*Nutanix Feed

2018/11/06

Lenovo ThinkAgile HX for SAP HANAについて学んでみよう!

この記事はレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

第3回目となります今回は、Lenovo社が提供する ThinkAgile HXのSAP HANA対応についてご紹介になります。

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レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。本日はNutanix上でミッションクリティカルなワークロード環境を実現するThinkAgile HX for SAP HANAのソリューションについて取り上げてみたいと思います。

まずは、SAP HANAのNutanix対応をお話する前に、必要となるソリューションをお話したいと思います。

1. SAP HANAをNutanix環境で実現するにあたり必要なものとは?

SAP HANAはインメモリデータベースであり、その特徴はメモリ上にデータを保有しているためハードディスク上で動作するRDBMS製品と比較して、10~100,000倍の速度でデータを処理できます。そのデータベースが遅延なく動かすために、AHVのI/O高速化アーキテクチャであるAHV Turbo、25Gb以上の高速なネットワークかつRDMA(Remote Direct Memory Access)対応のNIC、高速なI/Oスループットを実現するNVMe/3D Xpointなどのデバイスが必要となります。

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それに加えて、Nutanixプラットフォームを利用することにより従来型(3Tier)の構成に比べて最大31%のTCO削減が見込まれます。そのため、今後SAP HANAのインフラはNutanixで提案しましょうというお話になります。詳細の内容はこの後お話致します。

2. AHV Turboについて

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AHV Turboをお話する前にNutanixのデータローカリティについて覚えておく必要があります。仮想マシンから書き込みがあったデータを別ノードの冗長性を保つためにデータをレプリケーションします。この一連の動作を高速化することがSAP HANAをNutanixで実現するために必要な要素になります。 

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AHV Turboについてご説明致します。AHV TurboとはAHV環境におけるI/Oを高速化する技術になります。主な用途としてはアプリケーションの高速化に効果として望まれます。従来のNutanixのCVMは仮想マシンからのI/Oを一つのコアで処理をしていましたため、たくさん仮想マシンが動作している環境ではCVMがボトルネックになってパフォーマンスが出ないケースがありました。 

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それをAOS5.5からCVMのCPUコアを分割してI/O処理できるようにすることで、並列処理が可能になりパフォーマンスを上げることができるようになりました。(上図でわかりやすく紹介)

しかしながら、本当にAHV Turboを導入したからと言ってI/Oが高速するのでしょうか?実はストレージデバイス側も並列処理に対応している必要があります。 

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ストレージデバイスについてご説明致します。現状のハードディスクやSSDについてはSATAデバイス、SASデバイスで接続されています。こちらのデバイスの場合1つのコマンドキューしか対応していないため、いくらAHV Turboに対応してもデバイス側その効果を発揮できるものではありませんでした。そこで必要になるのはNVMeなどの高速ストレージデバイスになります。こちらのNVMeは64Kのコマンドキューをサポートしており、AHV Turboのような並列のI/O処理にも対応できるため、高IOPSを実現できる環境が整います。実際にNutanixでリリースされているNVMeモデルでは1仮想マシンあたり120万IOPSを実現しているものもあります。

そのため、AHV Turbo + NVMeは高スループット実現する環境になります。 

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AHV Turbo環境で高スループット実現するにはNVMeなどのストレージデバイスだけで足らず、データローカリティ部分の高速化をするためにはネットワーク部分についても高速化が必要となります。実際にHCI環境のネットワークは10GbEで十分だという認識でいると思われます。それは従来型の利用方法では十分でしたが、今回のような64Kの並列処理を行うようなI/O環境ではネットワークの負荷も膨大なものになってきます。そのため、10Gbでは足らないケースも起こりますし、逆にデータ転送における遅延にもつながります。そのため、AHV Turbo + NVMeの環境では25GbEが必須になってきます。データローカリティでホスト内の処理を高速に処理できたとしても、データローカリティのシーケンスはデータの冗長化ができて初めてシーケンスが終了します。この理由から25GbE以上のネットワークが必要となります。 

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実際にSAP HANAのようなインメモリデータベースの場合、ストレージ部分だけの高速化だけでは処理としてはまだ不十分です。ホスト間のデータ通信を早くするだけでなく、いち早くアプリケーションレイヤまでデータ通信させる必要があります。そこで必要な技術としてRDMA(Remote Direct Memory Access)になります。RDMAについてはHPC(High Performance Computing)などのスーパーコンピュータ関連で使われている技術でアプリケーションにデータ転送するためにCPUをオフロードして高速化を実現します。 

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こちらのRDMAについては、最新のAOS 5.9から対応しています。(対応NICはMellanox社)

3. ThinkAgile HX Solution for SAP HANAについて

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SAP HANAがなぜいきなりNutanix対応になった経緯についてご説明致します。

SAP社から2015年に「2025年からは次世代ERPはSAP HANAを前提としたプラットフォームにします」という発表がありました。そのため、ERPを導入している各社は現状の環境からSAP HANAの環境への移行を行う必要があります。

また、SAPなどのミッションクリティカルな環境は基本3Tier構成で組むことを前提としているため、ハードウェアのリプレース時のデータ移行やリソース不足による増設などでシステム停止などの運用で大きな負荷がかかっています。そのため、HCIなどの運用および拡張性に柔軟性のありプラットフォームやクラウド対応などもSAPのERP環境にも求められていることから、数年前からSAPおよびNutanixの両社でNutanixのS/4 HANA対応を行ってきました。 

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SAP HANA対応について現状のハイパーコンバージドでの構成ではどうなるのか?ということについてご説明します。

SAPのERPなどはHANAのデータベースとそれ以外のアプリケーションで構成されます。HANA以外のアプリケーションについては今までの仮想化環境で十分対応できていました。しかしながら、SAP HANAに関してはSAPの認定するパフォーマンスについてNutanixのプラットフォームとして十分ではなかったからです。そのため、インメモリデータベースで動作するための環境作りがNutanix側で必要になってきており、今までは実現できていませんでした。それが、2018年8月末になり、NutanixのAHV環境(Enterprise Cloud OS)においてようやくHANAの認定が取ることができました。 

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ThinkAgile HXのSAP HANA対応についてご説明します。

こちらはThinkAgile HX7820(アプライアンス)/HX7821(認定ノード)のラインナップでSAP HANA対応のスペックになっています。詳細は上図をご参照下さい。

実際に赤字になっているところがポイントです。

CPUについては、メモリ構成上で3CPU以上が必須な構成のため、今回のSAP HANAモデルはLenovo ThinkSystemの4CPUモデルで採用しています。(3TB構成は実際に利用可能なメモリ容量としては2.3TBになります)

次にNVMeと25GbE NICについては、先にご説明したAHV Turboの必要要件になっています。10GbEでの構成もサポートしていますが、10GbEのネットワーク構成としては最低でも4本以上が必要なります。

RDMAについては、ROC Capable NICsがそれに相当します。これが、AOS5.9の環境で動作することになります。

また、SAPでLenovoを選択するメリットもあります。

LenovoはグローバルでSAPのマーケットで(アプライアンスで)リーダーの地位にいます。また、パフォーマンスのベンチマークとしても世界記録を持っています。最後にAHVについては、LenovoはハードウェアベンダーでAHV対応が一番進んでいる(ネットワークの自動化、XClarity Integrator)ことから、このソリューションにおいては他のベンダーに比べて優位性があります。 

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また、こちらのSAP HANA対応機種について、実はNutanixのNXシリーズではラインナップがございません。SAP HANAのNutanix対応については、是非Lenovoのプラットフォームをご選択頂けると幸いです。

今後ともよろしくお願い致します。

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今回は小宮様に Lenovo 社の ThinkAgile HXのSAP HANA対応についてご紹介いただきました。Nutanix 上で、SAP HANA を動かすために必要なコンポーネントから、SAP HANA の Nutanix 対応に至る背景、SAP HANA 対応の Lenovo ThinkAgile HX のモデルについて解説いただいてきました。
小宮様には今後も定期的に寄稿いただく予定ですので、みなさまどうぞご期待ください!

