*Nutanix Feed

2020/04/20

チャットシステムあかねちゃん(第2回)

はじめに

こんにちは、Watson技術担当の山下です。

前回は、あかねちゃんの概要と機能イメージを紹介させていただきました。

今回は、あかねちゃんのメイン機能であるチャットボットについて書いていきます。

1. チャットボット機能

あかねちゃんにチャットで質問している動画イメージになります

#出勤処理完了したあたりからチャット始まります


チャットボットへの文字入力って(質問文考えたり/質問文に工夫が必要だったりと)、わりと面倒だったりするんですよね、、あかねちゃんならボタン選択で対話できるので、簡単にサクサク欲しい情報にアクセスできるのがポイントになります。

#あかねちゃんのメインチャットは、文章入力が必要ないので、業務知識/ボキャブラリが少ない新人に優しいチャットシステムになっています

スクリーンショット 2020-03-25 20.55.30.png



2. あかねちゃんを支える技術

あかねちゃんのチャット機能は、以下の Watson APIをベースにしてます。


スクリーンショット 2020-04-20 15.31.45.png

チャットボットを簡単に作れるサービス!

@ishida330さんの以下記事がすごくわかりやすいです

いまさら聞けない!? 簡単にチャットボットをつくれる「Watson Assistant」の基礎知識

スクリーンショット 2020-04-20 15.31.36.png

かしこい検索システムを作れるサービス!

@ishida330さんの以下記事がすごくわかりやすいです

Watson Discovery Serviceが日本語対応したので、触ってみた【何、それ?】



3. あかねちゃんのチャットボット構成

あかねチャットボットの構成は以下になります。

よくある質問はWatson Assistantに登録して、それ以外はWatson Discoveryに検索情報としてインポートする構成になります。


スクリーンショット 2020-04-20 18.10.17.png

業務でよくある質問をチャットボットに一問一答で大量登録して、メンテナンス(質問回答の見直し/更新)し続けていくのは結構大変と思います(運用つらいです・・)

このため、あかねチャットボットでは、よくある質問のみ最小限登録として、それ以外はDiscovery検索エンジンの結果をベースに、関連度の高い情報を複数回答するという構成にしてます。


スクリーンショット 2020-04-20 18.08.27.png


4. まとめ

スクリーンショット 2020-03-25 23.29.09.png

今回はあかねちゃんの主な機能(↑)のうち「チャットボット機能」にフォーカスさせていただきました。

あかねちゃんのチャット機能は、Watson APIでいい感じに支えられてます!

Watson AssistantでFAQ応答(質問を意図分類するチャットボットを簡単に作れる)

Watson Discoveryで検索応答(各種情報をインポートして関連性高い情報検索できる)

次回は他の機能についてもフォーカスしていきたいと思います!

2019/12/25

実録 Xi Frame 構築血風録

こんにちは、ネットワールドの海野です。

今日はNutanix Advent Calendar 2019の最終日ということで、Xi Frame on AHVに関する内容をご紹介いたします。

とはいえ、シンプルが売りのNutanixプロダクトですので、基本的には公式ドキュメントに則って構築を進めていけば問題なく構築ができます。

と書いてしまうと身も蓋もないので、ハマりそうなポイントを含めて構築の流れを紹介してまいります。

Nutanixクラスターは要件を満たしており、必要なバイナリなどはあらかじめダウンロードされていることが前提です。

詳しくはこちらをご覧ください。

  1. Prepare your Nutanix Cluster

    ここはドキュメントに記載の通りです。ただし、アカウント名やカテゴリはハードコーディングと思われ、厳密に文字列を判別しますので、TYPOに注意が必要です。

  2. Create a Gold Master Image

    注意しなければならない点として、コンソールの接続方式があります。

    PRISMのコンソールではなく、リモートデスクトップで接続するようにしてください。

    画面が見えなくなってしまいます。

    Frame Guest Agentのインストール画面はこのような感じです。

    001


    002_2


    Warningとして、Windows Updateを止めろとの記載がありますが、具体的な設定方法はMicrosoftのドキュメントに記載があります。

    GPOまたは直接レジストリで設定する方式になりますが、Xi FrameではADによるGPO適用が若干面倒くさいので、レジストリで適用する方法がいいのでは、と思います。

  3. Frame Cloud Connector Appliance Setup

    ネットワークの割り当ては後から変更することはできません!

    十分な注意が必要です。

    また、Cloud Connectorのディスクの使われ方としてブートはISOイメージから、ログはディスクに書き込まれます。

  4. Connect your AHV Cluster to Frame

    ここで仮想マシンのインスタンスサイズを定義するプロセスがありますが、後から追加・変更することはできません。

    それを踏まえて、ある程度必要と思われるインスタンスサイズはあらかじめ準備しておく必要があります。

    ちなみに、本筋と離れてしまいますが、このCloud Connectorは CentOS 7がベースとなっています。

    つまり、NTPの設定はChronyで実施する必要がありますのでご注意ください。

  5. その他 (Cloud Account登録時のエラーについて)

    Xi FrameのコントロールプレーンにAHVを登録しますが、この画面でエラーになってしまうときがあります。

    003


    手順通りにやっていて、ネットワーク的にも問題がなさそうな状況でエラーが発生し、何回か繰り返しても改善されない状況がありました。

    そんなときは、すぐにサポートにてCaseをオープンすることをオススメします。

    上記の状況はユーザー側ではなく、クラウド側に問題が発生していたようで、対応完了の通知以降は正常にCloud Accountが登録できるようになりました。

Nutanix Xi Frame まとめ

ネットワークがフラットなら初めてでも3時間あれば構築できます。

困ったらすぐにCaseをオープンしましょう。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2019/12/03

Nutanix Era でDBサーバ運用を自動化くん

この投稿は、[4枚目]Nutanix Advent Calendar 2019 の 3日目です。

Nutanix Eraとは?

