2019/04/24

Nutanix Files 3.5 の新機能~File Analytics(Tech Preview) について(機能編)~

前回のインストール編に引き続き、File Analytics でどういった機能を利用することができるのか、どういった情報が確認できるのか、を今回はお伝えしていきたいと思います。

前回の最後で、『Dashboard』、『Audit Trails』、『Anomalies』の 3つの画面が確認できることをお伝えしましたが、それぞれ以下のような役割があります。

 

Dashboard:

ファイルの傾向、分布、および操作に関するデータを表示するウィジェットを表示します。

 

Audit Trails :

特定のユーザまたはファイルを検索し、アクティビティを監査するためのさまざまなウィジェットを表示します。

 

Anomalies:

あらかじめ作成したポリシーに基づき、例外を管理者に通知、ポリシーで規定した例外操作の傾向を表示します。

 

ここからは実際の画面を交えて、一つ一つ見ていきたいと思います。

Dashboard:

Dashboard_011
Dashboard では、ファイルサーバーの容量変動の傾向(①)であったり、ファイルサイズ、ファイルの形式(テキスト、ISO など)の分布(②)や、頻繁にアクセスするユーザやファイルの Top5 を表示(③)したり、ファイルへのアクセスが拒否されたユーザの数と割合を表示します。

Dashboard_more_01

Dashboard の"Top 5 accessd files"にある"More"をクリックし、ドリルダウンしていくと、頻繁にアクセスするファイルの Top50 まで表示することが可能です。

Audit Trails:

Audit Trails では、ユーザ、もしくはファイル単位でいつ、だれが、どのファイルに、どのような操作を行ったのかを検索することが可能です。

Audit_trails_01

 

Audit Trails の画面を表示しますと、検索ウィンドウのみがあるシンプルな画面が表示されます。

Audit_trails_02_user

ファイルサーバー内のファイルに対して、あるユーザがどのような操作をしたのか確認したい場合、”Users” をクリックして、ユーザ名(今回は、Administrator)を入植して、”Search”を押下します。

Audit_trails_03_user_2検索結果が表示されますので、ユーザ名もしくは”View Audit”を押下します。


Audit_trails_04_user1

検索したユーザーがファイルに対して、どのような操作をすることが多いのか、傾向をつかむことができます。画面右上には、対象としたい期間を選択したり、表示する対象とするファイルへの操作の種別を選択することが可能です。

Anomalies:

Anomaly_rules_01

Anomalies では、まず “Define Anomaly Rules” をクリックしAnomalies Rules(例外ルール) を定義するところから始まります。

Anomaly_rules_02

ここでルールとして定義できるのは、ユーザがファイルやディレクトリを 作成 / 削除 / 権限変更 する操作に対して、回数やパーセンテージでしきい値になり、設定したルールを逸脱する例外が発生した場合に、SMTP を利用してメール通知を行わせることが可能となります。

ここまで、File Analytics で確認できた機能について、触れてまいりました。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

最後に…

Nutanix Files Guide の File Analytics 部分には、以下の文言が再三にわたって記述されています。前回もお伝えしたように、現時点では Tech Preview 扱いとなりますので、ご注意ください。

 

Note: File Analytics is in technical preview and should not be used in a production environment.

 

参考ドキュメント:

NUTANIX FILES GUIDE 3.5

FILE ANALYTICS

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

2019/04/18

Nutanix Files 3.5 の新機能~File Analytics(Tech Preview) について(インストール編)~

今回は、やってみたシリーズとして、Nutanix Files 3.5 で追加された File Analytics について試しに導入してみましたので、その内容をご紹介いたします。

※タイトルにもありますように、File Analytics は現時点ではTech Preview の位置づけの機能になります。Nutanix からのサポートも得られません。また、今後GA された際にはご紹介する内容と異なる可能性がある点、予めご了承ください。

それでは、ここからは内容に入っていきます。

File Analytics(日本語では ファイル分析)機能についてですが、これはNutanix Files によって提供されるファイルサーバー内のファイルへの①操作ログと②ファイルの内容に関するデータと統計を提供します。

この機能を利用するには、FileServer VM のほかに専用の Analytics VM を展開する必要があります。

Analytics VM に関する要件は以下の通りです。
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※現時点では、AOS 5.10.2.x のみが対応しており、2019/4/16 現在、最新の 5.10.3.x ではお試しいただくことができません。