2018/10/31

LenovoがSAP、Nutanixと連携します: インテリジェントエンタープライズの為のHCI

本記事の原文はLenovo社に務めている友人によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
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(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)


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Lenovo TinkAgile HX7820がSAP HANAの認定となりました。

データーセンターインフラストラクチャーはオンプレミス、クラウド、ハイブリッド技術の結合によりさらに複雑になってきています。

最近のハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)ソリューションはデーターセンターリソースを単一の管理、シンプルにするために出てきています。

伝統あるパートナーのSAPとNutanixはHCIソリューションのアクセスを加速する必要があります。LenovoはSAP社よりSAP HANA HCIの認定をもらった最初のサーバーベンダーとなりました。

この認定はNutanix AHVとなり、HCI環境においてSAP HANA の本番環境の認定を得られた最初のハイバーバイザーとなります。

SAP HANA の認定がある新しいLenovo ThinkAgileにより、お客様はビジネスの拡張性、俊敏性があるHCIの上でSAPのワークロードを動かすという利点を得られます!

これらのSAPワークロードはエンタープライズ事業者がより早くデータ分析やマシンラーニングなどの統合データへアクセスするためのin-memoryデーターベースの利益を享受し、そしてストレージ、コンピュート、ネットワークのスケールが出来るのです。

SAP HANAの為に最適化されたLenovo ThinkAgile HX はNutanix社がお客様のインテリジェントエンタープライズのビジョンを実現するために設計されています。

Lenovo社の新しい発表の4ソケットシステムのThinkAgile HX7820により、このソリューションはHCI Think Agile HX ポートフォリオの中で最高クラスのミッションクリティカルの分野に適しているのとなります。

高い信頼性、パフォーマンスが素晴らしいLenovo PlatformにNutanix エンタープライズクラウドOSを組み込むことで、Lenovo Think Agile HX シリーズはお客様へHCIソリューションの展開を約3/1のコスト、合計でTCOを57%も削減する事が出来るようになります。

さらにESGの2018年1月のホワイトペーパーでは300%以上もの見返りがあるとされています。

SAP認定のあるThinkAgile HX7820をご購入されたお客様はSAP HANAワークロードを安心して展開できるようになります。

Lenovo社とSAP社との緊密なパートナーシップによりお客様はインテリジェントエンタープライズのビジョンの実現とエンドツーエンドのライスサイクル管理と共にシームレスなカスタマーエクスペリエンスを可能とします。


SAP HANAのThinkAgile HX ソリューションはLenovoプロフェッショナルサービスによるオンサイトのSAP HANAの展開を含めており、さらに全てのSAPソリューションはLenovoのエキスパートによりサポートされます。

LenovoのSAPコンピテンシーセンターとSAPアーキテクトはお客様のSAPの展開にも役立ちます。

お客様はシステムが認定されており、すぐに展開できる準備が整っていることに対して安心する事が出来ますし、このソリューションはSAP HANAの互換性のあるオプションで構成され、事前にNutanixソフトウェアはLenovo工場で最適なファームウェアと共にインストールされます。

最終的にLenovoとNutanixがSAP HANAを展開する事でお客様はSAP HANAのワークロードを驚異的なパフォーマンスとNutanixのシンプルさをLenovoで稼働させることが出来ます。

もっと詳しくしりたいかたはこちらを参照ください。



Disclaimer: The views expressed in this blog are those of the author and not those of Nutanix, Inc. or any of its other employees or affiliates. This blog may contain links to external websites that are not part of Nutanix.com. Nutanix does not control these sites and disclaims all responsibility for the content or accuracy of any external site. Our decision to link to an external site should not be considered an endorsement of any content on such site.

©️ 2018 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix and the Nutanix logo are trademarks of Nutanix, Inc., registered in the United States and other countries. SAP and the SAP products and services mentioned herein as well as their respective logos are trademarks or registered trademarks of SAP SE (or an SAP affiliate company) in Germany and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

Nutanixの拡張性、シンプル性などを活かしながらミッションクリティカルなワークロードとして

SAPを動かす事もサポートされました。

まさにあらゆるワークロードを稼働させるインフラ基盤としてNutanix Enterprise Cloud OS があるのだなと実感できますね。

ご興味があるかたは、是非ネットワールドの担当営業へご相談ください。

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/10/24

Nutanix スケーラビリティ、レジリエンシー、パフォーマンス の目次

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix | Scalability, Resiliency & Performance | Indexをご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


Scalabilityresiliencyperformance

製品が一つのエリアでとても素晴らしく他のエリアで良い場合、また3つの内、2つがあっても十分ではなく3つのエリアで高く素晴らしい標準的なものがビジネスの成功には必要となります。

例えば、パフォーマンスが良くても拡張性が無い製品では、ビジネス成長性を見込んでいる客様はこのような製品について考慮すべきではないですし、製品の拡張性が素晴らしくてもレジリエンシーが乏しい場合は全ての本番環境に適していないかもしれません、利用するソリューションがリジリエンシーがあっても拡張性が無い際でも魅力的でない制約が発生します。

以前にインフラストラクチャを選ぶ際に考える事を記載し、ここではワークロードの統合をNutanixのような最近のPlatformで行うところではサイロ化を避けることで、より素晴らしいパフォーマンス、レジリエンシー、明確な拡張性が得られるようになります。

お客様がこの全て3つの性質を持ち合わせている製品を利用している場合は素晴らしいビジネスの結果を得ることが出来るでしょう。

以前に投稿した最大のパフォーマンスと現実のパフォーマンスの比較ではストレージソリューションで最大のパフォーマンスが大事な要素になる事は殆どなく、たとえPOCを行う際にでも最大のパフォーマンステストを行う事は時間を無駄にする事というのは良く知られているでしょう。

このシリーズの目的はNutanixのPlatformが全ての三つのエリアでどのようにしているか、いくつかのサンプルをお見せしてお客様の決定を助けるためのものです。

これらの3つのエリアは私が重点的に日々,Nutanix社のPrincipal Architect として注目しているところであり、Nutanix Platformのコアが全てのエリアで均等に向上していけるように努力をしています。

このシリーズの読者の方は多くの投稿がそれぞれに関連づいており、多くのケースが同じようなエリアをカバしていることに気づくでしょう。これは意図的に拡張性、レジリエンシーとパフォーマンスが結びついており、エンタープライズのソリューションの本質なのです。

このシリーズは新しい機能、強化されたものや、その他リリースなどをアップデートしていきます。

私はこのシリーズが有益なもので、既存、購入可能性のあるお客様の参考となり、またアナリストの方が進化しているNutanixいついてより多くの事を学んで頂く場となれば幸いです。

Scalability


オリジナル Part 1 – Storage Capacity

ネットワールド らぼ Nutanixのスケーラビリティ パート1 - ストレージキャパシティ


オリジナル Part 2 – Compute (CPU/RAM)

ネットワールド らぼ Nutanixのスケーラビリティ– パート 2 – コンピュート(CPU/メモリ-)


オリジナル Part 3 – Storage Performance for a single Virtual Machine

ネットワールド らぼ Nutanixのスケーラビリティ – パート 3 – 一つの仮想マシンへのストレージパフォーマンス


オリジナル Part 4 – Storage Performance for Monster VMs with AHV!

ネットワールド らぼ Nutanix スケーラビリティ – パート 4 – AHV環境でモンスターVMに対するストレージパフォーマンス


オリジナル Part 5 – Scaling Storage Performance for Physical Machines

ネットワールド らぼ Nutanix スケーラビリティ – パート 5 – 物理マシンのパフォーマンス拡張


More coming soon.