Nutanix EraはNutanixインフラの上でDatabase as a Service(DBaaS)を実現するソリューションです。パブリッククラウド界隈ではAWSのRDS,AzureのAzure Database for xx,Azure SQL Database的なことをオンプレミスにも構築しちゃうぞ!というものになります。乱暴な言い方をするとデータベースの自動販売機を作ることができます。

Nutanix Eraでどんなことができるの?

Nutanix Eraではデータベースサーバで発生する通常業務の多くを1Clickで実現することができます。

  • データベースサーバの展開(Oracle,MSSSQL,PostgreSQLはクラスタ構成もサポート)
  • データベースの作成
  • データベースのバックアップ・リストア
  • データベースのクローン
  • データベースソフトウェアのアップデート

Era1

Nutanix Eraによるデータベースサーバの展開とデータベースの作成

Nutanix Eraではデータベースの自動販売機化のために、データベースにまつわる設定を標準化するためにいくつかのプロファイルを組み合わせてデータベースを展開できるようにしています。

  • ソフトウェアプロファイル
  • コンピュートプロファイル
  • ネットワークプロファイル
  • DBパラメータプロファイル

AWSのRDSでMySQLを展開する際のウィザードをベースに、Nutanix Eraのプロファイルを関連付けると以下のようになります。

Rds1_2

Rds2_2

実際にNutanix Eraでウィザードを進めるとこんな形で進んでいきます。

Era10_2

Era15

Nutanix Eraによるデータベースのバックアップ・リストア

Nutanix EraではSLAと呼ばれるデータ保護ポリシーをデータベースに関連付けることで、ポリシーに準拠したデータ保護を担保することができます。Nutanix EraではTime Machineと呼ばれるトランザクションログをベースとした、任意の時間にロールバックすることが可能です。

Fireshot_capture_048_era_10125081

Nutanix Eraによるデータベースのクローン

Nutanix Eraでは取得したスナップショット、バックアップと連携してデータベースのクローンを高速に展開することが可能です。Time Machine機能とも連携可能で、ソースデータベースの時間をしてそのクローンを作成することもできます。

Nutanix Eraによるデータベースソフトウェアのアップデート

Nutanix Eraではデータベースソフトウェアの更新も管理することが可能です。しかしパブリッククラウドで展開されるDBaaSと違って、更新用のソフトウェアのイメージ(ソフトウェアプロファイル)はNutanix Eraの管理者が準備する必要があるので注意が必要です。仮想デスクトップのソリューションをご存知の方であれば、Windows10のマスターイメージの更新を想像してもらえるとわかりやすいかもしれません。また既に社内で利用しているDBサーバがある場合は、そちらを持ち込んでNutanix Eraの機能を利用することも当然可能です。

Era2

Nutanix Era まとめ

Nutanix Eraを利用することで、アプリケーションサーバやWebサーバはDevOpsのフローを実現できているけど、DBサーバだけは従来のフローのままになってしまう、開発者からの作成依頼をこなすだけで運用担当者が忙殺されてしまうといったことから解放することができるようになります。

Fireshot_capture_049_demo_nutanix_d

2019/10/09

【速報 Keynoteレポート】 .NEXT 2019 in Copenhagen

こんにちは。
ネットワールドでNutanixを担当している松本です。

10月8日からコペンハーゲンで開催されている Nutanix年次イベント「.NEXT 2019 in Copenhagen」に参加しています。

8日はパートナー向けセッションのみとなり、本日9日からメインイベントとなっています。
このエントリーでは、先ほど Keynoteで発表された内容を速報ベースでお伝えします。

20191009_064915899_ios

◆HPE ProLiant DX SolutuionsとGreen Lakeのリリース

改めてProLiant DX Solutionsの販売開始とGreen Lakeの提供開始の発表がありました。

*Nutanix社のプレスリリース「Hewlett Packard Enterprise and Nutanix Announce General Availability of GreenLake and ProLiant DX Solutions」
https://www.nutanix.com/press-releases/2019/hpe-and-nutanix-announce-general-availability-of-greenlake-and-proliant-dx-solutions

*Nutanix社のブログ「HPE GreenLake with Nutanix is ready!」
https://www.nutanix.com/blog/hpe-greenlake-with-nutanix-is-ready

*Nutanix社のブログ「Nutanix and HPE Team Up Together to Deliver Cloud Simplicity On-Premises」
https://www.nutanix.com/blog/nutanix-and-hpe-team-up-together-to-deliver-cloud-simplicity-on-premises

*現在提供されているDX Soltuionsの製品ラインアップ
https://www.nutanix.com/viewer?type=pdf&path=/content/dam/nutanix/resources/datasheets/ds-nutanix-hpe-dx.pdf

◆ServiceNow IT Operations Managementとの連携の発表

国内でも話をよく聞くServiceNow社の統合管理ソフトウェアとの3つの機能の連携が発表されました。

  1. ServiceNowのCMDBでNutanixのインベントリを管理可能に!
  2. ServiceNowのイベント管理でNutanix Xplay経由でNutanixのアラートを一元管理が可能に
  3. ServiceNowのセルフサービスポータルでNutanix Calmのカタログの統合が可能に!

