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2018/08/23

Foundation 4.1 の新機能

今回は、先日リリースされたFoundation 4.1 の新しい機能についてのご紹介になります。

 

すでにご存じの方も多いかと思いますが、Foundation は、ハイパーバイザーの導入(入れ替え)、

管理コンポーネント(Controller VM)の導入、Controller VM やHypervisor、など

ネットワーク設定、Nutanix クラスタの設定を行なうツールとなります。

 

今回リリースされた Foundation 4.1 の新機能として、

 

  ● 事前に作成したNutanix クラスタの構成ファイルをインポートすることで、Foundation 実行時の

    クラスタの設定(Hypervisor、CVM、IPMI の IP アドレス、クラスタ名など)の簡略化

  ● AOS(CVM)もしくは、Hypervisor のバージョンをそのままの状態で、もう一方を入れ替え

  ● 一部 UI の変更

 

などがありますが、今回は、一つ目の『構成ファイルを使用した Foundation の設定簡略化』について、

ご紹介したいと思います。

 

Foundation 全体の流れとしては

  ① MyNutanix にて、構成ファイル(.json)の作成

  ② Foundation VM 4.1 の準備

  ③ Foundation VM 4.1 へ構成ファイルのインポート

  ④ Nutanix の初期化(Foundation)

  

のようになりますが、①、③を中心にこれまでの操作との違いについて、紹介します。

 

[ ① My Nutanix にて、構成ファイル(.json)の作成 ]

すでにお気づきの方もいるかと思いますが、MyNutanix にログインしたところ、新たに

「Foundation Preconfiguration Portal」という項目が追加されております。ここから、

構成ファイルの作成画面へと遷移します。

 

31b

Preconfiguration のリストが表示されます。”Add New” を押下し、構成ファイルの

新規作成を始めます。

32a

【1. Start:】

構成ファイルに、任意の名前を付け、Hardware Platform を選択します。

(今回は、Nutanix 純正を選択しています)

34a

 

【2. Nodes:】

Block の数と、Block あたりの Node 数を指定します。

(以下、"Click here"をクリックした後の画面になりますが、今回は、1ブロック3ノードを

 指定します。)

  

37a

 

BLOCK SERIAL、IPMI の MAC Address、IPMI、Hypervisor、CVM のIPアドレス、

Hypervisorのホスト名を入力します。

 

なお、4.1 より以下赤枠部分は、デフォルトでは表示されておりません。

[Tool] > [Range Autofill] を選択することで表示されます。

 

ここに IP Address やホスト名の値を一つ入力することで、その配下のセルに、各ノード分の値が

自動的に入力されます。

例えば、IPMI IP の配下の AutoFull のところに、192.168.0.20 と入力すると、

192.168.0.20~22 という値が、Node A~C のところに入力されます。

39a_2


【3. Cluster】

クラスタ名、クラスタの IP、DNS、NTP の設定を入力し、"Next"を押下します。

40b

 

【4. AOS】

"Next" を押下します。

 

41a

 

【5. Hypervisor】

"Next" を押下します。

42a

 

【6. IPMI】

IPMI の Credential を設定しますが、[Tools] > [Fill with <ご利用のPlatform> defaults]を

選択すると、各ベンダーのデフォルト値が自動的に入力されます。

(今回の場合、Nutanix 純正のため、”Fill With Nutanix defaults” を選択します。)

44a_2

45a_2

“Validate”をクリックして、” Download Configuration”をクリックすると、構成ファイルを

ダウンロードすることが可能です。任意のフォルダに保存してください。

 

[ ② Foundation VM 4.1 の準備 ]

詳細については省略しますが、Nutanix のPortal(MyNutanix)より、ディスクイメージ

(ESXi であれば、.ovf、AHV であれば、.qcow2)を入手し、仮想化環境上に

Foundation VM をデプロイ、Foundation VM 上のスクリプト”set_foundation_ip_address”を

使用し、Foudantion VM のネットワーク設定などを行ないます。

 

 

[ ③ Foundation 4.1 へ構成ファイルのインポート ]

WinSCP などを使用し、展開した Foundation VM に作成した構成ファイルをコピーします。

 

Foundation VM のデスクトップ上の、”Nutanix Foundation”をクリックすると、以下のような

画面が表示されます。

”Import an install.nutanix.com file…”をクリックして、コピーした構成ファイルを選択します。

Fvm01a_2

構成ファイルのアップロードに成功しますと、以下のようにファイル名が表示されます。

Fvm03a


"Next" を押下しますと、自動的に、指定したパラメータが入力された状態で表示されます。

Fvm07a

Nutanix クラスタ関連のパラメータも、同様の構成ファイルのパラメータが自動的に

反映される形になります。

Fvm08a1

AOS、Hypervisor の選択画面は、これまでのバージョン同様になります。

Fvm09a

Fvm10a

[ ④ Nutanix の初期化(Foundation) ]

IPMI の画面で、”Start”を押下すると、初期化が開始します。

Foundation の流れ自体は、これまでと同様です。

Fvm11a

ここまで、Foundation 4.1 を用いた、初期化の流れを説明しました。

 

ご紹介した構成ファイル(.Json)をインポートすることで、Foundation 実行時のクラスタの

設定情報(Hypervisor、CVM、IPMI の IP アドレス、クラスタ名など)を都度入力する手間が省け、

Foundationの操作の簡略化することが可能になります。

また、構成ファイルを使用することで、人為的なミスを防ぐことも可能となります。

 

 

記事担当者 : SI技術本部 きたがわ

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