Resiliency

Index:


オリジナル Part 1 – Node failure rebuild performance

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート1 – ノード障害のリビルドに関するパフォーマンス


オリジナル Part 2 – Converting from RF2 to RF3

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート2 – RF2 から RF3へ変換する


オリジナル Part 3 – Node failure rebuild performance with RF3

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート3 – RF3でのノード障害


オリジナル Part 4 – Converting RF3 to Erasure Coding (EC-X)

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート4 – RF3からイレージャーコーディングへ変換


オリジナル Part 5 – Read I/O during CVM maintenance or failures

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート5 – CVMがメンテナンスまたは障害時のRead I/O


オリジナル Part 6 – Write I/O during CVM maintenance or failures

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート6 – CVMがメンテナンスまたは障害時のWriteI/O


オリジナル Part 7 – Read & Write I/O during Hypervisor upgrades

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート7 – ハイパーバイザアップグレードの間のRead&Write I/O


オリジナル Part 8 – Node failure rebuild performance with RF3 & Erasure Coding (EC-X)

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート8 – RF3とEC-X利用時、ノード障害のリビルドパフォーマンス


オリジナル Part 9 – Self healing

ネットワールド らぼ Nutanix 回復性能 – パート 9 – 自己修復機能


Bonus: Sizing Nutanix for Resiliency with Design Brews

More coming soon.

Performance

Part 1 – Coming soon.

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/10/17

Nutanix スケーラビリティ – パート 5 – 物理マシンのパフォーマンス拡張

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Scalability – Part 5 – Scaling Storage Performance for Physical Machinesをご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

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(初回はID、パスワードの取得が必要です)


パート 3パート 4 ではNutanixが仮想マシンに対してABS,Volume Group Load Balancer(VG LB)で素晴らしいパフォーマンスを仮想マシンへ提供できることを学んだと思います。

こちらを読んで頂いている皆様はすでにどのように仮想マシンのパフォーマンスをスケールさせるかを知っているので、物理サーバ―に対してどの様なルールが当てはまるかを見ていきましょう!

お客様は物理サーバ―とNutanixのクラスタを持っています、さて次にどうします?

多くの仮想ディスクが仮想マシンのストレージパフォーマンスを向上させるという事はパート 3パート 4で説明しました。

ABSを使う事で同じことが物理サーバ―にも言えるのです。

仮想ディスクをiSCSIを通してサーバーに提供し、最適なパフォーマンスを少なくてもクラスタ内の一つのノードから一つの仮想マシンを得ることができます。各仮想ディスクはNutanixのIOエンジンであるStargateによって管理され、このサービスは各CVMで起動しているのです。

もし4ノードクラスタをお持ちの場合は4つの仮想ディスクを利用すべきで、8つのクラスタであれば8つの仮想ディスクを使う事でパフォーマンスを向上する事が出来ます。

次のTweetでは4つノードからなるクラスタへ4ノード追加し、8ノードからなるクラスタにした際に動的に全てのノードを利用するようにパスが増えている事を示しています。

結果的にABSを物理サーバーで利用するケース(特にデーターベースサーバーなどパフォーマンスを求められるもの)では最低で8つの仮想ディスクを利用する事を推奨しますが、クラスターサイズが大きいケースでは仮想ディスクとクラスターサイズを同じにしてみてください。

8ノードのクラスタの環境で、例えば32の仮想ディスクを使い、全てのノードを分散させる場合でも結果的に4つのStargateのインスタンスがきちんと動作します。

 

クラスターサイズより多くの仮想ディスクを利用しても、ノードを追加時にABSは動的にロードバランスを行い、既存のノードをと新しいノードで自動的に分散されパフォーマンスを向上させます。

MS ExchangeとMS SQLの例では仮想マシンに対しての内容をカバーしていましたが、今回は特に物理サーバ―の場合についてカバーしていきます。

現在、20のデータベースがあるMS Exchange サーバーがあり、パフォーマンスの要求は各データーベースの3桁ようなIOPSの場合、私はお客様にはデーターベース毎に一つの仮想ディスクとログ用に別途仮想ディスクの設定をする事を推奨します。

もっと大きなMS SQLサーバーで数千、数万ものIOPSが必要な一つのデーターベースの場合、複数の仮想ディスクをまたぐように分散する事で物理サーバーのパフォーマンスを最適化できます。

同じにおもいます??? 上の2つの内容はパート3の内容のコピー&ペーストなのです。

同じルールが仮想マインと物理サーバーに適応される、シンプルですよね!

 

もっとパフォーマンスがほしいですか?

これも同じルールが物理サーバーに適応されます。

パート 3 , 4 で学んだように

  • CVMのvCPU を増やす
  • CVMのメモリーを増やす
  • Add storage only nodes

簡単ですね

概要:

パート3,4,5 でNutanixが提供するパフォーマンスのスケーラビリティについて学びました。

このルールは物理、仮想環境に適応する事が出来きますし、単純に仮想ディスクの追加、ストレージ専用ノード、CVMのリソースの増加しパフォーマンス向上となり、要件を満たすことが出来るようになります。

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/10/10

Nutanix スケーラビリティ – パート 4 – AHV環境でモンスターVMに対するストレージパフォーマンス

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Scalability – Part 4 – Storage Performance for Monster VMs with AHV!をご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

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パート3では次のように一つの仮想マシンのパフォーマンスを上げる方法を学ぶことが出来ました。

  • 複数のパラバーチャルSCSIコントローラーを利用する
  • 複数の仮想マシンのディスクを利用する
  • データーベースの様な大きなワークロードを複数のvDisk/コントローラーに分ける
  • 仮想マシンのvCPU / vRAMを増やす
  • ストレージ専用ノードの追加
  • Nutanix Volumes の利用

今日もNutanixの中で特にソリューション/パフォーマンスチームの技術チームは常により効率よくパフォーマンスを向上する方法を突き詰めています。

同僚の一人であるMichael Webster 氏(NPX#007 and VCDX#66の有資格者)は現在、Volume Group Load Balancer (VG LB)と呼ばれている機能の設計と開発に関わったチームのメンバーでした。

Volume Group Load Balancer はより単純で動的なバージョンのNutanix Volumesを作成するための、Acropolis Distributed Storage Fabric (ADSF)の利点であるAHVターボモードとIOパス効率を統合したAHVの唯一の機能です

Nutanix Volumesを介したVG LBの主な利点といえば、シンプルな事です。

Nutanixの仮想マシンに対して必要なものは何もありません。

PrismのUIからVG LBを作成し仮想マシンの構成をアップデートするだけです

Updatevmwvg

現在のVG_LBで一つだけ手間のかかる事といえば、ロードバランス機能を有効にすること位なのですが、これにAcropolis CLI (acli)コマンドを実行する必要があります。

コマンドは次の通りです

acli vg.update Insert_vg_name_here load_balance_vm_attachments=true

お客様が全てのCVMがVG LBのIOを提供させたくない、いくつかのCVMをロードバランスから除外したいと考えている場合でも、CVMへの接続が確認されても、Acropolis Dynamic Scheduler(ADS)が仮想ディスクのセッションを移動させるのでクラスタの設定はそのままにする事を推奨します。

iSCSIセッションはまた動的にバランスされ個々のCVMのワークロードが85%を越えるとホットスポットを迅速に緩和するために他のCVMへ移動します。これがCVMを除外しないで下さいといっている理由となります。

VG LV ではなんと> 8k のランダムリードIOpsで100万IOPSを達成し、遅延はわずか0.11msでした 

10ノードのクラスタでこの値を達成したのです。考えてみてくださいクラスターを拡張したらどれくらいの値になるのか?

