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2016/02/05

★IsilonSD Edgeリリース★

★IsilonSD Edgeリリース★

皆さんこんにちは!

とりあえず検証してみた!シリーズ」のニュータイプ 渡会です。

今回はついにリリースされたIsilonSD Edgeをインストールしてみます!

※注:本検証はとりあえず動かしてみるということが目的のため運用・障害等に関しては考慮せず検証を行っていることあらかじめご了承ください。

IsilonSD Edgeはリリースされたばかりのため、詳細なインストール手順に関しては別の機会に記載するとして、今回はIsilonSD Edgeの構築概要&ポイントを記載していきます!

001

おっとその前にIsilonSD Edgeとはどういうものかを説明させていただきます。

IsilonSD Edgeとは!

Isilon OneFSのVirtual EditionのことでIsilonSD Edgeという製品名でリリースされました!

Virtual Editionということでこの製品はESXサーバ上で稼動するIsilonとなります。

まさしく昨今はやり!?のSoftware-Defined-Storage(SDS)となります。

 

IsilonSDファミリーとして登場したIsilonSD Edgeは、リモートオフィスやブランチオフィス向けの製品として位置づけられたIsilonSDファミリー最初の製品となっています。

 

IsilonSD Edgeの登場により、お客様は更に容易でお手軽に、有名なIsilonを使用することが出来るようになります!

 これで拠点にIsilonはちょっとと二の足を踏んでいたあなたも、各拠点にIsilonSD Edgeを設置することにより夢のIsilon統合を容易に実施頂けます!

002

この製品は無償版と有償版の2種類があります。

無償版と有償版の差は以下表を参考にしてください。

003

※有償版は物理Isilonと同等の機能が使用可能!!

次にIsilonSD Edgeを構築するための環境要件を以下に記載します。

004

要件は以上となります。

今回は詳細な手順は投稿しませんが、ざっくりとしたIsilonSD Edge構築の流れとポイントを記載したいと思います!

(詳細な手順に関してメーカドキュメントを参考にしていただければと思います。)

 

IsilonSD Edgeを構築する前に各種コンポーネントの説明をしたいと思います。

IsilonSD Edgeを構築するためには、以下2つのバーチャルアプライアンスの構築が必須となります。

  • IsilonSD Edge Management Server:VMware ESXi上に展開されるサーバのことで、vCenterと連携しOneFS Virtual Machineを、ESXi上に展開するためのゲートウェイサーバとなります。IsilonSD Manegement Serverは、OVAファイルとして提供され、WebClientから展開することによりインストール可能となります。
  • IsilonSD Management Plug-in:VMware vCenterプラグインとなり、vCenter ServerからOneFS Virtual Machineを展開・管理するためのプラグインとなります。  このプラグインはIsilonSD Management Serverに、VMware vCenterを登録することにより自動でインストールされます。
  • OneFS virtual machine:OneFSを提供する仮想マシンとなります。OVAファイルで提供されるがインストールは、IsilonSD Edge Management Serverからのインストールとなります。

 

IsilonSD Edgeをインストールした場合の全体構成例を以下に記載します。

ポイント:OneFS Virtual Machineに設定するディスク1つに対して物理ディスク1つを割り当てる必要があります。

005

ここからインストールの流れに入って行きたいと思います。

1.IsilonSD Edgeのダウンロード

以下URLよりダウンロードが可能となります。

https://www.emc.com/products-solutions/trial-software-download/isilonsd-edge.htm

※IsilonSD Management ServerとOneFS Virtual Machieは1つのファイルでダウンロードされます。

2.IsilonSD Management Serverの展開を行います。

Web Clientの「OVFテンプレートのデプロイ」から展開します。

※特に難しいことは無くウィザードに沿って設定を入れれば問題なくインストール可能。

3.IsilonSD Management Serverの設定(ネットワーク/パスワード等)

細かい内容は今後記載するがここでの注意点はアカウントが2つあることです。

①     Administrator:Management Serverに関連するバックエンドタスクを管理するユーザで主に以下を管理する。

    • Management Server DBのバックアップ/リストア
    • ログの収集
    • 管理サーバへのシリアルアクセス
    • Management Serverのアップグレード

②     Admin:Management Serverに関連するフロントエンドタスクを管理するユーザで主に以下を管理する。

    • ライセンス管理(追加/削除)
    • vCenter Serverの登録
    • ユーザのパスワード変更
    • OVAテンプレートの管理

ポイント:私はドキュメントをちゃんと読まずにセットアップしてしまったためユーザが2つあること、パスワードがデフォルト設定になっていることがわからずつまずいてしまいました。ドキュメントを読みながら構築することをお勧めします。

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4.vCenter Serverの登録

Management ServerにWebアクセスを行い対象のvCenterを登録します。

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IsilonSD Management ServerにvCenterを登録すると下記のようにPlug-inが自動で登録されます。

008_2

5.IsilonSD Edge OVAファイルをManagement Serverにアップロードします。

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6.VMware Web ClientよりIsilonSD management plug-inを使用してIsilonSD Edge OVAファイルをESXiサーバに展開します。

ポイント:IsilonSD Management ServerではなくPlug-inを用いてVMware Web Client上から展開します

ポイント:IsilonSD Management ServervCenterを登録した後ブラウザを一度すべて閉じて再度VMware Web ClientにアクセスしないとPlug-inが有効にならないので注意!また、Web ClientIEで開いているとうまく動作しない場合があるので要注意!

私はここでハマリました・・・

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7.OneFS Virtual Machineの設定

OVAファイルを展開する際にウィザードによりOneFS Virtual Machineの各種設定を行います。

ポイント:クラスター容量を1152GB以上にしないと設定が先に進めない

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ポイント:NASでマウントしているディスクは表示されなかったためSANディスクまたは内蔵HDDが必要になります

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8.デプロイ完了後OneFS Virtual MachineにWebアクセスを行うとIsilon管理GUIにアクセスされるので完了となります。

GUIOneFS 8.0GUIとなっていました!

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またOneFS8.0から搭載されたCloudPoolsもGUI上に表示されています!

015

以上がインストールの簡単流れとはなりますが、非常に簡単IsilonSD Edgeを導入することが出来ました!

シミュレータと違いディスクがあれば容量もかなり使えるのでこのIsilonSD Edgeの用途に関してはかなり幅が広がりIsilonがよりいっそう便利になると私は確信しています!

