2018/02/02

Arcserve のセミナーを開催します!&クラウドへのバックアップについて考えてみました!

こんにちは、バックアップ担当の宮内です。
本投稿は2018年3月にネットワールドとArcserve Japanが開催するセミナーの宣伝記事です!
宣伝用にキンチャクガニの絵描きました。キンチャクガニはかわいいんですよ!
ちなみに、カニをクリックでセミナー申し込みサイトにジャンプします!!

セミナーのメインテーマはクラウドと働き方改革

201803arcserve_microsoft740_2

これから働き方はどう変わっていくべきか?実際働き方改革ってどうすればいい?
そして、Arcserve・ネットワールドはどのように働き方改革をサポートできる?
...そんな情報を、現場の裏話もふんだんに盛り込んでお届けするセミナーです。

ネタバレすると、Arcserve製品のクラウド連携機能・Office365活用機能の最新情報・ 会場でしか聞けないマル秘(?!)情報などなどがゲットできますよ!
私もArcserve UDP, Arcserve Backupのパブリッククラウド連携機能検証で関わらせていただきました。
検証成果を発表するセッションもありますので(私も名古屋・大阪で登壇予定です)、ご興味のある方はぜひ!足を運んでみてくださいね。
入場は無料ですので、お気軽にご参加くださいませ。

どうぞよろしくお願いします!!

...と、宣伝だけでは技術ブログの内容としては物足りないので...
技術的なAppendixとして、バックアップでパブリッククラウドを使うってどういうこと?というのを軽くまとめてみました!


■「パブリッククラウドをバックアップで使う」って結構大変?!

そもそもパブリッククラウドってなんでしょうね!

パブリッククラウドとは

企業が一般ユーザーや外部企業向けにクラウドコンピューティング環境を提供するサービス。
「クラウド環境」というと、上記サービスを使用して構築され運用される環境を指すことが多い。

上記の通り、パブリッククラウドはクラウド「サービス」を広く指す言葉なので「パブリッククラウドをバックアップで使う」と一口に言っても、実は色々考える必要があるんです。

ついでなので、対義語的に使われることの多いオンプレミスについても触れておきます。

オンプレミスとは

ユーザーがもっている物件や設備に構築・管理されるシステム運用形態。
「オンプレミス環境」は「パブリッククラウド環境以外の環境」といったニュアンスで使われることも結構ある。

いまの世の中にはオンプレミス環境がたくさんありますよね。
将来的に、クラウド利用の割合はもっと増えるのではないかという予想があります。

では、例えば「オンプレミス環境にあるデータをクラウド環境にバックアップしたい」と思ったときはどうしましょう。
大きく分けて3通りの方法が考えられます。

□クラウド環境へのバックアップ、3つの手法

手法 説 明
パブリッククラウド上にバックアップサーバーを建てて
バックアップデータを書き込む
クラウドストレージに直接(クラウドAPIを使用して)
バックアップデータを書き込む
クラウドストレージにクラウドストレージゲートウェイを経由して
バックアップデータを書き込む

クラウドの名を冠する言葉がいっぱい出てきました!用語の整理をしておきましょう。

クラウドストレージとは

クラウドベンダーが提供するオンラインのストレージサービス。
AWS S3やMicrosoft Azure Storage など。

クラウドAPIとは

クラウドベンダーが提供する、クラウド環境の外部からの操作を可能にするAPI。
このAPIを使用することで、バックアップソフトはクラウドストレージをバックアップデータの保存先として扱えるようになる。

クラウドストレージゲートウェイとは

クラウドストレージとオンプレミス環境の橋わたしをするサービス。
クラウドレージゲートウェイを仲介することで、バックアップソフトはクラウドストレージを普通のテープメディアやディスクとして認識できるようになる。

上述の3つの手法は、当然ながらそれぞれ特色があり、メリット・デメリットもあります。
以下に一例を挙げてみましょう。

□3つの手法、メリットとデメリット

手法 メリット デメリット
オンプレミスと比較的同じ感覚で
使える
クラウド上の構成が2,3に比べて
複雑になりがち
クラウド環境の構成が
比較的シンプル
使えるバックアップソフトの機能に
制限が増えがち
クラウド環境の構成が
比較的シンプル
別途製品やサービスの導入が
必要になりがち

分かりづらくて申し訳ないです...ここでいう手法は上の図で示した3つの手法のことを指しています。

手法2,3のメリットに書かれている「クラウド上の構成が比較的シンプル」について補足です。
クラウドストレージは、ストレージアカウントを作成すればだいたい使えるようになります。
それに対して1は、オンプレミスと同じ感覚で使うわけなので、サーバーを用意して、バックアップソフトウェアを用意して、保存先を用意して...と準備するのが定石。
クラウド上に用意するモノの数を比べると、結構違ってきますね。
モノが多い=大変、とも限りませんが、違いがあるということは意識しておいてもいいかも。

さて、「どうやってクラウドにバックアップするか」が決まったら「何を使ってバックアップするか」も考えましょう!
バックアップ製品は何にしよう?パブリッククラウドはどこのクラウドベンダーのものを使おう?などなど。
また、もちろんですが「何をバックアップするか」「どういう手法でバックアップするか」なども大事ですよ! このあたりを疎かにすると、場合によっては「クラウド云々の前に要件を満たせない!白紙に戻せ!」なんてことも...?!

考えることが多くて大変かもしれませんが、それだけバックアップ構成の選択肢も多いということ。 事前の計画・準備を大切にして、パブリッククラウドをバックアップに有効に使っていきたいですね!

■セミナーではArcserve製品のパブリッククラウド連携機能の検証結果を報告します!

一段落ついたのでセミナーの話に戻りましょう。
最近はパブリッククラウドとの連携が可能なバックアップ製品が増えてきていますが、もちろんArcserve UDP / Arcserve Backup にも多彩な連携機能が備わっています!
今回はvSphere環境の仮想マシンをバックアップ対象として、以下の機能を検証させていただきました。

  • パブリッククラウド環境への仮想スタンバイ
  • パブリッククラウド上に構築した復旧ポイントサーバー(RPS)へのデータレプリケーション
  • クラウドストレージへのバックアップ

果たしてその結果は...続きは会場で!!
なんてもったいぶるほどでもないのでさらっと報告してしまいますが、どれも問題なくバックアップ・リストアできました。
実際に動かしたことでこれらの機能についてのナレッジも溜まったし、今まであまり縁がなかったAWSやAzureといったパブリッククラウドもしっかり触れたし、終わってみれば満足度の高い検証でした!

■最後にもう一度宣伝を

どうでしょう、パブリッククラウドとバックアップのことが気になってきましたか?
それではセミナーにてお待ちしております!きっともっと役立つ情報がありますよ!

クリックするとセミナー詳細・申し込みページにジャンプします

また、今回のセミナーに関連して、記事広告が公開されています!こちらよりダウンロードください。
ちなみに、記事には書かれていない部分もセミナーではいろいろお伝えする予定です!乞うご期待!!

関連して、TechTargetにてデータ保護に関するアンケートもやっていますので、興味ある方はご参加いただけると私が喜びます!
抽選でAmazonギフト券やGoogle Homeが当たるかも?!


最後まで読んでくださりありがとうございました!!

書いた人:宮内

2018/01/31

Nutanix AOS 5.5は単独の仮想マシンで100万IOPSを提供、ですが、70%/30%のRead/Write割合ではどうなる?

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001 そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90(2桁)として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix AOS 5.5 delivers 1M read IOPS from a single VM, but what about 70/30 read/write?をご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Nutanixは単一仮想マシンで100万IOPSを達成 - HCIでは世界初!もご参照下さい。

最近Nutanix AOS 5.5は単独仮想マシンで100万IOPSを提供、ですが、この時ライブマイグレーションするとどうなる?という記事を書きました。ライブマイグレーションの影響は10%程度であり、ほんの僅か3秒ほどでマイグレーションを実行する前のレベルまで回復するということを示すことができました。

この記事ではもっと現実的な70% Read、30% WriteというIOプロファイルで8KのIOサイズを用いて、ライブマイグレーションの最中とその後の影響について見ていきたいと思います。

Nutanixのお客様にとってはさほど驚くことではないかもしれませんが、結果としてはランダムReadが43万6千、ランダムWriteが18万7千というところが最高値のベースラインとなります。マイグレーション時にはパフォーマンスは35万9千と16万4千まで低下しますが、その後44万6千と19万2千というもともとのベースラインよりも高い値まで数秒で復帰しています。

100%のランダムReadは8Kの100万IOPSを達成していますが、これと比較すると70/30の混合では60万IOPSに到達しており、大変に健闘しています。Nutanixの競合がVDIにのみ良いプラットフォームであるという評判を立てているのを考えると悪くありません。業界をリードするオールフラッシュのSANのベンダーがその最も大きなストレージ装置でのパフォーマンスをランダムReadで数十万IOPSと広告していることを考えれば、Nutanixの他とは違うハイパーコンバージドアーキテクチャでモノリシックなオールフラッシュ装置よりも高いパフォーマンスを単独の仮想マシンで達成しているのです。

これはNutanixの他にはないAcropolis分散ストレージファブリックが実環境で見られるIOパターンについても非常に高いパフォーマンスを低遅延で達成しているということになります。しかもそれは分散プラットフォーム内で仮想マシンがライブマイグレーションを行っている最中やその後も、ということです。