良くある関連性のある質問で、高いパフォーマンスのVMがvMotionしたらどんなことが起こるか

というものがあります。上記リンクはYouTubeのデモも含まれています。簡単にいうとIOはvMotionしている凡そ3秒間の間100万 IOPSを下回ることになりましたが結果は956,000 iops です。

言いたい事は3秒の間,10%程度のパフォーマンスのドロップでこれはマイグレーションに起因していてストレージレイヤでは無いのです。

次の質問は複合のリード・ライトのワークロードはどうでしょうか?

再度上記のリンクにYouTubeのデモを含めた詳細を記載しておきます。

ここでもおそらく驚くことは無いと思いますが、この結果は最大で436,000 IOPSのリードと187,000 iops のランダムライトが突如マイグレーションするとパフォーマンスは359,000 のリードiopsと164,000 iopsのランダムライトに落ちますが、数秒以内にさらによい値の446,000 iops のリードと192,000 iops のランダムリードを達成したのです。

Nutanix VG LB は素晴らしいパフォーマンスが日々Live Migrationなどの操作を行っている仮想マシンでさえも達成する事が出来るのです。

VG LB機能はNutanixの独自であり、本当の分散ストレージファブリックによって実現しているのです。

Nutanixの拡張性が高いSoftware Defined Storage (SDS)とストレージ専用ノード、AHVターボ、VG LBといった独自の機能があります。 ”なぜ”という質問はSANを推奨している方に対して真剣にしなくてはいけない質問なのです。

概要:

パート3ではNutanixが提供している仮想マシンへの素晴らしい拡張性、Nutanix Volumesの提供をお話ししました。

このNutanix Volumes はパート4の中で、どのようにNutanixの次世代HypervisorのAHVが簡単にモンスターVMのパフォーマンスを向上されせる事ができるのかを説明しています。

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

The Nutanix Certified Professional (NCP) が開始しています!

本記事の原文はNutanix社のTraining & Certification Merketing Manager であるJill Liles氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら。
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Nutanix Educationは今日 Nutanix Certified Professional (NCP)  認定試験を発表出来ることが大変嬉しく思います。


Nutanix Certified Professional(NCP)によってお客様の、展開、管理、トラブルシュートのスキルを証明する事になり、データーセンター内のAOS5.5のトラブルシュートにより成功してた方は展開、そしてAOS5.5のノード,Block,Clusterの管理が行うことが出来るようになり、モニタリング、トラブルシュート、AHVと仮想マシンの管理をPrismを通して行えるようになります。

11/27日までは無償で試験が受けられます!

新しい認定試験は信頼性、価値、Nutanixの認定の向上という3つ視点でNPPとは異なってきます。

NCPの開発方法で使われた方法はより、正確で厳密にプロセスかされ、NCPは殆ど大手IT認定プログラムで行われている業界標準に従ったプログラムとなります。

NCPプログラムは保護されており、試験を完了するまで外部のリソースを利用する事が出来ません。この保護の為にNCP試験では試験を受けている間はモニターし誰が試験に受けているかを確認しています。

このリモート保護の仕組みによりNCP試験はどこかれでも受験できるようになっているので、お客様はテストセンターへ訪問する必要がありません。

このシステムにより試験をより多く受けることが出来る環境を皆様に提供し、安全な環境を維持しています。

NPP認定試験は2018 10月1日をもって終了しました。

NCP認定を完了するにはトレーニング、試験のガイド、FAQをご覧ください。

詳しくはwww.Nutanix.com/certificationを参照頂ければと考えております。

NPPの試験が終了となり、今後はNCPと呼ばれる試験に変更されました。

そして良い事にNCPは11月27日まで無償で受講が出来きます。

上記日程を過ぎますと費用が別途発生してしまいますので、無償の間に皆様も取得を目指してはいかがでしょうか

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/09/26

Lenovo のネットワーク製品とネットワーク自動化ソリューション(ThinkAgile Network Orchestrator)を覚えてみよう!

この記事はレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。
今回は、Lenovo社が提供するネットワーク製品とネットワーク自動化ソリューションについてご紹介致します。

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レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。本日はNutanixのソリューションでも重要な要素になるネットワークに関する話題を取り上げてみたいと思います。

まずは、レノボのネットワーク製品に関する話題とNutanix環境におけるネットワークの自動化ソリューションについてお話します。

 

  1. レノボのネットワーク製品について

まず、レノボがなぜネットワーク製品を出しているのか?と思う方もいらっしゃるかと思います。レノボは2014年10月にIBMからx86サーバの事業を移管されてきたときに、IBMが買収していた旧Blade Network Technology社の製品がそのままレノボに移ってきたことになり、データセンター系製品のラインナップが現在もあります。

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 また、レノボのネットワーク製品ですが、業界のアナリストからも高い評価を得ています。

  • パフォーマンスと互換性に優れている
  • SDNやNFV向けの新たなテクノジーを持っている
  • データセンター事業者にとって最も低いTCOを提供可能
  • については、競合他社に比べ、パフォーマンス面で優れていることと相互接続性も問題ない調査が記載されています。
  • については、SDNおよびクラウド向けのネットワーク対応があるだけでなく、世界の通信事業者向けのNFV(Network Functions Virtualization)におけるPoC環境を提供しています。

⓷については、競合他社に比べ、TCOの観点で優れていることが記載されています。

 

あまり知られていない内容ではありますが、これを機に覚えて頂ければと思います。

 

  1. Lenovoのネットワーク製品のポートフォリオ

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こちらがLenovoのネットワーク製品のポートフォリオになります。ソフトウェア(Cloud Network Operating System[CNOS])に関しては、ネットワーク機器を管理するXClarityの対応をはじめとして、Telemetryなどのネットワークの予兆検知・将来予測などのSDN機能などもございます。今回はこの中でもNutanixのPrismと連携可能なThinkAgile Network Orchestrator(CNOS対応必須)を最後に紹介したいと思います。

ハードウェアに関しては、通常の1Gスイッチに加えて、ハイパーコンバージドやiSCSIストレージ環境で利用される10G/25Gトップオブラックのスイッチラインナップ、データセンター向けのコアスイッチに相当する40G/100Gのスイッチがございます。このうち

このうち、CNOSに対応しているのはThinkSystem NEシリーズのスイッチになります。

 

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ここで、ThinkSystem NEシリーズの説明をします。今回すべてのスイッチでCNOSが対応することが可能になっているわけですが、こちらはVLAG環境で利用することが前提となっており、仮想マシンの状態と連動してネットワークの設定が可能になっています。また、XClarityによるスイッチ管理やVMware Log InsightやOpenStackなどの連携により、オープンな環境で利用できます。また、これらはAnsibleやREST APIなどにも対応しており、今回はNutanix PrismとREST APIの連携により仮想マシン作成時・変更時・削除時のVLAN設定変更の自動化を行います。

 

  1. Lenovoのスイッチがもたらすメリットとは?

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従来のネットワークは3層のアーキテクチャになっていて、Access系からCore系にアクセスするというNorth / South型のネットワーク構成になっていました。このネットワークはどちらかというとクライアントーサーバ系の通信でよく使われており、大規模で高額なコアスイッチが必要となります。こちらの構成は拡張を前提していないため、トラフィックが混雑してしまった場合に対処が難しくなります。

特に昨今は仮想化環境によりクライアントーサーバ通信よりもむしろサーバ間通信のほうが多くなってきており、East-West型のネットワークが主流になってきています。このようなネットワークを構成するときに利用するのが、LEAF/SPINEと呼ばれるデータセンタースイッチングの技術になります。この構成の特徴はネットワークをスケールアウトに拡張できること、高額なスイッチを用意せず比較的安価なスイッチをフラットに配置して構成します。このような構成するスイッチにレノボのThinkSystem NEシリーズがまさに適していると言っても過言ではありません。また、従来型な構成で必要な高額なスイッチのラインナップはレノボにはありません。トップベンダーに比べても比較的安価に購入できるレノボのスイッチをデータセンター近代で利用するのも良いと思います。

 

  1. データセンターのネットワーク管理における悩み事

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データセンター内のネットワーク運用で管理者を悩ませることが数多くあります。例えばネットワーク機器についてはお客様を多く収容しすぎてVLANの制限(4096)やセキュリティに引っかかってしまうこともあります。仮想マシンの設定変更によって、ネットワークの切断やメンテナンス作業が発生してしまうこともあります。また、手動でのネットワーク設定を行うことにより、夜間作業や休日作業を余儀なくされヒューマンエラーにつながりダウンタイムが発生することが考えられます。このようなことを避けるためにもネットワークの設定の自動化が必要になります。

 

  1. Lenovo ThinkAgile Network Orchestratorの登場

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先にも述べたようにThinkAgile Network OrchestratorはNutanix PrismとThinkSystem NEシリーズとAPI連携することによりネットワークの設定変更を自動化します。Prism上でトポロジーを検出して、仮想マシン作成・変更に合わせてスイッチにネットワーク情報を送信します。仮想マシン作成時に行うことで、事前にネットワークスイッチへのコンフィグ追加の作業が不要になります。これによりメンテナンスウインドウも不要でTCO削減につながります。また、稼働したままでの設定変更であることから稼働時間の向上にもつながり生産性の向上にもつながります。

 

  1. ThinkAgile Network Orchestratorが解決する問題

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ThinkAgile Network Orchestratorが解決する問題は主に4つの内容になります。

  • ヒューマンエラー
  • ネットワークの停止
  • ネットワーク管理者の依存
  • 効率性

完全自動化によりヒューマンエラーはなくなり、ネットワークの停止もなくなります。また、VLAN設定を事前に行う必要がないことから、管理者による作業はなくなります。VLAN管理を行う必要がなくなることから管理によるオーバーヘッドが削減されます。

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自動化した場合と自動化しなかった場合での内容の違いを記載してみました。

ThinkAgile HXにはNetwork Orchestratorは標準では利用できるわけではなく、別途作業が必要になりますが、スイッチ上にコンフィグを10行程度追加して、Prismからスイッチの管理ポートと通信できるようにすれば設定は終了です。

Lenovo ThinkAgile HXとThinkSystem NEシリーズの組み合わせで一括サポート可能なハイパーコンバージド環境が提供可能になります。

 

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参考までにThinkAgile Network Orchestratorのコールフローを記載しておきます。スイッチに事前作業およびPrismでスイッチを認識させる作業が終了すれば、機能が利用可能になります。管理者が仮想マシンを作成時にVLANを指定すると、スイッチ側に設定が反映されてネットワークが利用できるようになります。

もちろん作成時だけでなく、変更時や仮想マシン削除・シャットダウン時にも連動してVLANの利用状況をスイッチと連携することにより、必要のないネットワークは設定しないようにしています。

 

小規模でシステム管理者が少ない企業で、仮想化環境でサーバ直下のスイッチの管理をサーバ管理者が行う場合に非常に適しています。

現状はESXiにも対応しておりますので、Nutanix環境で積極的にご提案して頂ければと思っております。

 

よろしくお願い致します。

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今回は小宮様に Lenovo 社の ネットワーク製品とネットワーク自動化ソリューションについてご紹介いただきました。
小宮様には今後も定期的に寄稿いただく予定ですので、みなさまどうぞご期待ください!

 

Nutanix Calm 5.7 and 5.8: 新しいクラウド、新しいパワー

本記事の原文はNutanix社のTechnical Markteting Manager であるChris Brown氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら。
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)


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私たちがAOS5.5とCalmをリリースしてから6カ月も経過しているなんて信じられないことです。 Nutanix CalmはPCの一つのメージャーパッチがありました。最初のPrismのスタンドアローンのリリースといくつかのマイナーメジャーアップをAOS/Prism Central5.6, 5.8で追加し、今日はどんなクラウド、ツールそして機能がこれらのリリースで追加されたのか、どんな利点をここから得られるか見ていきましょう

ワークロードをESXi(Nutanix Clusterでなく、既存のESXiを含みます) と GCPへの展開

Prism Central 5.7で追加された素晴らしい機能はワークロードをESXiへ展開できるという事です。

このESXiはNutanix Clusterである必要が無く、これまでの3Tier環境などのESXiへも展開できるのです。

これを意味する事は、お客様は自動化とアプリケーション定義をCalmを利用して既存のクラスタをまたがる全ての環境に対してPrismから実行できるようになるのです。今はお客様はワークロードを定義、制御、管理をESXi5.5 , 6.0 , 6.5が稼働するインフラへワンクリックで実行できるようになりました。

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5.7では加えてGoogle Cloud Platform(GCP)をもサポートしお客様のブループリントをGoogle Cloudへ展開してGoogle Compute Engine の利点を得られることになります。

5.8.1ではさらにAWS GovCloudのサポートを行うので、合計でサポートするクラウドは5つ(AHV, ESXi, AWS , AWS GovCloud, GCP)となります。

こちらのTechTopX video on Application Profilesを確認すると簡単にこれらが利用できることが理解頂けるはずです。

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ブループリントとマーケットプレイスの更新

5.7と5.8で多くの管理、展開、自動化を行うえるブループリントを追加しました。

多くの事がカバーできるようになっておりますが、今回の新しい機能はこちらになります。

アプリケーションのスケール:

5.7ではアプリケーショの展開を実行する一方で”スケール”のタスクを使用してアプリケーションのネイティブ的なスケールアウトとスケールダウンが実施できるようになります。

これにより自動的にサービスの追加のコピーが展開され、お客様は他のスケールアクションでアプリケーショの応答が期待通りのものかを確認する事が出来るのです。最小限のセットアップ単位と最大の複製の許可によりアプリケーションが限界を越えてスケール、このことでリジリエンシーが失われることが無いようにします。

ブラウンフィールド インポート:

お客様はどんな既存のVMやクラウドのセットであっても直接アプリケーションへインポートする事ができます。自動化を行う事ができ、新しいサービスを既存の物と統合し既存のアプリケーションCalmから管理する事ができるようになります。もっと詳しい情報はこちらをご参照ください

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マーケットプレイス ブループリントのバージョン化:

ブループリントを公開する際にお客様は現在バージョンを選択する事が出来るようになり、新しいプリケーションを展開するか、既存のアプリケーションのバージョンに合わせるかという事ができるようになります。まただれがどのバージョンを見れるかも設定できるようになりました。

これで以前のものへのアクセスを失うことなく新しいアプリケーションが展開できるのです。

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Web SSH コンソール:

アプリケーション管理、アップグレードと同じく、お客様はCalmからSSH コンソールを利用する事が出来るようになります。これには認証、ブループリントのキーストアを利用します。

これで直接ログインします。たとえ、皆さんが同じユーザー名でログインしたとしても。Calmは正常にどこへログインしているのかを把握しているので気にすることもありません

マクロのオーサリング機能:

組み込みのオートコンプリートによりオーサーリングがより簡単になりました。

Calmは (@@{}@@) から始まるマクロを認識し利用可能なコマンドリストの提供によりお客様のカスタム変数をより使いやすいようにしました。

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Native Powershell:

5.8.1のマイナー Calmリリースでは外部のWindowsサーバーに依存しないでPowerShellスクリプトを送れるようになりました。

 

Calm機能を今日から有効にしよう!


