストにあ

RAIDに組まれているドライブが大きくなればなるほど、リビルドにかかる時間が多くなり、その間の障害発生に対しるデータロスのリスクが高くなります。

RAIDのリビルド中に発生するパフォーマンスの影響もドライブ一台の障害と一台のリビルド先しかないことかにより高くなります。

これは長いウィンドウのパフォーマンスインパクトとデータが保護されていない事を意味します。

るノード(1GBpsでているもの)と同じになるでしょう。

Nutanixが分散ストレージファブリックを使っていなければ、リビルドはリビルド元、RAID、または一般的なHCIのリビルド先のノードによって制約が発生するでしょう。

例えば、全てのノードが小さいエクステント(1MB)を多対多、効率的にクラスタ内で複製する事に反して、Node-Aは大きいオブジェクトをNode-Bへ複製するでしょう

これまでのRAID5を比較すると、リビルド元になるのは障害が発生した特定のドライブのみとなります。RAIDのドライブは324で構成されリビルド用に一つのスペアディスクを設定します。つまりリビルド操作は一つのディスクによるボトルネックがあります。

ほとんどすべてのITプロフェッショナルの方々はRAID5、たとえRAID6であったとしても 数時間から数日の長期間にわたるシングルドライブ障害の復旧にかかるRAID構成に対して“ゾッ”とする話をもっています。

これらの一般的な嫌な経験はN+1(そしてRF2)でさえ悪評となった大きな理由です。

RAID5 , 6のリビルドが数分以内で完了できたとしたら・・

大多数の次に発生する障害がダウンタイムやデータロスをもたらす結果にはならないでしょう。

ではNutanix ADSFのリビルドパフォーマンスにもどりましょう。

繰り返しですがADSFはレプリカ(データ)を1MBのサイズでクラスタ内に分散します。(すべてのデータが2つだけのノードに存在するペアスタイルではありません)

この分散がリビルド中の書込みのパフォーマンスを向上し、結果的に多くのコントローラー、CPU、ネットワーク幅をリビルドのために利用します。

簡単に言うと、クラスタが大きくなればなるほど、ノードはレプリカのRead, Writeが増えていき復旧にかかる時間が早くなります。

クラスタのサイズが大きいほど障害とリビルドに対するインパクトが下がり、大きなクラスタではRF2の構成でさえ素晴らしい回復力を提供できるのです。

下の画像はNutanixPrismから取得した分析のスクリーンショットです。

ノード障害を想定してからのリビルド期間中のストレージプールのスループットを表示しています。

Nodefailurerebuildperformance

このチャートではリビルドが20:26にそして終了したのは20:46で完了までの間 9GBpsを維持している事がわかります。

この例では5年前のノードで5TBの利用率でデータの完全なリストアに20分以下となるのです。

クラスタサイズが増えるか 新しいノードが速いNICNVMeドライブのようなストレージを使われているのであれば、リビルドはもっと早くなりRF2を利用していてもデータロスの可能性はとても少なくなるのです。

NutanixではCVMでデータ保護をしているのでノードが増えても処理できるマシンが増えリビルドにかかる時間は減りますし、早いCPU等を搭載したモデルでもリビルドにかかる時間が削減されます。

イメージ的にはRAIDコントローラ処理速度もOne-Clickで!といったところですね!

Summary:

  • Nutanix RF2 is vastly more resilient than RAID5 (or N+1) style architectures
  • ADSF performs continual disk scrubbing to detect and resolve underlying issues before they can cause data integrity issues
  • Rebuilds from drive or node failures are an efficient distributed operation using all drives and nodes in a cluster
  • A recovery from a >5TB node failure (in this case, the equivalent of 6 concurrent SSD failures) can be less than 20mins

Next let’s discuss how to convert from RF2 to RF3 and how fast this compliance task can complete.

