*Veritas Feed

2017/12/28

バックアップアプライアンスのHWスペックを調べてみた

こんにちは、バックアップ製品担当の宮内と申します。
(実は昨年1度だけ記事を書いているのですが、覚えている方いらっしゃいますか...)

さて、年の瀬ですね!
今年のバックアップ業界も色々ありました。
個人的に注目していたのはバックアップアプライアンスの動向です。

バックアップアプライアンスとは

バックアップソフトウェア・OS・保存先ストレージなど、必要なものが一体化した製品。
バックアップアプライアンス一台を導入すれば、すぐにバックアップ環境の構築ができます!

アプライアンス製品を検討する検討するときにちょっと困るのが、ハードウェア周りの仕様。
バックアップ製品は基本的にはソフトウェアだから、というのもあるかもしれませんが、 ソフトウェア面の情報に比べると、ハードウェア面は欲しい情報が見つからないこともちらほら...

そこで!今回はバックアップアプライアンスのハードウェアスペックをひたすらまとめてみました!
いろいろな製品があるのですが、今回は弊社取扱製品の中で話題にのぼることの多い Arcserve UDP Appliance (UDPA)Veritas NetBackup Appliance(NBUA)を ピックアップしました。

Arcserve UDP Applianceとは

Arcserce社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはArcserve UDP
今回は UDP 7300/7320 の情報をまとめました。
★ハードウェアスペックが強化された UDP 8000シリーズも最近リリースされました。

Veritas NetBackup Applianceとは

Veritas社から発売されているバックアップアプライアンス。
搭載されているバックアップソフトウェアはVeritas NetBackup
今回は NetBackup 5240 Appliance の情報をまとめました。
★エンタープライズ環境向けの53x0シリーズもあります。 NetBackup 5340 Applianceが最近リリースされました。

最初に注意書きさせていただきますが、本記事の目的はUDPAとNBUA両製品のハードウェアスペックを明らかにすることであり、2製品を比較し優劣をつけることではありません!
そもそも搭載されているバックアップソフトウェア自体の性質も大分違いますし
「どっちのアプライアンスがいいの?」というのはお客様のご要望によりけりで、一概には言えないのです。
あくまで検討の際の一つの材料として、本記事にまとめたデータがお役に立てば幸いです。

前置きが長くなりましたが、早速見ていきましょう!


■サイズ・重量

  UDPA NBUA
ユニット数 1U 2U
サイズ(WxLxD) [cm] 4.3 x 43.7 x 65 8.89 x 48.26 x 79.38
重量 [kg] 14.5 23.0

□UDPA

比較的軽くてコンパクトです。
余談ですが、白いベゼルは日本限定版らしいですよ!

□NBUA

容量によって拡張シェルフ(1シェルフ2U・最大6シェルフ)が追加できるので
表に記載の内容は本体部分のみのスペックとなります。

■ディスク

  UDPA NBUA
搭載ディスク数 4 8
1ディスクあたりの容量 4 TB / 8 TB 1 TB / 3 TB / 6 TB
保存先容量 12 TB / 24 TB 4 TB / 14 TB / 27 TB
RAID構成 RAID 5 RAID 6 (+ホットスペア)

□UDPA

保存容量は12TB(7300)と24TB(7320)の2モデルがありますが、
全体構成はほぼ変わらず、1ディスクあたりの容量のみが違います。
別途SSD256GBも搭載されています!
※SSD領域は重複排除の計算に使われます

□NBUA

本体部分のみでは3サイズのモデル展開、シェルフを含めると最大294TBまで拡張可能です!大容量!
データ保存領域とOS領域が分かれていて、OS領域も含めると搭載ディスク数は12になります。OS領域はRAID1で構成されています。