今日は5.7と5.8で追加されたほんの一部の機能しか説明できませんでした。もっと素晴らしい機能が

たくさんあります。Flowの統合、マルチクラウド、パッケージのインストール、削除のし易さの向上、Calmにはお客様が利用したい何かがあるはずです。5.7 5.8 の全ての機能をリリースノートから確認してみてください。

そして運用ガイドにはCalmで利用できる全ての機能が記載されています。

もしまだCalmを試されていないのでしたら、きっと調べる時間が無いのでしょう。

CalmはPrismCentralへ統合されていりますので、ダウンロード、インストールするものは何もないのです。単にPrism Centralから有効にしてください。

Prism Centralは25仮想マシン分のCalmで利用するライセンスが無償でついているので、仮想マシン、クラウド、アプリケーションの自動化が試せるのです。

もしいろいろと試されたりしたら是非forums.へ参加し作成したCalmの内容の共有やコミュニケーションの場としてご利用頂ければ幸いです。
 

2018 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix, the Nutanix logo and the other Nutanix products and features mentioned herein are registered trademarks or trademarks of Nutanix, Inc. in the United States and other countries. All other brand names mentioned herein are for identification purposes only and may be the trademarks of their respective holder(s).

最近のブログでは技術的な内容が多かったので、Calmの最新情報について記載しました。

これまでCalmを検討されているかたがいらっしゃれば、今回のこのアップデートを見ていただければ

Nutanix Cluster以外にもいろいろと使えることがお解りいただけたのではないでしょうか

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/09/19

Nutanixのスケーラビリティ – パート 3 – 一つの仮想マシンへのストレージパフォーマンス

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Scalability – Part 3 – Storage Performance for a single Virtual Machineをご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


 Part 1 からの継続となりますが、Part1では、どの様にストレージオンリーノードを利用してNutanixがストレージをコンピュートとは別に拡張する事ができるかをお話しました。今回はNutanixがどう仮想マシンのストレージのパフォーマンスをスケールアップ出来るのかをお話していきます。

これまでの物理サーバで構築している仮想マシンはストレージコントローラーや複数のドライブ(HDD/SSDなどに関わらず)からのメリットがあります。

Nutanix ADSFの仮想マシンにも同じ事が言えます。多くのストレージコントローラーと多くの仮想ディスクがストレージパフォーマンスを向上することになるのです。

これまでのESXiHyper-Vといったハイパーバイザーで最大限のパフォーマンスと低遅延の要求により最大となる4つのSCSIコントローラーをVMへ割り当てを行います。複数のコントローラーは仮想ディスクへの多くのキューの処理が出来ることを示しており、結果より少ないボトルネックの削減による低遅延を可能としているのです。

この複数の仮想SCSIコントローラーはとても素晴らしい事なのでNutanixはこの機能をデフォルトで次世代のハイパーバイザー AHVで利用する事にしました。これはTurbo Mode“.として良く知られている機能です。

これはAHV上の仮想マシンがストレージコントローラーのレイヤでお客様がすでに持っているストレージコントローラーの構成、複雑性を排除し初期状態で最適化されているのです。

仮想ディスクに関わらずお客様が最適なパフォーマンスを得るために必要な事は4つの準仮想化SCSIコントローラーを使う事です。いくつか例を見ていきましょう。

MS Exchange サーバで20のデータベースを持っており、各データベースのパフォーマンス要求は100IOPSの範囲とすると、一つの仮想ディスクと一つのデータベース、それとログ用に別の仮想ディスクの割り当てが良いでしょう。

LargeタイプのMS SQLサーバに関していえば、数万から数十万にもなるIOPSが一つのデータベースで求められます、このようなケースでは複数の仮想ディスクをこのデータベースに割り当てSplitting SQL datafiles across multiple VMDKsを利用する事がVMのパフォーマンスの最適化となるでしょう。

2つの例ともにいえる事ですが、ESXiHyper-Vをご利用の場合は、仮想ディスクは4つの準仮想化SCSIコントローラーを通してアクセスできるように構成するべきです。一方でAHVを利用いただいているお客様は単純に仮想ディスクの作成すると、それぞれの仮想ディスクはStargateと呼ばれるNutanixADSFI/Oに占有のパスで直接接続できます。

詳細な情報はSQL & Exchange performance in a Virtual Machine も合わせてご覧ください。

ここではハイパーバイザーの仮想ディスクの数、ESXiHyper-vといったハイパーバイザーに関わらず、複数の準仮想化SCSIアダプターを設定する事が最適なパフォーマンスを得る方法であると学びました。

ではモンスター級のSQLワークロードがあり、ノードとクラスタが正しく構成されており、アクティブなワークロードが100% SSD層にあるかオールフラッシュクラスタについてお話ししましょう。

AHVで稼働している仮想マシンはターボモード(ESXi/Hyper-Vの準仮想化SCSIコントローラー)を利用するし、16の仮想ディスクを追加して、お客様のデータベースはvDiskを越えて追加していくことが出来ますが、もっとパフォーマンスが必要になったら???

良いニュースとしては、Nutanixはパフォーマンスを向上する多くの方法があるので、いくつか見てみましょう。

  • CVMのvCPUを向上する

これは稀な場合ですが、NutanixVMで稼働しているソフトウェアという事を理解する事は大事です。単純にvCPUを増やしCVMへアサインする事がより多くのI/Oパフォーマンスとクラスタ機能のバックグラウンド処理を向上します。

CVMは自動的にCVMN-2vCPUStargateI/O)に割り当てられます。つまり、多くのvCPUCVMへ追加する事がI/Oパフォーマの向上につながるのです

アプリケーションのパフォーマンスがローカルCVMにより影響を受けた場合(このケースはかなり稀なケースですが)2つ以上のvCPUCVMへアサインする事でCVMにはボトルネックを軽減しアフォーマンスを向上する事になります。

実際、私は以前このような状況を見たことがあります。

一つのCVM,複数のCVM,また、クラスタの構成やお客様のクラスタの要求事項の範囲で全てのCVMvCPUを増やせるのを知ることは大事です。

22コアプロセッサーと10コアプロセッサーの混在環境のクラスタだとするとクリティカルなVM22コアプロセッサーのノードへ移動しCVM のvCPU2つ追加し、10コアのvCPUはそのままにして置いてください。

これでパフォーマンスを向上させることが出来ますし、22コアノードの利益を最大限に利用できるのです。

この記事に関してはさらにCost vs Reward for the Nutanix Controller VM (CVM)にも詳細があるのでご参照ください。

  • Nutanix CVMのメモリーを増やす

メモリーを増やすのはもう一つの簡単にパフォーマンスを向上する方法です。

メモリーの追加でパフォーマンスを向上する主な2つの利用としてはCVMのメモリーはリードキャッシュを行いますので、アプリケーション、データセットのサイズには依存します。従来のリードキャッシュと全く違うのです。

次の理由としてはCVMRAMMedusa(metadata)のキャッシュとして利用されるようになるので、読み込み遅延がすくなくなるのです。

もしhttp://cvm-ip:2009/cache_stats(下にサンプルがあります)を見てキャッシュヒット幅が50%であれば、良いキャッシュヒットと言えます。一方5%程度ならワークサイズによりますが、大幅にリードパフォーマンスを向上するかもしれません。

他のパフォーマンスで大事な要素はMedusaのキャッシュです。

vDisk block map CacheExtent group id map Cacheを出来るだけ100%に近づけたいと考えています。

Stargatecachestats

上記はワーキングセットのRange Cache 50% , vDisk block map Cache , Extent group id map Cache 100%CVMメモリーが最適なシステムの例です。

The above cache and medusa hit rates are from a test cluster and it was achieving the following performance for a database checksum task (100% read).

