DataProtect Feed

2018/02/02

Arcserve のセミナーを開催します!&クラウドへのバックアップについて考えてみました!

こんにちは、バックアップ担当の宮内です。
本投稿は2018年3月にネットワールドとArcserve Japanが開催するセミナーの宣伝記事です!
宣伝用にキンチャクガニの絵描きました。キンチャクガニはかわいいんですよ!
ちなみに、カニをクリックでセミナー申し込みサイトにジャンプします!!

セミナーのメインテーマはクラウドと働き方改革

201803arcserve_microsoft740_2

これから働き方はどう変わっていくべきか?実際働き方改革ってどうすればいい?
そして、Arcserve・ネットワールドはどのように働き方改革をサポートできる?
...そんな情報を、現場の裏話もふんだんに盛り込んでお届けするセミナーです。

ネタバレすると、Arcserve製品のクラウド連携機能・Office365活用機能の最新情報・ 会場でしか聞けないマル秘(?!)情報などなどがゲットできますよ!
私もArcserve UDP, Arcserve Backupのパブリッククラウド連携機能検証で関わらせていただきました。
検証成果を発表するセッションもありますので(私も名古屋・大阪で登壇予定です)、ご興味のある方はぜひ!足を運んでみてくださいね。
入場は無料ですので、お気軽にご参加くださいませ。

どうぞよろしくお願いします!!

...と、宣伝だけでは技術ブログの内容としては物足りないので...
技術的なAppendixとして、バックアップでパブリッククラウドを使うってどういうこと?というのを軽くまとめてみました!


■「パブリッククラウドをバックアップで使う」って結構大変?!

そもそもパブリッククラウドってなんでしょうね!

パブリッククラウドとは

企業が一般ユーザーや外部企業向けにクラウドコンピューティング環境を提供するサービス。
「クラウド環境」というと、上記サービスを使用して構築され運用される環境を指すことが多い。

上記の通り、パブリッククラウドはクラウド「サービス」を広く指す言葉なので「パブリッククラウドをバックアップで使う」と一口に言っても、実は色々考える必要があるんです。

ついでなので、対義語的に使われることの多いオンプレミスについても触れておきます。

オンプレミスとは

ユーザーがもっている物件や設備に構築・管理されるシステム運用形態。
「オンプレミス環境」は「パブリッククラウド環境以外の環境」といったニュアンスで使われることも結構ある。

いまの世の中にはオンプレミス環境がたくさんありますよね。
将来的に、クラウド利用の割合はもっと増えるのではないかという予想があります。

では、例えば「オンプレミス環境にあるデータをクラウド環境にバックアップしたい」と思ったときはどうしましょう。
大きく分けて3通りの方法が考えられます。

□クラウド環境へのバックアップ、3つの手法

手法 説 明
パブリッククラウド上にバックアップサーバーを建てて
バックアップデータを書き込む
クラウドストレージに直接(クラウドAPIを使用して)
バックアップデータを書き込む
クラウドストレージにクラウドストレージゲートウェイを経由して
バックアップデータを書き込む

クラウドの名を冠する言葉がいっぱい出てきました!用語の整理をしておきましょう。

クラウドストレージとは

クラウドベンダーが提供するオンラインのストレージサービス。
AWS S3やMicrosoft Azure Storage など。

クラウドAPIとは

クラウドベンダーが提供する、クラウド環境の外部からの操作を可能にするAPI。
このAPIを使用することで、バックアップソフトはクラウドストレージをバックアップデータの保存先として扱えるようになる。

クラウドストレージゲートウェイとは

クラウドストレージとオンプレミス環境の橋わたしをするサービス。
クラウドレージゲートウェイを仲介することで、バックアップソフトはクラウドストレージを普通のテープメディアやディスクとして認識できるようになる。

上述の3つの手法は、当然ながらそれぞれ特色があり、メリット・デメリットもあります。
以下に一例を挙げてみましょう。

□3つの手法、メリットとデメリット

手法 メリット デメリット
オンプレミスと比較的同じ感覚で
使える
クラウド上の構成が2,3に比べて
複雑になりがち
クラウド環境の構成が
比較的シンプル
使えるバックアップソフトの機能に
制限が増えがち
クラウド環境の構成が
比較的シンプル
別途製品やサービスの導入が
必要になりがち

分かりづらくて申し訳ないです...ここでいう手法は上の図で示した3つの手法のことを指しています。

手法2,3のメリットに書かれている「クラウド上の構成が比較的シンプル」について補足です。
クラウドストレージは、ストレージアカウントを作成すればだいたい使えるようになります。
それに対して1は、オンプレミスと同じ感覚で使うわけなので、サーバーを用意して、バックアップソフトウェアを用意して、保存先を用意して...と準備するのが定石。
クラウド上に用意するモノの数を比べると、結構違ってきますね。
モノが多い=大変、とも限りませんが、違いがあるということは意識しておいてもいいかも。

さて、「どうやってクラウドにバックアップするか」が決まったら「何を使ってバックアップするか」も考えましょう!
バックアップ製品は何にしよう?パブリッククラウドはどこのクラウドベンダーのものを使おう?などなど。
また、もちろんですが「何をバックアップするか」「どういう手法でバックアップするか」なども大事ですよ! このあたりを疎かにすると、場合によっては「クラウド云々の前に要件を満たせない!白紙に戻せ!」なんてことも...?!