続いて、展開方法についてお伝えしていきます。

他のNutanix 製品同様、とても簡単です。Prism 上で、”ファイルサーバー”を選択しますと、画面右上に表示される”ファイル分析”と表示されますので、クリックします。

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事前に、Support Portal より入手しておいたAnalytics VM(2019/4/16 現在 Version 1.0.1) のバイナリをアップロードします(AOSなどのソフトウェア アップグレードする際のイメージです)。

そして、Analytics VM の名前、IPアドレス、サブネットなどのネットワーク情報などを設定し、”展開”を押下し、しばらく待ちますと、Analytics VM の展開が完了します。

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Analytics VM 展開完了後、タブバーにある”ファイル分析”を押下し、ファイル分析機能を有効にします。022

ウィザードに従い、機能を有効にしますと、設定は完了になります。

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Prism の”ファイルサーバー”を選択し、タブバーの”ファイル分析”を押下すると、別タブとして、Analytics のUI が表示されます。大きく分けて、『Dashboard』、『Audit Trails』、『Anomalies』の 3つの画面が確認できます。

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ここまで、Analytics VMの展開までお伝えしましたが、今後、具体的にどんなことができるのか、お伝えできればと思います。

参考ドキュメント:

NUTANIX FILES GUIDE 3.5

FILE ANALYTICS

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その3)

この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

全4回にわたりお送りするLenovo XClarity に関するブログの連載ですが、今回は第3弾として XClarity Integrator についてご紹介となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。本日はLenovoのThinkSystemサーバーを管理するソフトウェアXClarityについての第三弾としてデータセンターの管理プロセスを簡素化と統合管理を行うXClarity Integratorをご紹介します。

 

  1. XClarity Integratorとは?

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XClarity Integratorは様々なエコシステムと連携することによりお客様のインフラ全体を可視化、管理することができます。

すでに、利用中のソフトウェア・ツールのコンソールからLenovoのインフラ全体を管理することができ、外部のアプリケーションともほぼカスタマイズなしで利用できます。傾向の可視化やドメイン間でのイベント、アラート、ログの関連付けの分析や障害トリガーへの対応を自動化することもできます。

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データセンターのプロセスを自動化することに何か意味があるのか?ということですが、インフラ環境のより早いプロビジョニングを行うことで、信頼性の高いサービスを提供するとともに、マニュアル作業を削減します。

簡素化されたITインフラを提供するにあたり、オーケストレーションなどで無駄な時間、手直しなどを排除します。

インフラストラクチャを抽象化することで、テクノロジの採用とアップデートを簡素化します。メンテナンスを簡単にしたり、サービス低下によるインシデントを少なくし、インフラの耐用年数を延長することができるようになります。

 

2.XClarity Integratorとの連携

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XClarity Integratorは様々なプラットフォームと連携します。仮想化のプラットフォームはもちろんのこと、監視ツールなどやITサービス管理ソリューションとの連携も可能です。XClarityと連携することでできる機能もあるため、少しご説明したいと思います。

 

3.XClarity Integrator For Windows Admin Center

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 XClarity Integrator For Windows Admin CenterはWindowsのハイパーコンバージド(AzureStack for HCI)などで利用する管理ツールと連携します。シングルペインでのGUIを提供し、使い慣れたコンソールを使用して、仮想および物理インフラを統合管理できます。

サーバーの情報やインベントリ、消費電力や温度などを見ることができます。

 

4.ThinkAgile XClarity Integrator For Nutanix Prism

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 ThinkAgile XClarity Integrator For Nutanix PrismはNutanixのAHVのハイパーバイザーで動作する仮想アプライアンスベースのXClarityです。Nutanixが動作しているクラスタの監視および表示およびイベント管理を行います。Lenovoサーバーを自動的に検出してIPアドレスなどの情報を手入力せずに管理できます。NutanixのPrismからXClarity Integrator for Nutanixを1クリックで起動できます。

 