上記のキャッシュとMedusaのヒットはテストクラスタからのもので、データベースのチェックサムタスク(100%Read)の際は次の値を達成しました。

Exampleperformancewith100medusahitr

ポイントはとても低いリードのレイテンシであるという事です。

最大でも0.35ms 0.18ms近辺の値が数時間にわたって継続されています。

CVMのメモリーが不十分だと一貫した読み込み遅延とはならないので、この問題に直面したらhttp://cvm-ip:2009/cache_status を確認してサポートにCVM RAMのサイジングについて相談してください。

ノート:CVMメモリーがNUMAノード内で最適な状態で構成されている環境でCVMへメモリーを追加する事は「害」ではありません。唯一のインパクトは仮想マシンに割り当てるメモリーが減る事です。

おさらいしましょう

AHVの仮想マシンはターボモードを利用し16の仮想ディスクでデータベースを仮想ディスクのスパンかして全体でアクセスさせ、CVMvCPUを追加します。

そして、Readキャッシュが正しくヒットしているかを確認しましょう。しかし、さらに多くのパフォーマンスが必要な場合は何を確認したらいいでしょうか?

  • ストレージオンリーノードの追加

もしまだ私投稿したScale out performance testing with Nutanix Storage Only Nodesを読んでいない場合に向けて簡単におさらいしますが、是非こちらのドキュメントも読んでください。

簡単に言うと、MS Exchange jetstress ワークロードを4VMで最適化されている4ノード構成のHybridクラスタで稼働させて達成した値が次の通りです。

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  • ベースラインテストからの観測
  1. VM辺り1000IOPSの達成
  2. パフォーマンスは全てのJetstress インスタンスを通して安定
  3. ログ書き込みは1ms の範囲
  4. データベースの読み込みは平均で10ms以下 (Microsoftが推奨している20msよりもよい結果)
  5. データベース作成時間の平均は2時間24分
  6. 3つのデータベースの複製は平均で4時間17分
  7. データベースのチェックサムの取得の平均は38分

その後、4ノードをクラスタへ追加したのですが、Jetstress仮想マシン、クラスタのコンフィグは何もしていませんがIOPS2倍になったのです!

4つのJetstressの各結果は次の通りです。

Jetstress8nodessummary

ストレージオンリーノードを4ノード追加した概要は次の通りです

  1. IOPSはおおよそ2倍となる
  2. ログ書き込みの平均遅延は13%程度低くなる
  3. データベースの書き込み遅延は20%改善
  4. データベースの読み込み遅延はおおよそ2倍低くなる
  5. データベースの作成時間は15分ほど早くなる
  6. 3つのデータベースの複製は約35分改善
  7. データベースのチェックサムは40秒ほど早くなる

結果から分かる通り、ストレージオンリーノードの追加で変更を行わないでパフォーマンスが向上する事が解りました。Jetstressの構成を変更していたならば、より高いパフォーマンスとより低い読み込み、書込み遅延が達成できたことでしょう。

言い換えると、ストレージオンリーノードの追加は簡単にパフォーマンスと共にクラスタのresiliency and capacityも向上するのです。

これで、ワークロードに対して高いパフォーマンスを得るためのコンビネーションとしてCVMの最適化とストレージオンリーノードの話しをしました。

もし未だ求められているパフォーマンスを達成できていなきのであれば、Acropolis Volumesでパフォーマンスを向上させられるかもしれません

  • Acropolis Volumes

Acropolis Volumes は 2016にアナウンスし、お客様がNutanixがデータセンターの標準化のためのエッジの使用例として発表しましたが、多くの理由からこのビジョンを達成できませんでした。

  • 既存のサーバの再利用の要望、要求
  • 仮想化でないアプリケーション
  • パフォーマンス/外部接続しているサーバの拡張性
  • 外部iSCSIを含めたオペレーションへの複雑性

さらに多くの詳細はこちらをご参照ください。

In-guest ISCSI を利用しているNutanix VolumesはゲストOSの仮想ディスクを直接提供します。この仮想ディスクは自動的にNutanixクラスタ内で最適なパフォーマンスが提供できるようにロードバランスされるのです。

次のツイートにはNutanix Volumesを利用した際にどの様に分散されるかのFAQがあります。下のが示す通り、4ノードクラスタでは4つのiSCSIのパスとなりますが、クラスタを8ノードへ拡張するとNutanix Volumesは自動的に8パスに拡張しているのが解ります。

ABSの欠点といえばデータローカリティがなくなる事ですが、もしデータのローカリティを持てなかったとしても、その次に素晴らしいのは高い拡張、レジリエンシー、動的な分散ストレージファブリックを利用できる事です。

Nutanix Volumesは即時パフォーマンスのスケールが出来ますが、制限はネットワークのバンド幅、ノード数になってくるので、100GBNIC32ノードの物理クラスタでは数百万レベルのIOPSというとんでもないパフォーマンスを提供する事になるでしょう。

このIn-guest iSCSI の設定はとてもシンプルで、単にiSCSIターゲットをNutanixのクラスタIPとして設定するとクラスターサイズが増えた際に自動で計算しロードバランスをすることになります。仮想ディスクは自動的に新しいノード間でお客様の介入なしにバランシングが行われます。

これと同じことがノードの削除、メンテナンス、アップグレード、障害などに関しても言えます。

全て自動的に管理される為、Nutanix Volumesは管理者にとって非常にシンプルな実装といえます。

要約

Nutanixは仮想マシンに素晴らしい拡張性を提供し、より多くのパフォーマンスが求められるニッチなワークロードの為のNutanix Volumesはシングルノードが提供するものよりも多くのパフォーマンスを提供できるのです。

パフォーマンスを向上させる方法として簡単にできるのは次の2つですので是非覚えておきましょう

Writeパフォーマンスを向上させる方法はCVMへvCPUの追加

Readパフォーマンスを向上させる方法はCVMへメモリーの追加

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/09/12

Nutanixのスケーラビリティ– パート 2 – コンピュート(CPU/メモリ-)

本記事の原文はもともとNutanix社のStaff Solution Architectで、Nutanix Platform Expert (NPX) #001、

そしてVMware Certified Design Expert (VCDX) #90として活動しているJosh Odger氏によるものです。

原文を参照したい方はNutanix Scalability – Part 2 – Compute (CPU/RAM)をご確認ください。

情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

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(初回はID、パスワードの取得が必要です)


パート1のシリーズではNutanixがどのようにコンピュートノードとは別にストレージを拡張できるかという話をしました。次はCPUmemoryリソースをワークロード、クラスタレベルで拡張するという話題にしましょう

まずはこれまでの共有ストレージのスケールアウトに関するおさらいです。

Hcinothci

時代遅れの3 Tier層にも見えますね

HCIでないワークロードがコンピュート専用のノードで稼働する結果では

  • 従来の3-Tierのインフラ基盤と同じようにセットアップを実施し稼働させる

  • HCIベースのワークロードとは異なるパフォーマンスとなる

  • Compute+StorageというHCIのアドバンテージをなくすことになる

  • ネットワークへの依存が高まる

  • HCIノード毎のネットワーク利用率への影響

  • ネイティブHCIワークロードなどに対するHCIの利点への影響など

業界はHCIを将来の方法として受け入れている一方で、コンピュートだけど追加するのはとても良いことに聞こえるかもしれませんが、それは従来の3-Tierの複雑性と過去に起こった問題を再導入するになります。実際の要求事項を見直してみるとNutanixのノードがサイジングとコンフィグが正しく行われている時に不足になるという事はとてもまれな事なのです。

お客様は私にワークロードを見せ驚くことが良くありますが、私はCPU/RAMまたはストレージIO、容量の要求事項には驚かされることはないのです。客様のアプリケーションは実際、高くなく、もっと低いという話を何度繰り返してきたのか覚えていません。


例1:Nutanixのコンピュートを拡張する例


SQL/Oracle DB管理者:今のアプリケーションがだんだんと遅くなっているので、もっとたくさんのCPU/RAMが必要です。

Nutanixいくつか選択肢はありますよ

  1. 仮想マシンのvCPUとvRAMをNUMAノードのサイズに合わせてスケールアップします
  2. 仮想マシンのvCPUとvRAMをホストからCVMに割り当てているvCPUを差し引いた物理コアと同じになるようにスケールアップし、RAMにも同じ作業をします。

一つ目のオプションはCPUNUMAの境界のメモリーを最大限に活用する最適な方法ですが、2つめのオプションはSQLなどのアプリケーションなどに未だ実行可能ではありますが、メモリー不足になる影響の方がNUMAの境界を越えてアクセスするペナルティよりも高くなります。

ワークロードはユニークなので物理サーバが必要です!!