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/07/02

Exchange ハイブリッド 簡易移行のご紹介

今回はExchange Online のハイブリッド簡易移行についてご紹介したいと

思います。



オンプレミスのExchange Server 2010/2013/2016から Exchange

Onlineへメールデータを移行する手段としてハイブリッド移行という

移行方法が用意されています。



「ハイブリッド移行」は要件に応じて大きく以下の2つのパターンに

分かれています。

・完全ハイブリッド
・最低限のハイブリッド



さらに「最低限のハイブリッド」のオプションとして「簡易移行

(Express Migration)」という手法も用意されています。



簡易移行を端的に説明すると、「移行時に一度だけAD同期を実行する」

パターンとなります。アカウント管理の違いで区分けすると以下のような

分類となります。

Pat_2

この最もシンプルな「簡易移行(Express Migratioin)」の手順をご紹介

していきたいと思います。



今回の環境ですが、Azure上にADサーバー一台とExchange Server 2010

SP3 Rollup 19のコンバインドロール(HUB/CAS/Mailboxの役割を1台に

まとめた)のサーバー1台を用意しました。

こちらがオンプレミスのExchange 2010 環境を再現した構成となります。



Exchange2010とした理由ですが、延長サポートフェーズが2020年で

切れるという事もあり、Exchange 2010 からの移行をお考えの方も

多くいらっしゃるのではないか、という事で今回はExchange 2010の

環境を準備しました。



また、今回のシステム構成でご注意頂きたいのですが、Azure 仮想マシン

としてサポートされるExchange のバージョンは2013以降であり、かつ

Azure Premium Storage での利用が推奨となります。



Microsoft Azure 仮想マシンのマイクロソフト サーバー ソフトウェアの

サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2721672/microsoft-
server-software-support-for-microsoft-azure-virtual-machines

Exchange 2013 仮想化
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj619301(v=exchg.150).aspx

Exchange 2016 仮想化
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj619301(v=exchg.160).aspx

Exiaassupport_3

今回はあくまで一時的な検証目的ですので、本番環境での利用は控えて頂きます

ようお願いします。



尚、本記事では移行先となる Office365 テナント開設済みで独自ドメイン

の登録が完了している前提で、ハイブリッド構成ウィザードの手順を中心

にご紹介していきます。

 

早速見ていきたいと思いますが、一連の操作はオンプレミスのExchange

2010 サーバーから実行しています。



まず最初に Office365 管理ポータルにアクセスします。

セットアップ>データ移行に移動し、「Exchange」 をクリックします。

Adm01

ハイブリッド構成ウィザードのインストールを求められますので、

「インストール」をクリックします

Image1

「次へ(Next)」をクリックします。

Image2

オンプレミスのExchange Server 環境が自動検出されます。

検出が完了したら、そのまま「次へ(Next)」をクリックします。

Image4

「サインイン(sign in)」をクリックします
Image5

認証ダイアログが表示されますので、管理者IDとPW入力します。

Image6_2

Image7_2

「次へ(next)」をクリックします

Image8_2

オンプレミスとOffice365環境の情報収集が開始されます。

処理が成功したら「次へ(next)」をクリックします。

Image9_2

ハイブリッド機能の選択です。

今回は「最低限のハイブリッド構成(Minimal Hybrid Configuration)」を

選択します。


Image10

 

画面の一番下には「Organization Configuration Translator」という

チェックボックスがオプション設定として追加されています。



これは先日、下記ブログでもアナウンスされていますが、新たに追加された

機能で、このオプションを有効にする事によりハイブリッド構成時にオン

プレミスのExchange 組織の下記情報を移行します。



Hybrid Organization Configuration Transfer
https://blogs.technet.microsoft.com/exchange/2018/06/18/hybrid-organization-configuration-transfer/

 

・アイテム保持ポリシー(Retention Policy)

・保持タグ(Retention Policy Tags)

・OWAメールボックスポリシー(OWA Mailbox Policy)

・モバイルデバイスメールボックスポリシー

   (Mobile Device Mailbox Policy)

・Exchange ActiveSync メールボックスポリシー
   (Active Sync Mailbox Policy)



今回は、Exchange 2010側で事前にサンプル値を仕込んでおきましたので

そちらの結果も後ほど確認してみたいと思います。

 

引き続きウィザードを進めていきたいと思います。

「更新(update)」をクリックします。

Image11

続いて、Azure Active Directory Connect のインストールが求められ

ます。

「一度だけユーザーとパスワードを同期する(Synchronize my users and

password one time)」を選択し、「次へ(next)」をクリックします。


Image12

AAD Connet のセットアップ画面が表示されますので、同意にチェックし、

「構成(Configure)」をクリックします。

Image13

「簡易設定を使用する(Use express setting)」をクリックします。

Image14

Office365管理者のID、PWを入力し、「次へ(Next)」をクリックします。

Image15

再度認証ダイアログでPW入力し「サインイン(Sign in)」をクリックします。

Image16

続いて、オンプレミスADの管理者ID、PWを入力して「次へ(Next)」を

クリックします。
Image17

ドメイン構成を確認します。Office365側で未登録のドメインが

「追加されていない(Not Added)」となっている場合は、

「ドメイン検証なしで続行する(Continue without any verified domains)」にチェックを付け、「次へ(Next)」をクリックします。