*Nutanix社のプレスリリース「Nutanix Announces New IT Automation for Private Clouds」
https://www.nutanix.com/press-releases/2019/nutanix-announces-new-it-automation-for-private-clouds

*Nutanix社のブログ「Nutanix Integration with ServiceNow」
https://www.nutanix.com/blog/nutanix-integration-with-servicenow

◆Calm 2.7のリリース

上で紹介したServiceNowとの連携もあり、それに合わせて既に8月にリリースされているCalm 2.7のアップデート内容についても紹介されています。

*Nutanix社のブログ「Calm 2.7: ServiceNow integration, Easy Single VM Operations, Variable Validation and More!」
https://www.nutanix.com/blog/calm-2-7-servicenow-integration-single-vm-operations-variable-validation-more

◆Xi Beamのセキュリティ監査機能のプライベートクラウド対応

意外と知られていませんが、2018年3月にMinjar社を買収し、その後マルチクラウド管理SaaSとして提供されているXi Beamがあります。そのXi Beamが、SaaSとPrism Centralの間にBeam VMを展開することによって、プライベートクラウドのセキュリティを監査ができるようになりました。

Xi Beamは他社のマルチクラウド管理SaaS製品と比較してもセキュリティ監査に強みがあり、ベンダーのベストプラクティスだけでなく、PCIDSSやHIPAAのような業界準拠が要求される監査に対応しています。紹介記事を見るところ、ハイパーバイザーはAHVに限らず他のハイパーバイザーもサポートするようです。

Fireshot_capture_192_nutanix_inc_be

*Nutanix社のブログ「Introducing: Security Compliance for Nutanix Private Cloud」
https://www.nutanix.com/blog/introducing-security-compliance-for-nutanix-private-cloud

それ以外にも、Nutanixの新しいキャンペーン「All Togher Now」ビデオが流れ、HCIベンダーとして統合してきた コンピュート/ストレージ/サーバ仮想化 のみならず、アプリケーションやデータベース、仮想デスクトップに加えて、クラウドもすべて1つにしていく、というNutanixのメッセージが示されました。

https://www.nutanix.com/together

Xi Leap のライブデモでは、オンプレミス環境の災害を想定したアプリケーションの GCP上 Nutanix環境へのDR移行が行われ、会場からは大きな拍手が送られました。

Xi Clustersデモでは、数クリックでユーザのAWSアカウントに Nutanixクラスタを構築するデモが行われました。実際のUSリージョンにある環境で ネットワーク負荷テストを行い、AWSネイティブに迫るスループットをたたき出すことで、オーバーヘッドのない環境を利用できることが示されました。

Xi Clusters は環境を停止するハイバーネーション機能を備えており、従量課金のコストを抑えて運用することができます。現実的なハイブリッドクラウドソリューションとして期待が高まりますね。

Img_7856_3

◆まとめ

創業から10周年を迎えた Nutanix は、そのソリューションの幅を大きく広げユーザのニーズに答えるため前進し続けています。HCIのリーダーとして NVMe、SPDK、Optaneなど新しい技術にも着実に対応しながら、ハイブリッドクラウドへと舵を切り様々なサービスを提供しようとしています。

Nutanixの動向に今後も注目したいと思います。

2019/07/24

Arcserve UDP 7.0 で Nutanix AHV 環境での仮想スタンバイをやってみた

こんにちは、ネットワールドの海野です。

2019年5月7日にArcserve UDP 7.0がリリースされ、Nutanix AHVにエージェントレスでバックアップできるとのことでしたので、早速試してみたのが前回の記事です。

https://blogs.networld.co.jp/main/2019/05/arcserve-udp-70-f467.html

今回は「Arcserveを導入したAHV環境ならではの機能」ということで仮想スタンバイの検証を実施してみました。

この投稿ではAHV環境での仮想スタンバイの動作確認を目的として、

  • Arcserve UDPが提供する仮想スタンバイとは
  • AHV環境での仮想スタンバイのシステム要件
  • 仮想スタンバイの設定手順
  • 実際に仮想スタンバイを運用するには…

といった内容で進めていきます。


  • Arcserve UDPが提供する仮想スタンバイとは

 仮想スタンバイを一言で表現しますと「仮想マシンを迅速に復旧するための機能」であると言えます。類似する機能として「インスタントVM」というものもありますが、AHV環境ではWindowsはサポートされておらず、Linuxをご利用いただく必要があります。

参考URL

https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-7-0-Software-Compatibility-Matrix?language=ja#Base8
https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-7-0-Software-Compatibility-Matrix?language=ja#nwin3

 この2つの機能の違いについては弊社のブログに投稿がありますので、ぜひご覧いただければと思います。

Arcserve UDP|仮想マシンを急いで復活させるには?

  • AHV環境における仮想スタンバイのシステム要件

 詳細はArcserve UDPのマニュアルをご確認いただきたいのですが、要注意ポイントとして以下の3点が挙げられます。

① Nutanix AHV 環境への仮想スタンバイをする場合、仮想スタンバイ先の AHV 上の仮想マシンとして、NGT (Nutanix Guest Tools) および Arcserve UDP Agent がインストールされた Windows Server 2016以降のモニターサーバーが動作している必要があります。
② Nutanix AHV 環境への仮想スタンバイは、対象の仮想マシンが UEFI ブート環境であるかダイナミックディスク形式を利用している場合、サポートされません。
③ 仮想スタンバイ先のハイパーバイザーが Nutanix AHV の場合は、Virtual Standby Monitor は Windows Server 2016 以降のバージョンにする必要があります。