考えることが多くて大変かもしれませんが、それだけバックアップ構成の選択肢も多いということ。 事前の計画・準備を大切にして、パブリッククラウドをバックアップに有効に使っていきたいですね!

■セミナーではArcserve製品のパブリッククラウド連携機能の検証結果を報告します!

一段落ついたのでセミナーの話に戻りましょう。
最近はパブリッククラウドとの連携が可能なバックアップ製品が増えてきていますが、もちろんArcserve UDP / Arcserve Backup にも多彩な連携機能が備わっています!
今回はvSphere環境の仮想マシンをバックアップ対象として、以下の機能を検証させていただきました。

  • パブリッククラウド環境への仮想スタンバイ
  • パブリッククラウド上に構築した復旧ポイントサーバー(RPS)へのデータレプリケーション
  • クラウドストレージへのバックアップ

果たしてその結果は...続きは会場で!!
なんてもったいぶるほどでもないのでさらっと報告してしまいますが、どれも問題なくバックアップ・リストアできました。
実際に動かしたことでこれらの機能についてのナレッジも溜まったし、今まであまり縁がなかったAWSやAzureといったパブリッククラウドもしっかり触れたし、終わってみれば満足度の高い検証でした!

■最後にもう一度宣伝を

どうでしょう、パブリッククラウドとバックアップのことが気になってきましたか?
それではセミナーにてお待ちしております!きっともっと役立つ情報がありますよ!

クリックするとセミナー詳細・申し込みページにジャンプします

また、今回のセミナーに関連して、記事広告が公開されています!こちらよりダウンロードください。
ちなみに、記事には書かれていない部分もセミナーではいろいろお伝えする予定です!乞うご期待!!

関連して、TechTargetにてデータ保護に関するアンケートもやっていますので、興味ある方はご参加いただけると私が喜びます!
抽選でAmazonギフト券やGoogle Homeが当たるかも?!


最後まで読んでくださりありがとうございました!!

書いた人:宮内

2018/01/05

【CommVault】クラウドを活用しよう!Part 1

こんにちは。

CommVault v11 の最新サービスパック(SP10) がリリースされました。

CommServe の内部データベース Microsoft SQL Server バージョンのアップデート (バージョン 2014) などが更新されておりますので、ご興味のある方は、CommVault 技術ドキュメントのサイト(こちらをクリック)をご覧ください!

さて、今回は、CommVault のバックアップ保存先としてクラウドの活用をご紹介します。

CommVault では、バックアップ先として、さまざまなクラウドサービスをサポートしていますが、サポートするクラウドベンダーの詳細は、CommVault のサイトで公開されていますので、下記の URL を参照ください。

◆Cloud Storage - Support◆
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=features/cloud_storage/cloud_storage_support.htm

バックアップ先のクラウドストレージライブラリに対して、直接バックアップする場合、重複排除機能を利用すること*ができます。重複排除は、バックアップから冗長なデータセグメントを排除し、バックアップデータのサイズが削減されますので、クラウドへ効率的にデータを転送することができます。
* 一部のクラウドサービスでは、重複排除機能がサポートされないため、ご注意ください。

【Direct Deduplication to Cloud Storage】

1_3

また、2次バックアップ先としてクラウドを使用する場合、CommVault の Storage Policy に Copy Policy を追加設定することで対応できます。以前、Media Agent 間で重複排除済みバックアップデータをコピーする機能「DASH Copy」をご紹介しましたが、クラウドストレージに対しても同機能を使用することができます。

【Deduplication in Secondary Copies】

2


クラウドストレージを使用する前に、接続性のチェックなどを実施するツール「CloudTestTool」が提供されています。CloudTestTool は、CommVault のインストールパスに格納されていますが、Amazon S3、Microsoft Azure、Google Cloud Storage など、クラウドベンダーを指定して確認することができます。

CloudtesttoolCloudTestTool の起動画面


◆Cloud Storage - Tools◆
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=features/cloud_storage/cloud_storage_tools.htm#Cloud_Test_Tool

今回、Amazon S3 をバックアップ先として設定する手順を簡単にご説明します。CommVault 管理コンソールを起動し、「ストレージリソース」-「ライブラリ」-「追加」-「Cloud Storage ライブラリ」の順にクリックします。「Cloud Storage の追加」画面が表示されますので、Amazon S3 へのアクセス情報など必要な情報を入力して設定します。

Cloudstorage_1_2Cloud Storage の追加



「Cloud Storage の追加」が完了した後、CommVault のライブラリに Amazon S3 のクラウドストレージがバックアップ先として追加されます。