5.XClarity Integrator for VMware vCenter

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 XClarity Integrator For VMware vCenterはVMwareのESXiハイパーバイザー上で動作する仮想アプライアンスを展開して利用するXClarityになります。ESXiが動いている物理サーバーを自動的に検出して監視を行います。ファームウェアアップデートについても、こちらのアプライアンスをベースに実行することができます。ローリングアップデートやPPA(Proactive Platform Alert)を利用することで、故障を予知してホストがダウンする前に別ホストに仮想マシンを移行することができるようになり、アプリケーションの停止を防ぐことができます。

 

仮想化環境をLenovoのサーバーで構築する際は是非利用してみてください。

 

次回のブログはXClarity 関連の残りの機能(XClarity Energy Manager / XClarity Mobileなど)をご紹介します。

 

今後ともよろしくお願い致します。


Lenovo 社が提供する XClarity Integrator についてご紹介いただきました。次回はいよいよ最後の第4回となりますので、どうぞご期待ください!

2019/04/11

Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その2)

この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

前回より始まりました、Lenovo XClarity に関するブログの連載ですが、今回は第2弾として、Lenovo 社が提供する XClarity Essentialsおよび XClarity Administratorに関するご紹介となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。

本日はLenovoのThinkSystemサーバーを管理するソフトウェアXClarityについての第二弾としてサーバー単体の管理を行うXClarity EssentialsおよびThinkSystem 製品全般よThinkAgile製品の管理を行うXClarity Administratorについてお話したいと思います。

 

  1. XClarity Essentialsとは?

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XClarity Essentialsはサーバー管理ツールのコレクションです。対象はサーバー1台に関しての管理になるので、複数台の集中管理を行う場合はXClarity Administratorをご利用下さい。

管理ツールのコレクションということですが、アーミーナイフのようにナイフであるにも関わらず、ナイフ以外の機能を備えていてキャンプにはこれ一つあれば事が足りる製品です。それがサーバー1台の管理であれば、XClarity Essentialsを利用して頂ければ管理は容易に行えます。ただし、ストレージ製品やネットワーク製品はこちらの製品に対応しておりません。

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XClarity Essentialsは3つのツールが提供されています。
1.XClarity Essentials OneCLI

 OneCLIはWindows/Linux上で稼働するポータブルなコマンドライン ユーティリティでありシステム管理のキーとなるアップデート、インベントリー管理、設定を行うことができるオールインワンのユーティリティです。これを利用してThinkSystemのすべてのファームウェアをリモートから更新可能(ドライバーはローカルのみ)です。もちろん、スクリプトによる自動化ソリューションを作成することもできます。

 

2.XClarity Essentials Bootable Media Creator

 XClarity Essentials Bootable Media Creator(略してBoMC)はオフラインでファームウェアを更新するためのブータブルメディア(ISO、USBメモリー、PXEイメージ)を作成するツールで、作成ツールはWindows/Linuxに対応しており、作成した起動メディアはOSに依存しません。ThinkSystemに加えて既存のSystem xもサポートします。

 

3.XClarity Essentials UpdateXpress

 XClarity Essentials UpdateXpressはOS上からファームウェアやドライバーをアップデートするためのポータブルなGUIツールです。(Windows/Linux対応)
 リモートからのアウトバンドでファームウェアを更新可能になっています。(Windows/Linux/VMware)

 ThinkSystemのすべてのファームウェアをリモートから更新可能です。(ドライバーはローカルのみ)

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XClarity Essentialsについてですが、先ほどThinkSystemのみならず既存のSystem xにも対応していることを記載させて頂きました。それぞれの機能に対応したツールについてはイメージを参照して頂ければと思います。

  1. XClarity Administratorについて

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XClarity Administratorは複雑さを軽減し、レスポンスを迅速化して、LenovoのThinkSystemインフラストラクチャーとThinkAgileソリューションの可用性を向上させるために設計されたエージェント不要の集中管理ソリューションです。ネットワーク上の管理対象システムを自動検出して、リアルタイムにシステムを監視してアラートを送信します。ポリシーに基づいたファームウェア管理やサーバー構成パターンの配布に加えて、OSやハイパーバイザーのデプロイをサポートします。操作性も非常によく優れたUIを持っています。

以下のXClarity Administratorの主な機能と提供する価値について記載致します。

 

XClarity Administrator: 主な機能と価値5_26_2

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直感的なグラフィカル・ユーザー・インターフェイスでダッシュボード型のインターフェイスにより、管理者は迅速に情報を見つけタスクを遂行できます。自動検出とインベントリでLenovoインフラストラクチャーを自動的に検出し、ハードウェアのインベントリ・ステータスを分かりやすく表示します。