参考URL

https://support.arcserve.com/s/article/2019042201?language=ja#a01
https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-7-0-Software-Compatibility-Matrix?language=ja#browserB

  • 仮想スタンバイの設定手順

     注 : 今回は検証の単純化のために同一クラスター内でのテストとしています。予めご了承ください。
    そのため、今回の検証では実際に稼働させる場合に制限があります。

    • モニターサーバーの準備
       仮想スタンバイは「障害が発生してしまった仮想マシンを迅速に復旧させるための機能」ですので、対象となる仮想マシンの死活監視をします。そのためのハートビートを監視するための仮想マシンをモニターサーバーと言いますが、仮想スタンバイ先のAHV上に配置されている必要があります。
       なお、このモニターサーバーにはNutanix Guest ToolsおよびArcserve UDP Agentをインストールしておきます。
       また、モニターサーバーからRPS (Recovery Point Server = 復旧ポイントサーバー) へのFQDN名前解決もできるようにしておく必要があります。(今回の検証では仮想スタンバイ対象がドメイン非参加かつDNSも外部のものを参照しているため、hostsで解決させています。ここの名前解決をさせずにIPアドレスで試してハマりました…!)

      41001_2

    • 仮想スタンバイ対象の準備
       仮想スタンバイの対象とするAHV上の仮想マシンにはAHV標準の仮想ドライバーとなるVirtIOのほか、Nutanix環境での管理モジュールとなる”Nutanix Guest Tools”のインストールが必要です。
       Arcserve側のモジュールやエージェントなどは特に必要ありません。

      42001

    • バックアップサーバーの設定
       UDPの管理コンソールにログインし、[リソース]タブから[プラン]を選択し、
      [プランの追加]を実行します。

      43001

       ここではプランの名前を[Nutanix AHV VSB]としました。
       また、タスクの種類は[バックアップ: ホストベース エージェントレス]を選択し、バックアップ プロキシは既存のものを設定しています。

      44001

       そして、AHVクラスターに存在する仮想マシンをバックアップ対象として登録するために、[Nutanix AHV からのノードの追加]をクリックします。

      44002


       AHVクラスターの情報を入力する画面が表示されますので、各項目を埋めて、[接続]をクリックします。

      44003

      ※このとき、保存先の設定(デスティネーション)やスケジュールなども必要に応じた設定を実施してください。

       さらに、左側のメニューから[タスクの追加]をクリックし、タスクの種類から[仮想スタンバイ]を選択します。

      44005

       仮想スタンバイ ソースは、既に設定済みとなっているホストベースエージェントレスのデスティネーションを選択します。

      44006

       仮想化サーバの項目において、モニタはAHV環境に準備済みのモニターサーバーを指定します。

      44007

       また、Nutanix ドライバファイルフォルダでVirtIOのドライバーを指定しますが、このときVirtIOのISOの中身をすべてコピーし、そのコピーしたルートフォルダーを指定することが必須です。
       (私はWindows Server 2016を使っていたので、対象となる2016だけコピー&指定してハマりました…!)

      44008

       仮想マシンの項目では、スタンバイ先VM名のプレフィックスやスペックを指定します。ここでは2vCPU、4GBのメモリを設定しました。また、仮想マシンの配置先となるストレージコンテナやネットワークも任意のものが設定可能です。
       (AHVから設定情報がロードされます。)

      44009

       設定が完了したら[保存]をクリックして、展開の完了を待ちます。

       データが転送されるまで待ちます。

      44014

       Nutanix Prism側に新しい仮想マシン[UDPVM_unnow-bktest02(10.12.50.62)]が作成されていることが確認できます。

      44015
      以上で仮想スタンバイの準備が完了しました。

  • 実際に仮想スタンバイを運用するには…

     この記事でご紹介している仮想スタンバイを運用するには、Arcserve UDPのコンポーネント配置が重要なポイントになってきます。
     現時点で、Nutanix AHV環境での仮想スタンバイには冒頭に紹介した以外の制限事項があります。それはソースVMのハートビートの監視ができないというものです。
     実際のハートビート監視はバックアッププロキシを対象に行われており、DR環境用のクラスターを考慮して図示すると以下のようなイメージです。

    01

     モニタサーバによるハートビートはバックアッププロキシを対象としていますので、本番環境のAHVクラスターが何らかの理由で利用できなくなってしまった場合、バックアッププロキシのハートビートが止まり、スタンバイVMを起動する状況に遷移します。

    02

     なお、Arcserveのバックアップ プロキシについては以下のURLが参考になるかと思います。
    https://www.arcserve.com/wp-content/jp/uploads/2017/12/udp-v65-faq.pdf
    ※ 資料は 6.5 のものですが、 7.0 でも参考情報としてご利用いただけます。


まとめ

 というように、今回はArcserve UDP 7.0ならではの機能としてWindows OSでの「仮想スタンバイ」の設定方法をご紹介しました。
Nutanix単体では難しい仮想マシンのダウンタイムがほぼゼロの運用を実現できるArcserve UDP 7.0との組み合わせをぜひお試しください。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2019/05/29

Arcserve UDP 7.0 で Nutanix AHV 環境のエージェントレスバックアップをやってみた

こんにちは、ネットワールドの海野です。

2019年5月7日にリリースされた Arcserve UDP 7.0 では、Nutanix AHV 環境の仮想マシンを
エージェントレスでバックアップできるとのことでしたので、早速試してみました。

 

この投稿では基本的な動作確認を目的として、

  • Arcserve UDP における Nutanix AHV 環境でのバックアッププランの作成
  • エージェントレスバックアップの実行
  • リストアおよびその結果確認