Library_2

CommVault ライブラリ



いかがでしたか。

バックアップ先としてクラウドストレージを使用する設定は、簡単に実施することができます。災害対策や長期保管の目的などクラウドを活用するケースが増えていますので、ご検討ください。

CommVault 社で Amazon S3 にバックアップする手順でビデオで公開されていますので、こちらも併せてご参考ください。

◆参考情報◆

http://www.commvault.co.jp/products/documentation/video/backup_to_aws/

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

 

【過去の記事】

 

メーカのサイト:
Simpana早わかり講座

 

CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編

 

導入編:

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

製品紹介編:

第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
第五回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana SnapShot Management
第六回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Virtualization

 

Tips編:
【CommVault】次期バージョン v11の国内提供が始まりました! 
【CommVault】管理コンソールの言語表示の切り替えってできるの?
【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?
【CommVault】クラウドを活用しよう!Part 1

2017/12/28

バックアップアプライアンスのHWスペックを調べてみた

こんにちは、バックアップ製品担当の宮内と申します。
(実は昨年1度だけ記事を書いているのですが、覚えている方いらっしゃいますか...)

さて、年の瀬ですね!
今年のバックアップ業界も色々ありました。
個人的に注目していたのはバックアップアプライアンスの動向です。

バックアップアプライアンスとは

バックアップソフトウェア・OS・保存先ストレージなど、必要なものが一体化した製品。
バックアップアプライアンス一台を導入すれば、すぐにバックアップ環境の構築ができます!

アプライアンス製品を検討する検討するときにちょっと困るのが、ハードウェア周りの仕様。
バックアップ製品は基本的にはソフトウェアだから、というのもあるかもしれませんが、 ソフトウェア面の情報に比べると、ハードウェア面は欲しい情報が見つからないこともちらほら...

そこで!今回はバックアップアプライアンスのハードウェアスペックをひたすらまとめてみました!
いろいろな製品があるのですが、今回は弊社取扱製品の中で話題にのぼることの多い Arcserve UDP Appliance (UDPA)Veritas NetBackup Appliance(NBUA)を ピックアップしました。

Arcserve UDP Applianceとは

Arcserce社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはArcserve UDP
今回は UDP 7300/7320 の情報をまとめました。
★ハードウェアスペックが強化された UDP 8000シリーズも最近リリースされました。

Veritas NetBackup Applianceとは

Veritas社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはVeritas NetBackup
今回は NetBackup 5240 Appliance の情報をまとめました。
★エンタープライズ環境向けの53x0シリーズもあります。 NetBackup 5340 Applianceが最近リリースされました。

最初に注意書きさせていただきますが、本記事の目的はUDPAとNBUA両製品のハードウェアスペックを明らかにすることであり、2製品を比較し優劣をつけることではありません!
そもそも搭載されているバックアップソフトウェア自体の性質も大分違いますし
「どっちのアプライアンスがいいの?」というのはお客様のご要望によりけりで、一概には言えないのです。
あくまで検討の際の一つの材料として、本記事にまとめたデータがお役に立てば幸いです。

前置きが長くなりましたが、早速見ていきましょう!


■サイズ・重量

  UDPA NBUA
ユニット数 1U 2U
サイズ(WxLxD) [cm] 4.3 x 43.7 x 65 8.89 x 48.26 x 79.38
重量 [kg] 14.5 23.0

□UDPA

比較的軽くてコンパクトです。
余談ですが、白いベゼルは日本限定版らしいですよ!

□NBUA

容量によって拡張シェルフ(1シェルフ2U・最大6シェルフ)が追加できるので
表に記載の内容は本体部分のみのスペックとなります。

■ディスク

  UDPA NBUA
搭載ディスク数 4 8
1ディスクあたりの容量 4 TB / 8 TB 1 TB / 3 TB / 6 TB
保存先容量 12 TB / 24 TB 4 TB / 14 TB / 27 TB
RAID構成 RAID 5 RAID 6 (+ホットスペア)

□UDPA

保存容量は12TB(7300)と24TB(7320)の2モデルがありますが、
全体構成はほぼ変わらず、1ディスクあたりの容量のみが違います。
別途SSD256GBも搭載されています!
※SSD領域は重複排除の計算に使われます

□NBUA

本体部分のみでは3サイズのモデル展開、シェルフを含めると最大294TBまで拡張可能です!大容量!
データ保存領域とOS領域が分かれていて、OS領域も含めると搭載ディスク数は12になります。OS領域はRAID1で構成されています。

■CPU・メモリ

  UDPA NBUA
RAM 32 GB 64 GB / 128 GB
コア数 1 x 6 2 x 8
周波数 1.9 GHz 2.4 GHz

□UDPA

今回は7300の情報ですが、前置きで軽く触れたように、12月からCPU・RAMなどの性能が強化されたUDP 8000シリーズがリリースされています!
コア数やRAMのサイズ自体は変わらないのですが、どれもワンランク上のパーツに変わったということで
「バックアップ・リストアのパフォーマンスが向上したよ!」とArcserve社エンジニアのKさんが教えてくれました。
ちなみにCPU周りの公開情報は見つからなかったので、弊社が所有している検証機をつかって調べています。