今回は詳細な手順は省きましたが今後はインストール手順や機能検証・障害検証を行いたいと思っているので検証が完了した際にはまたこのネットワールドらぼに投稿したいと思います。

Isilonに関しては以下HPまで!

http://www.emc.com/ja-jp/storage/isilon/index.htm

では、また次回!

2016/02/02

クラウドにバックアップするには?(クラウドゲートウェイ編)

 前回、NetBackupを使用したクラウド(Amazon S3)へのバックアップ方法をご紹介させていただきました。この方法も良いのですが、いくつか課題もあります。

課題①NetBackupはAmazonやGoogleのクラウドには対応しているが、Microsoft Azure等の他のクラウドにはバックアップできない。

課題②NetBackupからクラウドへのバックアップではバックアップデータの重複排除ができないため、クラウドストレージの使用量を削減できない。

課題③NetBackupがアクセラレーター機能で永久増分バックアップができるのは、ファイル・VMware・NDMP(NetAppのみ)だけで、SQL ServerやOracle、Exchange等のアプリケーションやHyper-Vの仮想環境などのバックアップではアクセラレーター機能が使えないので、クラウドへのバックアップ時間を短縮できない。

課題④バックアップはNetBackupのアクセラレーター機能の永久増分により転送量を少なくできても、リストアは対象データが丸ごと転送されるので復旧に時間がかかる。

上記の課題に悩んでいる方、安心してください!解決できますよ!
では、どうやって解決するのかと言うと、クラウドストレージゲートウェイ製品を使用します。

クラウドストレージゲートウェイは、オンプレミスのバックアップサーバとクラウドストレージを仲介する役割を持つアプライアンス(物理or仮想)です。オンプレミスのネットワーク上に配置して、バックアップサーバからは、NAS(Network Attached Storage)やVTL(Virtual Tape Library)の様に見えます。バックアップソフトはオンプレミスのNASやVTLに対して、従来のバックアップと変わらない方法でクラウドストレージゲートウェイにバックアップするだけで、後はクラウドストレージゲートウェイが裏でクラウドストレージにデータを転送してくれます。

クラウドストレージゲートウェイとしては、AmazonのAWS Storage Gatewayが有名ですが、S3やGlacierなどのAmazonのクラウドストレージにしかバックアップできませんし、重複排除ができませんので、上記の課題を解決することはできません。

Nbugw1


そこで、全ての課題を解決するのが、EMC社のCloudArrayNetApp社のAltaVaultといったサードパーティのクラウドストレージゲートウェイ製品です。この2つのストレージゲートウェイ製品は、バックアップサーバからはCIFSやNFSを提供するNASのように見えます。各製品の説明は各製品担当の方のブログにお任せするとして、ここではバックアップソフトの観点でサードパーティのクラウドストレージゲートウェイ製品がどのように前述のバックアップの課題を解決するのか見ていきましょう。


課題①
NetBackupはAmazonやGoogleのクラウドには対応しているが、Microsoft Azure等の他のクラウドにはバックアップできない。

解決①:サードパーティのクラウドストレージゲートウェイ製品はAmazon やGoogleは勿論のこと、下図の通り、Azure等の様々なクラウドに対応しています。きっと、お客様が使用したいクラウドストレージも含まれていることでしょう。 Nbugw5     <AltaVault 4.1>          <CloudArray 6.0>

  

課題②NetBackupからクラウドへのバックアップではバックアップデータの重複排除ができないため、クラウドストレージの使用量を削減できない。

解決②: AltaVaultやCloudArrayは重複排除機能があるため、クラウドストレージゲートウェイ上にバックアップした後、バックアップデータを重複排除し、ユニークなデータのみをクラウドストレージにデータを転送しますので、クラウドストレージへの転送量を抑えることができます。また、ストレージ容量を削減することにより、クラウドストレージのランニングコストも抑えることが可能です。重複排除処理もクラウドストレージゲートウェイ上で行われますので、バックアップサーバに負荷を掛けることもありません。

Nbugw4_9

 

課題③NetBackupがアクセラレーター機能で永久増分バックアップができるのは、ファイル・VMware・NDMPだけで、SQL ServerやOracle、Exchange等のアプリケーションやHyper-Vの仮想環境などのバックアップではアクセラレーター機能が使え

ないので、クラウドへのバックアップ時間を短縮できない。

解決③:クラウドストレージゲートウェイはオンプレミス環境にあるため、インターネット経由でクラウドストレージに直接バックアップする場合と比べて、短時間で確実にバックアップすることができます。また、バックアップ方法も従来のNASに対しての手法と変わりませんので、特定のアプリケーションのみがサポートということもありません。


課題④
バックアップはアクセラレーター機能の永久増分により転送量を少なくできても、リストアは対象データが丸ごと転送されるので復旧には時間がかかる。

解決④:リストアの際もオンプレのクラウドストレージゲートウェイからリストアするため、高速です。リストア対象のデータがクラウドストレージゲートウェイのキャシュ上にない場合でも、クラウドストレージから重複排除されたデータのみをクラウドストレージゲートウェイ転送するため、データ取得(リクエスト)にかかる料金も抑えることが可能です。



バックアップソフトの機能でクラウドストレージにバックアップする場合と比べて、クラウドストレージゲートウェイ製品の費用が追加で必要にはなりますが、重複排除によるクラウドストレージ容量の削減やリストア発生時のデータ転送量の削減によるランニングコストのメリットとバックアップ・リストアのパフォーマンス向上による運用のメリットを考えると、決して高くはないかもしれません。

まずは、クラウドストレージゲートウェイ製品をちょっと触ってみたいけど、環境を作るのが面倒という方は、下記のTest DriveでNetBackup7.7を使用してのAltaVaultへのバックアップを無料で試すことができます。

Test Drive AltaVault backup to AWS S3 (日本語版利用ガイド)

このTest DriveのAltaVaultのCIFS設定では、Everyoneにアクセス許可が設定されていますが、実際の運用ではアクセス許可を設定するものと思います。その際には、NetBackupのサービスのアカウントをCIFSにアクセスできるユーザーに変更する必要がありますので、ご注意ください。

参考:Configuring credentials for CIFS and disk storage units

クラウドストレージゲートウェイを使用したクラウドバックアップ方法はNetBackupだけでなく、CIFS/NFSにバックアップが可能なバックアップソフトであれば、どのソフトでも技術的には適用可能です。お客様の環境や要件に合わせて、最適なクラウドバックアップ方法・製品を選択していただければ幸いです。

担当:臼井

2016/02/01

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!? ③

いよいよ、第3回目のVA版のCloudArrayインストールになります!