購入を検討、または既にNutanixをご利用のお客様にこれらの状況を聞いたにも関わらず、数少ない実際のワークロードは、たとえ、CVMの為にリソースを削除し、近代的なNutanix(OEM/ソフトウェアオンリー)のノードが提供するCPU/RAMよりも必要としてしまうのです。

私はそれが、まさに実際に物理サーバが必要とされる要件であるとわかります。標準のサーバ上で稼働している最適なサイズの仮想マシンは望ましいビジネスの結果を提供します

現在 Nutanix NXノード1ソケットあたり、28Core 2.5GHzを持っているInterl 8180プロセッサーをサポートしているので、合計56物理コア(112スレッド)になります。

Intel8180プロセッサーSPECint rate2720 or 48.5/Coreという値を利用する事ができるわけで、これはコアのパフォーマンスを21.25%向上させることになります。

お客様がInterl Broadwell  E5-2699 v4 CPUs (44 cores)を搭載している物理サーバから移行をし、ワークロードをNutanixCPUのオーバーコミットメントをvCPU:pCore1:1 とし Intel Platinum 8180 processor CPUを搭載した場合では8 pCoreCVMに割りあってたとしてもまだ48pCoreSQLの為に利用できます。

2328SpecIntRateでは全てのコアを利用している物理サーバよりも良い結果を出しています。

つまり 仮想マシンのCPUパフォーマンスが32%ほど、物理構成のサーバと比較して向上していることになるのです。

NutanixCVMとAcropolis 分散ストレージファブリック(ADSF)は高いパフォーマンスと低遅延ストレージ、CPUの効率化を実際に提供します。

この簡単な例からしても、お客様はNutanixの仮想マシンは新しい物理サーバであっても簡単に入れ替えることができ、一つの新しいCPUでより良いパフォーマンスを提供できるという事を理解頂けたことでしょう。

3-5年前の物理サーバがいくつものCPUの世代を越えてフラッシュベースのストレージへスケールアウトする事を想像してみましょう


例2:仮想マシンがNutanixノードのCPU/RAMより多くを必要とした場合


SQL/Oracle DB管理者: 今のアプリケーションは既存のノードが提供しているCPU/RAMより多くCPU/RAMが必要となります。

Nutanix:解決にはいくつかの選択肢があります

a):一つまたは、スペックの高いノードを購入しましょう(例 : Intel Platinum , Gold のCPUを搭載したNX-8035-G6を既存のクラスタに追加し仮想マシンをこれらのノードへ移動します。そして、アフィニティルールを設定し仮想マシンをパフォーマンスの高いノードへ固定しましょう

Nutanixは同じクラスタ内に世代、ハードウェアの異なるモデルの混在をサポートしており、これはいくつかの利用により専用のクラスタを作成するよりも良いオプションとなります。

  • 大きいクラスタはレプリケーショントラフィックの為の多くのデータの複製先にとなるので、平均書込み遅延が低くなります。
  • 大きいクラスタでは多くの障害に潜在的に耐えることが出来きますし、ドライブ、ノードの障害の復旧時間を向上する事がきる事から高いレジリエンシーを提供できるのです。
  • 大きいクラスタではノード障害時のインパクトが少なくて済みます

b):一つまたは、スペックの高いノードを購入しましょう(例 : Intel Platinum , Gold のCPUを搭載した新しいクラスタを作成して仮想マシンを移行しましょう。

専用クラスタは魅力的に感じるかもしれませんが、ほとんどのケースでは、最終的により高いパフォーマンス、レジリエンシーと拡張性を提供できる混在のワークロードクラスタを推奨します

C):MSMS SQL , Oracleはスケールアップよりもスケールあるとする事で、パフォーマンス、レジリエンシーの向上とインフラコストの削減が行えます。

MSMS SQL , Oracleはスケールアップよりもスケールあるとする事で、パフォーマンス、レジリエンシーの向上とインフラコストの削減が行えます。

一つの大きな仮想マシンが多くのデータベースを提供するのはあまり良い事ではありませんので、スケールアウトし多くの仮想マシンを稼働させることで、Nutanixクラスタ内で分散され全てのVMを通してワークロードが行われるのです。

99%のワークロードでは、コンピュート専用ノードの価値は見出せませんが、常に例外はあります。


3: 既存のハードウェアを再利用する


SQL DB管理者:Nutanixは最高なんだ、何台かのEOL1年以上ある物理サーバがあるんですが、Nutanixを入れて使い続けられるのだろうか?

Nutanix:いくつか選択肢があります。

a):ご利用いただいているハードウェアがHCLに掲載があるものでしたら、ソフトウェアのライセンスを購入し既存のハードウェアに展開してご利用いただけます。

b):Nutanix Volumesを利用しiSCSIを経由してスケールアウト側の高い冗長性を持ったストレージを利用する

Nutanix volumes2015年に発表されWindows ClusterMSSQL,クラスターファイルサーバで一般的に利用されるSCSI-3 Persistent Reservationsのストレージ利用としてサポートされます。

Nutanix Volumesはいくつかの次の例を含むユースケースをサポートしています

  • MS Exchange ServerのためのiSCSI接続
  • Linuxベースのクラスタの為の共有ストレージ
  • Windowsのフェイオーバークラスタ
  • Windowsクラスタの為のSCSI-3Persistent Reservation
  • OracleRAC環境の共有ストレージ
  • 物理環境でのiSCSI利用

結果Nutanix volumesは既存のハードウェアの再利用を可能としてROIを高める一方で、ADSFのメリットを得ることが出来るのです。

一度ハードウェアがEOLになると、すでにNutanixの上に置かれたストレージはすぐに仮想マシンへ提供する事が出来ます。ワークロードはNutanixHCIのメリットを受けれることになります。


今後の機能


2017年の終わりに NutanixNutanix Acropolis Compute Cloud (AC2)を発表しました。これは次に示すコンピュート専用ノードを提供する事を示しています。

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お客様に3-Tierモデルや、HCIがそのままでは進化してないで無いかと理解してほしくないので、この機能については述べますと、それはコンピュート専用のノードでは無いのです。

この機能はソフトウエアベンダー (Oracleなど)のライセンスの観点からお客様がCPUCoreを最大限にアプリケーションが利用できるようにするためにりニッチな環境化向けにデザインされています。

ちょっとだけ言わせてください。

  • この機能は一般的な仮想マシン向けではありません.
  • パフォーマンスの為の機能ではありません
  • Nutanixは3-Tier コンピュートとストレージモデルへ戻っているわけではありません
  • Nutanixは未だ進化しています

Nutanixは素晴らしい拡張性をCPURAMレベルで仮想マシン、実際のワークロードへ提供します。

物理サーバが実際に要求されるまれなケースではABSが利用できますし、まもなくAHVに向けてこれらのまれなケースにライセンス価値を最大限に利用するためにもコンピュート専用ノードを提供します。

今年リリース予定のNutanix Acropolis Compute Cloud (AC2)ですが用途やライセンスなどに

合わせて最適なワークロードへ最適なモデルを選択できるものNutanixの強味ではないでしょうか

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

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