□NBUA

RAMはデフォルトは64GBですが、128GBまで増設可能です!
目安としては、拡張シェルフをくっつける場合はメモリも増やしましょう、というのが推奨のようです。

■ネットワークインターフェース

  UDPA NBUA
標準搭載 1GbE x2 1GbE x4+10GbE(Copper) x2
拡張スロット数 2 6
増設可能なオプション SAS / FC / Ethernet SAS / FC / Ethernet / iSCSI

□UDPA

10GbEのポートは標準搭載こそされていませんが、拡張スロットによって追加が可能です。
テープ装置も接続できますよ!

□NBUA

SASは拡張シェルフの接続用です。
追加ポートの数と種類で11タイプが用意されており、そのなかから要件に見合ったものを選択する方式です。

以上、まとめてみました。いかがでしたか?
いずれの製品も、それぞれのバックアップソフトウェアのためにチューニングされた、メーカーお墨付きのハードウェア構成になっています!
興味を持たれた方はぜひ!バックアップアプライアンス製品、ご検討くださいませ!

最後に、それぞれの製品のメーカー紹介サイトは、UDPAがこちら、 NBUAがこちら
今回紹介していないUDP8000シリーズ、NBUA5340の情報もチェックしてみてくださいね!

ここまで読んでくださりありがとうございました!それでは皆さん良いお年を!


書いた人:宮内

2017/12/18

なぜなに Data Domain - 第十三回 - ”新”クラウド DR ソリューションについて

こんにちは。普段、Commvault のブログのパートを担当しておりますが、今回は、Data Domain とクラウドを活用するデータ保護ソリューションをご紹介します。

 

クラウドを活用したデータ保護については、以前よりも技術面や経済面で敷居が低くなり、他社のバックアップベンダーでも積極的にクラウドの活用を行っていますが、データの転送量や転送にかかる時間、ネットワークの帯域幅など考慮すべき点が多いのも事実です。

 

そんな中、Dell EMC が今年の5月にラスベガスで開催した「Dell EMC World 2017」でクラウド災害対策ソリューション Data Domain Cloud DR が発表されました。

Dell EMC データ保護製品の「Avamar/Data Domainを組み合わせることにより、有事の際にオンプレミス上の VMware 仮想マシンを、AWS の EC2 インスタンスへ自動変換しディザスタリカバリを実現します。

製品リリース前のベータプログラムの評価を行いましたので、クラウドを有効活用したDRソリューションをご紹介したいと思います。

 

データ保護ソリューションにおいて「クラウド」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

今日現在、クラウド環境内では、セキュリティの対策に加えて、冗長化の構成が進んでおり、より安全性・信頼性の高い環境が提供されていますので、オンプレミスの2次バックアップ先、さらにオンプレミスのディザスタリカバリ先として検討されるケースが増えてきています。

 

 【クラウドの活用例】

  • 災害対策でデータを保存する場所
  • ストレージのコストを削減するための場所
  • オンプレミスのディザスタリカバリ先 (←今回ここに注目flair)

 

Data Domain とクラウドを活用する例として、Data Domain のストレージをクラウドへ階層化し、長期保管を目的した「Data Domain Cloud Tier」が既に提供されています。

これは、データ移動ポリシーに従い、Data Domain からクラウドへアクティブ階層に存在していないセグメントのみを直接送信し、データのリコールのためにクラウドから取り出すのは一意のセグメントのみですので、データ転送時のネットワーク使用量を削減することができます。

 

Cloud_tier_3


また、今年 AWS EC2 や Microsoft Azure 上での Data Domain Virtual Edition の構成もサポートされて、物理 Data Domainから 仮想 Data Domain へのレプリケーションなど、Data Domain とクラウドを組み合わせたデータ保護がさらに注目されてきそうですね。

 

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2017/11/09

EMC日本語サポート フォーラムのご紹介

こんにちは、今回はDELLEMC社様のご了解を得て、EMC日本語サポート フォーラムをご紹介させて頂きます。

EMC日本語サポート フォーラムはEMCコミュニティ ネットワーク(略称 ECN)の一部です。 ECNアカウントに登録してログインすることで、新規ディスカッション スレッドやドキュメントの作成、返信やコメントの投稿などのフォーラムの活動に参加できます。

簡単に言い換えると、製品購入前の疑問点や、購入後に、サポートに問い合わせるほど深刻ではない質問をしたり、現場や自社検証によって分かった結果を同じような課題に困っている人のために投稿して共有するサイトです。

質問に回答してくれるのは原則としてEMC社の方なので、回答内容はDELLEMC社の公式なものになります。

ともあれ、メンバー登録をして実際に使ってみませんか?