■CPU・メモリ

  UDPA NBUA
RAM 32 GB 64 GB / 128 GB
コア数 1 x 6 2 x 8
周波数 1.9 GHz 2.4 GHz

□UDPA

今回は7300の情報ですが、前置きで軽く触れたように、12月からCPU・RAMなどの性能が強化されたUDP 8000シリーズがリリースされています!
コア数やRAMのサイズ自体は変わらないのですが、どれもワンランク上のパーツに変わったということで
「バックアップ・リストアのパフォーマンスが向上したよ!」とArcserve社エンジニアのKさんが教えてくれました。
ちなみにCPU周りの公開情報は見つからなかったので、弊社が所有している検証機をつかって調べています。

□NBUA

RAMはデフォルトは64GBですが、128GBまで増設可能です!
目安としては、拡張シェルフをくっつける場合はメモリも増やしましょう、というのが推奨のようです。

■ネットワークインターフェース

  UDPA NBUA
標準搭載 1GbE x2 1GbE x4+10GbE(Copper) x2
拡張スロット数 2 6
増設可能なオプション SAS / FC / Ethernet SAS / FC / Ethernet / iSCSI

□UDPA

10GbEのポートは標準搭載こそされていませんが、拡張スロットによって追加が可能です。
テープ装置も接続できますよ!

□NBUA

SASは拡張シェルフの接続用です。
追加ポートの数と種類で11タイプが用意されており、そのなかから要件に見合ったものを選択する方式です。

以上、まとめてみました。いかがでしたか?
いずれの製品も、それぞれのバックアップソフトウェアのためにチューニングされた、メーカーお墨付きのハードウェア構成になっています!
興味を持たれた方はぜひ!バックアップアプライアンス製品、ご検討くださいませ!

最後に、それぞれの製品のメーカー紹介サイトは、UDPAがこちら、 NBUAがこちら
今回紹介していないUDP8000シリーズ、NBUA5340の情報もチェックしてみてくださいね!

ここまで読んでくださりありがとうございました!それでは皆さん良いお年を!


書いた人:宮内

2016/12/28

NetBackupで仮想マシンの瞬間リカバリ!

はじめまして、宮内と申します。
普段は主にバックアップ製品を担当しています。以後お見知りおきを!

初めてのブログでご紹介するのはVeritas NetBackup
もともと高性能で有名なバックアップソフトウェアですが、最近はアプライアンスの新バージョン登場、ソフトウェア でも12月に新バージョン登場、と注目度が更にうなぎのぼり!(と思います)
こちらのブログでも、重複排除とアクセラレータ、 クラウド連携( API編クラウドゲートウェイ編 )、 SelfService など、過去に何度かホットな機能の紹介をさせていただいていますね。
一方で、便利なのに認知度の低い機能もちらほら。。
そこで!私からは、ちょっとニッチな便利機能を紹介したいと思います。

前置きが長くなりましたが、今回はインスタントリカバリ機能をご紹介します!

インスタントリカバリ(略称IR)とは:
バックアップデータを直接ESXiにマウントして仮想マシンを即座に起動させる機能

こんなイメージです↓

1

バックアップデータをESXiのデータストアに移動させることなく仮想マシンファイルを読み出すので、普通のリカバリよりも迅速に復旧できます。

IRは、以前のバージョンから搭載はされていたのですが、コマンドでしか操作できず、(GUIしか使えない初心者の私にとっては)ハードルの高いものでした。
NetBackup 7.7からはvSphere Web ClientからGUI操作でできるようになり使いやすくなったので、胸を張って紹介できます!

インスタントリカバリが使えるようになるまでの道のりはこちら↓

2 もうちょっと設定手順が簡単だといいんですが。。贅沢は言わない。

Webサーバーは既存のものがあればプラグインのインストールのためだけに作成しなくても大丈夫です。

それではインスタントリカバリをしていきましょう!
せっかくなのでNetBackupのプラグインは最新バージョンの 8.0 を入れてみました!!
※スクリーンショットには開発段階のものを含みます。


vSphere Web Client からのIRの流れはこちら↓

3

プラグインを入れた状態でvSphere Web Clientを起動します↓

4 赤いマークが目印です。

5つ並んだボタンの中から「Instant Recovery Wizard」を選んでリカバリ開始↓

5 あ、もちろんですが、リカバリの前に仮想マシンのバックアップはしておいてくださいね!