ファームウェアの更新とコンプライアンスについて、ポリシーベースのファームウェアアップデートを使用して、ユーザー指定のファームウェアレベルの適合性を調査し、コンプライアンスに基づきファームウェアを迅速に導入することができます。構成パターンに基づいて複数システムのプロビジョニングを迅速に行います。構成パターンは一連の定義済み構成設定も含まれます。事前定義されたUEFI設定は特定のワークロード環境に対して最適なサーバー構成パターンをすぐに使用できます。

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ベアメタル・サーバーの導入をサポートします。システムをより簡単かつ迅速に提供するために、XClarity Administratorは仮想アプライアンス形式で提供されています。ベアメタル・サーバーにオペレーティング・システムまたはハイパーバイザーに簡単に導入できます。初期設定ウィザードで簡単にセットアップ可能です。管理対象もLenovo機器であればエージェントは不要で自動検出可能です。

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XClarity Administratorはハードウェアより詳細情報をXCC(XClarity Controller)・IMM2・CMM2経由で取得します。ラックビュー、シャーシマップなど、カスタマイズした内容でデータセンター内のリソースを表示することができ、CPUやメモリーなどの消費電力値から消費リソースをグラフ化して管理者が状況を把握しやすいように表示します。また、お客様のポリシーベースで情報を表示することも可能です。

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XClarity Administratorはハードウェアの障害をシステム管理者に通知をするだけでなく、ネットワークが接続されていればLenovoのサポートセンターに通知(Call Home機能)することが可能です。ThinkAgileシリーズなどのソリューション製品はリリース当初は未対応でしたが、最新バージョンからはThinkAgileシリーズもCall Home機能は対応していますので、是非設定してご利用下さい。SNMP(Simple Network Management Protocol)、Syslog、およびEメール転送などの機能も外部イベント統合ソフトウェア・ツールなどを利用してインベントリを転送することで、ハードウェア・イベントやランタイムの障害内容の集約・関連付けおよび監視を行うことができます。

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ローカルコンソールにいるかのようにエンドポイントを管理するためのリモートコントロールセッションの集中起動が可能です。これを利用することで、アプリケーションのインストールや障害対応でデータセンター行かずしてオペレーションが可能です。

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XClarity Administratorはセキュリティ管理を提供します。ユーザーにロールベースのアクセス権を付与し、ユーザーの資格情報を認証します。NIST SP 800-131A および FIPS 140-2 暗号化標準を使用して、監視対象エンドポイントとの間で高度にセキュリティ保護された通信を確立します。

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XClarity Administratorはクラウド管理との連携が可能です。REST API を活用して、Windows PowerShell スクリプトや、上位レベルのクラウド・オーケストレーションおよび IT サービス管理ソフトウェア・ツールから、思いどおりにシステムを管理できます。今度IoTなどのインフラもXClarityなどを利用して管理するようなことになるかもしれないですね。

3.XClarity Administratorのエディションについて

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最後にXClarity Administratorのエディションについて記載しておきます。無償・有償で大きな違いはサービス・サポート部分(Call Home機能)です。是非ThinkSystemを購入の際はXClarity Proで購入頂けると幸いです。

 

次回のブログはXClarity Integratorをご紹介します。

 

今後ともよろしくお願い致します。 


Lenovo 社の XClarity Essentialsおよび XClarity Administrator についてご紹介いただきました。小宮様には引き続き XClarity 関連の記事を寄稿いただく予定ですので、残り2回もどうぞご期待ください!