EMC担当の片山です。早くも第3回のアップになります。

CloudArrayのPool(物理アプライアンスであればディスク、VM版であればvmdk)からCacheを作成して、Cloudプロバイダの登録、CIFSと共有の作成までが今回の内容になります。そのためにまずは、評価版のダウンロードから始まります。

下記、URLへアクセスして新規アカウントを作成する必要があります。

https://cloudarray.com

アカウント作成はすぐできますので、ここで諦めないでください!

下図の様な、簡単な入力項目をチョチョッと入力したらすぐに完了です!

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登録完了後、ログインするとすぐにバイナリをダウンロードするウィンドウが開きますが、Webサイト内の【Download & Documents】でも同じように、ESXi版やHyper-v版をダウンロードできます。

※初回ログインの際は、下図の様なウィンドウが表示され、そのままダウンロードできます。

36_2

この際にMD5SUMも忘れずにダウンロードしてください。OVAファイルは600MB程度あるため、ファイル破損がないかどうか、念のためチェックサム値も合わせて確認するのがお勧めです。

また、バージョンによってInternet Explorerでは、バイナリのダウンロードが始まらない事象があったので、CloudArray操作用のブラウザはChrome、Firefoxを使うのが良いと思います。

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また、CloudArrayインストールに関するセットアップガイド等はこのサイトから一式ダウンロードすることができますので、こちらで合わせてダウンロードすると後々が非常に便利です!

※EMCサポートサイトには情報があまりなく、CloudArrayポータルに最新情報があります。

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◆  今回、ESXi側の操作に関しては割愛しますが、CloudArrayのOVAファイルのESXiへのデプロイが完了したら。CloudArrayの仮想アプライアンスをパワーオンします。特に触ってみたいだけであれば、何も変更せずに利用できます。OS部分が仮想ディスクが50GBPool部分(Cache用)が25GBがデフォルトで組み込まれています。

(実際の性能評価等の場合、vCPU、仮想メモリ要件の最新ドキュメントを確認してください。)

※  Virtual Machine Installation Guideにスペック等の詳細要件は記載されています。

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◆  新規セットアップ時のユーザ名とパスワードは【admin】【password】になっていて、変更が必要なため、ここで新しいパスワードを設定します。

※  このユーザ設定はCloudArrayコンソールにログインするためのユーザ設定です。

※ CloudArrayではポータル、コンソール、WebGUI、3つのユーザアカウントがあります。

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◆  CloudArrayにネットワーク経由でアクセスするためのホスト名、IPアドレスを設定する必要がありますので、最初に【Network Configuration】を選択します。

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◆  CloudArrayのHOST名、DNS、Default Gateway等を設定します。

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◆  次にインターフェース(ens160、ens192)を選択し、IPアドレス、ネットマスクを設定します。インターフェース設定が終わったら【Save】を選択すると、Network Serviceが再起動して完了すると設定値が反映されます。そして、メインメニュに一度戻ります。

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◆  メインメニュに戻ったら、【Diagnostics】を選択します。

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◆  【Diagnostics】を選択して、【Ping Tool】を選択します。

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上図の様に、Default Gatewayなどping応答がある既存ホストなどに対して、ネットワーク設定をしたCloudArrayと問題なく通信ができるかを確認してください。

 

◆ IPの疎通に問題なければCloudArrayのアプライアンスのIP、ホスト名など初期設定は、これにて完了になります。一度コンソールから【Logout】してください。

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◆  続けて、Webインターフェースへ接続して初期ウィザードを実行していきます。

さきほどCloudArrayで設定したCloudArrayのIPアドレスにブラウザで接続します。

【 https://<CloudArray IP> 】

※ブラウザはIE以外のChrome、Firefoxがお勧めです。

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◆ CloudArrayポータルサイトで作成したアカウント情報を入力します。インターネット接続されていれば自動的に認証が進みますので、【Next】をクリックして進みます。

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※CloudArray License Tagに入力する値は、下図のようにCloudArrayポータルサイトの【My License】の下の【License Tag】に記載されているシリアル番号を入力します。

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◆ 続けて、CloudArrayのWebインターフェースに接続するためのユーザを作成します。ここでは【root】ユーザを作成しています。ここで作成したユーザ名、パスワードを忘れると以後セットアップができなくなります・・・。

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◆ EULA(使用許諾契約書)が表示されますので、【Accept EULA】をクリックして、【Finish】をクリックします。

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◆ 【CONFIGURATION WIZARD】もしくは、【USER INTERFACE】を選択します。

初回起動のウィザードでは一連の設定をウィザードで設定することができます。ここでは【CONFIGURATION WIZARD】を選択します。

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◆ CloudArrayからReplication対象となるCloudプロバイダを選択して登録します。

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現バージョンでは22個のCloudプロバイダが選択できます。(検証用途のNFS含む)

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今回の検証ではAWS S3を利用しましたので、ここではAmazon S3を選択して【Continue】をクリックします。

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◆ アクセスID、シークレットアクセスキーを事前に作成しておいて登録する必要があります。入力が完了するとCloudArrayよりアクセスできるようになり、S3上に自動的にCloudArray用のバケットが作成されます。

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※下記はAWS S3での場合ですが、実際にCloudプロバイダ設定をすると以下の様に自動的にS3上にバケットが作成された多数のオブジェクトファイルが確認できます。

※バケットとはS3上のデータの保存先フォルダの様なイメージ

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◆ Cloudプロバイダに接続するためのインターネット帯域に対する最適化のための設定値を選択します。最低要件としては5Mbps以上のインターネット回線速度が必要となります。

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◆ Poolから切り出す形でCacheを作成します。

※PoolとはESXi VA版ではデフォルト25GBのVMDKファイルになります。

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◆ Cacheの名前、Page Sizeはデフォルトが推奨、Cacheサイズを入力していきます。

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◆ この画面ではCloudプロバイダとの通信が問題なければ、【successfully connected】と表示されます。次にそのままの流れで接続プロトコルの設定をしていきます。

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◆ 利用プロトコルの設定は、ここではCIFSにチェックを入れて【Next】をクリックします。

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◆ 実際にサービス提供するCIFSサーバの共有Volumeの容量を指定します。

※当初設定したCacheと同容量もしくはそれ以上のVolumeのオーバーコミットが可能です。

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◆ 一通りの設定は終了です。ここから利用することができます。

非常に簡単に初期設定が終わってしまいました!