リカバリしたい仮想マシンを選びます↓

6 右下の"Add Virtual Machines"をクリックします。
左上に現在選んでいる仮想マシンの台数が表示されます。

リカバリするデータとか場所とか名前とか設定します↓

7

8

9

リカバリ前にはチェックが必要です↓

10 チェックが済んだらインスタントリカバリ実行!

すぐに起動してきました!↓

11 今回はIRしたマシンに「○○-irv」と名前をつけています。

12 こちらはNetBackupの管理画面。
今回は2分弱で2台の仮想マシンが起動したことが確認できます。

1台目は約30秒でリカバリできました。ちなみに、同じ仮想マシンを通常のリストアで復旧させたら、1台で約26分かかりました。
IRによって、リカバリ時間が1台あたり約25分の1まで短縮できましたね!
※本検証環境における参考値です。短縮できる時間は環境によって異なることがあります。

なお、NFSがうまく動作していないとリカバリに失敗することがあります。
リカバリ失敗時にNetBackupサーバーではステータスコード「5」が、Web-Clientのタスクでは「無効なデバイスです」といったメッセージがそれぞれ表示されていたら、NFSの不調を疑いましょう。
そんなときはバックアップサーバーで以下のコマンドを実行し、NFSの再起動を行ってみてください。

さて、IRは一時的にバックアップデータをマウントしており、起動した仮想マシンも一時的に使用することを前提としています。
そのため、このままではNetBackupのジョブが終了にならないので、必ずIRの終了処理が必要になります。

13 緑の走っている人のアイコンはジョブが実行中であることを示しています。

IRの終了処理には以下の2つがあります。

  • 仮想マシンを使い続ける:Initiate Instant Recovery Done
  • 仮想マシンを削除する:Deactive

"Initiate~"はvMotionで仮想マシンファイルをESXiのデータストアに移動させていないと選択できないので注意です。

終了処理はInstant Recovery Cleanupボタンから↓

14

ポップアップウィンドウの上部から仮想マシンへの処理を選択します↓

15 今回はvMotionを実行していないため、2台とも"Deactive"処理を行います。

16 リストに仮想マシンが表示されなくなったら全ての仮想マシンに対して処理が完了したサインです。

NetBackupの管理画面でも全てのアイコンが青色(ジョブ終了のマーク)になりました↓

17


以上でインスタントリカバリの操作は一通り終了です。いかがでしたか?

最後に、流れの中で紹介しきれなかったものも含め、インスタントリカバリのメリット・デメリットを書いて終わりにしようと思います。

メリット

  • とにかく仮想マシンの起動が早い
  • 一度に複数台の仮想マシンをリカバリできる(通常のリカバリは1台ずつ)
  • VM管理者(バックアップ管理者以外)がvSphere Web Clientからリストアできる

デメリット

  • インスタントリカバリが使えるようになるまでの設定が面倒
  • 復旧時の設定は通常のリカバリに比べて指定できる項目が少ない

ありがとうございました!皆様良いお年を!

宮内

2016/09/30

「お好きなメニューを選択ください」 - Veritas NetBackup マルチテナント機能

皆さまこんにちは。

今回はエンタープライズバックアップの定番、Veritas社(旧 Symantec社)のNetBackupのマルチテナント機能を紹介してみます。

Photo_2

Veritas NetBackup についてよく知らないという方は以下のURLをご覧ください。

 

NetBackup で実現するバックアップ統合

http://www.networld.co.jp/product/veritas/pro_info/netbackup/

 

機能の紹介の前に、バックアップにおけるマルチテナントとは何ぞやというところをお話しします。

 

バックアップシステムのマルチテナント化は他のシステムのマルチテナントと同様、ひとつのシステムをテナントごとに論理分割して、複数の企業や部署に割り当てることができる機能です。テナントのユーザはまるで自分専用に用意されたシステムであるかのように操作することができます。