この結果はNutanixのAHV(旧称 :Acropolis Hypervisor、AOSに含まれており、追加で費用を支払うこと無く利用できます)の効率性の証明であるだけでなく、ユーザースペース(インカーネルの部分が小さい)で動作しているIOパスの効率性の証明ともなります。これの一部はワシントンD.C.の.NEXT 2017でアナウンスされたAHV Turbo Mode(和訳記事)のIOパスの最適化のおかげです。こうした素晴らしいレベルのパフォーマンスは、スナップショットのようなデータ保護の機能を利用している際にも継続されます。これについてはNutanix X-rayを利用したSnapshot impact scenario(和訳予定なし)という記事にまとめており、Nutanix AHVと業界をリードするハイパーバイザーとSDS製品との比較をあげています。こうした記事を読む時間がないのであれば、短くまとめると、Nutanixの競合製品はスナップショットを取っった際のパフォーマンスの劣化があり、それに対してNutanix AHVのパフォーマンスは一貫性を保っていると理解して下さい。これはビジネスクリティカルアプリケーションを配置するような場合の実環境では特に当たり前のシナリオです。

Nutanixの他にはないストレージオンリーノードを使ったパフォーマンスのスケールアウト(和訳予定なし)では仮想マシンやアプリケーションを変更すること無くより高いパフォーマンスが得られることを述べていますが、これは競合に対してのNutanixの大きなアドバンテージとなります。

Nutanixのデータローカリティは新しいデータが常に仮想マシンにとってローカルになるように、そして、コールドデータはリモートのままですが、ホットデータは1MBの細やかさで必要とされた場合にはローカルに転送されることを保証し、最適なパフォーマンスを保証します。これは総当たり的で、よく間違いを起こすようなローカリティではなく、インテリジェントなローカリティであるということを意味します。

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

単独VMで100万IOPSシリーズの最後の記事です。Write30%がミックスされた場合も60万IOPSで、(Joshさんなりの)非常に謙虚な言い方で悪くありません。VDIだけのプラットフォームで60万IOPSも単一VM出でるんだよ、これまた謙虚な言い方ですね。いずれにしてもReadはローカルで行なえますが、Writeはレプリカの作成のためのネットワークのオーバーヘッドが有りますので性能はダウンしてしまいますが、これだけ出れば充分でしょう。

vMotion(AHVなので正確にはライブマイグレーション)を使った後の性能もぜひビデオを見て確認下さい。都市伝説に惑わされてはいけません!

2018/01/24

Nutanix AOS 5.5は単独仮想マシンで100万IOPSを提供、ですが、この時ライブマイグレーションするとどうなる?

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001 そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90(2桁)として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix AOS 5.5 delivers 1M IOPS from a single VM, but what happens when you vMotion?をご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Nutanixは単一仮想マシンで100万IOPSを達成 - HCIでは世界初!もご参照下さい。

長年に渡ってNutanixは複数のハイパーバイザーに対して優れたパフォーマンスを提供してきましたし、同様にネイティブのNXシリーズ、OEM(Dell XCとLenovo HX)、そして直近ではソフトウェアオンリーの選択肢としてCiscoとHPEというハードウェアプラットフォームでも同様です。

直近のTweet(下)で、単独の仮想マシンで8KのランダムReadで100万IOPSと、8GBps以上のスループットが次世代ハイパーバイザーであるAHVで実現できることを示しました。

殆どの反応はポジティブなものでしたが、いつものように幾つかの競合のベンダーがパフォーマンスに関しての恐怖や不確実さや嘘(FUD Fear, Uncertainty, Doubt)を広めようとやってきました。その中にはライブマイグレーション(vMotion)の最中やその後はパフォーマンスが継続しないというもので、これはIOパスのパフォーマンスを示していないというものです。

インカーネルとコントローラー仮想マシンの対立(翻訳予定なし)に関するIOパスの議論についてちょっと復習しましょう。

IOパスを検証するために、Nutanixの場合はコントローラー仮想マシンを経由します。そのため、ここでの様々な変動要素やボトルネックを可能な限り排除したいと考えるはずです。これはread/writeの検証はwriteがネットワークのような要素に依存してしまうため、適切には行えないということを意味します。ここではNVMeを搭載しているノードを利用しているため、ボトルネックはとっくにネットワーク部分になってしまい、ユーザー仮想マシンとコントローラー仮想マシンの間のパスではなくなっているのです。

以前のツイート(下)でSATA SSD、NVMe、そして3DxPointのスループット性能を例に上げて、次世代フラッシュにおいてはネットワークが明らかにボトルネックになるということを示しました。

サードパーティによるNutanixのデータローカリティについてのFUDに対して、Nutanixのオリジナルで他にはないデータローカリティの実装(翻訳予定なし)という記事を書いています。ここにはNutanixが優れたパフォーマンスを提供するためにネットワークへの依存度を可能な限り小さくしているということが書かれています。

ですから、我々がやるべきことはRead IOの検証を行い、ユーザー仮想マシンとソフトウェアディファインドストレージの間のIOパスに可能な限りの負荷をかけることです。インカーネルの部分もありますし、NutanixのCVMが動作しているユーザースペースの部分もあります。

Tweetは8KのランダムReadが100万IOPS、8GBpsのスループットがNutanixのIOパスにあるということを示しており、110マイクロ(ミリではありません)秒のレイテンシを実現できるほど効率的であるということも示しています。

次なる疑問は、Nutanixや一般的なHCIにおいてvMotionの後に何が起こるか、という誤解を解いていくということでしょう。

この疑問は適切なものですということこから初めましょう。ですが、vMotionの最中や後にパフォーマンスが落ちたとして、それは大きな問題なのでしょうか?

ビジネスアプリケーションにとって、ベンダーに共通する事項としてDRSのShould(あるべき)/Must(必ず)のルールでvMotionをメンテナンス時や障害時以外にはvMotionを発生させないようにするということが、従来型/古くからのNAS/SAN、もしくはHCIであっても、インフラストラクチャに関係なく推奨されています。

NAS/SANにあっては最良のシナリオでも100%リモートのIOですが、Nutanixにおいてはこれは最悪のシナリオです。Nutanixは通常時、100万IOPSであり、ライブマイグレーションとその後の数分間パフォーマンスが20%落ちると考えてみましょう。

それでもまだ80万IOPSです。これでも殆どのNAS/SANのソリューションが提供する性能よりも高いのです。

しかし、実際のところは以下のリアルタムに録画されたビデオが示すとおり、ライブマイグレーションの最中やNutanixは優れたパフォーマンスを継続的に提供しています。ヒント: puttyのセッション(左側のコンソール内)の数字へご注目下さい。最終的な結果につながるゲストレベルでのパフォーマンスを示しています。


YouTube: 1M IOPS Live Migration

私の友人で同僚のMichael “Webscale” Webster (VCDX#66 & NPX#007)氏のビデオであるということをお伝えしておきます。

IOはライブマイグレーション中に3秒ほど100万IOPSを下回り、最低では95万6千 IOPSであるということが記録されています。つまり10%程度の低下が3秒ほどであればこれは非常に価値のあるものと言えるでしょう。というのも、パフォーマンスの低下は移行に伴う仮想マシンのスタン(静止)が原因であり、その下のストレージによるものではないからです。

我々の「オトモダチ」である古くからのストレージベンダーもそれぞれの巨大で最悪なストレージ装置で同じテストを繰り返し行なっています。

あまり面白くありませんか? では 70/30の read/writeワークロードがどう動くか見ていきましょう!

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

AHVのパフォーマンスに関する記事ですが、未だに続く、ローカリティとライブマイグレーションの相性の悪さの問題に答えるものとなっています。昨年の記事にもある通り、そもそもライブマイグレーション自身がリソースを多く消費するため、ライブマイグレーションは頻繁に行うべきものではありませんし、ライブマイグレーション後もリモートからのReadは"オンデマンド"にローカルへのコピーが行われるため、急速にリモートに対するReadの割合は低下します。また今回Joshさん(とそのお友達のMichaelさん)が示したとおり、(ワークロードが非常に大きなものであったとしても!)大きな影響は発生しないのです。(ネットワークもRDMAを使っているということもあるでしょう!)

AHVは常に進化を続けますが、その進化はHCIインフラの中だけに最適化されたものです。万能を切り捨てたゆえの思い切ったアーキテクチャに今後も注目です。来週もJoshさんの記事をお送りします。

2018/01/17

もう待たなくていい : AHV Turboの登場!