Image18

最後に「Exchange hybrid deployment」にチェックし、

「インストール(install)」をクリックします。

Image19

構成が完了したことを確認し「次へ(Next)」をクリックします。
Image20

「Azure Active Directory Connect は正常に完了しました」が選択されて

いることを確認し、「次へ(Next)」をクリックします。
Image21

ハイブリッド構成完了のメッセージが表示されますので「次へ(Next)」を

クリックします。
Image22

ハイブリッド構成後のステップとして、メールボックス移行の処理を

行います。「閉じる(Close)」をクリックします。


Image23

Office365管理ポータルへのサインイン画面が表示されますので

管理者アカウントでサインインします。

サインインするとすぐに「データ移行」メニューに遷移します。

先程のハイブリッド構成ウィザードの手順でID同期が実行されましたので

既存のユーザー一覧が表示されます。

 

こちらの画面にも表示されていますが、メールボックスを移行するには

対象のユーザーに対してOffice365のライセンスを事前に割り当てる

必要があります。


Image24

ライセンスを付与するには、ユーザー>アクティブなユーザーに移動し、

ユーザー一覧からライセンスを割り当てたいユーザーを選択します。

今回は2名のユーザーを指定し、「製品ライセンスの編集」をクリックします。
Image25

既存の製品ライセンスの割り当てに追加」を選択し「次へ」をクリックします。
Image26

「場所」を選択し、割り当てたいライセンスを指定して「追加」を

クリックします。
Image27

「閉じる」をクリックします。
Lic01

データ移行のメニューに戻り、「Exchange」をクリックします。
Image28

ライセンスエラーの表示が解消されていますので、移行したいユーザーに

チェックを付け「移行の開始」をクリックします。 
Image30

バックグラウンドで移行処理が開始されます。

「移行が正常に完了しました」のメッセージが表示されると完了です。
Image31



最後は、移行ステップの途中で触れたようにメールボックス以外の

OWAポリシー等の Exchange 組織の構成が移行出来ているか

確認したいと思います。



サンプルとして作成したOWAポリシー「OWAMP01-TEST」が移行されて

いる事が確認出来ます。

Pol01

アイテム保持ポリシー「RP01-TEST」、保持タグ「RPTAG01-TEST」も

問題なく移行されています。

Pol02


Pol03

Exchange ActiveSync ポリシー(ASMP01-TEST)は、「モバイルデバイス

メールボックスポリシー」に移行されています。


Pol04


今回はオンプレミスのExchange 2010 から Exchange Online への

ハイブリッド簡易移行の手順をご紹介しましたが、如何でしたでしょうか。



簡易移行に必要な前提を満たしていれば、ウィザードに従って進めるだけで

メールボックスを移行して頂く事が可能です。



今回は触れていませんが、メール移行における前提や注意すべき点などを

確認したいという方には、Office365で提供されている「メール移行アド

バイザー」というツールをご利用頂ければと思います。

既にOffice365を試験的にお使いの方であれば、Office365管理ポータルから

簡単に利用できるツールです。



移行時に必要となる作業や考慮すべき点を細かくチェックしながら移行作業を

進める事が可能となっています。

メール移行アドバイザーでは、Exchangeだけでなく、IMAPやGmailなど

様々な環境に対する移行手順を提示してくれますので、こちらも是非活用

下さい。

Image10_2

メール移行アドバイザーはOffice365環境への移行をサポートするツール

でしたが、移行先がクラウドではなく、オンプレミスで新しい

バージョンのExchange Server を構築、移行を検討されている方は

以下の「Exchange Server 展開アシスタント」をご利用下さい。



Microsoft Exchange Server 展開アシスタント
https://technet.microsoft.com/ja-jp/office/dn756393.aspx



展開アシスタントは、メール移行アドバイザーと同様にウィザードに

従って対話形式の質問に答える事でExchange Serverを展開する様々な

シナリオにおける確認事項や注意点を提示してくれるツールです。



既存でExchange Server 2010以降をご利用のお客様は是非こちらの

展開アシスタントを活用して、移行計画にお役立てください。

今回も最後までお読み下さり有難うございました。

記事投稿者:津久井

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