« Calm .NEXT 要約: クラウドマイグレーション, Kubernetes,等々 | メイン | IBM Cloud Private 3.1.1 Workerを追加してみよう(Power Linux版) »

2019/01/17

IBM Cloud Private 全部GUIでやるOpen Libertyのテストデプロイ

今回はIBM Cloud Privateって構築してみたけど、アプリケーションの開発とかやらないし、この先どうしたらいいのかよくわからないな~という人のためにサクッとできるデプロイしたContainerが動作しているか確認する方法を書いていきたいと思います。
また、ポイントとしてはGUIでという部分です。ご存知の通り、ICPではKubernetesサービスが動いていますが、他のクラウドサービスとかですとコマンドベースで動かしていることが多そうです。
ただ、せっかく製品買ったし、GUIあるなら使いたい!ということでGUIをご案内します。

環境

定番の環境の情報です。
今回使ったのはICPクラスタ1台です。
作り方は IBM Cloud Private 3.1.1 インストール方法(RHEL編) で書いています!
※今回使う環境はICP 3.1.0 ですが、方法に変わりはありません。


構築する環境

2台のサーバーを使いICPをインストールします。

1台目:Master node (manager,management,etcd,proxy)
2台目:Worker node (Worker)
※インストール手順では、1台目を「Master」、2台目を「Worker」を表記します。

サーバーはどちらも同一スペックを用意しています。

  • OS : RedHat Endterprise Linux 7.4
  • 物理/仮想 : 仮想
  • CPU(Core) : 8
  • Memory : 24GB
  • Disk : 300GB
  • NIC : 1つ


デプロイするアプリケーション

今回は、OSSの Open Liberty をデプロイします。


手順概要

  1. 管理コンソールにログイン
  2. Helmカタログからデプロイするアプリケーション(Open Liberty)を選択
  3. パラメータを指定してデプロイ
  4. デプロイした情報を確認(接続ポート)
  5. Webブラウザーからアクセス確認

※ 今回、Open LibertyへのWebアクセスはHTTPで構成します。


作業手順


管理コンソールにログイン

管理コンソールにログインします。
ログインのURLは

https://(MasterサーバーIP):8443

です。

Helmカタログからデプロイするアプリケーション(Open Liberty)を選択

管理コンソール右上の カタログ をクリックします。

検索部分で Liberty といれると、Web Sphere LibertyOpen Liberty が表示されますので、 Open Liberty を選択します。

20190116_14h09_17a


Open Libertyの情報が表示されますので、構成 をクリックします。

20190116_14h10_05a


パラメータを指定してデプロイ

今回はテストですので、必要最低限の設定だけを行います。

  • Helmリリース名 : 任意の名前
  • ターゲット名前空間 : Default
  • ポッドセキュリティー : 入力なし
  • 使用許諾条件 : チェックをつける


設定完了後、インストールをクリックします。

20190116_15h01_15a


デプロイした情報を確認(接続ポート)

インストールをクリックすると下記のポップアップが開きます。

20190116_15h15_07


Helmリリースの表示をクリックします。
Helmでデプロイされた内容の一覧が表示されます。
デプロイ直後は稼働しきっていませんので、数分後に画面をリロードします。

20190116_15h16_21

20190116_15h16_34


正常に稼働している場合は上記の画像のようになります。
稼働しているかチェックするポイントはデプロイメント使用可能1となっていることと、Pod準備完了1/1となっていることです。
※稼働するまで少し時間がかかります。

20190116_15h16_34a


外部からデプロイしたOpen Libertyに接続するために必要な接続ポートを確認します。 サービスポートの値を確認します。

9443:30791/TCP

9443 はICP内部で接続する際に使用するポートで、外部から接続する場合は 30791 を使用します。

接続先のIPですが、サービスタイプ部分がNodePortになっています。
NodePortの場合はICPクラスタ内のすべてのNodeのIPアドレスとポートの組み合わせで接続ができます。

今回の環境の場合、下記の2台のサーバーがあります。

  • Master Server xxx.xxx.xxx.161
  • Worker Server xxx.xxx.xxx.164

この環境でNodePortは下記のどちらからもアクセスが可能です。

  • https://xxx.xxx.xxx.161:30791/
  • https://xxx.xxx.xxx.164:30791/


Open Libertyに接続してみる

Webブラウザからアクセスしてみます。

http://(ICPクラスター内のNodeのIP):(確認したポート)/

にアクセスします。

Open Libertyのサンプルページが表示されます。

20190116_15h25_25


  • Master Server(IP末尾161)に接続

20190116_15h25_40b


  • Worker Server(IP末尾164)に接続

20190116_15h25_48b


以上です。
ICPのHelmのカタログを使うことであっさりとOpen Libertyを動作させることができました。
IBM社が用意しているものでも数多くありますので、ぜひいろいろ試してみてください。

ICP上でWAS LibertyをガッツリつかってWebアプリケーションを使いたい方は、WAS Liberty on IBM Cloud Private 利用ガイドがIBM様からリリースされていますので是非読んでみてください。

(毎度の)最後に

IBM Cloud PrivateのPoC環境の貸し出しも実施しています。

https://www.networld.co.jp/product/ibm-hardware/trial/

すずきけ