本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のSoftware EngineerのFelipe Franciosi氏によるものです。原文を参照したい方はThe Wait is Over: AHV Turbo is Here!をご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Nutanix OSの次なるリリース、5.5の最もホットな機能の一つは我々の.NEXTイベントで多くの方が耳にされたはずのAHV Turboテクノロジーです。このソリューションを実現しているキーとなっているのが我々の社内ではFrodoと呼ばれているコンポーネントです。この記事ではこのFrodoがどのようにストレージデータパスに入っており、今日市場で利用できる他のストレージ仮想化エンジンとどのように異なっているのかをご紹介していきます。

従来、AHVは仮想マシンを単一キューのVirtio-SCSI PCIコントローラーとして取り扱っていました。これはディスク数や仮想CPU数とは関係なくゲストOSは最大で同時に128のリクエストしか発行ができないということを意味します。加えて、この単一データ構造はハイパーバイザー側からは単一スレッドでしか管理ができませんでした。このモデルは他のハイパーバイザーと対して差はありません。

Fig344このアーキテクチャはほとんどの状況においては本当にうまく動くのですが、高いスループットやIOPSレートの場合、限界が見えてきます。近年のNVMeのようなハードウェアやRDMAの採用が増えるにつれ、これが心配になってくるのです。他のハイパーバイザーはこの問題をそれぞれのゲストOSにより多くの仮想化コントローラーを割り当てることで回避しています。しかし、このソリューションは単一仮想ディスクのパフォーマンスを改善するものではなく、単に仮想マシンの構成に複雑さをもたらすものです。加えて、実際のハードウェアを考慮した上で、本来行わなければならないものでもありません。

NVMeコントローラーから初めましょう、単一ドライブで数十万ものIOPSが提供されます。こうしたレベルのパフォーマンスを実現するためにはこうしたドライブのそれぞれを複数のハードウェアキューがあるものとして取り扱わなければなりません。つまり、オペレーティングシステムがマルチキューのブロックレイヤの提供をサポートしなくてはならないのです。これによってスタック全域に渡るより良い拡張性が実現できます : アプリケーションはマルチキューに対して並列でIOを投入できますし、それと同時に、ハードウェアはそのキューをこれまた同時に処理することができるのです。

実際のハードウェア上でもしそれがうまく動いているのに、どうしてハイパーバイザーはそれに追従しないのか? AHVは追従しました。

Fig345Frodoは仮想マシンへのVirtio-SCSI PCIコントローラーの提供を行う、新しいAHVのコンポーネントです。これまでのゲストの問題で唯一変わっていることは、コントローラーがマルチキューになったということです。ですが、ハイパーバイザー側ではFrodoはより効率的に、そしてマルチスレッドを使って異なるキューを並列で処理できるように設計されています。

これを実現するために、FrodoはNutanix上で動くために特別な設計になっています。マルチスレッドでリクエストキューを並列で処理するために、それぞれのスレッドも非常に効率化されています。まず最初に、FrodoはリクエストがSCSIコマンドであるということを理解しています。ですから、Frodoは一切の処理を行うこと無く、コマンドを直接CVMへと渡します。これはCVMもまたこのプロトコルをサポートしているからです。続いて、仮想キューがスレッドへとマッピングされ、これによってインテリジェントなリクエストのバッチ処理が行えるようになり、更に通信もまた効率的なものとなります。最後に、AHVに完全なデータパスのコントロールを委ねることができるようになります。これは将来の多くの可能性のための基盤のレイヤ化ということになるでしょう。

Fig346

上のグラフはNX-3060-G5のオールフラッシュ構成での4KのランダムReadリクエストのIOPSを取ってきて比較したものです。8 vCPU、16GBのメモリ、6つの仮想化ディスクで構成された単一の仮想マシンでの驚くほどの数字のパフォーマンスの向上を示しています。Frodoによってパワーアップした仮想マシンは180K IOPSに届くほどのパフォーマンスを示しているのに対してQemuを使っている仮想マシンは80K以上になることはありません。

Frodoの開発はAHVに対して何故Nutanixが投資を行っているかということの素晴らしい例です。Nutanixがスタック全体をコントロールするとなれば、その可能性は無限大なのです。

結論として、Nutanix AHVは今日においても素晴らしいハイパーバイザーです。AHV TurboはNutanix Enterprise Cloud OSが次世代の技術、例えばRDMA、NVMe、3D XPointなどから多くのメリットを享受できるようにするために作られています。

もし何か気になる点や疑問点があれば、 フォーラムでこの続きをお話しましょう。投稿にはAHVTurboというタグを付けることを忘れないでください。

Forward Looking Statements
This blog includes forward-looking statements, including but not limited to statements concerning our plans and expectations relating to product features and technology that are under development or in process and capabilities of such product features and technology and our plans to introduce product features in future releases. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; delays in or lack of customer or market acceptance of our new product features or technology; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; and other risks detailed in our Form 10-K for the fiscal year ended July 31, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this presentation and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances

Disclaimer: This blog may contain links to external websites that are not part of Nutanix.com. Nutanix does not control these sites and disclaims all responsibility for the content or accuracy of any external site. Our decision to link to an external site should not be considered an endorsement of any content on such site.

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Enterprise Cloud Platform, the Nutanix logo and other Nutanix products mentioned are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand and product names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

昨年AHVは次世代ハイパーバイザーです!という記事を沢山投稿してきましたが、最新のAHVにはAHV Turboが搭載されています。ゲストOSの中、ハイパーバイザー、CVMと様々な部分でのチューニングを行っているのですが、メインとなるコンポーネントのFrodoはハイパーバイザー内部で動作しています。

グラフを見ても分かる通り、今後の高速なフラッシュやネットワークを考えるとハイパーバイザー内のオーバーヘッドが大きいものなのか、わかっていただけるかと思います。AHVはそこに真っ先に対応した最先端を走るハイパーバイザーなのです。

2018/01/10

マルチクラウド時代のオブジェクトベースのストレージの再創造(Nutanix Acropolis Object Storage Service - AOSS)

本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方はReimagine Object-based Storage in a Multi-cloud Eraをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Fig329 *参照元: https://www.mckinsey.com/industries/consumer-packaged-goods/our-insights/inside-p-and-ampgs-digital-revolution

立ち止まって、雑貨屋やスーパーマーケットの棚にどれだけ多くの労力が製品の配置のために割かれているか、考えてみたことはありますか?購入してもらうために皆様の目を引くためだけにこれが行われているのです。そしてどこに製品を置くのか、ということはパズルのほんの一部に過ぎません。製品を拡充するということもまたもう一つです。新しい製品が継続的に製造されていく中で、棚の上では何千通りものコンビネーションが可能なのです。

デジタル世代において、異なる製品のコンビネーションを作って、「モック」の棚をフォーカスグループがみるというコストの高い手動のプロセスは本当に破壊されつつあります。プロクター&ギャンブルの例では、仮想化ショッピング棚野テクノロジーを用いて、異なるアプローチでこの手動のプロセスを取り除いています。アプリケーション開発者は膨大なデータとそれを迅速に分析する能力によってこの仮想化された棚をプログラムし、数分で新しいコンビネーションを打ち込んで表示することができます。これによって実際に一つ一つの製品を手動で並び替えること無く、数千に及ぶコンビネーションを検証、開発して知見を得ることができます。根本からプロクター&ギャンブル社は手動の手順を取り除いて自動化されたものに変え、時間の節約とコストの削減を実現しようとしているのです。

進行し続けるデータの成長に対処する

考えられないスピードでデータが成長しているということを我々は皆知っています。「仮想化ショッピング棚」のようなデジタルアプリケーションにおいては特にその傾向が強いです。ですが、それはいつ貴方がそうしたものを採用するのか、ということを告げているのです。IDCの予測によると2020年までにデータの成長は40ZBに到達し、そのうちの63%が非構造化データになるであろうとしています(*)。これは本当に大きな非構造化データであり、企業では現在複雑な、管理の難しい、拡張に制限のあるサイロにそのデータを保管しています。さらに、幾つかの企業では非常に巨大な量のデータを保管するためのファイル構造を検討し始めており、これはアプリケーション開発者にとっては必ずしもベストなソリューションとは言い難いものです。こうした人々はディレクトリ構造やパスを気にすること無く膨大な量のデータを保存、取り出しするためだけのシンプルな構造を探し続けています。パブリッククラウドはその伸縮性と使いやすさによってこうした課題の一部の解決に役立っていますが、セキュリティ、統制、そして大規模スケール環境での一貫した動作においてのコスト効率については埋めることができていません。これによって、非効率さが産まれ、ビジネスの俊敏性が損なわれています。エンタープライズにはデータ成長(テラバイトクラス)を消費、管理できる新しいパラダイムが必要とされており、更に幾つかのケースでは標準的なコンプライアンスを維持しながらそれを実現しなくてはならないのです。

Acropolis オブジェクトストレージサービス(AOSS - Acropolis Object Storage Service)

お客様がNutanixを採用し続けるにつれ、そのお客様は予測のできないデータ成長の課題を抱えることになります。望むと望まざるとそうなってしまうのです。Nutanixはこの問題を念頭に置き、Acropolis オブジェクトストレージサービス(AOSS- Acropolis Object Storage Service)という新しいオブジェクトベースのストレージサービスをリリースしました。この機能はエンタープライズクラウドOSの一部としてワンクリックの手順で展開することができるようになります。

Fig330

図: それぞれのニーズを満たす複数のストレージサービス

将来的に、仮想マシン、ファイル、ブロック、そしてオブジェクトサービスを単一のOSで動作させることができるようになります。この新しいサービスはマルチクラウド時代のために作られており、無限の規模でグローバルに統合されたオブジェクトベースのストレージです。アプリケーション開発者はS3互換APIストレージとして利用でき、必要とされる優れたパフォーマンスを提供することができます。