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◆ CloudArrayにWindowsからアクセスすると、もう既に共有フォルダが作成されています。

Volume容量をWindows側から確認をするため、Windowsサーバにドライブ割り当てでマウントして確認してみます。

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◆ WindowsにZ:ドライブとしてマウントしてみました!約50GBと表示されています。

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 今回は【CONFIGURATION WIZAERD】を使って設定していきましたが、設定ウィザードを使うだけでも、下図の様な構成がすぐ完了します!かな~り簡単にセットアップが終わってしまいますね!

1_8

そろそろ記事も終盤が迫ってきました。

次回以降では、CloudArrayの挙動を確認したり、CloudArrayの設定値を確認したり、設定部分を説明したいと思います。

それでは、また!

記事:片山

今回の記事一覧はこちら

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?①

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?②

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?③

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?④

2016/01/27

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!? ②

前回に引き続き、CloudArray第二回です!

 ※ CloudArray Ver6.0.3~6.0.4での検証結果を基にしています。

EMC担当の片山です。今回はCloudArrayのよく使いそうな機能に絞って解説していきたいと思います。

Read/Writeの動作フローや、インクラウドスナップショット、自動バックアップ、帯域制御、クラウドマイグレーション機能などについて順を追って説明していきます。

まずはCloudArrayの基本的Read/Write処理についてです。
 

 ◆  Write処理フロー

ホストからのWrite処理はCache領域に書込まれ、ACK応答がホストに返されたタイミングでホストへの書込み動作が完了します。1

Cache領域へのWriteが完了するとCloudプロバイダへのデータ送信のために準備が自動的に開始されて圧縮と暗号化(オプション設定)に応じて、CloudArray側の任意のタイミングでCloudプロバイダにデータがReplicationされます。CloudへのReplicationのデータ処理アルゴリズムとしては圧縮と暗号化が完了次第に順次転送するというFIFO(先読み先出)方になります。

3_2

※ Dirty Page=CacheからCloudへReplicationが完了していないデータの事

また、検証時の動作確認ではCloudへのReplicationが終了していないデータ(Dirty Page)がCache容量の90%に達すると、Dirty Page値が70%程度になるまでCloudArrayへの書込みが一時的に停止することが確認できました。

また、CloudArray自体のCache制御アルゴリズムですが、LRU(Least Recently Used)方式を採用しているとの事です。LRUとは「最も参照頻度が低いものを削除」する方式です。

◆  Cacheヒット時のRead処理フロー

 Read要求がホストから送られてきた時、CloudArrayはCache領域からホストに対して、Read対象のデータを送信して処理が完了します。

※ CacheヒットとはCache上にデータが存在した場合

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◆  Cacheミス時のRead処理フロー

 Read要求がホストから送られてきた時、データがCache領域になかった場合はCloudプロバイダへデータを要求します。CloudプロバイダからCloudArrayにデータが受信され、CloudArrayで復号化して処理が完了します。Cloudより受信したデータはCache領域に配置されて、次回のRead要求の際に利用されます。

※ CacheミスとはCache上にデータが存在しなかった場合

2_5

 そのため、Read要求があったデータがCache領域にない場合、Cloudプロバイダからデータ送信が必要となる為にRead要求の待ち時間のためのアクセスがCloud経由で遅延する可能性があります。

 

インクラウドスナップショット

スケジュールもしくは手動にてVolume毎にスナップショットを作成できる機能で、スナップショットの実データはCloudArrayのCacheとCloudプロバイダ上に存在します。

1_5
インクラウドスナップショットはEXPOSEボタンを押すだけでアクセス可能になり、またWritable(書き込み可能)スナップショットなので、スナップショットに書込まれたユーザデータの差分はメインVolumeと同一のCacheを共有して保持され、そのままCloudプロバイダ上にもReplicationされる動作を行います。


◆  Replicationの帯域制御機能

Bandwidth設定はCloudArrayからCloudプロバイダへのReplication通信の帯域制御設定ができます。GUI操作で非常に簡単に曜日、時間でReplication帯域幅設定が可能です。

5_2

 

◆  CloudArray構成情報の自動バックアップ

前回の記事でも少し触れました。CloudArrayには自動バックアップ機能があります。CloudArrayの設定情報をCloudArrayポータルサイトに定期的に自動バックアップが行われています。

リストアする場合、災対側にOVFを展開した新たなCloudArrayをデプロイして、CloudArrayポータルサイトからダウンロードしたバックアップファイルを適用することで設定情報がリストアされます。CIFS共有設定はもちろんCloud上に保存された最新のデータも参照することができます。但し、複数箇所にリストアされてしまった場合は最新でリストアしたCloudArrayがCloudプロバイダに対して1対1でアクティブになるようです。

7
上の画像、CloudArrayポータルサイトから最新版のCloudArrayバックアップデータがダウンロード可能です。

8_2

もちろん、CloudArrayのGUIから直接、設定情報のバックアップを取得することもできます。

 

◆ クラウドマイグレーション機能

 こちらは名前の通りでCloudプロバイダを別に切り替えるときに利用する機能です。イメージとしてはCloudプロバイダAよりCloudプロバイダBに変更したい場合に利用します。

9
 今回、検証した例は以下の図の手順で行いました。S3のあるアカウントのバケットから、別のS3のアカウントのバケットにCloud上のデータを移行してみました。現バージョンでちょっと気になる点が、サービス提供しているCIFSボリュームが「10GB」であれば、Cacheも10GB必要になります。(Volume=Cache)また、移行対象の旧Cloudプロバイダからの全コピーが実行され、新Cloudプロバイダに対して、フルレプリケーションが動く仕組みになります。

10_2


 他にもまだ機能はありますが、次回よりセットアップを始めていきたいと思います。

まずは触ってみるのが一番です!それではまた第三回でお会いしましょう~。

記事:片山

今回の記事一覧はこちら

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?①

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?②

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?③

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?④

2015/12/29

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?①

こんにちは、長らくご無沙汰していました。NetworldのEMC製品担当の片山です。

EMC社が1年ほど前に買収したTwinStrata社の製品で、2015年新製品として発表したCloud Arrayについて、今回は物理アプライアンス版ではなく、無償で評価できるVirtual Edition(以後VE)についての動作検証をしてみました。CloudArrayは特に操作が難しい製品ではないので、2~3回程度で説明していければと思います。

しかも!?このCloudArrayはEMCハイパーコンバージド製品であるVSPEX BLUEを購入すると、VE版のCache 1TBの利用ライセンスが付属していますので、VSPEX BLUEユーザはまさに必見です!!