といった内容で進めていきます。

 


  • Arcserve UDP における Nutanix AHV 環境でのバックアッププランの作成

まずはUDPの管理コンソールにログインし、[リソース]タブから[プラン]を選択し、
[プランの追加]を実行します。

001_2

ここではプランの名前を[Nutanix AHV Test]としました。

また、タスクの種類は[バックアップ: ホストベース エージェントレス]を選択し、バックアップ プロキシは既存のものを設定しています。

そして、AHVクラスターに存在する仮想マシンをバックアップ対象として
登録するために、[Nutanix AHV からのノードの追加]をクリックします。

002_3

AHVクラスターの情報を入力する画面が表示されますので、各項目を埋めて、[接続]をクリックします。

003_2

認証に成功すると仮想マシン一覧が表示されますので、バックアップ対象にチェックを入れ、[保存]します。

004

保護したい仮想マシンが登録されていることを確認したら[保存]します。

※このとき、保存先の設定(デスティネーション)やスケジュールなども必要に応じた設定を実施してください。

005

これでNutanix AHVのエージェントレスバックアップを実行する準備が整いました。

006

  • エージェントレスバックアップの実行

先ほど作成したプランを右クリックし、[今すぐバックアップ]を実行します。

007

ここではデフォルトのままバックアップを実施しました。

008

009

[ジョブ]メニューに遷移すると、バックアップジョブが進行中であることが表示されています。

010

ジョブの[詳細]をクリックすると、進捗や推定残り時間などが表示されます。

011

これで正常にバックアップが完了しました

012

  • リストアおよびその結果確認

それでは先ほど取得したバックアップファイルからAHVクラスターへリストアできるのかを確認していきましょう。

まず、障害が発生してしまった状況を想定してPRISMから仮想マシンを削除します。

013

UDPの管理コンソールからAHVのノードを指定し、[リストア]を実行します。

014

ここでは[VMの復旧]を選択します。

015

リストアしたいバックアップイメージを指定し、[次へ]で進みます。

016

必要に応じた設定を入力し、[次へ]をクリックします。

017

認証情報を入力し、[OK]をクリックします。

018

リストアの内容を確認し、[完了]でリストアを開始します。

019

[詳細]をクリックすると、リストアの進捗状況がわかります。

020

無事リストアジョブが完了すると、削除した仮想マシンが復旧していることが確認できます。

021

022


まとめ

というように、Arcserve UDP 7.0ではNutanix AHV環境でも簡単に仮想マシンの
エージェントレスバックアップができることがお分かりいただけるかと思います。

Nutanix環境に対してさまざまなメディアへのバックアップ取得がカンタンに実現できるArcserve UDP 7.0との組み合わせをぜひお試しください。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2019/05/15

Prism Pro 5.0の新機能 - 第1部:コンテキスト

本記事の原文はNutanixコミュニティのブログNutanix Connect Blogの記事の翻訳ヴァージョンです。原文の著者はNutanix社のPrincipal Product Manager のHarry Yang氏によるものです。原文を参照したい方はWhat’s New in Prism Pro 5.0 - Part 1: The Contextをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報はぜひ以下のポータルから取得ください(初回はID、パスワードの取得が必要です)。


このブログは、NutanixのPrincipal Product ManagerであるHarry Yangによって書かれました。

 

企業がパブリッククラウドを選択する多くの理由の中に、普遍的に際立っているものがあります。 クラウドによって、ビジネスの俊敏性とともにインフラストラクチャやサービスなどのITリソースを緊密にマッチング、調整することで、ITをビジネスの推進力にすることができます。 エンタープライズクラウドプラットフォームとして、NutanixはAcropolis and Prismを通してオンプレミスのデータセンターにこの利益をもたらしています。

 

ジャストインタイム予測は、Prism Pro 5.0で導入されたばかりの新機能です。 これにより、ワークロードの増加に基づいてインフラストラクチャリソースを分析、計画、および最適化できます。 ジャストインタイム予測は、X-FITの機械学習技術に基づいており、かつてないほどシンプルに設計されています。 このブログでは、Prism Proの背景を共有し、その用語について詳しく説明します。 第2回では、Prism Pro 5.0の新機能および機能強化について説明します。

 

Nutanixの当初からの目標は、複雑さを増すことなく、インフラストラクチャの管理に役立つシステムとツールを提供することによって、ITエクスペリエンスを容易にすることです。 シンプルさは私達の指針となる設計原理であり、そして Prism はその考えの結果として作成されました。 Prismの目標は、データセンターの運用から「管理」を排除することです。

 

0001

  

Prism Starter

Nutanixはこの6年間、堅牢で分散された、使いやすいPrismプラットフォームレイヤーの構築に費やしました。このレイヤはフルスタックのクラスタ管理から始まり、後にマルチクラスタのビューと制御に拡張されました。その過程で、このプラットフォームに組み込まれたワンクリックアップグレードが非常に人気になりました。ワンクリックアップグレードで、ビジネスの中断や以前のエンタープライズソフトウェアプラットフォームの困難なアップグレードプロセスを伴うことなく、各リリースで提供されるすべてのパフォーマンスの向上と新機能を自由を手に入れました。このPrismプラットフォーム層をPrismStarterと呼びました。 あなたがNutanixソリューションを購入するときはいつでも、Prism Starterは含まれています。

 

Prism Starterの5.0リリースでは、PrismでNutanix Cluster Checkを実行でき、I/Oメトリクスを視覚化する新しい方法、VM管理の拡張機能、カスタマイズ可能なエクスプローラ、ネットワークの可視化、およびセルフサービスポータルが新しい UI として表示されます。