メンバー登録URLはこちらです。

https://developer-content.emc.com/login/login.asp

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        URLにアクセスしたら、REGISTER NOW をクリックしてください。

00004_2

必要な情報を入力して SUBMIT をクリックします。

数分後に登録したメールアドレスにベリファイメールが届きますので

Please click here to verify your email address for your account.  をクリックし、登録したユーザアカウントでログインしてみてください。

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00002

さっそくディスカッションを投稿してみてください。

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詳しいサイトの使い方は https://community.emc.com/docs/DOC-32230 をご確認ください。

以上です。

2017/10/31

日本一、売れてるバックアップ・アプライアンス

最近流行のバックアップ・アプライアンスの紹介です。

日本で一番売れている(集荷台数)バックアップ・アプライアンスは、何か知っていますか?

私も今年の春先まで知りませんでしたが、ネットワーク製品で有名なバラクーダネットワークス社のBarracuda Backup製品が日本で一番、台数が売れているのだそうです。 ついでに創業当時から今でもネットワーク製品も充実のラインナップで提供されています。

http://www.barracuda.co.jp/products/backup/models/

下位のモデルは容量1TBから、上位モデルは容量1090TBまでのラインナップが揃っています。 ユーザの必要量に合わせて選べるのがいいですね。

また、クラウドへのバックアップデータのレプリケーション機能を有しており、1台でも安心な構成が取れるようになっています。 2台の構成でレプリケーションすることも可能です。

あと、セットアップも非常に楽チンで。 購入したアプライアンスがユーザのアカウントに対して登録されます。この時、バラクーダ社のサポートと繋がる仕組みが整っていて、且つそのアクセス先がバラクーダ社の管理するクラウドとなり、一連の操作もアプライアンスの本体ではなく、そのクラウドを介して操作することになります。 流行のWebコンソールそのものがクラウド環境でバックアップ製品の操作を行う事になります。

Barracudabackup01使いやすそうな気がしませんか?  他のバラクーダ製品も左ペインから確認ができるようになっています。

アプライアンス本体への接続は以下の画面。 Cloud画面とほぼ構成は同じですが、表示はBarracuda Backupとなっていてタブ数も少ないです。Barracudabackup02

以上は、製品の操作画面でした。

因みに初期設定は、以下のBIOS設定に似た画面です。これは本体にディスプレイを繋げて表示したものです。 IP情報入力するだけの簡単な設計になっています。Barracudabackup03他のアプライアンスなどからは想像できない、簡易設計です。まさにユーザ・フレンドリー。

メーカの日本語ドキュメントも充実しています。以下をご覧あれ。

https://barracuda.atlassian.net/wiki/display/BB/Barracuda+Backup

バックアップに関しては、やれることが限られた製品です。簡易にバックアップして、別サイトにデータ転送しておく、ベースラインのしっかりした作りになっています。 楽してバックアップしたい人は是非、ご検討ください。

話しは変わって。

世界中でニュースになったランサムウェア:WannaCryに続き、10月から新たなランサムウェア:Bad Rabbitのニュースが伝わってきました。

正規のインストーラを偽装して、Webサイトに埋め込まれている事があるようです。怪しいサイトには近づかないようにしないといけません。

セキュリティサイトでは、注意喚起があると共に、小まめなバックアップを言われています。セキュリティ対策は万全でも、すり抜けやメール添付、悪意のある誘導があるかもしれません。それを上回って防ぐ意味(転ばぬ先の杖)でもバックアップを推奨します。

是非、弊社のランサムウェア対策をご覧ください。

ランサムウェア対策:http://www.networld.co.jp/solution/ransomware/

それでは今回はここまで、お付き合いいただきありがとうございました。

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

2017/09/28

なぜなに Data Domain - 第十一回 - 物理DD、DDVE機能比較してみました

皆様こんにちは!久しぶりの Data Domain のお時間です。

社名がDell EMCになり、Data Domain のベゼルも変わりましたが、当ブログは変わらず続きます。

 

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Data Domain には Data Domain Virtual Edtion(DDVE) というVMware、Hyper-V上に構築できる仮想アプライアンスがありますが、最近はクラウドファーストが叫ばれ基盤、サーバー、サービス等様々なものがクラウドへ移行されています。

Data Domain も御多分に漏れずクラウドの波に乗って Cloud Tier というクラウド連携機能を持っていますが、最近は パブリッククラウドであるAWS や Azure 上に DDVE を構築することが出来るようになりました。

 

しかしながら、物理DD、DDVE(オンプレミス)、DDVE(クラウド)とそれぞれ構成や機能に違いがあります。そこで、当社より Data Domain を多数販売頂いている皆様やこれから Data Domain を使ってみようかなというに皆様に向けて比較表を作成してみました。

思っていた構成が出来ない、機能が使えない。。。などがあるかもしれません。

Data Domain の販売・購入のご参考にしてみてください。

 

なお、本情報は2017年9月、物理版はDDOS6.1、DDVE版はDDOS3.1時点の情報です。今後、Data Domain のアップデートに伴い、構成できる内容が大幅に変わることが予想されますので、実際に販売、購入される場合は、その時点の最新情報をご確認ください。