VSPEX BLUEについてのブログ記事はこちらです↓

https://blogs.networld.co.jp/main/2015/04/vspex-blue-e63a.html

 

1

 

さて、話は戻ります。CloudArrayって一体どういう製品??かと言うと、インターネット上のクラウドストレージ(AWS S3、Microsoft Azureその等…)にデータ保存するためのハードウェア/ソフトウェアでクラウドゲートウェイといわれるカテゴリ製品になります。 

CloudArrayの製品ラインナップは、VE版以外にも物理アプライアンス版VSPEX BLUEバンドル版があります。今回、検証にも利用しているVE版の評価ライセンスは容量無制限で14日間利用することができます。

3

※  14日間以降の評価の継続には評価ライセンスの再申請が必要
※ 最新の対応バージョンやスペックについてはメーカーのWebサイトをご確認ください。

 

2015/12現在の対応仮想化ホストは、vSphereHyper-vです。しかし、何故か6.xバージョンのHyper-v用のバイナリファイルについてはまだ公開されていない様です。vSphere用はOVF形式ファイルでの提供がされています。

<詳細は下記コンパチビリティ参照>

4 

次にCloudArrayの概要について説明していきます!

では、実際にクラウドゲートウェイ製品ってどう使うの?という疑問がわくと思いますが、CloudArrayの動作の概要としては以下イメージになります。

2_2

 

  上図で例えると、ユーザからはCloudArray上のCIFS共有サーバーにVolume(10GB)の共有があるように見え、ユーザが共有に対してデータを書き込むとCache(5GB)に蓄えられ、Cache上から設定した各CloudプロバイダへデータがReplicationされます。簡単に言うとこれだけです。

  その他にもCloudへのReplication帯域制御DRテスト機能インクラウドスナップショットなど色々ありますが、単純に考えるとこれだけで十分です。要はCloudにデータを保存するだけでなくローカルディスクをCacheとして扱うことにより、ユーザアクセスを高速化しています。もし仮にクラウド上ですべてのRead/Write処理をすると、Cloudプロバイダへの重課金の問題や、ダウンロードなどにすごく時間がかかってしまいますよね。

  つまりユーザはデータをCache(ローカルディスク)に書き込みをすると、CloudArrayはバックグラウンド処理でデータを圧縮、暗号化(AES256bit)、最適化をしてCloudへReplicationを行います。ちなみに今回テストで利用したCloudプロバイダはAmazon Web ServiceのS3を利用しました。

最初の説明は少し簡単すぎたので、もう少し細い図で説明していきたいと思います。

5

  VE版では個々のvmdkファイルがPoolになります。このPoolから容量を切り出す形でCacheを作成します。Cacheを作成すると同時に、転送先のCloudプロバイダも選択していきます。最初にも説明しましたが、Cacheはユーザが利用する容量よりも小さくすることができます。例えばCacheが5GBしかない場合でも、ユーザに見せる領域としては10TBに見せたりする設定も可能です。

  CloudArrayで提供できるプロトコルはCIFS、NFS、iSCSIで利用することができます。特に簡単に試せるWindows環境については、本当に簡単にボリュームを作成して共有することができます。Windows環境ではStandalone構成、Active Directory構成が可能です。

  以下は、CloudArrayの実際の画面ですが、簡単にCloudプロバイダを選択して設定することができます。

6

 

  現在、対応のCloudストレージプロバイダは、設定画面から確認するとAmazonS3 Amplidata Atmos Azure Cleversafe Cloudian ECS2 Google HP Cloud NFS OpenStack RackSpace SoftLayer S3 Compatible Seagate Cloud Seagate Storage Cloud Synaptic ThinkOn vCloudAir Verizon ViPR Windstream などと多くのCloudストレージプロバイダが選択可能でした。またCloudプロバイダを選択とありますが、必ずしもインターネット上のCloudプロバイダが対象ではなく、例えば既存で利用しているオンプレミス環境のOpenStack、ViPR、ECS等へもデータ連携が可能です。

 今後もCloudプロバイダの選択肢には他のBlog記事でも紹介があったEMCオブジェクトストレージがいくつかありますね。今後もIsilonも含めどんどん追加されていくと聞いています。

 

  最後にCloudArrayポータルサイトには面白い仕組みがあります。CloudArrayでは、このポータルサイトとインターネットを介して自動的に容量やAlertのReportなどの情報を自動で収集していて確認できたり、CloudArrayの設定情報が定期的に自動バックアップされていて、いつでもCloudArrayのバックアップファイルがダウンロードができるので、別サイトへのリストアが簡単にできたりします。こちらは今後また説明していきたいと思います。

ここまででCloudArrayがどんな製品かはある程度は理解いただけたかと思います。

それでは、次回以降はCloudArrayの機能や設定方法について説明していきたいと思います!

記事:片山

今回の記事一覧はこちら

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?①

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?②

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?③

クラウドを活用できる今話題のEMC CloudArrayとは!?④

2015/12/01

なぜなに Data Domain - 第八回 - Data Domain と Backup Exec バックアップパフォーマンス動作検証レポート

こんにちは。

Data Domainも今回で第八回目となりました。
第四回目ではDD Boost機能について見てきました。

今回はEMCジャパン様、ベリタステクノロジーズ様のご協力のもと、
Data Domain DD BoostとBackup Execを利用したバックアップ
パフォーマンス動作検証の結果をご紹介します。

flair 検証環境の構成を見ていきましょう。

■バックアップ検証環境
1_7
・ バックアップサーバ(1台)
・ バックアップ対象クライアント(ノートPC×5台,サーバ×1台)

バックアップ検証環境(ネットワーク構成)2_3

flair 次は検証項目パターンを見ていきましょう


■ 検証項目パターン
各検証項目ごとにバックアップを3回実施し、バックアップの所要時間を測定しております。

4_10


<説明>
【検証1】【検証2】【検証3】【検証7】【検証8】【検証11】はバックアップ先を
CIFSとしたバックアップ検証になります。

【検証4】
DD Boostを利用し、Backup Execの重複排除処理をクライアント重複排除とした
バックアップ検証になります。(対象台数5)

【検証5】
DD Boostを利用し、Backup Exec側の重複排除処理を
メディアサーバ重複排除としたバックアップ検証になります。(対象台数5)

【検証6】
DD Boostを利用し、Backup Exec側の重複排除処理をクライアント重複排除とした
バックアップ検証になります。(対象台数1)


flair 
次は各検証項目のバックアップ時間の結果について見ていきましょう。

■ バックアップ時間の比較

5_9

 shine<全検証項目のバックアップ時間の結果>shine
全検証項目のバックアップ時間の比較をしますと、【検証4】のDD Boostを利用した
クライアント重複排除
によるバックアップはパフォーマンスが向上し、バックアップ時間が短縮
する結果となりました。


■ まとめ
flair 弊社の検証ではバックアップ対象台数が5台の場合、CIFSと比較して
  DD Boostを利用するクライアント重複排除によるバックアップでは
  スループットが1.5倍~2倍に向上する結果となりました

flair バックアップ対象が1台の場合、DD Boostによるスループットの効果は
  得られませんでした。

  
『DD Boost』は同時に実行するバックアップジョブ数シングルストリーム数
少ない場合、DD Boostによるパフォーマンス向上の効果を得られない場合が
ありますので、ご注意ください。

次回は別の機能についてご紹介したいと思います。

それでは次回もよろしくお願い致します。

担当:斉藤・吉田

 

 
 

 

 

 






 

 

 

 








      

2015/11/30

Virtual VNXマスターへの道:その③

朝夕冷え込む季節になりましたが、VNXファンの皆様いかがお過ごしでしょうか。こんにちは、銀のしゃちほこ細川です。

 

先日、vVNXに新たな機能拡張があったのですが、皆さんご存知でしょうか??追加された機能ですが、な、な、なっ、なんとFully Automated Storage Tiering for Virtual Pools(以下、FAST VP)なんです!!今回はその最新のvVNX(Version: 3.1.7.6448513)を簡単にさらっと紹介します。

 

皆さんご存知かと思いますが、FAST VPとは、256MBスライスと呼ばれる単位でアクセス頻度に応じて自動的にSSD/SAS/NL-SAS間での最適な階層のディスクへ再配置する機能となります。それではさっそく、今回新たに追加されたFAST VPの画面を見ていきたいと思います。

 

Unisphereに新たに「Data Efficiency Settings」が追加                    

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FAST VP 再配置レートの設定画面

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FAST VP再配置スケジュールの設定画面

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階層化ポリシーの設定画面

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ロードバランス状況の確認画面

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今回、SASディスクとSSDディスクを組み合わせて2階層のプールを作成してみました。その中でスケジュール再配置が動作するのかを確認してみたのですが、きっちりとスケジュール通りに再配置を確認する事が出来ました。素晴らしい!!vVNX上でもきちんとFAST VPが動作しちゃうんです!!

 

FAST VPのPoolを作成する際の注意点としてvVNX自体は、自分に割り当てられている仮想ディスクがどのタイプのディスクであるか判別する事が出来ません。そのためPool作成の際には、明示的にこのディスクはExtreme Performance(SSD)、このディスクはPerformance(SAS)、このディスクはCapacity(NL-SAS)という形で指示する必要があります。

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また、今回のバージョンは初期リリースからアップデートはできず、新規インストールする形となってしまう点にご注意下さい!!インストール手順は前回・前々回のブログを参照して下さい。

 

機能拡張もどんどん行われて楽しみですね~

物は試し、新バージョンもぜひともトライしてみて下さい!!

それではまた次回お会いしましょう!!

 

記事:銀のしゃちほこ(ほそかわ)

2015/09/18

なぜなに Data Domain - 第七回 - Data Domain をファイルサーバにできますか?

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皆さんこんにちは。

 

Data Domain の時間がやってまいりました。

 

Data Domain の担当を行っているとお客様から色々なご質問を頂きますが、今回ご紹介するご質問はこれ!

  

Data Domain をファイルサーバのように使用したいです!

 

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似た質問に、「ファイルサーバのコピー先として Data Domain を使用したい」等があります。

 

DD Boost (第四回を参照ください) を使用しない場合は、Data Domain へのアクセス方法は CIFS や NFS になることがほとんどです。

 

ファイルサーバも CIFS でアクセスすることが多いので、Data Domain をそのように使用したくなる気持ちもわかります。よ~くわかります。

ファイルサーバと同じように使用出来て、保存した瞬間に重複排除で容量削減!!!もう保存先の容量を気にする必要もないという夢のような話ですよね。

 

ですが、Data Domain はバックアップデータ専用の重複排除ストレージです。残念ながらファイルサーバのようには使用できません。これから Data Domain をファイルサーバのように使用してはいけない理由をご紹介致します。

 

 

1. Data Domain への同時接続数には制限があります。

 

下の表をご覧ください。Data Domain への最大同時接続数を表にしてみました。エントリーモデルである DD160 や DD2200(mini) は同時に読み取れるストリーム数は 4~6 しかありません。同時書き込み数も 16~35 と決して多くはありません。

 

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数人が Data Domain 上のファイルを開いていたら他の人は Data Domain にアクセスすることが出来なくなってしまいます。

これではファイルサーバとして使用することは出来ません。

 

  

2. Data Domain は細かい大量のファイル操作が苦手です。

 

Data Domain は大きなファイルを書き込みすることは得意です。それこそ、バックアップデータのような。

ですが、大量のファイルを書き込みすることは苦手です。

 

Data Domain はファイルを書き込みする際に重複排除処理の他にファイル情報も処理します。ファイルのパスや属性値などは通常のファイルサーバも持っていますが、Data Domain はその他にファイルを復元するためのポインタ情報も持ちます。

つまり Data Domain は通常のファイルサーバが行う処理に加えて「重複排除」「ポインタ取得」という処理を行っているため、大量のファイルを保存しようとするとパフォーマンスが非常に悪くなります。

 

大量のファイル、良くない…

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少量のファイル、良い!!!

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上記の処理はファイル単位に行われますので、同様に細かいファイルの場合もパフォーマンスが下がってしまいます。

 

 

3. Data Domain はファイルの読み込みも苦手です。

 

2つ目の理由と似たような話ですが、ユーザが Data Domain 上のファイルを参照(読み込み)する場合、Data Domain の中ですがファイルの複合処理が実行されます。その処理分、読み込みも遅くなってしまうんですね。そのため、Data Domain は最大書き込み数よりも読み込み数の方が少なく設定されています。

 

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今回の内容はここだけで良いかもしれません。

簡単に言うと、Data Domain は読み込み / 書き込み時に通常のファイルサーバよりもたくさん処理を行うため、頑張ってもパフォーマンスが出ません。

また Data Domain へ同時にアクセスできる数が限られているため、ファイルサーバとしての使用に耐えられない可能性が高いです。

 

大容量ファイルの書き込みに特化していると言っても良いと思います。

 

 

 

で、終わってしまうと Data Domain 使えないね、で終わってしまうので少しだけ続けましょう。上記については、裏返すと上の3つの制限に引っかからない、もしくは引っかかっても問題のない場合にはファイルサーバのように使用することができます。

・同時にファイルを読み込まない。 

・1日一回ログファイルを保存する等の用途として使用。

・パフォーマンスなんて飾りですよ!的にパフォーマンスが遅いのを気にしない。

 

既にファイルサーバとしてどうなの、という感じですが、実際は Data Domain をファイルサーバとして使用しようと思えば出来てしまいますので、そこは自己責任でお願いします。

 

以上、今回は やってはいけない Data Domain というお話しでした。

 

 

担当 齋藤・吉田

 

- 過去記事 -

 

2015/08/11

★Syncplicity Panorama導入への道!その①★

★Syncplicity Panorama導入への道!その①★

皆さんこんにちは!

ネットワールドでEMCを担当しております渡会と申します。

今回初めてブログに投稿します!

Wataraiのコンセプトは「とりあえず検証してみた!シリーズ」で行きたいと思っています!

EMC社には一番のメインであるストレージ製品の他に

バックアップソリューション・クラウドソリューション・ビッグデータソリューション・セキュリティソリューションなど様々な製品を取り扱っています。

この中から私は「とりあえず動かしてみる!」をモットーに様々な製品の検証をおこなっていきたいと思います。

※注:本検証はとりあえず動かしてみるということが目的のため運用・障害等に関しては考慮せず検証を行っていることあらかじめご了承ください。

 

さてまず記念すべき第一弾の製品は!

 

パチパチパチ!!!Syncplicity!!!!パチパチパチ

を検証してみたいと思います!

検証結果に関しては2回に分けて皆さんにお伝えして行きたいと思います!

検証にあたりまずはこのSyncplicityという製品について簡単に説明したいと思います。

 

SyncplicityとはEMC社のストレージ製品と連携可能な企業向けのオンラインファイル共有サービスを提供する製品です。

 

※Syncplicityの詳細に関しては以下URLをご参照ください。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1305/29/news002.html

https://japan.emc.com/about/news/press/japan/2013/20130930-1.htm

 

また、SyncpliticyはDropBoxのように使用することも可能であり現在では10GBまでであればどなたでも無料で使用することが可能となっており以下URLより登録可能なため皆さんぜひ試してみてください。

URL:https://www.syncplicity.com/

さて今回検証するのはSyncplicity Panorama Connectorという機能の検証となります。

このPanorama ConnectorとはWindowsサーバにインストール・設定を行うことにより自社内にあるEMC社製ストレージに対してiPadのSyncplicityアプリからアクセスを可能にする機能となっています。

このPanorama Connectorを使用することによりVPN等を使用せずとも安全なアクセスが可能になり、SharePointとも連携することが可能となっております。

※残念ながら今回はSharePointとの連携まではできませんでした・・・

簡単な構成としては以下のようなイメージとなります。

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今回の検証ではロードバランサー等を準備できない関係もあり以下のような構成で検証を行いました。

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さてSyncplicityを検証する前に各種要件を以下に記載しておきます。

Syncplicity Connectorインストール要件

★サーバハードウェア要件

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★ソフトウェア要件

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★Syncplicity App要件

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それでは早速検証に入って行きたいと思います!

※第1回目はSyncplicity Panoramaの構築までを掲載します。

 第2回目にiPadからのアクセスを掲載する予定です。

1    VNXe3200 CIFSサーバ構築

Syncplicity Panoramaを構築する前にVNXe3200をCIFSサーバとして構築を行います。

VNXe3200の構築に関しては以下URLに弊社作成の動画がありますのでこちらを参考に構築をします。

 URL:http://www.networld.co.jp/emc/movie_vnxeguide3200.htm

  ★設計のコツ

  • Syncplicityで使用する場合\\ファイルサーバという指定はできないのでroot直下にまず1つフォルダを作成しそこを隠し共有するのがコツとなります。
  • Syncplicityで使用する共有に日本語は使用できないため上記の隠し共有を英語で作成しておきます。

2    Syncplicity Connectorインストールサーバの構築(Windows)

Syncplicity Connectorインストール要件に従いWindowsサーバを構築します。

3    Syncplicity Connectorダウンロード

以下URLを開くとファイルダウンロードが開始されるのでSyncplicity Connectorをインストールサーバに保存します。

URL:http://www.syncplicity.com/xPanoramaConnectorInstaller

ファイル名:Syncplicity Panorama.msi

※URL・ファイル名に関しては予告無く変更される場合があります。

4    Syncplicity Connectorインストール

①     インストールファイルを実行します。

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②     Syncplicity Panorama Installerの[Welcome to Syncplicity Panorama]画面が起動するので「Next」ボタンをクリックします。

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③     [License Agreement]画面が表示されるので「I agree to the license agreement」チェックボックスをオンにします。

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④     「NEXT >」ボタンが有効化されるのでクリックします。

※チェックボックスをオンにしないと「NEXT」ボタンは有効化されません。

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⑤     [Syncplicity Panorama installation progress]画面が表示されインストールが開始されるのでインストールが完了するまで待ちます。

※数分程度でインストールは完了します。

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⑥     [Panorama Connector Successfully installed]画面が表示されるとインストールが完了となりますので「Finish」ボタンをクリックして完了となります。

※「Configure Syncplicity Panorama Connector」チェックボックスるをオンにしたまま「Finish」ボタンをクリックすると[Syncplicity Panorama]設定画面が表示されます。

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5    Syncplicity Panorama Connector設定

①     Internet Explorerを開きます。

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②     URL欄に以下URLを入力しエンターを押します。