 

 

Prism Pro

Prism は、コンピューティング、VM、ストレージの各レイヤーに渡ってマシンデータを収集します。 このデータは、日常のデータセンター運用の効率と品質を向上させ、さらにITを簡素化するのに役立つ貴重な洞察を提供します。

 

Nutanixはまた、最高のインテリジェンスアルゴリズムをデータセンター管理に取り入れる、機械学習技術X-FITも開発しました。 Prism Proはその取り組みの成果であり、オペレーショナルインテリジェンスとパーソナライズされた洞察を提供します。

 

 

Management Interfaces

顧客は、Prism ElementとPrism Centralの2つのコンソールからすべてのPrism機能にアクセスできます。 (次の図は、これら2つのコンソールの関係を示しています。)Prism Elementは、クラスターに組み込まれている分散コンソールで、単一クラスターの管理コンソールとして機能します。 Prism Centralコンソールは複数のクラスターを管理するために使用され、クラスター全体で一元的なビューと構成を提供します。 Prism Proをお持ちのお客様は、Prism Centralのすべての機能にアクセスできます。

 

0002

  

過去6年間で、Prismは単一のクラスタ管理フロントエンドから完全なインフラストラクチャ管理ソリューションへと進化しました。 各リリースで、私たちはより多くの価値を提供し、この進化を加速させるよう努めています。 パート2では、5.0リリース向けに開発した新機能について説明します。 乞うご期待。

  

Disclaimer: This blog may contain links to external websites that are not part of Nutanix.com. Nutanix does not control these sites and disclaims all responsibility for the content or accuracy of any external site. Our decision to link to an external site should not be considered an endorsement of any content on such site.


こちらは、2年ほど前の Blog となりますが、Prism と Prism Central の機能に関する記事を翻訳させていただきました。

 

記事担当者: SI技術本部 キタガワ (@Networld_NTNX

2019/05/08

Nutanix .NEXT 2019

こんにちは、ネットワールドの海野です。
今回の投稿はアメリカのアナハイムにて5月8日から9日で開催されているNutanixの年次イベントであるNutanix .NEXT 2019ですが、
本日よりキーノートやブレイクアウトセッションが始まりますので、その内容を中心にお送りしていきます。
(この記事は適宜アップデートしていく予定です。)

Img_2822

なお、ネットワールドでは.NEXT 2019の最新情報をぎゅっと濃縮してWebセミナーとしてみなさまにご報告いたします。
今年はオンライン形式での開催ですので、遠方のお客様もお気軽にお申し込みいただければとと思います。

【Webセミナー】緊急開催!「Nutanix .NEXT 2019 Anaheim最新情報」60分でまるわかり


■Nutanix Mineの発表
.NEXT 2019の前日よりパートナー向けのイベントであるPartner Xchangeも開催されておりますが、新製品としてNutanix Mineの発表がありました。
Partner Xchangeでは詳細は明かされておりませんでしたが、One Click Extended Data Servicesと題されるようにように、Nutanixのお家芸であるワンクリックがフィーチャーされています。

Img_2856

また、キーノートではVeeamのEVPのRatmir Timashevが登壇し、NutanixとVeeamの協業をアピールしていました。

Img_2992_2

Mineはワンクリックでバックアップオーケストレーションやティアリングされたデータマネジメントを行えるような製品のようです。
Mineはセカンダリストレージとして紹介されており、プラットフォームとして提供されるようです。
当初はVeeamに対応し、順次HYCU、COMMVAULT、VERITAS、UNITRENDSといったバックアップ製品にも対応していくものとのことです。

Img_2859

また、ソリューションエキスポではVeeamのブースが設置されていましたので、さっそくMineについて質問してみたところ、
「今年の後半にリリースされるので正しいとは限らないよ」という条件付けで回答してもらえました。

Img_3129_2

Q. アプライアンスということだけどNXと同じハードウェアなんですか?
A. 決まってない。まったく同じではないが似ているハードウェアになると思う。

そのあとのブレイクアウトセッションでMineの各エディションのハードウェアが公開されていました。

Small : NX-1465-G6
Medium : NX-8235-G6 2セット
Scale Out : NX-8235-G6

とのことです。

Q. ユーザーインターフェースってどんな感じなんですか?
A. 見せられるものはないけど、HTML5で提供する。

開発中の画面が公開されていました。いかにもNutanixというPRISMに似た感じですね。

Img_3136


Q. チラシを見ると SMALL / MEDIUM / Scale Out という 3種類 のラインナップに見えますが、NXのバックアップ専用モデルのようにリソース固定でScale Outモデルのみ拡張ができるのですか?
A. そんなことはない。どのモデルでもスケールアウトできるようになっている。

Scale Outモデル以外は拡張不可だそうです。
運用のイメージとしてはバックアップ専用ノードであるNX-1155-G5に近いものが想定されます。

Img_3128_2



Q. どのようなコンポーネントで構成されますか?
A. 詳しいことは言えないが、プロキシサーバーはLinuxベース、バックアップサーバーはWindowsベースだ。

プロキシサーバーもWindows Serverでデプロイされるという構成図がありました。

Img_3140


Q. Windowsってことはライセンスが必要ですよね?Windowsのライセンスも含まれるんですか?
A. まだわからない。
とのことです。

その他、初期セットアップには専用のFoundation for Mineを利用するような文言もあります。

Img_3132

■HPEとのアライアンスについての発表
既報の通りNutanixアプライアンスの新シリーズとしてDXが発表されています。
これについてHPEのCSOであるPhil Davisより説明がありました。