2019/04/10

Acropolisハイパーバイザーを使用した柔軟なDRとコスト削減

本記事の原文は記事の原文はNutanix Community Blog の翻訳になります。原文を参照したい方は、Flexible DR and Reduce Cost By Using The Acropolis Hypervisor をご確認ください。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)


今日のAcropolis 4.5では、Xtreme Computing Platform(XCP)の私たちの非同期レプリケーションのスケールアウトの驚異すべてを楽しむことができます。 VMごとのスナップショットにより、管理者は従来の方法と比較して、数えきれない時間を節約できます。

 

複数のVMをNutanix保護ドメインにまとめて、同じRPOを持つ単一のエンティティとして操作することができます。これは、Microsoft SQL ServerベースのアプリケーションやMicrosoft Exchangeなどの複雑なアプリケーションを保護しようとするときに役立ちます。 VMをグループ化するという保護ドメインアプローチと、異なるVMを単一のLUNに統合するという従来のSANアプローチを使用することの主な利点は、VMのポータビリティです。データを移動またはコピーしたり、ビジネス継続性のデザインを再設計したりする必要なしに、XCP上の異なる保護ドメイン間でVMを移動できます。 従来のSANの場合、VMのSLAを変更するには、おそらくVMを別のLUNまたはボリュームに移行する必要があります。新しいストレージとともに、ハイパーバイザー層も考慮される必要があり、また、設定にかかる時間と労力を考慮する必要があります。

 

NutanixのVM単位のスナップショットでは、プライマリNutanixクラスタから1つ以上のセカンダリNutanixクラスタに個々の仮想マシンを効率的に複製することもできます。XCPは、ファンアウトおよびファンインまたはマルチウェイのレプリケーションモデルをサポートすることで、バックアップおよび災害復旧用の柔軟なマルチマスター仮想化環境を構築できます。多数のリモートオフィスやブランチオフィスへの配備では、柔軟な展開モデルが役に立ちます。

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柔軟なトポロジオプションは、サードパーティの管理ソリューションに関係しない

 

 

興味深いことに、Acropolisベースのハイパーバイザークラスタは、ESXiのバックアップクラスタにも使用できます。プライマリ側に低い保持スケジュールを設定し、リモートの Acropolis側に大きな保持スケジュールを設定できます。今日では、当社のストレージオンリーノードNX-6035c(※現在は販売終息)を使用して、ストレージとライセンスのコストを節約するためのバックアップクラスタを形成することもできます。 リモートサイトでAHVを使用して、企業でESXi / Hyper-Vクラスタに複製することもできます。

 

もう1つ言及しておく価値があるのは、レプリケーションサービスもスケールアウトされているということです。 Nutanix上でクラスタを拡張しても、レプリケーションがいくつかのノードでボトルネックになることはありません。 すべてのノードはレプリケーションに参加するように設計されています。

 

このオンラインガイドには、当社のSr. Global Servicesのリソースで作成された Asyncレプリケーションの設定までを順を追って説明しています。 概要はvSphereのものですが、プロセスはAcorpolisハイパーバイザーのものとまったく同じです。

 

ここでAysncのセットアップ手順をチェックしてください

-> https://vmwaremine.com/2015/10/26/prepare-for-the-worst-and-oh-no-need-to-hope-for-the-best-part-13/#sthash.WCGgL0nz.3fv5t4WS.dpbs

 

Acroplois HypervisorのDRについての質問 ここにコメントを残すか、@dlink7をツイッターで私を見つけてください。


3年ほど前の古い内容となりますが、Nutanix の機能としてのストレージレベルのスナップショットを利用したバックアップレプリケーション、DRに関する記事を翻訳いたしました。

 

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

2019/04/04

Lenovo ハードウェア管理ソフトウェアXClarityについて (その1)

この記事は、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの小宮様に寄稿いただきました。

Lenovo 社が提供する XClarity と呼ばれるサーバー管理ソフトウェアに関するご紹介となります。

今後、XClarity 関連について、全4回にわけて寄稿いただく予定ですが、今回は記念すべき第1回となります。


レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ小宮です。

本日はLenovoのThinkSystemサーバーを管理するソフトウェアXClarityについてお話したいと思います。サーバー管理はどこでも同じではないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、サーバー・ベンダーによってそれぞれ特色があります。特に外資系のハードウェアベンダーについてはハードウェア管理だけでなく、OSインストールの簡素化リモート拠点からの画面コンソールの制御トラブルシューティングに役立つ機能などサポートされています。また、LenovoのXClarityについてはサーバーだけにとどまらず、Lenovo製のストレージ製品やネットワーク機器も同様のソフトウェアが管理することができ、インフラストラクチャのプロセスの標準化や自動化を行うことができます。1

本日は第一弾としてXClarityの概要の説明とXClarity Controller (LXCC)およびXClarity Provisioning Managerをご紹介したいと思います。

 