  

 

では、比較してみましょう。

 

 

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※1 Cloud Tier 分の容量は含めていません。
※2 Collection, Directory Replication はサポートされません。
※3 DD2200, DD6300 はサポートされません。

 

 

 

物理DDとオンプレミスのDDVEの違いは物理的に対応出来ないものが主ですが、クラウド上のDDVEは機能が非常に限定されているのが分かるかと思います。現時点ではクラウド上のDDVEはオンプレミスのレプリケーション先もしくはDD Boostを使用したデータ保護に特化していると言えますね。他にも構成可能な容量が低く設定されていますので注意が必要です。

 

クラウド上のDDVEはコストを絞った少量のデータや、リモートオフィスの災害対策にはピッタリかもしれません。

DDVEなどが気になった方は以下のURLの下の方のフォームからお気軽にお問合せください。

 

http://www.networld.co.jp/product/emc/pro_info/ddomain/overview/

 

 

それでは皆様、良いDD Lifeを!

 

 

- 過去記事 -

 

 

 

担当:吉田

2017/09/06

HyperFlexのバックアップはVeeamにお任せ!2017

シスコ社のHCIであるHyperFlexのバックアップにはVeeam Backup & Replication(以下、VBR)で間違いないことは、前回お伝えしましたが、最新のVBR 9.5 Update 2では、更に進化し、HyperFlexのネイティブスナップショットとの連携が可能になりました!

VBRの特徴の1つであるストレージスナップショット連携は、これまでもDell EMC/NetApp/Nimble/HPE などのハードウェアストレージには対応しておりましたが、HCIのSDS(Software-Defined-Storage)としては、HyperFlexが初の対応です。

そんなHyperFlexですが、7月末にHyperFlexの最新バージョンである2.5がリリースされました。早速、HyperFlex 2.5(1b)とVBR 9.5 Update2の組み合わせでHyperFlexのネイティブスナップショットとの連携によるバックアップを試してみましたので、ちょっとご紹介しましょう。


まずは、HyperFlexの登録です。VBRの管理コンソールを起動し、[STORAGE INFRASTRUCTURE]で [Add Storage]をクリックします。 
Vbrhx01_3



「CISCO HYPERFLEX」をクリックします。
Vbrhx02_3



HyperFlexの管理用のIPアドレスを入力し、[Next]をクリックします。
Vbrhx03_3



HyperFlexの管理者ユーザー(admin)の認証情報を設定し、[Next]をクリックします。

Vbrhx04



そのまま[Next]をクリックします。

Vbrhx05



サマリーを確認して、[Next]をクリックします。HyperFlexのバージョン情報(2.5.1b-26284)も認識しています。
Vbrhx06



登録処理が実行され、登録が完了します。Vbrhx07_4



バックアップを実行してみたところ、HyperFlex スナップショットの作成と削除のメッセージが表示され、スナップショット連携のバックアップが成功しました。 

Vbrhx09

 

バックアップ中に仮想マシンのスナップショットを確認すると、「SENTINEL」というスナップショットが作成され、その下にVeeamによるテンポラリのスナップショットが作成されています。「SENTINEL」というスナップショットはHyperFlexのネイティブスナップショットを使う際に最初に作成されるスナップショットのため、VeeamからHyperFlexのスナップショットを呼び出していることが分かります。

Vbrhx10a_2


何故、HyperFlexのネイティブスナップショットと連携できると良いのか?HyperFlexとVBRを組み合わせるとどんなリットがあるのか?ピンと来ていない方は、下記のセミナーに参加いただけると、きっとお分かりいただけると思います。東京・名古屋・大阪・福岡で開催しますので、是非ご参加ください!

シスコの爆速堅牢なハイパーコンバージドインフラご紹介セミナー

https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/814


このセミナーでは最新のHyperFlex 2.5の情報もお伝えします。HyperFlex 2.5では専用の管理ツールのHyperFlex Connectやレプリケーション機能など新機能が盛り沢山ですので、ご期待ください。これからHyperFlexを提案や導入しようとしている方は必見ですが、既にHyperFlexをご利用いただいている方のご参加もお待ちしております。

Vbrhx11_2



最後に、Ciscoと Veeamと言えば、アプライアンスの下記キャンペーンも好評につき、キャンペーン期間を延長しましたので、こちらも併せて宜しくお願い致します。http://www.networld.co.jp/campaign/cisco_veeam_backup/

 担当:臼井

2017/08/02

敢えて言おう、VeeamはvSANに対応していると!

VMwareのSoftware-Defined StorageであるVMware vSANは、vSphere 5.5 Update1でリリースされて以降、vSphereのバージョンアップに合わせて、何度かバージョンアップが行われています。最近ではvSphere 6.5dのリリースに合わせて、vSAN 6.6がリリースされました。

そんなvSANですが、vSphere6.5対応やvSAN対応を謳っていても、現在はvSAN 6.5以降には完全に対応できていないバックアップソフトが多い状況ではありますが、Veeam Backup & Replication(以下、VBR)は、前回ご紹介したVBR 9.5 Update1で既にvSAN 6.5に対応しており、更に、5月にリリースされたVBR 9.5 Update2でvSAN 6.6にも対応しているのです!

Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 2

 Platform support
   -VMware vSAN 6.6 support.

そこで、今回は実際に検証環境でVBR 9.5 Update2を使用してvSAN6.6上の仮想マシンのバックアップ・リストアを試してみました。


■検証構成

論理的には下記のような構成になっており、4ノードvSANで仮想マシンとして構成したVeamサーバがvSAN上の仮想マシンをData Domainにバックアップします。

 Config1_3

実際にはESXiはNestされた仮想マシンになっており、Data DomainもVirtual Edition(仮想アプライアンス)のため、全て仮想環境上で動作しています。vSpheer Web Clientで見ると下のような感じです。ESXiのビルドが5310538 になっていることから、ESXiが6.5.0dであること分かります。vSANは全てSSDでオールフラッシュ構成(エミュレーションですが…)で重複排除・データ圧縮が有効になっています。

Vsan1_3

■バックアップ

まずは、バックアップですが、バックアップ対象の仮想マシンの選択では、データストアでvSANのデータストアである[vsanDatastore]がきちんと見えています。

Vsan3_2

下の図がバックアップを実行した結果は下の図になりますが、「hotadd」と表示されていますので、仮想マシンのVeeamサーバがHotaddモードでのバックアップに成功しています。Nest環境のため、スループットが良くない点はご容赦ください。
 

Vsan4_2

■リストア

次にリストアをしてみましょう。リストアのウィザードではvSANデータストアの中に仮想マシンに別途、割り当てている仮想マシンストレージポリシー(Test-VM-Policy)が表示され、ストレージポリシーの情報含めてバックアップしていることが分かります。

Vsan5_2

リストアも問題なく成功しました。「hotadd」を表示され、リストアでもHotaddモードでvSANデータストアにリストアできていることが分かります。

Vsan6_2

リストアされた仮想マシンの仮想マシンの設定を確認してみると、割り当てていた仮想マシンストレージポリシー(Test-VM-Policy)も戻っていました。

Vsan7

仮想マシンストレージポリシーが戻るのは当たり前と思う方もいるかもしれませんが、vSAN対応を謳っているバックアップソフトでもStorage Policy-Based Management (SPBM) には対応できておらず、リストアすると、デフォルトの仮想マシンストレージポリシー(Virtual SAN Default Storage Policy)が割り当てられ、リストア後に手動で仮想マシンストレージポリシーの再割り当てが必要なものが多いのです。

vSAN環境では仮想マシンストレージポリシーで仮想マシンの冗長化を定義するため、バックアップソフトがSPBMに対応しているかどうかは重要です。また、他のバックアップソフトの場合、バックアップベンダーが独自にvSAN環境でテストを行い、vSAN対応を謳っていることがほとんどですが、VBRは独自にテストをしているだけでなく、VMware社のvSAN認定も取得し、VMware社のKBにも掲載されているほどです!

※vSAN データストアを使用した Veeam のバックアップと複製 (2150856) http://kb.vmware.com/kb/2150856


vSphere 6.5でvSANを利用するとなると、今後はvSAN6.6が前提になってきますが、VBRであれば、vSAN環境やvSANベースのハイパーコンバージドインフラ製品でも安心してバックアップできます。vSANの導入を検討している方や既にvSANを導入済みでvSAN 6.6へのバージョンアップを予定している方で、VBRを検証してみたいという方は、是非、評価版でお試しください!

■参考

Veeam Backup & Replication 評価版ダウンロード

VMware vSphere向け簡易手順書(日本語版評価ガイド)

Configuration for VMare VSAN

 担当 臼井

2017/07/21

【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?

こんにちは。

先月、CommVault v11 の最新サービスパック(SP8) がリリースされました。

Salesforceデータのバックアップなど機能追加されておりますので、ご興味のある方は、CommVault 技術ドキュメントのサイト(こちらをクリック)をぜひご覧ください!

 

さて、今回は、CommVault 管理サーバ "CommServe" のデータベースのバックアップについて、ご紹介したいと思います。

 

CommVault では、通常のバックアップジョブとは別に "管理者ジョブ" というジョブのカテゴリが実装されております。CommServe のインストール後、"管理者ジョブ" はスケジュール化されて定期実行されていますが、以下、代表的な管理者ジョブの一部をご紹介します。

 

  • Data Aging (保持期限切れのデータを再利用するため削除処理するジョブ)
  • Data Verification (取得したバックアップデータの有効性をチェックするジョブ)
  • Disaster Recovery Backup (CommServe上で構成されるデータベースのバックアップジョブ) 
  • Report (バックアップジョブのサマリーやストレージ容量のレポートを出力するジョブ)

 