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③     [Syncplicity Panorama Home]画面が表示されるので[Configuration Wizard]欄の「Begin Panorama Configuration Wizard」をクリックします。

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④     [Step1 of 6:Service Account]画面が表示されるので以下を入力し「NEXT」ボタンをクリックします。

  • Active Directory Domain:対象のCIFSサーバ参加しているドメイン名
  • User Name:Syncplicityアクセス用アカウント名
  • Password:上記に対するパスワード

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⑤     [Step 2 of 6:End-user Support]画面が表示されるので以下を入力し「NEXT」ボタンをクリックします。

  • Company Support Email Address:ユーザ様が問い合わせ行う際のメールアドレスを登録します。
  • Support Issue Types:サポート時に受け付ける問題の区分を選択します。 

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⑥     [Step 3 of 6:Register Network Share Whitelist]画面が表示されるので「Allow access to All Network Shares」にチェックを入れ「NEXT」ボタンをクリックします。

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⑦     [Step 4 of 6:Home Directory Share Bookmark]画面が表示されるのでチェックを入れずに「NEXT」ボタンをクリックします。

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⑧     [Step 5 of 6:Enter Network Share Bookmarks(Recommended)]画面が表示されるので以下項目を入力します。

  • Display Name:UNCパスの管理名を入力します。
  • UNC Path:Syncplicityでアクセスに使用する共有のUNCパスを入力します。
  • 本環境ではroot直下に作成した隠し共有を指定しています。

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⑨     「ADD」ボタンが有効化されるので「ADD」ボタンをクリックします。

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⑩     画面上部に[A new bookmark was successfully added]メッセージが表示されることを確認し「NEXT」ボタンをクリックします。

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⑪     [Step 6 of 6:Default Access Level]画面が表示されるので「Default Allow」にチェックを入れ「NEXT」ボタンをクリックします。

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⑫     [Diagnostic Test Results]画面が表示されるのでエラーが無いことを確認し画面下部の「SAVE」ボタンをクリックします。

※SSLに関しては本手順では使用しないためDisableのままで問題ありません。

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⑬     [Next Steps:Authorize Mobile Access Through Policies]画面が表示されるので「Go to Manage Repositories」をクリックします。

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⑭     [Home]画面に移動するのでSyncplicity Panorama Connectorの設定は完了となります。

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以上でSyncplicity Panorama Connectorの設定が完了しました。

後はiPadで設定をするだけでiPadからファイルサーバを見ることができる!!!

と思ったのですが最近連日の猛暑により夏ばて気味なのでiPadでの設定に関しては次回記載したいと思います!

一日でも早く皆さんにこの続きをお伝えできるよう夏ばて解消にいそしみたいと思います!

それでは皆さん次回まだもう少々お待ちください。

そしてSyncplicity Panorama乞うご期待!!

2015/07/01

Virtual VNXマスターへの道:その②

 最近、雨の日が続いていますが、EMCファンの皆様いかがお過ごしでしょうか。こんにちは、銀のしゃちほここと細川です。 前回はvVNXのデプロイが完了して、vDiskの割り当てを行ったところまで紹介しました。今回はその続きのvVNXのセットアップから実践していきたいと思います。

 まずブラウザを起動して、ネットワーク設定で付与した管理IPアドレスを入力します。 すると管理ツールのUnishereが起動するので、以下のユーザ・パスワードでログインします。

<接続先>

https://管理用IPアドレス

ユーザ:admin パスワード:Password123#

☆CheckPoints:実機でセットアップの場合も、初期の認証情報は同じです。

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ログインを行うと、Unisphere Configuration Wizard画面が表示されるので、「Next」をクリックします。

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Unisphere License Agreement画面が表示されるので、「Accept license agreement」を選択して、「Next」をクリックします。

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Unisphere Passwords画面が表示されるので、ログインパスワードを入力して、「Next」をクリックします。

☆CheckPoints:サービスパスワードとログインパスワードを分ける場合にはここで設定して下さい!!

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Unisphere Licenses画面が表示されるので、System UUIDをコピーします。

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ダウンロードサイトに接続して、ライセンスのレジストレーションを行います。 「License Your System for Full Functionality」をクリックします。

<ダウンロードサイト>

https://www.emc.com/products-solutions/trial-software-download/vvnx.htm

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先ほどコピーしたSysytem UUIDを貼り付けて、Product Nameに「vVNX」を選択して、「SUBMIT」をクリックします。

☆CheckPoints:Configuration Wizardで出力されたSystem UUIDをコピーしておくと便利です!!

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「Install License File」をクリックして、生成されたライセンスファイルを指定し「Upload」をクリックします。

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「License file installed successfully」が表示されたことを確認して、「Next」をクリックします。

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Domain Name System (DNS) server画面が表示されるので「Next」をクリックします。

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Time Server画面が表示されるので、「Next」をクリックします。

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Disk Configuration画面が表示されるので、「Create Storage Pools」をクリックします。

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Specify Pool Name画面が表示されるので、プール名を入力して「Next」をクリックします。

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Select Virtual Disks画面が表示されるので、プールに追加するディスクにチェックを行い、ディスクタイプを選択して「Next」をクリックします。

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Summary画面が表示されるので、内容を確認して「Finish」をクリックします。

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Results画面が表示されるので、正常に完了したことを確認して「Close」をクリックします。

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Disk Configuration画面が表示されるので「Next」をクリックします。

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iSCSI Interfaces Configuration画面が表示されるので、「Next」をクリックします。

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NASサーバの構成画面が表示されるので「Next」をクリックします。

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Replication Interfaces Configuration画面が表示されるので「Next」をクリックします。

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Summary画面が表示されるので、設定内容を確認します。

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設定が正常に完了したことを確認して、「Close」をクリックします。

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これで初期セットアップは完了です、「OK」をクリックします。

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以降は利用したいプロトコル毎のセットアップを行って下さい。CIFS設定に関しては以下のネットワールド動画サイトに詳しく取り上げているので、ぜひ参考にしてみて下さい。めちゃくちゃおススメです!!また、不明点はオンラインヘルプも併せて利用すると便利です。

<ネットワールド構築ビデオ>

http://www.networld.co.jp/emc/movie_vnxeguide3200.htm

 

 CIFS/NFS/iSCSIさらにはSnapshotReplication無償でここまで出来るのって本当にすごいですよね!! ぜひVNXeの良さを体感して、vVNXマスターを目指して下さい!!

記事:ほそかわ