  1. XClarityとは?

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XClarityは冒頭でもコメントしましたが、LenovoのハードウェアファミリーであるThinkSystem シリーズ(SR/ST/DE/DM/NE)のハードウェア情報を管理できるツールです。ハードウェア管理というと一般的に監視ソフトウェアでMIB情報やBMCなどで情報を取得して管理すれば同様の内容が実現可能かと思いますが、例えば、ハードウェアメーカーで持っている固有の情報(マシン固有のシリアルナンバーなど)をREST APIを利用して取得することができたりします。シリアルナンバーを取得することにより、サーバー製品の資産管理で利用することもできます。また、サーバー・ベンダーで開発している管理ソフトウェアだからこその効果については、ハードウェアの作業の簡素化について作業時間に直すと、(マニュアル作業に比べて)約95%の時間短縮が見込まれます。作業ステップに関して、(マニュアル作業に比べて)約75%のステップ削減を実現します。ハードウェアの状況を正確に把握するために、XClarityは管理コンソール(XClarity Administratorおよび XClarity Essentials)サーバー内部のハードウェア管理を行うXClarity Controllerこれらをすべて統合したXClarity Integratorの4つの製品群で構成されます。

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XClarityの製品群についてはさらに細かく分類するとこちらのイメージになります。XClarity Mobile AppなどはスマートフォンでUSBポートを利用してサーバーの情報を確認することができるようになっています。また、消費電力を管理するXClarity Energy Managerはラックに収容されているThinkSystemの機器全体の消費電力を管理することが可能です。この機能を利用することによりデーターセンター全体の消費電力をコントロールすることが可能になります。

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こちらの表はXClarityのソフトウェアファミリーの機能比較になります。それぞれの製品が機能競合しあうものではありませんが、無償・有償などの違いもあるので参考までに見て頂ければと思います。ハードウェア管理の機能であれば無償で利用可能ですが、Call Homeなどのハードウェア故障でそのままサポート可能なサービスが付加されているようなものについては有償になります。NutanixやVMware vSANなどのハイパーコンバージド環境でミッションクリティカルに近いワークロードを動作させているようなケースでは、有償ソフトウェアのXClarity Proを選択して導入することをお薦め致します。

 

  1. XClarity Controllerについて

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XClarity ControllerはすべてのThinkSystem サーバーに共通で組み込まれている管理エンジンで、そのインタフェースは以前のバージョンに比べて刷新されています。Redfish準拠のREST APIで業界標準化されたインタフェースでサーバー内部の情報を取得できます。さらにOS画面の起動およびファームウェアアップデートの高速化も図られ、ユーザーエクスペンスが向上している管理ソフトウェアです。

 

主なユーザーエクスペリエンス

  • 直感的なダッシュボード
  • 一目でわかるステータスの視覚化
  • 一般的なシステムアクションに簡単にアクセス
  • HTML5ベースのグラフィカルユーザインタフェースとリモートコントロール

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先の章でもご紹介しましたが、今回のXClarityはスマートフォンからインタフェースを閲覧することが可能になっています。モバイルアプリのような機能で操作パネルをサポートします。

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ファームウェアの更新も簡単にできます。現状のファームウェアのバージョンからアップデート可能なバージョンがあれば一覧に表示され、アップデートしたい場合に対象のモジュールをクリックするだけでバージョンアップ可能です。(Nutanixなどのハイパーコンバージド環境のローリングアップデートを行い場合は、管理コンソールから実施してください)

こちらはサーバーのファームウェアだけでなく、NICなどのアダプタのファームウェアもアップデート可能になっています。

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サーバーのRAIDセットアップを行うことができます。複数のアダプタ用に最適化されたアレイ構成の視覚化、ウィザードによる新しい仮想ディスクの作成を行うことができます。

ThinkSystem以前のXClarityではこのようなGUIはなかったこともあり、非常に使いやすくなっております。

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リモートコントロール操作についてですが、データーセンターに設置しているサーバーにオフィスからアクセスしたいけど、(上図のESXiの管理画面など)コンソール画面を利用したい場合などがあると思います。XClarityはHTML5ベースのリモートコントロールを提供してリモートオフィスからの画面操作が可能になっています。また、HTML5のためJavaおよびActiveXなどのプラグインなどを排除されています。

また、リモートコンソールだけでなく、ローカルPCからISOイメージを入れて、仮想メディとしての利用やCIFSおよびNFSファイルサーバーからのISOイメージのリモートマウントの機能も提供されています。

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画面キャプチャなどもGUIのメニューからできるようになっているため、トラブルシューティングにも非常に役立ちます。

こちらの機能はAdvancedのライセンスが必要になりますのでご注意下さい。

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XClarityは最新のブート・ビデオを過去3回分録画されており、再生してみることができます。起動画面をキャプチャし忘れてしまった時などに利用するときに非常に便利な機能です。こちらは最新版で新機能としてサポートしており、ライセンスもEnterpriseライセンスが必要となりますのでご注意下さい。

 

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リソースの使用率の表示している画面になります。表示項目は以下の内容です。

  • ソケットクラスタ別にCPUとメモリの温度を表示
  • ヒストリカルな消費電力表示
  • ヒストリカルなシステムリソースの使用率
  • ファンの回転数

表示したデータについては、エクスポートすることも可能になっており運用者のレポート作成にも役立つ機能になっております。

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電源ポリシーについてですが、サーバーに搭載されている電源ユニットから情報収集することで、冗長化ポリシーや電力容量のキャッピング(上限設定)を行うことでサーバーおよびデーターセンターの電力の節約に効果をもたらします。こちらは新機能と利用できますが、キャッピング機能についてはEnterpriseライセンスが必要になりますのでご注意下さい。

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XClarity Controllerのエディションを紹介いたします。データーセンターとの連携が必要な機能についてはAdvancedやEnterpriseの機能が必須になりますが、通常のマシンルームでサーバーを管理するだけであれば、Standardの機能で十分です。ただし、障害対応を迅速対応を行うことのできるブートキャプチャ機能は利用してみると良いと思います。

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ここまでXClarity Controllerの機能を紹介してきましたが、もう一つのメリットがあります。それはオープンスタンダードであるということです。今までのサーバー・ベンダー固有の機能を独自で開発が進められてきましたが、最近は様々な機能との連携が必須になってきており、業界標準技術を利用することが求められてきています。

その業界標準の技術がREST APIの対応となります。17

REST APIに関しては業界標準のRedfishを採用しています。Lenovoはシステムの相互運用に特化した標準化団体であるDMTFの理事会のメンバーでもあるため、ThinkSystemはまさに業界標準化された規格を取り込んだサーバーです。

  1. XClarity Provisioning Managerについて

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XClarity Provisioning Managerは全く新しいプロビジョニングツールです。すべてのThinkSystemサーバー製品ラインナップに共通で、新しいユーザーインタフェースを搭載しています。UEFI 2.5オープンスタンダードでかつ、直感的なワークフローになっておりBIOSとRAID設定が可能でありファームウェアアップデート、組み込みドライバーを利用したハイパーバイザーおよびオペレーティングシステムのインストールと診断機能も付いています。最新バージョンからは日本語もサポートされており、非常に使いやすくなっています。

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初期画面から「F1」キーを押下するとXClarity Provisioning Managerが起動します。その後、システムのサマリが表示されサーバー上のファームウェアのバージョンやデバイスの情報を確認することができます。

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プラットフォームの更新についてはXCC(XClarity Controller)やWindowsやLinuxのDriverなどをアップデートすることができます。

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RAIDのセットアップもXCC同様に行うことができます。細かいところですが、ホットスペアなどの指定も可能になっています。

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OSのインストールの画面になりますが、ここでは自動インストール選択さればインストールが始まります。もちろんUSBメモリなどでOSのイメージを選択してインストールメディアを選択することも可能です。

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こちらでOSをインストールするドライブを選択します。最近ではThinkSystemにもM.2のデバイスにOSをインストールできるようになっているため、こちらのデバイスをRAID設定で保護しておけばドライブそのものはデータ容量として利用することができます。

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次にOSの選択画面になりますが、Windows/Linux/VMwareなどが選択可能です。もちろんXClarity Provisioning Managerが対応したOSでなければバージョンは表示されません。またOSのイメージはローカルだけでなくネットワーク共有も指定可能になっています。

 

次回のブログはXClarity Administratorをご紹介します。

 

今後ともよろしくお願い致します。


Lenovo 社の ThinkSystem サーバーを管理するソフトウェア XClarity の概要と XClarity Controller および XClarity Provisioning Manager についてご紹介いただきました。冒頭でもお伝えしたように、小宮様には、引き続き XClarity 関連の記事を寄稿いただく予定ですので、みなさまどうぞご期待ください!