3

各企業ごとに用意していたバックアップシステムをひとつに統合して、各企業は用意されたテナント内で自由にバックアップやリストアを行うことができます。その性質からグループ企業の統合バックアップ基盤やIaaSなどのサービスを提供しているプロバイダ向けの機能ですね。BaaS(Backup as a Service)として提供されます。

 

 

マルチテナント機能を有しているバックアップソフトウェアは意外と少なく、代表的なものはCommVault社のCommVault Software、Dell Technologies社(旧EMC社)の Avamar そして、今回紹介する NetBakup です。

それぞれの製品には各社の考え方の違いなど特長がありますがここでは NetBackup に絞って紹介します。

 

「NSS」と呼びます。

NetBackup のマルチテナント機能ですが、NetBackup Self Service が正式名称です。略称で NSS と呼びます。

Self Service ? と思われる方もいるかと思いますが、NetBackup のマルチテナント機能の性質をよく表した名称だと思います。

 

提供機能

NSSが提供する各テナントへの機能は非常にシンプルで、

  • テナントのユーザ自身によるスケジュールバックアップ設定
  • テナントのユーザ自身による主導バックアップ操作
  • テナントのユーザ自身によるリストア操作
  • テナントユーザへのバックアップ状況画面の提供

のみです。

 

「Self Service」という名

先ほど機能の名前がその性質をよく表しているという話しをしましたが、飲食店などの「〇〇はセルフサービスで」によく似ています。

NSSではテナントのユーザがスケジュールバックアップの設定操作を行いますが、自由に設定することはできません。予めNSSの管理者がバックアップメニューを用意しておいて、テナントのユーザは用意されたメニューから、自分の希望するメニューを選択します。

用意されたメニューをセルフサービスで選択する。さながら飲食店のビュッフェのようですね。

 

2_6

 

「メニューを選択させる」メリット

メリットのひとつは運用の簡素化です。

基本的にテナントユーザが選択することで、バックアップシステム管理者とのやり取りが発生しません。管理者への申請にかかる時間やミスオペレーションなどの人為的トラブルのリスクを減らすことができます。

もちろん、間違って他の環境のサーバへリストアしちゃった、ということも防げます。

  

4_2

 

もうひとつのメリットはテナントのユーザが難しいことを考えなくても良いことです!

通常、バックアップの設定を行う場合は主に以下のことを考えて設定しなくてはなりません。

 

  • バックアップ対象:対象サーバ、ディレクトリ、など
  • バックアップ手法:ファイルバックアップ、DBバックアップ、仮想マシンバックアップ、など
  • バックアップ種類:フルバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップ、など
  • バックアップスケジュール:毎日 or 週次、開始時間、など
  • バックアップ保存期間:1週間、1か月、1年、など
  • バックアップデータ保存先:ディスク、テープ、など

 

NSSの場合はこれらを設定するのはテナントのユーザではなく、NSSの管理者です。

NSSの管理者がいくつかのバックアップ設定をテンプレートとしてあらかじめ用意しておき、テナントのユーザはバックアップを行うサーバを選択して、テンプレートの中から自分の要求にあったものを選択するだけです。

 

運用がシンプルということは、ドキュメントの用意や教育などのコスト削減も図ることができますね。

 

逆にバックアップを細かく指定したいという方には向いていません。

 

 

以降はNSSの画面ショットです。非常にシンプルで直感的に操作ができます。

  

 操作GUIはWebブラウザベースのGUIです。NSS管理者用の画面とテナントユーザ用の画面が提供されます。

 

5_2

 

 

NSS管理者のダッシュボード画面です。NSS全体の状況がひと目で確認できます。

 

6_2

  

 

テナントユーザのダッシュボード画面です。テナントに登録されているサーバのバックアップ状況が確認できます。

 

7_2

 

 

 

サーバに対する操作はすべてここから行います。

 

8_2

 

 

 

手動バックアップ操作は3 STEP!!!

 

9_2

 

 

リストア操作も3 STEP!!!

