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2020/06/01

VMware vSphere 7 の仮想マシンをローカル、AWS S3へバックアップする (Veeam Backup & Replication V10 CP2)

こんにちは、ネットワールドの市川です。

今回は Veeam Backup & Replication のVMware vSphere 7 サポート開始に関する記事をお届けします。VMware vSphere 7 が、4月9日にリリースされ、バックアップメーカー各社の対応が始まっております。この度、Veeamもついに、Cumulative Patch 2 で、vSphere 7 のサポートが開始されました。

 

Veeam社 KB

KB3161: Veeam Backup & Replication 10 Cumulative Patch 2

https://www.veeam.com/kb3161

 

今回は、早速Veeam Backup & Replication V10を使用して、vSphere 7 環境のバックアップを検証しました。基本的なバックアップ、リストアに加え、SQLのエージェントレスバックアップ、アプリケーションアイテムのリストアも検証しております。

また、7/17(金)にクラウドバックアップWebセミナーを実施いたしますので、それに向けて、検証項目 4では、AWS S3へのコピーのクラウド連携も検証しております。まとめ部分でWebセミナーについてご案内しますので、是非ご参加ください。アジェンダはこちらです。

  • 構成のご紹介
  • 検証項目 1:仮想マシン(Windows/Linux) バックアップ
  • 検証項目 2:ファイルレベルリストア(Windows/Linux)
  • 検証項目 3:仮想マシンのフルリストア(Windows)
  • 検証項目 4:SQL バックアップ (AWS S3 へコピー)
  • 検証項目 5:アプリケーションアイテム(DB)のリストア
  • まとめ

構成のご紹介

今回の検証に使用した構成図は、下記の通りです。

 

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前回の記事の「VBR v10 で気になるバックアップのパフォーマンス変化 (Veeam)」の構成で、VCSA及び、ESXiが7になった環境です。

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こちらの環境のバックアップサーバに、Cumulative Patch 2が含まれたISOイメージを使用し、新たにVeeamをインストールし実施しています。今回も前回と同様に、Nested (*1) になっている関係上、実機と⽐較して少々遅く感じるものの機能検証などにはまったく問題ありません。

 

*1 : VMware ESXi の上にさらに VMware ESXi を構築して、⼊れ⼦状態になっていることを⽰します。

 

検証項目1:仮想マシンのバックアップ

VM01-Winと、VM02-Linux という名前の仮想マシンをローカルのRepositoryにバックアップします。

 

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こちらは問題なく、バックアップが完了しました。

検証項目2:ファイルレベルのリストア(Windows/Linux)

続いて、ファイルレベルのリストア(FLR)です。

まずは、VM01-Winのテスト用ファイルを削除します。

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その後、Veeam Explorerを使用し、FLRを実行しました。

 

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無事にリストアが成功しました。WindowsのFLRは問題ないようですね。では続いて、Linux のファイルレベルリストアを確認していきます。LinuxのFLRはWindowsと異なり、ヘルパーアプライアンスが、ESXi上に作成されるので、そこも合わせて確認していきたいと思います。

まずは、先程と同様に、VM02-Linuxのテストファイルを削除します。

 

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そして、ヘルパーアプライアンスの設定をして実行すると、

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ヘルパーアプライアンス、Veeam Explorerの起動を確認できました。VeeamExplorerから、先程削除したテストファイルをリストアします。

 

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Linuxのファイルリストアも無事に成功しました。

 

検証項目 3:仮想マシンのフルリストア(Windows)

続いて、先程バックアップした、VM01-Winのフルリストアを検証しました。

 

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成功しました。フルリストアも問題なく、リストアが出来ました。

 

検証項目 4:SQLバックアップ (AWS S3へコピー)

続いて、Veeamの推しであるアプリケーションのエージェントレスバックアップの検証を実施しました。

ここで、バックアップ保存先をローカルだけでなく、SOBR(*2)を構築して、AWS S3のコピーも実行してみましょう。

 

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今回は図のように、内蔵Diskと Amazon S3で、SOBR(*2)を作成しております。こちらをバックアップ保存先として、バックアップを実行していきます。

 

*2:Scale-Out Backup Repositoryの略称で、 Repositoryをプール化する機能です。ローカルとObject Storage でSOBRを構築することで、クラウドへバックアップデータのコピーや古くなったデータの移動を実施することができます。

 

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まず、「SQL01」というジョブのオンプレへのバックアップが成功しました。その後、「SQL01 Offload」というジョブが自動的に実行され、AWS S3へのコピーも成功しました。

※SQL01 Offloadで、NAME欄が、「SQL01 SQL01」 となっていますがこちらは、バックアップジョブ名「SQL01」、仮想マシン名「SQL01」という表記となっています。

 

検証項目 5:アプリケーションアイテムレベルのリストア

続いて、アプリケーションアイテムレベルのリストアを検証します。「HandsOnDB」というテスト用データベースを削除します。

 

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その後、Veeam Explorerを使用し、「HandsOnDB」をデータベース単位でリストアします。

 

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リストアの成功を確認できました。

 

まとめ

以上の検証結果から、vSphere 7 環境でも問題なく、Veeamの機能が使用できることが確認できました。VMware vSphereのバージョンがあがることで、バックアップ品質テストを入念に行っていると聞いていますので、vSphere 7 環境でも、安心してVeeamを使って頂ければと思います。

最後に、7/17(金)バックアップベンダー8社を集めたクラウドバックアップWebセミナーを実施いたします。クラウドにおけるバックアップ製品のメリット・デメリットについて、バックアップベンダー全8社が徹底討論します。Veeamの詳しいクラウドバックアップが分かる他、他社7社と機能比較できるのは今ここだけです!

是非下記のURLからお申し込みください。

 

【Webセミナー】クラウドバックアップどうするの?メーカー8社がベストプラクティス徹底討論

https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/2971

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