Img_2861

ちなみにNutanix DXシリーズというネーミングがされていますが、DXはProLiant DLから由来しているそうで、
実機にはHPE ProLiant DXというエンブレムが刻まれていました。

Img_3114

Img_3115

■Frame on AHVのリリース

なんと本日(2019年5月8日)よりGAとのことです。

Img_2933

従来のFrameではサンドボックス(VDI)のイメージをAWSまたはAzureに展開することが必要でしたが、新たな選択肢としてオンプレミスのAHVを選択できるようになったとのことです。

以前のFrameと同様にH.264ベースのHTML5インターフェースは変わらず、オンプレミスデータを手元に置いたままにできるということです。

ブースで聞いた話ではオンプレミスのAHV上にVDIのブローカーとなる仮想マシンインスタンスと、ゲートウェイサーバーとなる仮想マシンインスタンスの2つを追加でデプロイする必要があるそうです。

(ゲートウェイサーバーはVMware HorizonでいうUnified Access Gateway、CitrixでいうCitrix Gatewayのことです。)

なお、実際の使い勝手は去年の買収発表時と同様に検証を実施して、みなさまにレポートをお届けしたいと思います。

■Xi Clusterのサプライズ発表

One More Thingとして、いわゆるNutanix on AWSが発表されました。

Img_3062

これはAWSのベアメタルサーバー上にNutanixをデプロイできるようになるというもので、オンプレにあるNutanixと組み合わせて真の意味でElastic(伸縮自在)なハイブリッドクラウド環境を構築できるとのことです。

Img_3069

さらにこのNutanix on AWS : Xi Clusterですが、発表後にこれに関するブレイクアウトセッションが追加され、早速受講してきました。

Img_3276

Lift and Shiftということで、VMC on AWSと同様のテーマを据えてのセッションでしたが、
既にある程度の詳細が公開されていました。
実装としてはAWSのハードウェアに直接AHVをインストールして動作させるようです。

また、特別なネットワークの設定は必要なく、既存のAWSアカウントをそのまま使えるという利便性もアピールされていました。

将来的にはベアメタルインスタンスは以下のものから選択可能になるようですが、

当初はi3.metalのみ選択可能とのことです。

  • i3.metal
  • m5.metal
  • m5d.metal
  • r5.metal
  • r5d.metal
  • z1d.metal

さらに実際に登壇者が20分以上に及ぶデモを披露しており、まだリリースは先ですが、現時点でもその完成度の高さが窺えました。

■Xi IoT

キーノート2日目では、まずXi IoTに関する発表からスタートしました。

Img_3220

Xi IoTのカテゴリでは3つの製品が発表されました。

  • Xi IoT Cloud Instance
  • Xi IoT App Library
  • Xi IoT Sensor

Xi IoT Sensorではスマートフォンのカメラを使ったデモが行われ、2分足らずでアプリケーションが作れるという内容を披露しました。

今後、IoTが我々の生活の中でより身近になっていく中で、「誰もがカンタンにIoTを使ったアプリケーションを開発できるようにしていきたい」というNutanixのメッセージが感じられます。

例えるなら、スマートフォンにインストールされたYouTubeアプリを使って誰もが動画を作成し、YouTuberのようなクリエイターになれる、というようなイメージです。

■Nutanix Era

データベースの展開および管理を行うような、いわばNutanix版のAmazon RDSと位置付けられるEraについてもアップデートがありました。

データベースのクラスタリングへの対応やOracleへのシンプルなパッチ適用、RBAC(Roll Base Access Controll)の機能追加が行われています。

また、サニタイズドクローンと呼ばれる機能により、開発者向けのテスト用データベースなどが簡単に用意できるということも考えられます。

■Xi Leap

DR (Disaster Recovery) as a Service であるXi Leapでは、待望の日本リージョンの開設がアナウンスされました。

最終日の夜に行われたジャパンセッションでは、Nutanixのテクニカルエバンジェリストの島崎さんより夏ごろのGAであることも説明がありました。

Img_3370

なお、.NEXT 2019と並行してDeveploper Day 2019という開発者向けのイベントも5月7日に開催されておりますが、
この内容を踏まえた記事も今後投稿していきたいと思います。

Img_2727


それでは、まもなくキーノートのスタートですので、どんな発表があるのかを楽しみにしましょう!

(現地時間 5/8 15:35追記) Nutanix Mineの項目にVeeamブースでのQA内容を追記しました。

(現地時間 5/8 17:32追記) Nutanix Mineの項目にブレイクアウトセッションで発表された内容で修正しました。

(現地時間 5/9 06:52追記) Frame on AHV と Xi Clusterの項目を追記しました。

(現地時間 5/10 11:28追記) Xi Cluster (Nutanix on AWS)の項目にブレイクアウトセッションで発表された内容を追記しました。

(現地時間 5/11 00:49追記) Xi Leapの項目を追記しました。


ここからはネットワールドのフィードバックセミナーのご案内ですが、.NEXT 2019の最新情報をぎゅっと濃縮してWebセミナーとしてみなさまにご報告いたします。
今年はオンライン形式での開催ですので、遠方のお客様もお気軽にお申し込みいただければとと思います。

【Webセミナー】緊急開催!「Nutanix .NEXT 2019 Anaheim最新情報」60分でまるわかり

現場からは以上です。

2019/04/24

Nutanix Files 3.5 の新機能~File Analytics(Tech Preview) について(機能編)~

前回のインストール編に引き続き、File Analytics でどういった機能を利用することができるのか、どういった情報が確認できるのか、を今回はお伝えしていきたいと思います。