管理者ジョブの中でも重要なのが "Disaster Recovery Backup" ですが、CommServe の有事の際に CommVault 環境を復旧するために必要なバックアップデータを定期的に取得しています。"Disaster Recovery Backup" は毎日 10:00 AM に実行されていますが、バックアップ運用の状況に合わせて一日数回実行することにより、CommServe を最新の状態に近い状態に復旧することができます。

 

"Disaster Recovery Backup" のステップについて、以下の順で実行されています。

 

Commservedr

 

【CommServe DR バックアッププロセス】

  1. 1.CommServe DR バックアップ処理がデフォルトで毎日午前 10:00 に実行 
    CommServe のインストールパス配下の CommServeDR フォルダに SQL DB がダンプファイルがエクスポートされます。

  2. 次に CommServe のインストールパス配下の CommServeDR フォルダの SQL DB のダンプを、Standby CommServe またはネットワーク共有の UNC パスにコピーします。
    (デフォルト: 5世代フル保持)

  3. 最後に、SQL DB のダンプをストレージポリシー CommServe DR のバックアップ先のライブラリにバックアップを取得します。
    (デフォルト: 60日間、60サイクル(フル)保持)

 

SQL DB のダンプファイルは、CommServe のスタンバイ機が準備されている環境があれば、そのスタンバイ機のローカルディスクにコピーする設定を行うことにより、本番機の CommServe の有事の際に、後述で説明する "CommServe Recovery Assistant" (v11 SP6以降で提供) ツールを使用して復旧を行うことができます。

 

"CommServe Recovery Assistant" は、CommServe のインストールパス配下に存在しております。今回は、CommServe の再構築(同じホスト名) を想定した環境にて、事前準備が完了した後の "CommServe Recovery Assistant" の操作をご説明します。

"CommServe Recovery Assistant" の事前準備では、CommVault 関連のサービス停止などが必要になりますので、製品版の実装後、実際に"CommServe Recovery Assistant"を実施される場合、必ず保守窓口に手順をご確認ください

 

【CommServe Recovery Assistantの実行手順】

  1. CommServe 環境にて、Windows エスクプローラを起動し、インストールパスに移動します。移動後、CSRecoveryAssistant.exe をダブルクリックします。
  2. CommServe Recovery Assistant ウィザードが起動します。[Select the operation type] のオプションで [Recovery] を選択し、[Next] ボタンをクリックします。 

    Csdra1_2

  3. [Enter the path to the database dump folder] - dump ファイルが格納されているフォルダの選択し、[Next] ボタンをクリックします。

    Csdra2_2

  4. [Enter the path to extract the database files] - CommServe データベースの dump ファイルの展開先を指定します。

    Csdra3

  5. [Summary] - リカバリ内容を確認して、[Start Recovery] ボタンをクリックします。

    Csdra5_2

  6. CommServe データベースのリカバリタスクがすべて成功(チェックマーク)で完了したことを確認し、[Next] ボタンをクリックします。

    Csdra6

  7. [Provie a license file (Optional)] - デフォルトのまま [Next] ボタンをクリックします。

    Csdra7

  8. [CommServe recovery completed successfully!!] の表示画面を確認し、[Finish] ボタンをクリックしてウィザードを終了します。

    Csdra8  

"CommServe Recovery Assistant" での CommServe データベースをリストアした後、CommValt 関連のサービスを再開し、各 Media Agent 重複排除データベースの再同期(詳細は、こちら) を行って、CommVault のバックアップ環境の復旧は完了です。

  

"CommServe Recovery Assistant" の操作は、いかがでしたか。

CommServe の有事の際は、バックアップ・リストアを行うことができませんので、SQL DB のダンプから CommServe を復旧する際には、"CommServe Recovery Assistant" をご使用ください。

 

Edit by :バックアップ製品担当 松村・安田

 

【過去の記事】

 

メーカのサイト:
Simpana早わかり講座

 

CommVault Simpana:番外
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ バイナリ作成編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ パッケージカスタマイズ(Mac OS)編
CommVault Simpana:番外 クライアントPCのバックアップ インストール(MacOS)編

 

導入編:

【連載】第1回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール編
【連載】第2回 始めてみよう!CommVault Simpana インストール後の作業とバックアップ編
【連載】第3回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ編
【連載】第4回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(1)
【連載】第5回 始めてみよう!CommVault Simpana VMwareバックアップ応用編(2)とリストア
【連載】第6回 始めてみよう!CommVault Simpana データアーカイブ機能を活用してみませんか?

 

製品紹介編:

第一回、最新!データ統合管理ソリューション CommVault Simpana のご紹介!
第二回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana 基本構成
第三回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Backup
第四回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Deduplication
第五回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana SnapShot Management
第六回、データ統合管理ソリューションCommVault Simpana Virtualization

 

Tips編:
【CommVault】次期バージョン v11の国内提供が始まりました! 
【CommVault】管理コンソールの言語表示の切り替えってできるの?
【CommVault】CommServe データベースの保護ってどうするの?
【CommVault】クラウドを活用しよう!Part 1

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