オブジェクトベースストレージの基本

過去これまでにオブジェクトストレージを使ったことがないということであれば、これはちょっと変に思えるかもしれません。ですが、実際には本当にシンプルです。少し詳しく見てみましょう :

  • オブジェクトストレージは通常のブロックまたはファイルシステムのストレージとは少し異なっています。オブジェクトストレージは従来型のディレクトリ構造のファイルシステムとは異なり、平坦なオブジェクトのリストを利用しており、ファイルは「buckets」に保存されています。オブジェクトはファイル名ではなくユニークなIDを利用して保存されています。これによってデータの保管とメタデータに必要とされるオーバーヘッドの総量を劇的に減らすことができます。
  • さらに、オブジェクトはメタデータと一緒に保管されており、高い拡張性を実現できます。オブジェクトはテラバイトやもっと小さなキロバイトのサイズで、単一のコンテナ内に何億というオブジェクトを保持することができます。アプリケーション開発社はオブジェクトにシンプルなS3互換APIコールを通して「GET」や「PUT」と言ったアクションを行うことができ、複雑なディレクトリ構造を気にする必要はありません。

Nutanix エンタープライズクラウド OSを利用することからのメリットとして、数千にも及ぶお客様が信頼するすべてのコアデータパスの効率性ー 圧縮、重複排除、イレイジャーコーディング ー、そしてそれ以外にも多くのものを継承することができます。複雑なサイロ構造のインフラストラクチャの購入、構築、管理そして、展開の時間を劇的に削減することができるのです。

Fig331

マルチクラウドの世界のためのAOSS

アプリケーションがパブリック、プライベート、分散クラウドをまたがるこの時代において、我々Nutanixはオブジェクトストレージソリューションを他にはないこの3つの全てのクラウドをまたがるものとして設計しました。

Fig332

図: パブリッククラウド、データセンタ、拠点そして戦略エッジにまたがるインフラストラクチャ

こうしたソリューションの主だった特性は :

  • グローバルなネームスペース (全てのクラウドで単一のネームスペース)
  • 無限の拡張性 (過去のアーキテクチャ上の制限を取り除いた)
  • ワンクリックのシンプルさ(意図を理解するデザインと誤解の生まれないデザイン)

グローバルネームスペース: マルチクラウドを念頭に置いたほんとうの意味でのグローバルなネームスペースというのが焦点です。これが故にNutanixソリューションはAOSSでS3 APIを採用しました。Nutanixクラスタとパブリッククラウドをまたぐストレージファブリックにおいて単一のネームスペースを提供します。それだけではなく、オブジェクトデータをNutanixクラスタに書き込むアプリケーションはクラウドをまたいでレプリケーション、階層化を行うことができます。これによって開発者はアプリケーションがクラウドの境界をまたいで動くという場合にもアプリケーションを書き直す必要はありません。

無限の拡張性: このソリューションは簡単に拡張できるため、使わないリソースのための導入の初期のコストを最小限に抑えることができます。もしもNutanixソリューションがコンピューティングやストレージのリソースが不足しそうだと予見されれば単にコンピューティング/キャパシティを非破壊的にクラスタで拡張し、仮想マシンリソースの再分配を行えばよいのです。これは劇的にパブリッククラウドとプライベートクラウドの間の障壁を低くします。

ワンクリックのシンプルさ: 複数のクラウドにまたがるため、管理はシームレスで簡単なものでなくてはなりません。膨大な量の非構造化データを保持しながら、拡張を行う唯一の方法はAOSSを単一クリック操作で展開し、アプリケーション開発者に迅速に利用させることです。NutanixエンタープライズクラウドOSはマシンインテリジェンスと自動化で多くのクリックを減らし、Prismからのワンクリックで運用をシンプルにするだけではありません。膨大な量のシステムデータから学習を行い、よくあるタスクを自動化して、すぐにアクション可能な知見を生成することで仮想化の最適化やマルチクラウドの管理、そして日々のタスクを後押しするのです。

どこでオブジェクトストレージを使うのが良いのか?

オブジェクトベースのストレージソリューションを様々なワークロードとともに効率良く使うためには様々な方法があります。例えばビッグデータ分析やデータウェアハウスアプリケーション、大規模なIoTセンサーデータなどです。私の好きな1つにフォーカスしてみましょう。法規制強制を行う当局が犯罪の解決のために監視のビデオにアクセスしたいとします。まず最初に必要となるのが監視データを常に録画しているカメラと定期的にそれをリアルタイムに引っ張り、分析を行ってその中に個人を発見するということを行います。数日や数ヶ月戻ってビデオを見るという必要性もあるでしょう。こうしたシステムは非破壊的に拡張できるバックエンドを必要とします。カメラの数やそこでキャプチャされるイメージの品質によってはこうしたカメラは数日で数テラバイトのデータを生成します。例えばロンドンを例に取ると422,000台のCCTVのカメラが有り(*)、いい解像度で毎秒20フレーム平均で録画を行えば、1ヶ月も立たないうちに0.5ペタバイトものデータが保存されることになります。

Fig333

*参照元: https://www.cctv.co.uk/how-many-cctv-cameras-are-there-in-london/

典型的な監視環境ではセキュリティビデオデータは入力デバイス(例:セキュリティカメラ)を利用し、リアルタイムアクセスのために保存され、その後事後プロセスで顔認識を実施します。これはとても複雑に聞こえますが、アーキテクチャレベルで掘り下げて、もっと柔軟に拡張可能な柔軟なシステムを利用しようとすれば、さほど複雑ではありません。

  1. カメラは情報をLinuxクライアントで動作しているアプリケーションに送信
  2. データを暗号化されたオブジェクトストレージのbucket(s)に保存、1週間ほどはデータがここに置かれる
  3. 事前処理のアプリケーション(ビッグデータ分析)が単一ネームスペース内をクロールし、このデータを使って顔認識機能を走らせる。最終的にデータの一部のみがもっと長期間保管するためのデータとして別のbucketへと移動される
  4. ストリーミングのアプリケーションがリアルタイム情報または事後処理を施されたデータにアクセスし、迅速に法強制当局を手助けする

Fig334これはNutanixのオブジェクトベースのストレージソリューションを拡張とコストの効率に利用するだけでなく、データのポータビリティを実現するためにも利用している優れたシナリオだといえるでしょう。開発者にパブリックとプライベートのデータセンタをまたがるグローバルなネームスペースがあれば、環境が小さく、見通しが難しい場合にはNutanix Calmを利用して、パブリッククラウドから初めるということもできます。拡張が行われ、環境がよくわかってくれば、アプリケーションを内部へと異動させ、同じ場所でS3互換のAPIを利用して同じデータを利用できるのです。アプリケーションを書き直す必要はありません。

これはほんの一つの例ですが、さまざまな業界オブジェクトベースのストレージは多くの異なるシナリオで効果的に利用されています。病院を例に取るとベンダーニュートラルなアーカイブ(レントゲン、医療技術、電子プライバシーアプリケーション(PACS))を実装したいと考えているようですし、メディア外車はより大きなイメージファイルの置き場所を必要としています。

次に皆様がスーパーマーケットへ行くことがあって、ショッピングの棚を見た際に、通路のコーナーに監視カメラがあるのに気がつくかもしれません、そのデータに何が起こっているのか?インテリジェントな知見を得るためにどれだけのデータが保存されているのか、考えてみて下さい。

製品提供時期

AOSSは現在開発中です。価格の詳細は適切なリリース日が近くなってからアナウンスされます。

新しいAOSS製品についてもっと興味がある?我々のプレスリリースにも目を通して下さい、また、objectstorage@nutanix宛にフィードバック下さい。皆様の護憲を心待ちにしております。

*参照元: IDC File- and Object-based Storage Forecast, 2016-2020

Forward-Looking Statements Disclaimer

This blog includes forward-looking statements, including but not limited to statements concerning our plans and expectations relating to product features and technology that are under development or in process and capabilities of such product features and technology, our plans to introduce product features in future releases, product performance, competitive position and potential market opportunities. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; delays in or lack of customer or market acceptance of our new product features or technology; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; and other risks detailed in our Form 10-K for the fiscal year ended July 31, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this presentation and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances.

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, AHV, Acropolis Compute Cloud, and the Nutanix logo are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

随分長く引っ張りましたが、ニースで発表された内容は今回の内容でほぼ網羅できたと思います。最後にAOSSを持ってきました。ニースではNutanixは複雑性を排除するベンダーである、というメッセージが出されていました。もうデータセンタのインフラの複雑性は結構排除できたな・・・次なる一手はAI、コグニティブを利用して、複雑なデータ(非構造化データ)をビジネスに役立ててデジタル革命を起こそう!ということがメインの主張であったと思います。

今回のAOSSはその非構造化データを大量に溜め込み、AIやコグニティブで処理する前の中間として位置づけられるストレージであると考えています。中間ストレージ・・・であればやはりそれ専用のものを用意するのではなく、他のリソースとシェアし合いながら利用するなど一つ考えておくべきかもしれません。

なにより、AOSSは今後のNutanixの目指す先に必須の機能になると思います。

2018/01/05

【CommVault】クラウドを活用しよう!Part 1

こんにちは。

CommVault v11 の最新サービスパック(SP10) がリリースされました。

CommServe の内部データベース Microsoft SQL Server バージョンのアップデート (バージョン 2014) などが更新されておりますので、ご興味のある方は、CommVault 技術ドキュメントのサイト(こちらをクリック)をご覧ください!

さて、今回は、CommVault のバックアップ保存先としてクラウドの活用をご紹介します。

CommVault では、バックアップ先として、さまざまなクラウドサービスをサポートしていますが、サポートするクラウドベンダーの詳細は、CommVault のサイトで公開されていますので、下記の URL を参照ください。

◆Cloud Storage - Support◆
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=features/cloud_storage/cloud_storage_support.htm

バックアップ先のクラウドストレージライブラリに対して、直接バックアップする場合、重複排除機能を利用すること*ができます。重複排除は、バックアップから冗長なデータセグメントを排除し、バックアップデータのサイズが削減されますので、クラウドへ効率的にデータを転送することができます。
* 一部のクラウドサービスでは、重複排除機能がサポートされないため、ご注意ください。

【Direct Deduplication to Cloud Storage】

1_3

また、2次バックアップ先としてクラウドを使用する場合、CommVault の Storage Policy に Copy Policy を追加設定することで対応できます。以前、Media Agent 間で重複排除済みバックアップデータをコピーする機能「DASH Copy」をご紹介しましたが、クラウドストレージに対しても同機能を使用することができます。

【Deduplication in Secondary Copies】

2


クラウドストレージを使用する前に、接続性のチェックなどを実施するツール「CloudTestTool」が提供されています。CloudTestTool は、CommVault のインストールパスに格納されていますが、Amazon S3、Microsoft Azure、Google Cloud Storage など、クラウドベンダーを指定して確認することができます。

CloudtesttoolCloudTestTool の起動画面


◆Cloud Storage - Tools◆
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=features/cloud_storage/cloud_storage_tools.htm#Cloud_Test_Tool

今回、Amazon S3 をバックアップ先として設定する手順を簡単にご説明します。CommVault 管理コンソールを起動し、「ストレージリソース」-「ライブラリ」-「追加」-「Cloud Storage ライブラリ」の順にクリックします。「Cloud Storage の追加」画面が表示されますので、Amazon S3 へのアクセス情報など必要な情報を入力して設定します。

Cloudstorage_1_2Cloud Storage の追加



「Cloud Storage の追加」が完了した後、CommVault のライブラリに Amazon S3 のクラウドストレージがバックアップ先として追加されます。

Library_2

CommVault ライブラリ



いかがでしたか。

バックアップ先としてクラウドストレージを使用する設定は、簡単に実施することができます。災害対策や長期保管の目的などクラウドを活用するケースが増えていますので、ご検討ください。

CommVault 社で Amazon S3 にバックアップする手順でビデオで公開されていますので、こちらも併せてご参考ください。

◆参考情報◆

http://www.commvault.co.jp/products/documentation/video/backup_to_aws/

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

 

【過去の記事】

 

メーカのサイト:
Simpana早わかり講座

 

CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編

 

導入編:

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

製品紹介編:

第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
第五回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana SnapShot Management
第六回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Virtualization

 

Tips編:
【CommVault】次期バージョン v11の国内提供が始まりました! 
【CommVault】管理コンソールの言語表示の切り替えってできるの?
【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?
【CommVault】クラウドを活用しよう!Part 1

2018/01/03

コンピューティングクラウドによる柔軟性と拡張されたアプリケーションのサポート(Nutanix Acropolis Computing Cloud AC2)

本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方はFlexibility and Expanded Application Support with Compute Cloudをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

ここ数年に渡って、Nutanix エンタープライズクラウドOSは驚くべき進化を遂げてきており、7000社を超えるお客様がそれを採用するに至っています。2つのことが明らかとなりました :

  • お客様はハイパーバイザーの埋め込まれた、パブリッククラウドと同様の利用体験をもたらすインフラストラクチャのスタックに価値を感じておられます。我々は2017年度の第4四半期の会計レポートで、4四半期の移動平均を取った場合に24%ものノードがAHVで展開されているとしました。これは従来型の仮想化ソリューションの代替として強い関心があるということを示しています。
  • Map-Reduceアルゴリズムを活用して常に実施される圧縮、インテリジェントな重複排除、EC-Xによるイレイジャーコーディングで最適化されるお客様のストレージキャパシティといったストレージレベルでの継続的なイノベーションによって、ストレージ層が逼迫するということは殆どありません。こうした診断結果は組み込みのPulse HD診断ツールとクラスタ利用率計測のコールホーム機能によってもたらされたものです。

Fig327: Nutanix Prism がお客様の高いストレージキャパシティ最適化率を示しているところ

我々はマイクロサービスベースのアーキテクチャを採用して優れた俊敏性と拡張性を実現しているアプリケーションの萌芽を感じています。クラウドと等しい効率性を真に開放し、こうしたアプリケーションの利用に必要とされるものは、適切な量のキャパシティが必要な一方で、アプリケーションチームが追加してほしいと言うものを必要なだけ追加しなくてはなりません。

必要とされる追加リソースの提供

我々の仮想化ツールであるAHVはPrismに含まれるX-fitマシンインテリジェンスと一緒に使うことで、キャパシティの見通しやワークロードベースのWhat-if分析によって、適切なリソース利用率を実現し、キャパシティ不足による抑圧を避けることができ、また、拡張に際しての推奨構成も提示することができます。Nutanixは全てが選択と自由からなっています! 我々は多くののCPU、メモリ、そしてストレージタイプ(ハイブリッドとオールフラッシュ)の組み合わせから様々なバリエーションでのコンピューティングとストレージのキャパシティを実現することができます。もちろん、アプリケーションの成長(例えば、Citrix XenDesktopまたはXenApp、Cloudera等)のシナリオや、アプリケーションが追加のリソースを必要とするということもありましたが、基本的には1次元での話でした。

ストレージについては、問題は我々の「ストレージヘビー」構成によって解決することができました。この構成ではストレージリソースを柔軟に拡張することができ ー コンピューティングを追加すること無く ー 最大で60TBを追加することができます。我々は「コンピューティングヘビー」の構成でIntelのCPUの最も大きなコア数を利用することもできます、ですが、こうしたノードは常にいくらかはストレージも搭載していなくてはなりませんでした。

Nutanix Acropolis Compute Cloud (AC2)の登場

もしも、Nutanixクラスタにコンピューティングのリソースのみを追加することができたとしたら? そして、運用の手間については一切変える必要がないとしたら? これが我々がNutanix Acropolis Compute Cloud (AC2)でアナウンスしたもので、Nutanixクラスタをコンピューティングのみで拡張できるようにするものです。

AC2はNutanixのお客様にストレージとは独立してコンピューティングキャパシティを拡張することを通して、インフラストラクチャの利用率をさらに高めることができます。要件の高いビッグデータや機械学習のアプリケーションを含むアプリケーションワークロードをサポートするために、柔軟なコンピューティング「サービス」を提供できるのです。

Fig328図: 既存のNutanix環境内のコンピューティングを拡張する

“ワンクリック” での利用

AC2はコンピューティングキャパシティをPrismの「ワンクリック」操作を利用して簡単に拡張できるようにし、瞬時にNutanix エンタープライズクラウドOSの提供するインフラストラクチャとストレージサービス(ADFS ー Acropolis 分散ファイルシステム、 Acropolisブロックサービス、Acropolis ファイルサービスなど)に完全なアクセスを実現させます。AHVをベースとする仮想化のメリットの全てが一切の設定抜きで利用できるようになります :

  • 常に利用できる高可用性
  • 自動的なCPUの互換性
  • ライブマイグレーション、Acropolisダイナミックスケジューリング(ADS)によるリソース競合の解決(コンピューティングとストレージの両方)

AC2コンピューティングサービスは利用できるユースケースの幅を拡張させてくれます。これはNutanixが継続的にその旅路でマルチクラウド管理のOSをシンプルなワンクリックの操作で実現し、IT担当者があらゆるクラウドであらゆるアプリケーションを提供していく手助けをしていくからです。

製品の提供時期

AC2は現在開発中です。価格の詳細は適切なリリース日が近くなってからアナウンスされます。

新しいAC2機能についてもっと詳しく知りたいですか? プレスリリースもご参照下さい。

Forward-Looking Statements Disclaimer

This blog includes forward-looking statements, including but not limited to statements concerning our plans and expectations relating to product features and technology that are under development or in process and capabilities of such product features and technology, our plans to introduce product features in future releases, product performance, competitive position and potential market opportunities. These forward-looking statements are not historical facts, and instead are based on our current expectations, estimates, opinions and beliefs. The accuracy of such forward-looking statements depends upon future events, and involves risks, uncertainties and other factors beyond our control that may cause these statements to be inaccurate and cause our actual results, performance or achievements to differ materially and adversely from those anticipated or implied by such statements, including, among others: failure to develop, or unexpected difficulties or delays in developing, new product features or technology on a timely or cost-effective basis; delays in or lack of customer or market acceptance of our new product features or technology; the introduction, or acceleration of adoption of, competing solutions, including public cloud infrastructure; a shift in industry or competitive dynamics or customer demand; and other risks detailed in our Form 10-K for the fiscal year ended July 31, 2017, filed with the Securities and Exchange Commission. These forward-looking statements speak only as of the date of this presentation and, except as required by law, we assume no obligation to update forward-looking statements to reflect actual results or subsequent events or circumstances.

© 2017 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, AHV, Acropolis Compute Cloud, and the Nutanix logo are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

年が明けてからもまだニースネタがいっぱいですよ。ニースネタはビジョンのほうが豊作でしたが、One more thingで2つの新機能が発表されています。この2つの機能を連投していきます。OSSのほうが発表的には先でしたが、個人的にはこちらのAC2のほうが(深読みできて)面白いと感じていますので、こちらから先に翻訳しました。

マイクロサービスベースのアーキテクチャを採用したアプリケーション・・・という記載も読み取れるように、このAC2は単純に他社のHCIが提供しているコンピューティングキャパシティOnlyをターゲットとしている製品ではないように思います。注意してみていただきたいこととして、AHVのみのサポートであり、ここで動かすワークロードは一般的なワークロードでは無いように思います。

AHVであれば基本はKVMですから、マイクロサービスで利用されているようなOSSをベースとしたテクノロジーとも相性が良いため、何らかもう一つ裏に仕掛けが隠れているような気がしてなりません。(もちろん、もう一つの新機能であるOSSもその一つかもしれません)

ハイパーバイザーとしても一つ大きな一歩を踏み出すぞ、というそんなメッセージにも取れましたので、2018年最初の記事で取り上げさせていただきました。

2017/12/28

バックアップアプライアンスのHWスペックを調べてみた

こんにちは、バックアップ製品担当の宮内と申します。
(実は昨年1度だけ記事を書いているのですが、覚えている方いらっしゃいますか...)

さて、年の瀬ですね!
今年のバックアップ業界も色々ありました。
個人的に注目していたのはバックアップアプライアンスの動向です。

バックアップアプライアンスとは

バックアップソフトウェア・OS・保存先ストレージなど、必要なものが一体化した製品。
バックアップアプライアンス一台を導入すれば、すぐにバックアップ環境の構築ができます!

アプライアンス製品を検討する検討するときにちょっと困るのが、ハードウェア周りの仕様。
バックアップ製品は基本的にはソフトウェアだから、というのもあるかもしれませんが、 ソフトウェア面の情報に比べると、ハードウェア面は欲しい情報が見つからないこともちらほら...

そこで!今回はバックアップアプライアンスのハードウェアスペックをひたすらまとめてみました!
いろいろな製品があるのですが、今回は弊社取扱製品の中で話題にのぼることの多い Arcserve UDP Appliance (UDPA)Veritas NetBackup Appliance(NBUA)を ピックアップしました。

Arcserve UDP Applianceとは

Arcserce社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはArcserve UDP
今回は UDP 7300/7320 の情報をまとめました。
★ハードウェアスペックが強化された UDP 8000シリーズも最近リリースされました。

Veritas NetBackup Applianceとは

Veritas社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはVeritas NetBackup
今回は NetBackup 5240 Appliance の情報をまとめました。
★エンタープライズ環境向けの53x0シリーズもあります。 NetBackup 5340 Applianceが最近リリースされました。

最初に注意書きさせていただきますが、本記事の目的はUDPAとNBUA両製品のハードウェアスペックを明らかにすることであり、2製品を比較し優劣をつけることではありません!
そもそも搭載されているバックアップソフトウェア自体の性質も大分違いますし
「どっちのアプライアンスがいいの?」というのはお客様のご要望によりけりで、一概には言えないのです。
あくまで検討の際の一つの材料として、本記事にまとめたデータがお役に立てば幸いです。

前置きが長くなりましたが、早速見ていきましょう!


■サイズ・重量

  UDPA NBUA
ユニット数 1U 2U
サイズ(WxLxD) [cm] 4.3 x 43.7 x 65 8.89 x 48.26 x 79.38
重量 [kg] 14.5 23.0

□UDPA

比較的軽くてコンパクトです。
余談ですが、白いベゼルは日本限定版らしいですよ!

□NBUA

容量によって拡張シェルフ(1シェルフ2U・最大6シェルフ)が追加できるので
表に記載の内容は本体部分のみのスペックとなります。

■ディスク

  UDPA NBUA
搭載ディスク数 4 8
1ディスクあたりの容量 4 TB / 8 TB 1 TB / 3 TB / 6 TB
保存先容量 12 TB / 24 TB 4 TB / 14 TB / 27 TB
RAID構成 RAID 5 RAID 6 (+ホットスペア)

□UDPA

保存容量は12TB(7300)と24TB(7320)の2モデルがありますが、
全体構成はほぼ変わらず、1ディスクあたりの容量のみが違います。
別途SSD256GBも搭載されています!
※SSD領域は重複排除の計算に使われます

□NBUA

本体部分のみでは3サイズのモデル展開、シェルフを含めると最大294TBまで拡張可能です!大容量!
データ保存領域とOS領域が分かれていて、OS領域も含めると搭載ディスク数は12になります。OS領域はRAID1で構成されています。

■CPU・メモリ

  UDPA NBUA
RAM 32 GB 64 GB / 128 GB
コア数 1 x 6 2 x 8
周波数 1.9 GHz 2.4 GHz

□UDPA

今回は7300の情報ですが、前置きで軽く触れたように、12月からCPU・RAMなどの性能が強化されたUDP 8000シリーズがリリースされています!
コア数やRAMのサイズ自体は変わらないのですが、どれもワンランク上のパーツに変わったということで
「バックアップ・リストアのパフォーマンスが向上したよ!」とArcserve社エンジニアのKさんが教えてくれました。
ちなみにCPU周りの公開情報は見つからなかったので、弊社が所有している検証機をつかって調べています。

□NBUA

RAMはデフォルトは64GBですが、128GBまで増設可能です!
目安としては、拡張シェルフをくっつける場合はメモリも増やしましょう、というのが推奨のようです。

■ネットワークインターフェース

  UDPA NBUA
標準搭載 1GbE x2 1GbE x4+10GbE(Copper) x2
拡張スロット数 2 6
増設可能なオプション SAS / FC / Ethernet SAS / FC / Ethernet / iSCSI

□UDPA

10GbEのポートは標準搭載こそされていませんが、拡張スロットによって追加が可能です。
テープ装置も接続できますよ!

□NBUA

SASは拡張シェルフの接続用です。
追加ポートの数と種類で11タイプが用意されており、そのなかから要件に見合ったものを選択する方式です。

以上、まとめてみました。いかがでしたか?
いずれの製品も、それぞれのバックアップソフトウェアのためにチューニングされた、メーカーお墨付きのハードウェア構成になっています!
興味を持たれた方はぜひ!バックアップアプライアンス製品、ご検討くださいませ!

最後に、それぞれの製品のメーカー紹介サイトは、UDPAがこちら、 NBUAがこちら
今回紹介していないUDP8000シリーズ、NBUA5340の情報もチェックしてみてくださいね!

ここまで読んでくださりありがとうございました!それでは皆さん良いお年を!


書いた人:宮内

IBMでコンテナ化されたクラウドに力を~IBM ITインフラブログより引用~

本記事のIBM社のPower Systems Cloud Offering ManagerのAlise Spence氏によってIBM IT Infrastructure Blogに投稿されたものからの引用です。

原文を参照したい方はPower your containerized cloud with IBMをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

Fig348

先月、IBMは新たなオンプレミス用のIBM Cloud Privateを発表しています。

このIBM Cloud Privateについては以下のように表現されています。

An innovative and revolutionary platform-as-a-service (PaaS) offering, IBM Cloud Private incorporates the best of open source tools, including Kubernetes container orchestration, with the unique IBM values that enterprises need to be confident in a secure, compliant and performant private cloud platform.

革新的かつ革命的なプラットフォーム-アズ-ア-サービス(PaaS)製品で、IBM Cloud PrivateはKubernetesのコンテナオーケストレーションを含む最高のオープンソースツールをIBMの付加価値である企業に求められるセキュアでコンプライアンスを満たし、パフォーマンスについても確信を持って利用できるプライベートクラウドプラットフォーム上で動作させることができるようになっています。

IBM Power Systemsをネイティブにサポートしており、競合との差別化は以下のような点があげられます:

  • Developers can create blazing-fast apps by deploying cognitive services on hardware optimized for the work at hand, for higher container density and better throughput.
  • Apps that integrate new cloud-native apps and services with core business data on enterprise systems can be co-located with near-zero latency.
  • Data center administrators can deploy Cloud Private on their choice of Power servers including the IBM Hyperconverged Systems powered by Nutanix, LC servers and enterprise servers with PowerVM.
  • 開発者は高いコンテナの統合率と優れたスループットのためのハードウェアに最適化されたコグニティブサービスを展開することで、非常に高速なアプリケーションを作成することができる
  • 新しいクラウドネイティブなアプリやサービスを統合するアプリケーションとエンタープライズシステムのコアビジネスデータをほとんど遅延のない場所に共存させることができる
  • データセンタ管理者はCloud PrivateをIBM Hyperconverged Systems powered by Nutanix、LCサーバ、そしてPowerVMを搭載したエンタープライズサーバを含むPowerサーバの中から選んで展開することができる

それぞれを詳しく見ていきましょう。。

Want to accelerate the speed of your apps? Our optimized hardware puts you in the driver’s seat with higher container density and better throughput.(アプリのスピードを高速化したい? 最適化されたハードウェアがより高い統合率のコンテナ、より良いスループットへと皆様をお連れいたします。)

A properly configured cloud environment delivers efficiency–a huge benefit to any business, especially when delivered by platform performance. Optimized for cognitive services, Power Systems can deliver insights faster. How? Because of fewer systems and improved horizontal and vertical scalability. The IBM POWER9-based AC922 delivers 3.8 times the reduction in AI model training times[1]. Other Power System servers deliver similar performance gains, all leading to faster and more accurate results for next generation deep learning workloads.