前回の最後で、『Dashboard』、『Audit Trails』、『Anomalies』の 3つの画面が確認できることをお伝えしましたが、それぞれ以下のような役割があります。

 

Dashboard:

ファイルの傾向、分布、および操作に関するデータを表示するウィジェットを表示します。

 

Audit Trails :

特定のユーザまたはファイルを検索し、アクティビティを監査するためのさまざまなウィジェットを表示します。

 

Anomalies:

あらかじめ作成したポリシーに基づき、例外を管理者に通知、ポリシーで規定した例外操作の傾向を表示します。

 

ここからは実際の画面を交えて、一つ一つ見ていきたいと思います。

Dashboard:

Dashboard_011
Dashboard では、ファイルサーバーの容量変動の傾向(①)であったり、ファイルサイズ、ファイルの形式(テキスト、ISO など)の分布(②)や、頻繁にアクセスするユーザやファイルの Top5 を表示(③)したり、ファイルへのアクセスが拒否されたユーザの数と割合を表示します。

Dashboard_more_01

Dashboard の"Top 5 accessd files"にある"More"をクリックし、ドリルダウンしていくと、頻繁にアクセスするファイルの Top50 まで表示することが可能です。

Audit Trails:

Audit Trails では、ユーザ、もしくはファイル単位でいつ、だれが、どのファイルに、どのような操作を行ったのかを検索することが可能です。

Audit_trails_01

 

Audit Trails の画面を表示しますと、検索ウィンドウのみがあるシンプルな画面が表示されます。

Audit_trails_02_user

ファイルサーバー内のファイルに対して、あるユーザがどのような操作をしたのか確認したい場合、”Users” をクリックして、ユーザ名(今回は、Administrator)を入植して、”Search”を押下します。

Audit_trails_03_user_2検索結果が表示されますので、ユーザ名もしくは”View Audit”を押下します。


Audit_trails_04_user1

検索したユーザーがファイルに対して、どのような操作をすることが多いのか、傾向をつかむことができます。画面右上には、対象としたい期間を選択したり、表示する対象とするファイルへの操作の種別を選択することが可能です。

Anomalies:

Anomaly_rules_01

Anomalies では、まず “Define Anomaly Rules” をクリックしAnomalies Rules(例外ルール) を定義するところから始まります。

Anomaly_rules_02

ここでルールとして定義できるのは、ユーザがファイルやディレクトリを 作成 / 削除 / 権限変更 する操作に対して、回数やパーセンテージでしきい値になり、設定したルールを逸脱する例外が発生した場合に、SMTP を利用してメール通知を行わせることが可能となります。

ここまで、File Analytics で確認できた機能について、触れてまいりました。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

最後に…

Nutanix Files Guide の File Analytics 部分には、以下の文言が再三にわたって記述されています。前回もお伝えしたように、現時点では Tech Preview 扱いとなりますので、ご注意ください。

 

Note: File Analytics is in technical preview and should not be used in a production environment.

 

参考ドキュメント:

NUTANIX FILES GUIDE 3.5

FILE ANALYTICS

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

2019/04/18

Nutanix Files 3.5 の新機能~File Analytics(Tech Preview) について(インストール編)~

今回は、やってみたシリーズとして、Nutanix Files 3.5 で追加された File Analytics について試しに導入してみましたので、その内容をご紹介いたします。

※タイトルにもありますように、File Analytics は現時点ではTech Preview の位置づけの機能になります。Nutanix からのサポートも得られません。また、今後GA された際にはご紹介する内容と異なる可能性がある点、予めご了承ください。

それでは、ここからは内容に入っていきます。

File Analytics(日本語では ファイル分析)機能についてですが、これはNutanix Files によって提供されるファイルサーバー内のファイルへの①操作ログと②ファイルの内容に関するデータと統計を提供します。

この機能を利用するには、FileServer VM のほかに専用の Analytics VM を展開する必要があります。

Analytics VM に関する要件は以下の通りです。
010

※現時点では、AOS 5.10.2.x のみが対応しており、2019/4/16 現在、最新の 5.10.3.x ではお試しいただくことができません。

続いて、展開方法についてお伝えしていきます。

他のNutanix 製品同様、とても簡単です。Prism 上で、”ファイルサーバー”を選択しますと、画面右上に表示される”ファイル分析”と表示されますので、クリックします。

021

事前に、Support Portal より入手しておいたAnalytics VM(2019/4/16 現在 Version 1.0.1) のバイナリをアップロードします(AOSなどのソフトウェア アップグレードする際のイメージです)。

そして、Analytics VM の名前、IPアドレス、サブネットなどのネットワーク情報などを設定し、”展開”を押下し、しばらく待ちますと、Analytics VM の展開が完了します。

002

Analytics VM 展開完了後、タブバーにある”ファイル分析”を押下し、ファイル分析機能を有効にします。022

ウィザードに従い、機能を有効にしますと、設定は完了になります。

006

Prism の”ファイルサーバー”を選択し、タブバーの”ファイル分析”を押下すると、別タブとして、Analytics のUI が表示されます。大きく分けて、『Dashboard』、『Audit Trails』、『Anomalies』の 3つの画面が確認できます。

011

ここまで、Analytics VMの展開までお伝えしましたが、今後、具体的にどんなことができるのか、お伝えできればと思います。

参考ドキュメント:

NUTANIX FILES GUIDE 3.5

FILE ANALYTICS

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX