*Veeam Feed

2019/03/29

VDPとは違うのだよ、VDPとは!(Veeam B&R)

2017年4月にVMware社からvSphere Data Protection(以下、VDP)の提供終了が発表されましたが、VDPを使用して仮想マシンをバックアップしているお客様から、移行先となるバックアップソフトを検討していると弊社にご相談いただく機会が増えてきました。

End of Availability (EOA) of VMware vSphere Data Protection (2149614)

https://kb.vmware.com/kb/2149614

そこで、今回はVDPからの移行先のバックアップソフトの候補の1つとして、Veeam Backup & Replication(以下、VBR)とVDPの違いやVDPから移行するメリットをご紹介したいと思います。


VDPを使い続ける課題

まず、VDPを使い続けた場合の問題点を見てましょう。

(1)サポート期限

VDPのサポート期限は下記で公開されておりますが、VDPの最終バージョンの6.1はジェネラルサポートの終了が2020年3月12日、テクニカルガイダンスの終了が2022年3月12日となっています。

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/product-lifecycle-matrix.pdf

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ジェネラルサポートとテクニカルガイダンスの違いは下の表の通りですが、ジェネラルサポートが終了すると新規のセキュリティパッチの提供や新規の不具合の修正が行われなくなりますので、セキュリティリスクが高くなり、障害が発生した場合に問題が解決しない可能性も出てきます。

https://www.vmware.com/jp/support/policies/lifecycle.html

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(2)対応vSphereバージョン

次にVDPが対応するvSphereのバージョンを確認してみましょう。VMare製品の互換性は下記から確認できますが、VDPのバージョン6.1.8以降で6.5 Update2に対応しておりますが、6.7には対応していないため、vSphereを6.7にバージョンアップする際にはVDPから別のバックアップソフトへの移行が必須になります。

<VMware Product Interoperability> https://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php

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(3)対応Data Dmainバージョン

VDPのバックアップ先としてはVDPの仮想アプライアンスの仮想ディスクだけでなく、Dell EMCの重複排除バックアップストレージであるData Domainも利用できますが、Data Domainにバックアップしている環境ではData DomainのOS(以下、DDOS)のバージョンも考慮する必要があります。
 

Dell EMC社の互換性リストを確認すると、VDPの最終バージョンの6.1はDDOS 6.0までの対応になっており、DDOS 6.1以降には対応していないため、DDOSのバージョンを6.1以降にバージョンアップすることができません。

http://compatibilityguide.emc.com:8080/CompGuideApp/getDataDomainBoostCompGuidePage.do

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Dell EMC社のKB(要:Dell EMCアカウント)で公開されておりますが、VDPにDDOS 6.1.xのData Domain を追加しようとするとエラーになります。

VDP: Adding a Data Domain with DDOS version 6.1.x to the VDP fails with error "Invalid hostname or credentials"

https://support.emc.com/kb/507577

 

下の表はDDOSのサポート終了日を纏めたものです。DDOS 6.0のサポート終了日は現時点では決まっておりませんが、6.0.1.xは既にサポートが終了しておりますので、DDOS 6.0のサポート終了日にも注意しましょう。

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尚、DDOS 6.0のサポート終了日の最新情報は下記から確認してください。(要:Dell EMCアカウント)

https://support.emc.com/products/41097_DD-OS-6.0

VBRに移行する理由(メリット)

次に、VDPとVBRの違いを見てみましょう。

(1)vSphereとData Domainへの対応

VBR 9.5 Update4ではvSphere 5.0から最新の6.7 Update1までの幅広いバージョンに対応しております。

https://www.veeam.com/veeam_backup_9_5_u4_release_notes_rn.pdf

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Data Domainに関しても既にVBR 9.5 Update3でDDOS 6.1に対応しており、最新のVBR 9.5 Udpate4aでDDOS 6.2にも対応しました。

KB2926: Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 4a

https://www.veeam.com/kb2926

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(2)対応バックアップデバイス         

下の表はVDPとVBRの対応しているバックアップデバイスを比較したものです。VDPは仮想アプライアンス、VBRはWindowsにインストールするアプリケーションという違いはありますが、VBRはVDPと比べて多くのデバイスに対応しています。

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(3)アプリケーション対応

下の表はVDPとVBRの対応している仮想マシンのアプリケーションを比較したものですが、VDPはSQL Server/Exchange/SharePointだけになり、新しいバージョンにも対応できていませんが、VBRは最新バージョンにも対応しており、更にActive DirectoryとOracleにも対応しています。

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※アプリケーションによっては、Service Packの要件もありますので、ご注意ください。
 

アプリケーションの対応内容にも違いがあります。VDPの場合には、仮想マシンに各アプリケーション用のソフトウェアをインストトールし、仮想マシン全体のエージェントレスのバックアップとは別にアプリケーション単位でもバックアップする必要があります。

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重複排除によりバックアップデータは大きく変わらないとしても、仮想マシンにソフトウェアをインストールしなければならない点やバックアップジョブの数が増えること、バックアップ実行タイミングが重ならないようにするなど考慮すべき点は増えます。

それに対して、VBRの場合は、仮想マシンにソフトウェアのインストールは不要で、仮想マシン全体のエージェントレスのバックアップをするだけでアプリケーションを含めてバックアップすることができ、そのバックアップデータから仮想マシン単位・アプリケーション単位どちらのリストアもできてしまうのです。

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(4)ファイルレベルリストア

VDPとVBRはどちらも仮想マシン全体のバックアップからファイル単位でのリストアができますが、そのファイル単位でのリストアにも違いがあります。下の表は対応しているファイルシステムを比較したものですが、VDPは対応しているファイルシステムが少なく、制限が多いのに対してVBRは多くのファイルシステムに対応しています。

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実際のリストア操作においても、違いがあります。VDPはバックアップ対象の仮想マシンからブラウザでVDPのファイルレベルリストア用のサイトにログインしてリストアしなければなりません。

<VDPのファイルレベルリストア画面>

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それに対して、VBRは管理サーバもしくは、リモート管理コンソールをインストールしたマシンからリストア操作ができ、バックアップ対象の仮想マシンからリストアしなければならないという制限はありません。

<VBRのファイルレベルリストア画面>

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VDPのようにバックアップ対象の仮想マシンからブラウザを使用してユーザーにリストアをさせたい場合には、セルフサービスリストアの機能を利用すれば、VDPに近い運用も可能です。

<VBRのセルフサービスリストア画面>

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(5)通知機能

VDPもVBRもメール通知機能がありますが、その内容には違いがあります。VDPの場合は、1日1回サマリーのメールを1通送信するだけになります。

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複数のバックアップジョブを設定した場合でも1通のみになり、特定のバックアップジョブが失敗していた場合に対象のジョブを確認しづらいという問題があります。

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それに対して、VBRはバックアップジョブ毎にメ―ル送信を設定でき、更に失敗した場合のみ通知する設定もできるため、どのバックアップジョブが失敗したのかが分かりやすくなっています。

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(6)構成情報のバックアップ

VDPは仮想アプラインスとして提供されております。仮想アプラインス自体が壊れてしまった場合には、仮想アプラインスのデプロイ自体は簡単ですが、バックアップジョブなどの設定は全て再設定になります。それに対して、VBRは設定情報をバックアップする機能があるため、VBRのサーバが壊れてしまった場合でもOSとVBRのアプリケーションをインストールし、バックアップしておいた構成情報をリストアすれば、バックアップジョブやカタログ、認証情報などの設定を戻すことができるため、再設定が不要になります。

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(7)スケールアウト対応

仮想マシンが多数あるような大規模環境では1台のVDPだけでは、バックアップを処理しきれない場合があります。そのような時、VDPの場合は追加のVDPアプライアンスを展開することになりますが、それぞれのVDPがバックアップ管理サーバ兼バックアップ処理サーバとなるため、各VDPにログインしてバックアップ設定をすることになり、運用も煩雑になります。

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それに対して、VBRはバックアップ処理サーバ(Proxy Server)だけを追加することができるため、バックアップ設定は1台のバックアップ管理サーバにログインして行えば良いため、運用が楽であり、簡単にスケールアウトすることが可能な仕組みになっています。

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以上のように、VBRにはVDPの問題を解決でき、更に多くのメリットがあります。ここでは書き切れませんが、VBRには他にも魅力的な機能が沢山ありますので、VDPから別製品への移行を検討している方は、VBRを検討頂ければ幸いです。

VBR以外にも弊社では多数のバックアップソフトを扱っておりますので、VBRに限らず、仮想環境のバックアップは弊社にお気軽にご相談ください。それでは、また。

 担当:臼井

2018/11/07

Veeam Availability プラットフォーム: ハイパー アベイラビリティがHCIのバックアップへ

本記事の原文はVeeam社のSenior Writerである Julie Tepe氏によるものです。
原文を参照したい方は <こちら > をご覧ください。
情報は原文の投稿時のものですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が生じている場合があります。
当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら
ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。
(初回はIDおよびパスワードの取得が必要です。)


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多くの方がご存じで、認識していきているように従来のITインフラ基盤は時代遅れになっています。

ハイパーコンバージドインフラストラクチャが私たちが環境について考えている事を変えています。

そして、エンタープライズ事業者の方は次の動向を計画しています。

お客様はリスクとコスト(これは現在のレガシーなシステムで構成されているものを仮想化によるすばらしい機敏性を手に入れる事)を最小化したいと考えているのです。

これらの新しい優先順位により、IT部門の方はギアをシフトし日々負荷が高く稼働しているワークロードを予算内に収めるソリューションを探すことがプレッシャーとなっています。同感ですか?良いことにNutanixはお客様が求めているスケールを簡単に実現できるものなのです。

Nutanix のAHVはレガシーのソリューションからクラウドへ再注目しているお客様へ仮想化機能を提供、主導しマルチクラウド環境はビジネスのストレージサイロを排除し管理を分離することにより、ストレージスペース、ビジネス計画開発に必要なスタッフのリソースを節約する事が出来ます。

また、AHVではスナップショットを通したデータ保護と遠隔レプリケーションの機能がありますが、エンタープライズの高いスケーラビリティーがあっても、膨大なデーターリスクとIT部門の方が考慮しなければいけないオンラインでのダウタイムの可能性があります。

NutanixのAcropolisインフラストラクチャーはエンタープライズクラスで、エージェントが不要なデータ保護の為の冗長性が必要なのです。


NutanixはVeeam社とこの冗長性このギャップ(ここのギャップとはお客様が求めている事とITが提供できるもの)を埋めるために提携しました。

Hyper-Available HCIを包括したソリューションでお客様を安心させるものとなります。Nutanix エンタープライズのお客様は現在、IT管理者の方を夜中に起こす "データ保護" という頭痛から解放されています。

Veeam Availablity for Nutanix AHVはVeeamのPlatformの一部でNutanixユーザーの為に特別に設計されました。

これは簡単にWebベースのUIでの利用やPrismと同じような感覚で操作できるようにしているためです。

Veeam Availability for Nutanix AHVは実際にNutanixが作成するSnapshotと連携します。

2つのオプションによりお客様はNutanixAHVのSnapshotによる早いバックアップ、仮想マシンのバックアップや個別ファイル、アプリケーションアイテムの復旧といった事が出来るようになります。

Veeam Availability for Nutanix AHVは簡単操作で、慣れているデザインであるため安心して利用いただけるはずです。

アプリケーション第一の考えはこのソリューション開発における大部分を占めており、私たちが求めているエンタープライズクラスソリューションでの重要な利益を提供するものなので、インフラ全体でのデータロス、従来のインフラストラクチャに付随する管理コスト、やデータ保護の対応に関連するものです。

エンタプライズのお客様は現在HCIへの一歩を踏み出すだけでなく、Veeam Availability for Nutanix AHVによるデータ保護、投資を有効という機会があるのです。

VeeamはNutanix社とのパートナーとお客様へ全てのアプリケーションの保護の為のHyper-Availabilityをお客様へ提供できることをとても誇らしく思っています。

もっと多くの情報を知りたい方はwww.veeam.com.まで

記事担当者 : SI技術本部 カッシー @Nutanix_NTNX

2018/04/19

Pure StorageとVeeamのゴールデンコンビ、誕生

Veeam Backup & Replication(VBR)の特徴の1つにストレージのスナップショットと連携する機能があります。この連携機能では、これまで、Dell EMC/NetApp/HPE/Nimble/IBM等の多くのハードウェアストレージ製品に対応しておりましたが、オールフラッシュ・ストレージ分野で急成長しているPure Storageのストレージ製品に対応しました!先週、両社からプレスリリースも出ております。

 Purestorage


-Veeam Software

https://www.veeam.com/news/veeam-and-pure-storage-partner-to-deliver-best-in-class-data-management-platform.html

-Pure Storage

https://www.purestorage.com/company/news-and-events/press/veeam-and-ps-partner-to-deliver-best-in-class-data-management.html


今までのVBRのストレージスナップショット連携では、Veeam社が各ストレージ製品のAPIに合わせて開発していましたが、VBR 9.5 Update 3からはUniversal Storage Integration APIというストレージと連携するためのAPIを公開し、ストレージベンダー側でVBRと連携させることが可能になりました。Pure Storageとの連携もUniversal Storage Integration APIによるもので、下記からPure Storageが提供するプラグインを入手することができます(要:Veeamアカウント)。

https://www.veeam.com/backup-replication-new-download.html

 

Plugin1_3


実は、VBRのストレージスナップショット連携はストレージ製品によって、できることに微妙に違いがあります。下の表は簡単に比較したものですが、Pure Storageのは場合、スナップショットのレプリケーションを除いて、ほぼ全ての機能が使えます。
Feature_2

 










最新情報や詳細は下記ドキュメントをご確認ください。

https://helpcenter.veeam.com/docs/backup/vsphere/storage_integration.html?ver=95


そこで、早速、弊社の検証環境でPure Storageプラグインを試してみましたので、今回はPure Storage プラグインの導入手順とPure Storage連携機能の特徴をご紹介します。尚、検証環境は下の図のFrashArray M20のiSCSIボリュームに仮想マシンを配置し、iSCSI SAN経由でバックアップする構成になっています。

Config_2

  


■Pure Storageプラグインのインストール

前述のダウンロードサイトからPure Storage用のプラグインをダウンロードし、zipファイルを解凍すると、exeファイルがありますので、実行します。VBRのコンソールを起動している場合は、事前に終了しておきましょう。

Pure01_2 

インストールウィザードが起動してきますので、「Next」をクリックします。

Pure02_2

 

使用許諾に同意して、「Next」をクリックします。

Pure03

 

「Install」をクリクしてインストールを実行します。

Pure04


インストール処理が走ります。

Pure05

 
インストールが完了したら、「Finish」をクリックします。これでプラグインのインストールは終わりです。

Pure06


では、次にPure Storageのストレージを登録していきます。VBRのコンソールを起動し、「Storage Infrastructure」から「ADD STORAGE」をクリックします。
Console

  

ストレージベンダーの一覧にPure Storageが表示されていますので、Pure Storageをクリックします。
Pure07a 
ストレージの管理IPを入力して、「Next」をクリックします。
Pure08_3

 

ストレージの認証情報を入力して「Next」をクリックします。

Pure09

 

自動的にストレージで使用しているプロトコルにチェックが付きます。

Pure10

 

今回の検証ではiSCSIのみを使用するため、FCのチェックを外し、対象のボリュームのみを選択して、「Next」をクリックします。

Pure13_3

 
サマリーを確認し、「Finish」をクリックします。ちなみに、弊社環境のPurityのバージョンは4.10.9ですが、バージョン4.8以降であれば対応しています。

Pure14_2

 

登録処理が完了したら、「Close」をクリックします。

Pure15

 

登録後はVBRのコンソールからPure Storageのストレージを確認できます。

Pure16_2


このようにプラグインのインストールと登録は、とても簡単です。では次に、Pure Storageとの連携できる主な機能をご紹介しょう。


■スナップショット連携バックアップ

VMwareのスナップショットだけを利用して仮想マシンをバックアップする場合、バックアップ時間が長くなるほど、スナップショット作成後に仮想マシンに加えられた変更内容を保持するデルタファイルが増大し、データストア容量の圧迫やパフォーマンス劣化、スナップショット削除時のマージ処理の失敗など多くの問題を引き起こす可能性が高くなります。

Pure Storageのストレージスナップショットと連携すれば、VMwareのスナップショットを作成後、すぐにPure Storageのストレージスナップショットを作成し、VMwareのスナップショットはすぐに削除してしまうため、前述のような問題が発生する可能性を低減することが可能です。

Pureveeamsnap_3

  
下のスクリーンショットはバックアップ中のPure Storageの管理画面ですが、頭に「VEEAM」と付くスプショットボリュームが自動的に作成され、Veeamサーバにマウントされます。

Puresnapvolume_3


バックアップ処理の中でストレージスナップショットの作成・削除が行われていることが確認できます。

Snapcreatedelete_2

 

■スナップショットジョブ

ストレージスナップショット連携のバックアップでは、バックアップ後に作成したストレージスナップショットを削除してしまいます(※設定で残すことも可能)が、バックアップせずにスナップショトだけをVBRから実行させることも可能です。VBRがスナップショット作成のスケジュールを制御することでバックアップとスナップショットの両方を一元で管理でき、更に仮想マシンの整合性も取れたスナップショットを作成できるメリットもあります。

また、バックアップは1日1回、スナップショットは1時間に一回など短い間隔でスナップショットを取得することで障害発生時には最新のスナップショットからリストアすることでデータの損失を最小限に留めることができるのです。

 

設定もPure Storageのスナップショットをポジトリ(バックアップ保存先)に指定するだけの簡単操作です。
Snapshotjob


作成されたスナップショットもPure Storageの管理画面とVBRの管理画面のどちらからでも確認することができます。

Vbrsnap_3


■スナップショットからのリストア

スナップショットは便利ですが、いざスナップショットからリストアしようとしたらボリューム単位でしかできないようでは、折角のスナップショットのメリットも半減してしまいます。その点、VBRのVeeam Explorer for Storage Snapshotsを使えば、Pure Storageのスナップショットの中の更に仮想マシンの中のファイルをリストアすることができます。元の仮想マシンに対して直接リストアすることもできますし、任意の場所にファイルをコピーしてリストアすることもできます。

また、VBRが対応しているアプリケーション(Active Drectory,Exchange SQL Server,SharePont Server,Oracle)であれば、仮想マシンの整合性を保持してスナップショットを取得しているため、仮想マシンやファイルだけでなく、データベースやActive Directoryオブジェクトなどのリストアも可能です。

Snapreastore_3

 


Pure StorageとVeeamの組み合わせによるメリットは如何でしたでしょうか?Pure Storageを既にお使いの方、あるいは、これからPure Storageを導入しようと検討している方は、是非、Pure StorageとVeeamの組み合わせによる最強のバックアップソリューションを体感してください!

Love_3


弊社ではPure StorageとVeeamの両製品を扱っておりますので、本ソリューションをご検討の方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。それでは、また次回。

 担当:臼井

2018/02/14

Veeamで物理サーバもまとめてバックアップできるんだ。こんなに嬉しいことは無い。

時間が経つのは早いもので、今年も2月中旬になってしまいました。昨年の売り上げが前年比36%増と絶好調だったVeeam Softwareですが、昨年末にはVeeam Backup & Replication(以下、VBR) 9.5の最新アップデートであるUpdate3をリリースしております!

※Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 3

https://www.veeam.com/kb2353

昨年5月の年次イベントであるVeeamON 2017において、次期バージョン(v10)で実装する新機能を発表しておりましたが、v10を待ちきれないユーザーの気持ちを忖度し(?)、VBR 9.5 Update 3ではv10で実装する予定だったいくつかの機能を先行して実装しています。

VBR 9.5 Update3ではIBM Storwizeのストレージスナップショットとの連携やvCloud Director 9.0対応、VMware Cloud on AWSサポート、Data Domain OS 6.1のサポート、LTO-8テープ対応などなど多くの機能追加や機能拡張が行われておりますが、特に注目したいのがエージェント管理機能です。そこで、今回はエージェント製品についてご紹介しましょう。


■エージェント製品とは?

仮想環境のバックアップで有名なVeeamですが、実はVeeam Agent for Microsoft WindowsVeeam Agent for Linuxといった物理サーバをバックアップするための製品もあります。エージェント製品はバックアップ対象サーバにエージェントソフトウェアをインストールし、オンラインでディスクイメージをバックアップする製品です。

 

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システムリカバリは専用のリカバリメディアからサーバを起動してリストアするだけで、簡単にサーバを復旧することができることからシステムバックアップ用途でも多く使われています。 

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■VBRとの連携

エージェント製品はVBRのオプションではなく、単体で動作する別製品です。これまで、エージェント製品のバックアップ先としてVBRのリポジトリを利用する部分的な連携機能はありましたが、バックアップジョブの作成やステータスの確認は、それぞれの製品の管理コンソールから行うため、管理は別々になっていました。

しかし、VBR9.5 Update 3からは、VBRの管理コンソールからVeeam Agent for Microsoft Windows(v2.1)やVeeam Agent for Linux(v2.0)のエージェントを管理でき、バックアップジョブの作成やステータスの確認が行えるようになりました。エージェント製品がVBRと別製品であることは変わりませんが、このエージェント製品との統合により、仮想環境も物理環境も纏めて1つのコンソールから纏めて管理することが可能です。

 

Agent03_10


■エージェント統合のメリット

仮想環境が当たり前の時代とは言え、どうしても物理サーバは残ってしまうものです。そのような時に、仮想環境をVBRでバックアップしつつ、物理環境はエージェント製品でバックアップすることで、1つの管理コンソールから仮想も物理も纏めてバックアップの管理ができるだけでも素晴らしいのですが、Windowsでは更にメリットがあります。

実は、VBRの管理サーバは構成情報をバックアップする機能はありますが、残念ながら、管理サーバ自身のシステムバックアップ機能はありません。サーバに障害が発生した場合、仮想マシンをリストアできる状態に戻すには、ハードウェアを修理後に①OSインストール・設定→②VBRインストール→③VBR構成情報のリストアという手順を踏む必要があります。

しかし、Veeam Agent for Microsoft WindowsでVBRの管理サーバをバックアップしておけば、OSやVBRを再インストールすることなく、リカバリメディアからサーバを起動してバックアップデータをリストアするだけで簡単に素早くVBR管理サーバを復旧することができてしまうのです。

Agent05_2

更に、仮想環境としてHyper-Vをご利用の場合にはVBRでHyper-V仮想マシンをバックアップし、Veeam Agent for Microsoft WindowsでHyper-VホストをバックアップすることでHyper-Vのホストもゲストも纏めて完璧に保護できます。Hyper-VのバックアップでVBRを検討のお客様は、是非、エージェント製品も一緒にご検討いただければ幸いです。

Agent06_2


今年のVeeamは、待望のVBR新バージョン(v10)は勿論、Nutanix AHV用バックアップ製品、AWS用バックアップ製品など新製品を続々とリリースしていきますので、今年もVeeamにご期待ください!それでは、また。

【参考情報】

担当:臼井 

2017/09/06

HyperFlexのバックアップはVeeamにお任せ!2017

シスコ社のHCIであるHyperFlexのバックアップにはVeeam Backup & Replication(以下、VBR)で間違いないことは、前回お伝えしましたが、最新のVBR 9.5 Update 2では、更に進化し、HyperFlexのネイティブスナップショットとの連携が可能になりました!

VBRの特徴の1つであるストレージスナップショット連携は、これまでもDell EMC/NetApp/Nimble/HPE などのハードウェアストレージには対応しておりましたが、HCIのSDS(Software-Defined-Storage)としては、HyperFlexが初の対応です。

そんなHyperFlexですが、7月末にHyperFlexの最新バージョンである2.5がリリースされました。早速、HyperFlex 2.5(1b)とVBR 9.5 Update2の組み合わせでHyperFlexのネイティブスナップショットとの連携によるバックアップを試してみましたので、ちょっとご紹介しましょう。


まずは、HyperFlexの登録です。VBRの管理コンソールを起動し、[STORAGE INFRASTRUCTURE]で [Add Storage]をクリックします。 
Vbrhx01_3



「CISCO HYPERFLEX」をクリックします。
Vbrhx02_3



HyperFlexの管理用のIPアドレスを入力し、[Next]をクリックします。
Vbrhx03_3



HyperFlexの管理者ユーザー(admin)の認証情報を設定し、[Next]をクリックします。

Vbrhx04



そのまま[Next]をクリックします。

Vbrhx05



サマリーを確認して、[Next]をクリックします。HyperFlexのバージョン情報(2.5.1b-26284)も認識しています。
Vbrhx06



登録処理が実行され、登録が完了します。Vbrhx07_4



バックアップを実行してみたところ、HyperFlex スナップショットの作成と削除のメッセージが表示され、スナップショット連携のバックアップが成功しました。 

Vbrhx09

 

バックアップ中に仮想マシンのスナップショットを確認すると、「SENTINEL」というスナップショットが作成され、その下にVeeamによるテンポラリのスナップショットが作成されています。「SENTINEL」というスナップショットはHyperFlexのネイティブスナップショットを使う際に最初に作成されるスナップショットのため、VeeamからHyperFlexのスナップショットを呼び出していることが分かります。

Vbrhx10a_2


何故、HyperFlexのネイティブスナップショットと連携できると良いのか?HyperFlexとVBRを組み合わせるとどんなリットがあるのか?ピンと来ていない方は、下記のセミナーに参加いただけると、きっとお分かりいただけると思います。東京・名古屋・大阪・福岡で開催しますので、是非ご参加ください!

シスコの爆速堅牢なハイパーコンバージドインフラご紹介セミナー

https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/814


このセミナーでは最新のHyperFlex 2.5の情報もお伝えします。HyperFlex 2.5では専用の管理ツールのHyperFlex Connectやレプリケーション機能など新機能が盛り沢山ですので、ご期待ください。これからHyperFlexを提案や導入しようとしている方は必見ですが、既にHyperFlexをご利用いただいている方のご参加もお待ちしております。

Vbrhx11_2



最後に、Ciscoと Veeamと言えば、アプライアンスの下記キャンペーンも好評につき、キャンペーン期間を延長しましたので、こちらも併せて宜しくお願い致します。http://www.networld.co.jp/campaign/cisco_veeam_backup/

 担当:臼井

2017/08/02

敢えて言おう、VeeamはvSANに対応していると!

VMwareのSoftware-Defined StorageであるVMware vSANは、vSphere 5.5 Update1でリリースされて以降、vSphereのバージョンアップに合わせて、何度かバージョンアップが行われています。最近ではvSphere 6.5dのリリースに合わせて、vSAN 6.6がリリースされました。

そんなvSANですが、vSphere6.5対応やvSAN対応を謳っていても、現在はvSAN 6.5以降には完全に対応できていないバックアップソフトが多い状況ではありますが、Veeam Backup & Replication(以下、VBR)は、前回ご紹介したVBR 9.5 Update1で既にvSAN 6.5に対応しており、更に、5月にリリースされたVBR 9.5 Update2でvSAN 6.6にも対応しているのです!

Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 2

 Platform support
   -VMware vSAN 6.6 support.

そこで、今回は実際に検証環境でVBR 9.5 Update2を使用してvSAN6.6上の仮想マシンのバックアップ・リストアを試してみました。


■検証構成

論理的には下記のような構成になっており、4ノードvSANで仮想マシンとして構成したVeamサーバがvSAN上の仮想マシンをData Domainにバックアップします。

 Config1_3

実際にはESXiはNestされた仮想マシンになっており、Data DomainもVirtual Edition(仮想アプライアンス)のため、全て仮想環境上で動作しています。vSpheer Web Clientで見ると下のような感じです。ESXiのビルドが5310538 になっていることから、ESXiが6.5.0dであること分かります。vSANは全てSSDでオールフラッシュ構成(エミュレーションですが…)で重複排除・データ圧縮が有効になっています。

Vsan1_3

■バックアップ

まずは、バックアップですが、バックアップ対象の仮想マシンの選択では、データストアでvSANのデータストアである[vsanDatastore]がきちんと見えています。

Vsan3_2

下の図がバックアップを実行した結果は下の図になりますが、「hotadd」と表示されていますので、仮想マシンのVeeamサーバがHotaddモードでのバックアップに成功しています。Nest環境のため、スループットが良くない点はご容赦ください。
 

Vsan4_2

■リストア

次にリストアをしてみましょう。リストアのウィザードではvSANデータストアの中に仮想マシンに別途、割り当てている仮想マシンストレージポリシー(Test-VM-Policy)が表示され、ストレージポリシーの情報含めてバックアップしていることが分かります。

Vsan5_2

リストアも問題なく成功しました。「hotadd」を表示され、リストアでもHotaddモードでvSANデータストアにリストアできていることが分かります。

Vsan6_2

リストアされた仮想マシンの仮想マシンの設定を確認してみると、割り当てていた仮想マシンストレージポリシー(Test-VM-Policy)も戻っていました。

Vsan7

仮想マシンストレージポリシーが戻るのは当たり前と思う方もいるかもしれませんが、vSAN対応を謳っているバックアップソフトでもStorage Policy-Based Management (SPBM) には対応できておらず、リストアすると、デフォルトの仮想マシンストレージポリシー(Virtual SAN Default Storage Policy)が割り当てられ、リストア後に手動で仮想マシンストレージポリシーの再割り当てが必要なものが多いのです。

vSAN環境では仮想マシンストレージポリシーで仮想マシンの冗長化を定義するため、バックアップソフトがSPBMに対応しているかどうかは重要です。また、他のバックアップソフトの場合、バックアップベンダーが独自にvSAN環境でテストを行い、vSAN対応を謳っていることがほとんどですが、VBRは独自にテストをしているだけでなく、VMware社のvSAN認定も取得し、VMware社のKBにも掲載されているほどです!

※vSAN データストアを使用した Veeam のバックアップと複製 (2150856) http://kb.vmware.com/kb/2150856


vSphere 6.5でvSANを利用するとなると、今後はvSAN6.6が前提になってきますが、VBRであれば、vSAN環境やvSANベースのハイパーコンバージドインフラ製品でも安心してバックアップできます。vSANの導入を検討している方や既にvSANを導入済みでvSAN 6.6へのバージョンアップを予定している方で、VBRを検証してみたいという方は、是非、評価版でお試しください!

■参考

Veeam Backup & Replication 評価版ダウンロード

VMware vSphere向け簡易手順書(日本語版評価ガイド)

Configuration for VMare VSAN

 担当 臼井

2017/02/28

空前絶後のォ!超絶怒涛のvSphere6.5対応バックアップ!!(Veeam B&R 9.5 Update1)

昨年11月にリリースされたvSphere 6.5ですが、VMwareを愛し、VMwareに愛された(?)バックアップソフトであり、インスタントVMリカバリやストレージスナップショット連携、全てのエージェントレスバックアップの産みの親とも言える(?)、Veeam Backup & Replication 9.5 (以下、VBR 9.5) が1月にリリースされたUpdate1で早くも対応しました!


◆Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 1
https://www.veeam.com/kb2222


「vSphere 6.5に対応しているバックアップソフトなら、既に他にあるよ」と思った方もいるかもしれませんが、そういったバックアップソフトはエージェントレスで仮想マシンバックアップするためのAPI(VMware vSphere Storage APIs – Data Protection)のSDKであるVirtual Disk Development Kit(以下、VDDK)が古いバージョン(6.06.0.2)を利用していることが多く、vSphre 6.5をサポートはしているものの、vSphere 6.5の新機能には対応できていません。


※VDDK 6.0.2リリースノート抜粋
https://www.vmware.com/support/developer/vddk/vddk-602-releasenotes.html
The VMware policy concerning backward and forward compatibility is for VDDK to support N-2 and N+1 releases. In other words, VDDK 6.0 and all of its update releases support vSphere 5.1, 5.5, and 6.5 (except new features).


VBR 9.5 Update 1ではVDDK6.5を利用していますので、vSphere 6.5に完全対応しています。そこで、今回はVBR 9.5 Update 1でのvSphere 6.5対応の一部をご紹介しましょう。


■新しいファイルシステムののサポート

vSphere 6.5の新しいVMFSのバージョン6では512eのサポートや領域の自動再利用などの機能追加が行われていますが、VBR 9.5 Update1ではVMFS6にも完全対応しています。他のバックアップソフトではVMFS6の場合、FC SANやiSCSI SANのようなSAN経由でバックアップするSANモードでのバックアップができないことが多いのですが、VBR 9.5 Update1ではVMSF6であってもSANモードでバックアップすることが可能です。

  

Vmfs6_4

                

VMFS5からVMFS6にはインプレースアップグレードができないため、vSphere 6.5を導入する場合には、最初からVMFS6にしておきたいところですが、VBR 9.5 Update 1ならVMFS6で構成しても安心です。最初はVMFS5で構成し、後でVMFS6にしたいという場合でもVMFS5の環境の仮想マシンをVBR9.5 Update 1でバックアップし、VMFS6にフォーマットし直した環境に対してリストアすることもできてしまいます。

また、VMFS6だけでなく、VSAN 6.5にも対応しています。vSphere環境やVSANを利用しているハイパーコンバージドインフラ製品は、今後、vSphere 6.5ベース(=VSAN 6.5)になっていきますが、VBR9.5 Update 1ならVSAN 6.5になっても心配ありません。



■仮想ハードウェアバージョン13のサポート

vSphere 6.5では新しい仮想ハードウェアバージョンの13が提供され、仮想NVMeコントローラやuEFIセキュアブート、VMFS6での自動領域再利用などの新機能を利用する場合には仮想ハードウェアバージョン13が必須となっています。

Vmhw13_4

  

VBR 9.5 Update1は、この仮想ハードウェアバージョン13にも完全対応していますが、VDDK 6.5を使っていないバックアップソフトでは、仮想ハードウェアバージョン13に完全に対応していないため、事前に仮想ハードウェアバージョン13に対応していることを確認しましょう。

■暗号化されたVMのサポート

vSphere 6.5ではハイパーバイザーにビルトインされた仮想マシンの暗号化機能が提供されていますが、VBR 9.5 Update 1では暗号化された仮想マシンのバックアップにも対応しています。

Efi_4

ただし、vSphere側の制限により、SANモードのバックアップは不可で、NBD(要SSL)モードかHotadd(要プロキシVM自体の暗号化)モードのみとなりますので、気を付けましょう。

Vmenc

 

NBDモード利用時の圧縮

vSphrere 6.5ではバックアップでも新機能が実装されています。ネットワーク経由でバックアップデータを転送するNBD(Network Block Device)モードでは、これまではバックアップデータがそのままESXiホストからプロキシサーバに送られてきましたが、VDDK 6.5ではNBDトラフィックの圧縮を有効にする機能が追加されています。

Nbdcomp_4


VBR 9.5 Update 1はNBD圧縮機能に対応していますので、NBDモードでバックアップしている環境では、vSphere 6.5&VBR 9.5 Update1にするだけで、バックアップのパフォーマンが向上するかもしれません。


今回はVBR 9.5 Update1でのvSphere 6.5対応を中心にご紹介しましたが、VBR 9.5自体も前バージョンから多くの新機能や機能拡張が行われていますので、下記のWebinarや資料をチェックして、空前絶後の超絶怒涛のバックアップを感じてください!

https://www.veeam.com/jp/videos/availability-suite-9-5-now-generally-available-9130.html

https://www.veeam.com/pdf/new/veeam_backup_9_5_whats_new_jp.pdf

担当:臼井

2016/11/24

EMC UnityはVeeamファーストで行こう!