And with multi-architecture support for Docker containers, developers can easily control and automate which platform to deploy specific containers to for best results.

適切に構成されたクラウド環境が効率性を提供します ー あらゆるビジネスにとって巨大なメリットです、特にプラットフォームにパフォーマンスがもたらされた場合には。コグニティブサービスに最適化されたPowerシステムは知見をより高速に提示します。どうやって? 選りすぐったシステムと改善された水平、垂直の拡張性によって、です。IBMのPOWER9ベースのAC922はAIモデルの教育時間を3.8倍も削減することに成功しました(*)。他のPowerシステムサーバも同様のパフォーマンス向上を示しており、全ての次世代のディープラーニングのワークロードをより早く、正確な結果へと導いています。

Dockerコンテナをマルチアーキテクチャでサポートすることで、開発者は最良の結果のためにどのプラットフォームへどのタイプのコンテナを展開するかということを制御、自動化することができます。

Integrate modernized cloud-native apps and services with core business data(コアビジネスデータを最新のクラウドネイティブアプリと統合)

Top enterprises use Power Systems for their most critical business data. Frequently, industry or government regulations are forcing them to find ways to make data more accessible while maintaining their required data security and availability. IBM Cloud Private on IBM Power Systems enables enterprises to create or modernize applications while providing tight integration with the critical data that applications require. By co-locating apps and data, clients will see near-zero latency when integrating with data stores managed in Linux, AIX, or IBM i environments.

トップ企業がそのもっとも重要なビジネスデータのためにPowerシステムを利用しています。よくあることとして業界や当局が標準仕様としてデータに必要なセキュリティと可用性を維持しながら、一方でデータへのアクセス性をより高めるような方法を探すべし、としていることがあります。IBM Powerシステム上のIBM Cloud Privateは企業がアプリケーションが求める重要なビジネスデータの緊密な統合を実現しながら、企業がアプリケーションを作成、もしくは近代化することができるようにします。アプリケーションとデータを同一の場所に格納することで、クライアントからはLinux、AIXもしくはIBM iの環境に管理保管されているデータと連携する際もほぼ遅延のないアクセスを実現することができるのです。

Deploy new cloud native apps on choice of infrastructure, including IBM Hyperconverged Systems powered by Nutanix(IBM Hyperconverged Systems powered by Nutanixを含むインフラストラクチャから新たなクラウドネイティブアプリを展開先を選択できる)

IBM Cloud Private runs across the entire IBM Power Systems portfolio, POWER8 or above, requiring a little endian partition running any flavor of Linux. Clients wishing to leverage existing systems or skills can deploy Cloud Private into PowerVM LPARs. Clients looking to maximize performance for AI or data scientist workloads can opt for bare metal support on OpenPOWER systems. And clients looking to build out new infrastructure in support of new services can get the fastest time-to-value with minimal effort using IBM Hyperconverged Systems powered by Nutanix.

IBM Cloud Private for Power Systems Starter Kits makes it quick and easy to get started. These kits offer implementation guidance that helps organizations to get up and running quickly on their choice of Power Systems infrastructure: OpenPOWER scale-out, enterprise servers, or hyperconverged. When ready, clients can leverage a choice of service-optimized Power Packs, which are Reference Architectures to expand compute capacity and deploy production-ready HA clusters.

Click here to learn more about IBM Cloud Private and try the software, or click here to learn more about cloud solutions like IBM Cloud Private on IBM Power Systems and download a solution brief.

IBM Cloud PrivateはIBM Power システムのPOWER8以降のリトルエンディアンのパーティショニングを稼働させているあらゆるLinuxのすべてのポートフォリオで動作します。既存のシステムを活用する事もできますし、もしくはスキルさえあればCloud PrivateをPowerVM LPARS内に展開することもできます。AIやデータサイエンティストのワークロードの性能を最大化したい場合にはOpenPOWERシステムのサポートの元ベアメタルを利用することもできます。そしてもっとも価値創出までの時間の短い、新しいインフラを最小の労力で作成したいという場合にはIBM Hyperconverged Systems powered by Nutanixをつかうとよいでしょう。

IBM Cloud Private for Power Systems Starter Kitsを利用すれば、素早く、簡単に始めることができます。こうしたキットは実装のガイダンスが記載されており、ご自身の選択したPower システムインフラストラクチャ(OpenPOWERのスケールアウト、エンタープライズサーバ、またはハイパーコンバージド)の稼働開始、稼働の手助けとなります。準備ができたら、サービスに最適化されたPower Packを選び活用することもできます。これにはコンピューティングキャパシティの拡張や本稼働系を展開する際の高可用性クラスタのためのリファレンスアーキテクチャが含まれています。

IBM Cloud Privateについてより詳しく学ぶ、もしくはソフトウェアの試用については こちら をクリック。または こちら をクリックして、IBM Cloud Private on IBM Power Systemsなどのソリューションについて詳しく調べたり、ソリューションブリーフをダウンロードして下さい。

もしもアプリケーションの近代化でどれほどスピードが上がるのかを知りたいのであれば、以下のライブウェブキャストにもご参加下さい :

Bring the Changes Your Customers Want: application modernization and agility with IBM Cloud Private on Power Systems(お客様の要求に変化をもたらす : IBM Cloud Private on Power Systemsでアプリケーションの近代化と俊敏性を)

Time and Date:  11:00 AM EST, January 11, 2018 (日本時間 :2018年11月12日1:00 AM)

Register here. https://event.on24.com/wcc/r/1560084/CF1B4670D48B2BAD72B54C8CD25C8A83

(*) •Results are based IBM Internal Measurements running 1000 iterations of Enlarged GoogleNet model (mini-batch size=5) on Enlarged Imagenet Dataset (2240×2240) .

  • Power AC922; 40 cores (2 x 20c chips), POWER9 with NVLink 2.0; 2.25 GHz, 1024 GB memory, 4xTesla V100 GPU ; Red Hat Enterprise Linux 7.4 for Power Little Endian (POWER9) with CUDA 9.1/ CUDNN 7;. Competitive stack: 2x Xeon E5-2640 v4; 20 cores (2 x 10c chips) /  40 threads; Intel Xeon E5-2640 v4;  2.4 GHz; 1024 GB memory, 4xTesla V100 GPU, Ubuntu 16.04. with CUDA .9.0/ CUDNN 7 .

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

本当は年明けに・・・と思っていたのですが、1月12日の深夜1時からのIBMさんのウェブセミナーの告知も含まれていたので、こんな日にも記事を出しております、ゴメンナサイ。

Nutanix担当の目線でいくと、Nutanix on Powerの上で、IBM Cloud Privateを動作させれば、「Googleのようなウェブスケールなインフラ上でIBMのクラウドが動く」という事になります。重要なデータをAIやコグニティブサービスを使ってビジネスに活用していく、こうした世の中だからこそのプラットフォームだと思います。

2017/12/27

(更新 100万ではなく120万!!) Nutanixは単一仮想マシンで100万IOPSを達成 - HCIでは世界初!

Fig321

本記事の原文はNutanix社のGlobal Engineering / R&D TeamでManager Business Critical Appsを務めるMichael Webster氏によるものです。原文を参照したい方は1 Million IOPS in 1 VM – World First for HCI with Nutanixをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。

この数ヶ月、私はNutanixの才能のあるエンジニアたちと新しい機能についての取り組みを行ってきました。この機能はNutanix AOSとAHV製品の将来のリリースで一般公開となります。ある土曜日の昼下がり、私はUSにおり、ふと思いついたことがありました。この機能を使ったとして、単一の仮想マシンで我々はどれだけのパフォーマンスを出すことができるんだろう? このときに私はNutanix社のAHVチームのシニアスタッフエンジニアFelipe Franciosi氏を巻き込むことにしました。単一の仮想マシンで100万IOPSに到達することが可能なのだろうか? フランスはニースのNutanix .Next Conferenceで世界初を発表することへ向けて、チューニングが始まりました。この記事にはより刺激的になるようにライブマイグレーションに関するものや、混合IOについても取り上げたい思います。

大きな成果を上げるためには大きなチームを巻き込む必要があります。今回も例外ではありません。Felipe氏はNutanix NX9030のクラスタ上に1つのUbuntuの仮想マシンを用意してくれ、最大で4KB 100% ランダムReadで最大で100万IOPSを叩き出す手助けをしてくれました。幾つもの検証を繰り返し、継続的なパフォーマンスであることや4KBの代わりに8KBでも実現ができないかなども試してみています。Felipe氏との作業の後、最後のチューニングではMalcom Crossly(AHVチームのスタッフエンジニア)にも手伝ってもらっています。我々は8KBの100%ランダムReadで100万IOPSを達成し、更にそれを24時間継続することができました。更に我々の心に打ったのはレイテンシはほんの110マイクロ秒または0.11ミリ秒だったということです。

100万IOPSを単一仮想マシンで叩き出すということはこれまでではなし得られなかったことです。VMwareとMicrosoftはこれまで何度もデモを行ってきました。ですが、いずれのケースもハイパーコンバージドインフラストラクチャ上もなく、さらにちょっと複雑なことを行っていました。VMwareの場合、数百にも及ぶLUN、ゾーニング、マスキング、オールフラッシュストレージ装置を単一仮想マシンに2つもつなぐ、などです。今回の検証の場合、我々は小さな、NX9030がほんの10台のクラスタ(もっとスケールアウトさせることができます)を利用しています。仮想マシンはローカルディスクボリュームを合計で33個(OS用に1つ、残りがIO負荷用)接続しています。

以下はNutanixクラスタ上の単一仮想マシンに最初に継続的なIOテストを行った際にキャプチャしたイメージです。

Fig322

さて、疑問が生まれてきます。本当に単一の仮想マシンで100万IOPSが必要なのでしょうか? しかもランダムReadで? 幾つかのケースではその答えはイエスです。もちろん100万IOPSも必要としないということもありますが。非常に小さなレイテンシのRead操作からメリットを受けられるアプリケーションは多くあります、例えば金融機関の支払いのゲートウェイなどです。

どうして単一の仮想マシンでなくてはならないのか? 近年では殆どの状況において多くの仮想マシンを使うスケーラブルプラットフォームの利用に興味はないのか?という疑問を持つ方もおられると思います。そのとおりです。ですが、Nutanixのような分散スケールアウトシステムの課題は常にパフォーマンスのスケールアップです。多くの仮想マシンを利用してのパフォーマンスのスケールアウトはあたり前のことなのです。しかし、単一の非常に大きな仮想マシンで非常に高いパフォーマンスを得るということはとてもトリッキーな課題です。こうしたことは特に大きなデータウェアハウス環境で重要です。

大きなスケールアップデータウェアハウスにおける能力を確認するために70%Read,30% Write、100%ランダムの64KBというワークロードも検証しています。これはSQL Serverデータベースが生成するのと類似のワークロードです。以下はこの検証の結果のイメージです。

Fig323

見て分かる通り、この構成の単一仮想マシンで我々は継続的に13GB/sのスループットをRead 70%、Write 30%で達成しました。ワーキングセットのサイズは3TB以上です。これによってこの構成はIOスループットの観点から非常に巨大なデータウェアハウスにも利用できるということを示しています。WriteについてはRoCE(RDMA over Converged Ethernet)を利用するRDMAとMallanoxの40GbE CX3 Proアダプターを利用しています。全てのアップリンクはMellanox社のSN2700スイッチに収容され、RDMA用の低遅延のロスのないファブリックで一貫したパフォーマンスを提供しています。

これがクラスターが持つパフォーマンスの全てでしょうか? いいえ、違います。この10ノードを利用して、仮想マシンの数をスケールアウトさせるとより高いパフォーマンスを達成することができます。以下のイメージのデモが示すとおりです。WindowsとIOMeterを利用して10ノードのクラスタと64KBの100%ランダムReadで28GB/sのスループットを達成することができました。

Fig324

IOパターンを70%のランダムReadと30%のランダムWriteに代えた場合、10ノードのクラスタのスループットは21GB/sまで落ちました。

Fig325

仮想マシンの数のスケールアウトが効果があるということを明らかに示しています。単一の仮想マシンでも優れたIOパフォーマンスを叩き出すことができるのです、当然のことです。お楽しみのために、32KBの100%ランダムReadの結果もお見せします。これはとあるオールフラッシュストレージベンダーでよく利用されています。

Fig326

10ノードのNutanix NX9030からなるクラスタで、10の仮想マシンから100%ランダムReadのワークロードを流したところ22GB/sが出ています。このクラスタは非常に小さいもので、32、48もしくはもっと大きなサイズへと拡張可能で、それに合わせてパフォーマンスもリニアに拡張されます。これはNutanix Acropolis分散ストレージファブリックを利用するメリットです。クラスタにノードを追加することで、増えていくワークロードのためにリニアに拡張でき、想定通りの一貫した構成を取れるのです。

これはもちろん想定通りの質問です。もしもライブマイグレーションや環境のアップグレードを行っていないときであればそうかもしれません。ですが、ライブマイグレーションが行われたとしたらどうなるでしょうか?喜んでお答えしましょう。8KBのランダムReadで100万IOPSを実行している途中に、その仮想マシンをライブマイグレーションさせてみました。以下の短いビデオを見ることで、仮想マシンを一つのホストから別のホストへ移行させた際に、平常時に戻る前にIOPSが少し減少するのを確認できます。ビデオではライブマイグレーションの発生時のみではないということも確認できます。


YouTube: 1M IOPS Live Migration

Nutanix AHVハイパーバイザーはCPU、メモリ、そしてストレージIOリソースのバランスをスマートに行い、プラットフォーム上のすべての仮想マシンが取りうる限りの最高のサービスを実現します。ビデオではマイグレーションの後でもパフォーマンスの欠落が無いということも示していますが、これも期待通りです。こちらのJosh Odgers記事をご参照下さい。将来的にどこにボトルネックが移るのかということも含まれています。

こうした変更はもしもWriteがミックスされてくるとどうなるでしょうか? 8KBのIOサイズ、70%のReadと30%のWriteで、期待値としては同じような振る舞いです。以下のビデオは単一の仮想マシンでライブマイグレーションを行っているものですが、その最中に 600K IOPSと4Gものスループットを示しています。


YouTube: 8K 7030 IOPS Live Migration

ここでお見せしている機能はAHV Turbo(IOパスをAHVカーネルから取り除く)で、次のAOS 5.5のリリースへワンクリックアップグレードすることで利用可能になります。AHV上にあるのであれば何の変更も加えずにAHV Turboからのメリットを受けることができます。ですが、もしもパフォーマンスを最大化したいと考えるのであればLinux上でマルチキューブロックIOを有効にするか、Windowsでは最新のvirtio-scsiドライバーを利用して下さい。単一仮想マシンでの検証はまた別の機能を利用していますが、この機能については5.5.1でリリースされる予定です。この機能では単一の仮想マシンは必要であればさらなるストレージIOリソースを利用してパフォーマンスを得ることができます。この機能はAcropolis分散スケジューラーとシームレスに統合されています。最後に仮想マシンは仮想化NUMAを利用しており、AOS 5.5と一緒に登場するAHVで利用できるようになります。我々はAHV TurboをワシントンDCで行われたNutanix .NEXTカンファレンスUSで最初にでもしましたが、Josh Odgersはその他にも8K 70/30についてのハイライトをこちらの記事で記載しています。

[2017年12月14日更新]

AHVをアップグレードした後には、100%の8KのIOサイズのランダムReadで1.2Mを継続させることができました。これに加えて更にCPU利用率とレイテンシが低減されています。イメージは以下:

Fig363

最後に

Nutanixのソフトウェア、Acropolis、Prism、そしてAHVは近年のサーバーハードウェアの能力を解き放ち、最も要件の高いアプリケーションであっても優れたパフォーマンスを実現することができます。新しいハードウェアの革新が業界標準のプラットフォームとしてもたらされればすぐにNutanixソフトウェアはその先進性を利用できるようにします。これによって持続的なパフォーマンスとスケーラビリティの改善のサイクルが実現され、フォークリフトによるハードウェアの入れ替えはもう考える必要がなくなるのです。Intel x86であれIBM Powerのアーキテクチャを選ぶのであれ、AHVは他のハイパーバイザーが羨むようなパフォーマンスを実現することが可能です。我々はAHVの本来の力の触りの部分を初めただけです。今後多くのものが登場するでしょう。チャンネルはそのまま! 2018年の5月のニューオリンズの.NEXT conferenceで更に詳しく!

記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2017_2

さて、今年を締めくくる記事としてはこちらを選びました。将来のAHVではなんと単一VMで100万IOPSを実現できるということです。爆速大好きさん、こちらに集まれー(笑)

・・・ っていうか、32もvDisk繋いだり、色々とAHV Turbo以外にもおまじないが入っているようで・・・。ここまでしなきゃいけないんだったら、Nutanixのシンプルさはなくなってしまいます。今回は参加することに意義がある的な感じですかね。

今回の記事はベンチマークの数字がすごいでしょう? というよりも様々なワークロードに対応ができるだけの改善点をハイパーバイザーに取り込んでいるということに意味があると思っています。HCI専用ハイパーバイザーとしてどれだけ独自の進化をとげるのか・・・?

まさに海の覇者として独自の進化を遂げたサメのようなハイパーバイザーになってきました。(※サメは軟骨魚類という一般的な魚よりも旧世代のアーキテクチャ(笑)を採用している魚ですが、食物連鎖の頂点に位置しています、例えば、泳ぎ続けないと息ができないとか・・・)

おそらく前回の記事の機械学習だとか、色んな意味でそういうことを考えなくても良くしてくれるというNutanixのもう一つの車輪(Prism)側の対応も楽しみです。

乞うご期待です!