 

10_2

 

 

 

いかがですか? NetBackup は難しいと言われていますが、簡単に見えてきませんか?

NetBackup Self Service では

バックアップの変更やリストア時に申請を出している管理者様、申請の手間を省けます!!

サーバ管理者から申請を受け取っているバックアップ管理者様、オペレーションの手間を省けます!!

テナントごとに管理できるため、テナントのユーザは他の企業・部署のサーバはまったく見えません。

 

NetBackup Self Service で バックアップ管理者とユーザのWIN-WINの関係を作ってみませんか?

 

 

担当 齋藤・吉田

2015/02/01

System RecoveryでOSバックアップ!

前回、Symantec社のバックアップ製品であるBackup Exec 2014をご紹介させていただきましたが、昨年末に、Symantec社のもう1つのバックアップ製品であるSystem Recovery の新バージョン、Symantec System Recovery 2013 R2(以下、SSR2013 R2)がリリースされましたので、今回はSystem Recovery をご紹介させていただきます。

http://www.symantec.com/ja/jp/system-recovery-server-edition/

 

①   Backup Execと何が違うの?

Backup Execを含め、一般的なバックアップ製品はデータをファイル単位でバックアップしますが、Symantec System Recoveryはハードディスクのイメージ単位でバックアップを行います。これにより、高速なバックアップを実現しますが、一番のメリットは、製品名の通り、システムリカバリです。イメージ単位でシステムをリカバリすることで、簡単・迅速にシステムを復旧できるのが特徴です。

Ssr01

 


②   System Recoveryのバージョンは

Symantec System Recoveryという製品名を知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、下表の通り、バージョンアップを重ねている製品ですので、旧製品名なら知っているという方もいるかもしれませんね。Backup ExecはSymantec社が買収したVERITAS Software社の製品でしたが、こちらは元々はPowerQuest社の製品でした。旧バージョンをお使いの方は、是非この機会にバージョンアップをご検討ください!

Ssr00

③  新バージョン(2013 R2)で何が変わったの?

■vSphere5.5対応

本製品はvSphereの仮想マシンのバックアップも可能ですが、SSR2013 R2では、vSphereの最新バージョンであるvSphere 5.5に対応しました。Windowsマシンの場合、vSphere5.5環境にP2Vすることも可能です。

■ReFSの増分バックアップ対応

Windows Server 2012から実装された新しいファイルシステムであるReFS(Resilient File System)ですが、前バージョンのSSR2013から対応していたものの、フルバックアップのみの対応となっておりました。SSR2013 R2では、このReFSを増分バックアップも可能になりました。

■4Kディスクのサポート

4K ネーティブボリューム、4K ネーティブディスクのボリュームのバックアップと修復、ハードドライブのコピー機能がサポートされるようになりました。

■RDXメディアローテーションの改善

USB ディスクをローテーションしてバックアップを作成できるようになりました。この機能を使えば、バックアップジョブを編集して新しいUSB ディスクを追加するためにバックアップ先を変更する必要はありません。

Ssr02

■P2VでのVHDXファイルのサポート

今までもバックアップイメージのHyper-Vの仮想ディスク(VHDファイル)への変換は可能でしたが、SSR2013 R2では新しい仮想ディスクフォーマットのVHDXファイルにも変換できるようになりました。

Ssr03

■CentOSのサポート

Linux Editionのサポートディストリビューションは、Redhat Enterprise Linux と SUSEだけでしたが、SSR2013 R2ではCentOSもサポートされるようになりました。

 

価格改訂も行われ、Virtual Editionがお買い得になりましたので、仮想環境のバックアップにも最適です。評価版をダウンロードして、バックアップの速さとリカバリの簡単さを体感してください!

評価版ダウンロード: https://www4.symantec.com/offer?a_id=154440

それでは、次回も宜しくお願い致します。

 担当 臼井・磯前

 

※参考情報

 

2014/09/19

Backup Execでありのままにバックアップ/リストアしよう!