今年5月に「EMC VNX/VNXe」の後継として、日本で販売が開始された「EMC Unity」ですが、VMwareのストレージとして既に利用されている方やこれから導入しようと計画している方も多いと思います。そこで、Unityと相性ピッタリのバックアップソフトであるVeeam Backup & Replication (以下、VBR)を一緒に使うと、どのようなメリットがあるのかをご紹介します。


■Unityスナップショットからのリストア

Unity自体にスナップショット機能があり、CIFSのファイルサーバー用途では、WindowsのVSSと連携してファイル単位でのリストアが可能です。しかし、VMwareのデータストアとして利用している場合は、データストア丸ごとのリストアとなってしまい、1つのデータストア上に多数の仮想マシンがある環境では気軽に利用することができません。

Veeam14_7

 

 そんな時に便利なのが、VBRのVeeam Explorer for Storage Snapshotsです。Unityのスナップショットから仮想マシンの中のファイルをリストアすることができます。

Veeam02


Explorerから元の仮想マシンに対して直接リストアすることもできますし、任意の場所にファイルをコピーすることもできます。

Veeam15_3


更に、同様の手順で仮想マシンの中のアプリケーション単位(Active Directory,Exchange,SQL Server,SharePont Server,Oracle)でリストアすることも可能です。

Veeam03_2


例えば、Active Directoryのドメインコントローラの仮想マシンの場合には、ストレージスナップショットからユーザーやグループポリシー、DNSレコードをリストアできます。

Veeam04_3


短い間隔でスナップショットスケジュールの設定をしていれば、より最新のスナップショットデータから簡単にリストアすることができ、同じデータストア上の他の仮想マシンにも影響がないため、気軽にスナップショットを利用できます。


■Unityスナップショットの活用

Veeam Explorer for Storage Snapshotsのメリットは、Unityのスナップショットからのリストアだけではありません。インストタントVMリストア機能と組み合わせて、Unityのスナップショットから仮想マシンを直接起動することも可能です。これにより、仮想マシンに障害が発生した場合でも、リストアするよりも短時間で仮想マシンを立ち上げて、業務を継続することが可能です。

Veeam05


ストレージスナップショットから起動した仮想マシンはVBRのコンソールからStorage vMotionを実行することで、そのまま本番環境として利用することも可能です。

Veeam20_3

 
障害が発生していない場合でもスナップショットから起動した仮想マシンは、本番環境の完全に分離されたコピーになりますので、アプリケーションのインストールやパッチ適用のテスト環境、仮想マシン上で障害が発生している場合には、トラブルシューティング用の環境としての利用など、スナップショットを様々な用途で活用することができます。

最近では、バックアップデータから仮想マシンを直接起動できるバックアップ製品も増えてきていますが、VBRでは2010年にリリースされたバージョン5からインスタントVMリカバリ機能を提供しており、更に他社の上を行くストレージスナップショットからの起動を提供しています。


■Unityのスナップショットと連携したバックアップ

スナップショットは便利な機能ですが、ストレージ筐体そのものに障害が発生した場合には、全てのデータが消えてしまいます。そのため、別の媒体にデータを保存する”バックアップ”を行うことが重要ですが、バックアップにおいてもUnityにVBRを組み合わせるメリットがあります。

それは、Unityのスナップショットと連携してバックアップができることです。他社の仮想環境用のバックアップソフトでもUnity上の仮想マシンをバックアップすることはできますが、他社製品はストレージがUnityかどうかは見ていません。どのストレージを使っていても全て同じです。

しかし、VBRはデータストアがUnityのストレージであることを理解し、vSphereのスナップショットだけでなく、Unityのスナップショットと連携してバックアップをしてくれます。vSphereのスナップショットだけの場合、仮想マシンの容量が大きく、バックアップ時間がかかるケースや、バックアップ中に仮想マシンへの変更が多いケースでは、デルタファイル(Redoファイル)の肥大化やスナップショット削除時のマージ処理で問題が起きる可能性がありますが、Unityのスナップショットと組み合わせれば、このような問題を解決することができます。

バックアップジョブの設定もチェックを付けるだけです(デフォルトでチェックが付いています)ので、意識することなく簡単にストレージスナップショットと連携してのバックアップが可能です。

Veeam19_2

※Unityの接続(FC,iSCSI,NFS)にあわせて、VBRのサーバがUnityのストレージにアクセスできるようにUnity側やVBRのOS側の設定は必要になりますので、ご注意ください。

■どうやってUnityVeeamを組み合わせるの?

Unityと連携するには設定が難しいのでは?と思う方もいるかもしれませが、設定ウィザードに従い、Unityを登録するだけでVBRが自動的にストレージを検出してくれます。ウィザードの流れを見ていきましょう。

 ①[EMC]を選択します。

Veeam17_2


②[Unity]を選択します。

Veeam08_3

 
③Unity管理用のホスト名かIPアドレスを入力します。

Veeam09_2


④Unityの認証情報を入力します。

Veeam10_2


⑤自動でUnityが使用しているプロトコルを認識し、プロトコルにチェックが付きます。

Veeam11_2


⑥Unityの情報がサマリーで表示されますので、Finishで完了です。

Veeam12_2


⑦Unityの作成済みスナップショットと仮想マシンが表示されます。

Veeam13_3

このように簡単にUnityを登録できますが、vSphereとUnity、Veeamと複数の製品が絡むため不安だという方は、弊社の導入サービスをご利用いただければ、vSphere・Unity・VBR全て弊社で設定させていただきますので、ご安心ください!
http://www.networld.co.jp/support/introduction/


ご紹介した全ての機能はUnityだけでなく、VNXやVNXeでも利用できますので、VNX/VNXeを既にご利用の方は今からでも遅くありません。今のうちに、VBRを導入しておけば、何年後かにVNX/VNXeをUnityにリプレースする際にも、引き続き、VBRを利用することが可能です。

VMware環境でEMCストレージをご使用の際には、Veeamを真っ先に思い出していただければ幸いです。

 担当:臼井

2016/08/10

HyperFlexのバックアップはVeeamにお任せ!

