EMC担当の石塚です。
ゴールデンウィークまっただ中ですね! こんなときに記事を投稿して、誰か見てくれているのでしょうかw 皆さんはどこか旅行などに行かれてる、行く予定はあるのでしょうか? 同僚はGW明けのEMCworldへ参加するためにラスベガスに遊び・・・じゃなかった研修に行く予定です。 EMCworldのネタも随時アップできればと考えています。
さて、今回のテーマは「何でEMCは製品が多いの?」です。 競合他社からのトークとして「EMCはシングルプロダクトにまとめられてない。 用途ごとに機器を購入する必要がありますよ!」と揶揄されることがありますが、それは誤ったメッセージであることをお伝えしたいと思います。
所謂オールマイティなストレージは無いのか?と言う質問を頂いた場合は、間髪入れずに「あります。VNXシリーズです。」と強く答えます。 シンプルな管理で、コスト効率・パフォーマンス効率の優れた機能を搭載し、どのようなリクエストにでも柔軟に応えられるストレージはVNXです。 これは間違いありません。 当たり前のようにSAN(Fibre ChannelやiSCSI)もNAS(CIFSやNFS)も使えます。もちろん同時に利用できます。 さらにエンタープライズな機能であるMPFS(皆さんから興味があれば別のテーマでご説明します)も利用できます。 難易度が高い製品かと思えば、分かりやすいグラフィカルなインターフェース(Unisphere:ユニスフィア)を標準実装していて、尚且つ日本語での表示が可能なので、ユーザ自身での運用もやり易いようにしています。
では他の製品は何のためにあるのか? やっぱり弱点なんじゃないのか? と言うツッコミがありそうですね。 でも「弱点」ではないんです。 ユーザの「尖った要件」に対応すべく「要件に特化した製品」をラインナップしているだけなのです。
例えば「どのような条件においてもアクセス劣化が無いストレージシステムが欲しい」と言われれば、VNXでは少し厳しい要件です。 コントローラ障害やディスク障害などの単一障害時でもアクセスは継続できますが、リビルドなどの復旧処理のためにパフォーマンスは僅かながらに低下します。 しかしどのようなときでもパフォーマンスを維持できるストレージがEMCにはあります。 それがSymmetrix(シンメトリクス)です。 また例えば「ディスクバックアップをより容易に、より効率的に、よりシンプルに得たい」と言われればVNXの重複排除機能も当てはまりますが、さらに特化したDataDomain(データドメイン)の存在が光ってきます。
他にもスケールアウト型NASの草分け的存在のIsilon(アイシロン)も他の製品には無いユニーク且つ協力なソリューションを提供していますし、Software Design Storageの急先鋒となるViPR(バイパー)もVMwareが目指している本来のSDSを提供する唯一のソリューションであると考えています。
・・・アツイ思いがほとばしってしまいましたw 結局のところまとめますと「さまざまな要件がある」のであれば何はともあれ「VNXシリーズ」を提案します。 「特有の要件がある」のであれば、それを完全に満足させるソリューションを提案できるのはEMCです。是非ご相談下さい。
では、また次の投稿で。