皆さん、Backup Execという製品をご存じですか?Backup ExcelでもBackup Exileでもありません。Backup Execはバックアップソフトウェアですが、古くはSeagate Software社・VERITAS Software社からリリースされていた歴史のあるバックアップソフトのため、名前は聞いたことがあるという方もいるかもしれませんね。

弊社では様々なバックアップソフトウェアを取り扱っておりますが、今回は6月にリリースされたばかりのSymantec社のBackup Exec 2014(以下、BE2014)をちょっとだけですが、ご紹介したいと思います。

http://www.symantec.com/ja/jp/backup-exec

①  最新プラットフォームの対応

旧バージョン(Backup Exec 2010 R3 SP3/Backup Exec 2012 SP2)もWindows Server 2012には対応していましたが、バックアップ対象(クライアント)のみで、バックアップサーバとしては対応していませんでした。また、システム(OS)を迅速に復旧するディザスターリカバリー機能(Intelligent Disaster Recovery Option[IDR] /Simplified Disaster Recovery Option[SDR])も未対応でした。

BE2014では、Windows Server 2012/2012 R2に対応し、バックアップサーバとしてもご利用いただけるようになりました。これで、最新OSでもありのままに自由にバックアップできます。ただし、SDRはWindows Server 2012には対応したものの、Windows Server 2012 R2は未対応になりますので、ご注意ください。とは言え、間もなく?リリースされるサービスパックでWindows Server 2012 R2にも対応予定ですので、ご安心ください!

*2014/09/18追記
SP1がリリースされました。

http://www.symantec.com/docs/TECH216178

 

Os_2

参考: http://www.symantec.com/docs/TECH196108

②  最新アプリケーションの対応

旧バージョン(Backup Exec 2012 SP2)でもExchange 2013/SharePoint 2013には対応しておりましたが、残念ながら、データベースのバックアップからメールボックスやドキュメント単位のリストアを可能にするGranular Recovery Technology(GRT)には未対応で、データベース丸ごとのバックアップ・リストアしかできませんでした。

BE2014では、GRTに対応し、Exchange 2013/SharePoint 2013でも柔軟なリカバリが可能です。更に、SQL Server 2014やDomino 9.0にも対応しましたので、最新アプリケーションもありのままにバックアップ・リストアできます。最新バージョンでも少しも怖くありません。

 

③  仮想環境の強化

前バージョンのBackup Exec 2012で物理サーバ(Windows)をVMware/Hyper-Vの仮想マシンに変換する仮想変換機能が実装されていましたが、仮想変換機能は、物理の本番サーバに障害が発生し、すぐに代替機を用意できない場合などにダウンタイムを最小にする素晴らしい機能です。

前バージョンでは仮想変換するには一度バックアップする必要があり、またフルバックアップのデータしか変換に使用できませんでしたが、BE2014では機能拡張され、バックアップをせずに直接変換する機能増分バックアップから変換する機能が追加され、ダウンタイムを更に短くすることが可能になりました。これで、物理サーバもありのままに仮想変換できます。

Convert

VMware vSphere 5.5対応としては、Backup Exec 2012 SP3で既に対応していましたが、vSphere 5.5 環境ではvStorage API を使用してバックアップする際に、仮想マシン上に構築したバックアップサーバにバックアップ対象の仮想マシンの仮想ディスクをマウントしてバックアップするHotaddモードには対応していませんでした。BE2014では内包しているVMware Virtual Disk Development Kit (VDDK)が5.1.2にアップデートされたことにより、 vSphere 5.5環境でもHotaddモードでバックアップできるようになりました。

参考:http://www.symantec.com/docs/TECH212668

       http://www.symantec.com/docs/TECH211940

       https://www.vmware.com/support/developer/vddk/vddk-512-releasenotes.html

ただし、下表のvSphere 5.5の機能はBE2014でも引き続きサポートしておりませんので、ご注意ください。

Vs55


④  重複排除機能の拡張

重複排除機能自体はBackup Exec 2010から実装されていましたが、BE2010:16TB →BE2012:32TBとストレージ容量が徐々に拡張され、今回のBE2014ではなんと!最大64TBまで拡張されました。(ストレージの容量によって、バックアップサーバに搭載するメモリ容量が変わりますので、サイジングの際は気を付けてください。)

更に、重複排除エンジンがバージョンされ、オンラインでのデータ整合性チェックバックアップ・リストアの高速化クライアント重複排除のキャッシュ管理の向上などが施されています。

また、NAS(Network Attaced Storage)のバックアップで使用されるNDMP(Network Data Management Protocol)でのバックアップは重複排除には不向きとされてきましたが、ファイルの中身を分析し、マップ情報を活用してファイルの境界でセグメント化するStream Handlerの搭載により、NDMPでも高い重複排除率を実現することが可能になりました。バックアップ先の容量が足りないと悩んでいたことが嘘のように、ありのままに重複排除してバックアップできます。

⑤  旧バージョンの機能の復活

1つのジョブで複数のサーバをバックアップするマルチサーバーバックアップジョブと複数のジョブを一覧で表示するジョブモニターが搭載されました。昔のBackup Execを知っている方は「そんなの出来て当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、前バージョンの2012ではユーザーインターフェースがガラッと変わり、機能が無くなっていました。

ところが、世界中の多くのユーザーからのリクエストにより、両機能が復活したのです!また、バージョン 12.5 からのアップグレードが可能で、バックアップジョブのマイグレーションも自動的に行ってくれます。既存のBackup Execユーザーにとっても使い安く、バージョンアップに最適なバージョンになっています。これで、旧バージョンからありのままにバージョンアップできます。

Multiserver

Jobmonitor

バージョンアップの際には、下記の資料が参考になります。

http://www.symantec.com/content/ja/jp/enterprise/other_resources/BE2014_how2upgrade.pdf

⑥  クラウドへの対応

BE2014では、クラウドへのバックアップにも対応しました。AWS Storage Gateway VTLと連携し、オンプレミス環境のデータを Gateway VTLを介してAmazon S3 / Glacierにバックアップ可能です。

参考:http://www.symantec.com/docs/TECH222428

   http://aws.amazon.com/jp/storagegateway/

Amazon1

AWS Storage Gateway VTLはVTLとなる仮想アプライアンスを用意しなければなりませんが、直接、クラウドにバックアップするソリューションと比べて、最適化されたデータ転送、Glacierとの連動、安定したバックアップ運用などのメリットがあります。災害対策ができないと悩んでいた方も既存の運用を保持したまま、ありのままにクラウドにバックアップできます。

Amazon2

上記以外にも、BE2014ではパフォーマンスの向上など細かなところでチューニングが施されていますので、まずは評価版をダウンロードして、ありのままに自由にバックアップしてみてください!

評価版ダウンロード: https://www4.symantec.com/Vrt/offer?a_id=178569

 

最後に、ファミリー製品としてBackup Exec 3600という製品もご紹介させていただきます。こちらはBackup Execをベースとしたアプライアンス製品です。

http://www.symantec.com/ja/jp/backup-exec-3600-appliance

重複排除機能の標準搭載に加え、エージェントが使い放題の非常にお得な製品です。ベースとなっているBackup Exec は2012になりますが、近々、2014にアップデートされますので、こちらもご期待ください!

それでは、次回も宜しくお願い致します。

バックアップ製品担当 臼井・磯前

 ※参考情報

 ・Symantec Backup Exec 2014カタログ

 ・Symantec Backup Exec 2014チラシ

 ・Symantec Backup Exec 2014エンドユーザー様向け 製品概要

 ・Backup Exec 2014 ソフトウェア互換リスト (SCL)

 ・Backup Exec 2014 ハードウェア互換リスト (HCL)

 ・Symantec Backup Exec2014 購入情報/価格表

 ・Backup Exec 2014 FAQ

アクセスランキング

お問い合わせ先
ネットワールド ブログ運営事務局
blog.doc-info@networld.co.jp
フォトアルバム