先月、弊社ではCisco HyperFlexとVeeamの共同セミナーを全国4拠点で開催し、ニュースサイトでも紹介されました!
http://biz.bcnranking.jp/article/news/1607/160711_142672.html

そこで、セミナーにご参加いただいた方には重複する内容になりますが、今回はVeeam Backup & Replicationを使用したHyperFlex環境のバックアップについてご紹介させていただきます。


①  HyperFlexとは?

こちらでご存じの方もいるかもしれませんが、今年3月に発表されたCiscoのハイパーコンバージドインフラ製品で、Fabric Interconnect + UCSサーバのハードウェアで構成され、SDS(Software Defined Storage)+管理ツールが含まれます。SDSはSpringpathのものを使用しており、重複排除と圧縮が標準機能になっています。

Hxveeam1

②  何故、HyperFlex+Veeam?

HyperFlexはVMwareの仮想環境に特化したハイパーコンバージドインフラ製品であり、Veeamも仮想環境に特化したバックアップ製品で相性ピッタリの組み合わせです。また、HyperFlexはUCSのノードを追加することでスケールアウトに対応できますが、Veeamもバックアップ処理を行うプロキシサーバやバックアップ保存先となるリポジトリを追加することでHyperFlexにあわせてスケールアウトに対応できます。

Hxveeam2_2これは弊社の勝手な思いつきの組み合わせではなく、Cisco社とVeeam社はアライアンスが組まれており、既に海外ではHyperFlexとVeeamがセットになったアプライアンス製品も販売されています。

https://www.cisco.com/c/dam/en/us/products/collateral/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/whitepaper-CiscoVeeam.pdf

Hxveeam3_2

③  VeeamでHyperFlexをバックアップしてみよう!

物理のVeeamサーバを用意して、NBDモード(10Gネットワーク経由)で、1つのバックアップジョブで仮想マシン(Windows 2012 R2/100GBのVMDK)を1台/2台/3台/6台/9台/12台と台数を変えて、HyperFlex上の仮想マシンをバックアップしてみました。

【検証構成】

Hxveeam4_6

Hxveeam4a_5 

その結果が下の表です。

Hxveeam5

注:

※バックアップ時間は3回実行しての平均値になります。

※仮想マシンはHyperFlexのクローン機能を使用して用意しました。

※仮想マシンは起動した状態であるため、バックアップ容量はログなどにより差異があります。

※仮想マシンは各ESXiホストに均等に配置しております。(例)12VMの場合は、1ESXiホストに4VM配置

※プロキシサーバの同時タスク数(デフォルト:2)、リポジトリの同時タスク数(デフォルト:4)、データストア毎のスナップショット数(デフォルト:4)の制限は解除しております。

※弊社の検証環境での値であり、全ての環境で同等の数値が出ることを保証するものではありません。

 

1台だけでバックアップした時間(4分弱)も十分早いですが、台数を増やしていくことで、1VMあたりの時間が一層短くなっていきました。6台以上の場合は、なんと!1VMあたり、1分を切る高速バックアップです!!Thin DiskとThick Diskも数秒程度の違いしかありません。

SpringpathのSDSが重複排除・圧縮が標準機能ということで、バックアップ(読み取り)に時間がかかるのでは?と心配した方もいるかもしれませんが、安心してください。こんなに高速にバックアップすることができます!! 

あまりのバックアップの速さに信じられない方は、下記の無償の製品評価版で試して、第3者の厳しい目で判断してください。

Veeam Backup & Replication製品

Veeam製品評価版入手手順

評価ガイド(日本語版)

HyperFlex+Veeamは安心・確実な組み合わせです。日本でHyperFlexとVeeamの両方を販売できるのはネットワールドだけですので、HyperFlexのバックアップを検討している方は、お気軽に弊社までご相談ください。HyperFlexに限らず、ハイパーコンバージドインフラ環境のバックアップにお悩みの方からのご相談もお待ちしております。

担当:臼井

2016/07/01

◆Cisco HyperFlex+Veeam コラボセミナー◆

ネットワールドらぼをご覧の皆さんこんにちは、ネットワールドSI技術本部

システムエンジニアの小野です。

2016年も半分が過ぎ、季節は夏!暑くなって参りました。

弊社メルマガの方では数回に渡ってご案内させていただきましたが、

『HyperFlex+Veeam』のコラボセミナーの日程が迫って参りました。

詳細は下記の通りです。

https://networld.smartseminar.jp/public/seminar/view/643?_ga=1.26350333.1379053860.1436487478

東 京: 2016.07.08(金) 13:30~17:00(受付開始13:00~) 定員 60名

福 岡: 2016.07.15(金) 13:30~17:00(受付開始13:00~) 定員 30名

大 阪: 2016.07.21(木) 13:30~17:00(受付開始13:00~) 定員 40名

名古屋: 2016.07.22(金) 13:30~17:00(受付開始13:00~) 定員 30名

大変多くのお客様よりご応募をいただき

東京は満員御礼となりましたが、名古屋、大阪、福岡はまだ空席がございますので、

一人でも多くのお客様にご参加いただければ幸いです。

Cisco HyperFlexそして、Veeamの魅力は当日ゆっくりお話させていただくとして、

今日は嬉しい参加者特典(ノベルティ)をご紹介したいと思います。

おっと、ノートPCの上にHyperFlex!?

Img_00661_3

実機と見紛うほど本物そっくりな、こいつを実機と並べてみました。

Img_00531

ちっちゃい、しかし本物そっくり!

Img_00601

側面はFIになっています。

Img_00651_2

背面も忠実に再現しています!おっと、これはHX240cですね。

中身は当日のお楽しみです!

デスクに飾っていただければ、HyperFlexをいつも身近に視覚的に

お楽しみいただくことができます。

本来ならば、最小構成3台ずつプレゼントしたいところですが、数量に限りがございますので

お一人様一つとさせていただきます。

今後HyperFlexのハンズオンセミナー等も企画中ですので、

ネットワールド×Cisco HyperFlexの今後に、ご期待ください。

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