2019/04/03

セルフサービスの権限:セルフサービスリストア

本記事の原文は記事の原文はNutanix Community Blog の翻訳になります。原文を参照したい方は、The Power of Self Service: Self Service Restore をご確認ください。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)

 

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誤ってファイルを削除したり、重要な構成ファイルを上書きしたりするなどの問題からの復旧は、とりわけ大企業のストレージまたは仮想化の管理者である場合、非常に面倒です。 ほとんどの場合、これにはバックアップまたは仮想化管理の支援が必要になります。バックアップまたは仮想化管理は、あなたと同じチームで作業することすらできず、応答を得るまでに数時間または数日かかることがあります。

 

これが一般的に機能する方法は、アプリケーション管理者が仮想化管理者にリカバリを要求することで、仮想化管理者は、古いスナップショットを復元し、新しいVMとしてこのスナップショット全体を復元する必要があります。 そして、仮想化管理者はファイルを復元できるようになったアプリケーション管理者にVMレベルのアクセス権を付与します。 アプリ管理者が作業を完了したら、彼は仮想化管理者に復旧が完了し、復元された仮想マシンをリサイクルできることを再度伝えなければなりません。

 

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Nutanix 4.6のリリースにより、アプリケーション管理者はNutanix Self Service Restore(SSR)と呼ばれる強力なセルフサービス機能を通じてファイルを回復することができます。 Nutanix管理者はVMごとにSSRを有効にでき、これにより、信頼するアプリ管理者にセルフサービスの権限を与えることができます。

 

有効にすると、アプリ管理者はVM内からスナップショットを簡単に管理できます。利用可能なスナップショットを一覧表示し、特定のスナップショットをマウントまたはマウント解除します。スナップショットがマウントされると、WindowsゲストOSに新しいドライブとして表示されます。管理者は必要なファイルをコピーアウトしてからスナップショットをアンマウントできます。

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管理者がマウント解除を忘れた場合、マウントされたスナップショットの輻輳を回避するために24時間後に自動的にクリーンアップされます。 もちろん、管理者はスナップショット履歴を検索する必要がある場合に備えて、複数のスナップショットを同時に自分のVMに接続することができます。

 

セルフサービス機能を使用するには、Nutanixゲストツール(NGT)がゲストOS内にインストールされている必要がありますが、これはコントロールプレーン操作のためにゲストから Nutanix CVM へセキュアに通信したり、ディスク署名のクラッシュのハンドリング、

システム予約パーティションを隠すなどのタスクを担当する、Nutanix製品の新しいコンポーネントです。SSRは、VMware vSphereハイパーバイザーとNutanix AHVハイパーバイザーの両方で完全にサポートされています。

 

今回のリリースのSelf Service Restoreには、いくつかの小さな制限事項があります。

・SSRは、WindowsデスクトップおよびサーバーOS、Windows 7またはWindows 2008 R2以降をサポートしています。

・ベーシックパーティションを作成したディスクはバックアップや復元が可能です(ダイナミックディスクは不可)。

・vSphereスナップショットを持つ仮想マシン(vSphere Deltaディスク)は現時点ではサポートされていません。

 

 

これはほんの始まりに過ぎず、アプリ管理者にさらに多くの機能を提供する有望な方向性を表しています。この機能はもちろん、カタログ管理、オブジェクトレベルの復元、外部のバックアップなどの機能を提供する私たちのパートナーのCommvaultのような、本格的なバックアップソリューションに代わるものではありません。VMとファイルレベルのリストアバックアップオプションを探しているお客様で、特にコストを意識しているSMBとROBOのお客様には、このSSR が適用する場合があります。

 

セルフサービス復元機能が追加されたことで、Nutanixは、コンピューティング、ストレージ、および仮想化機能を提供する唯一のハイパーコンバージドソリューションの価値をさらに高め、アプリケーション管理者自身によるバックアップおよび復元機能も提供します。

 

これ以上のデータ保護や障害復旧関連の機能について質問やフィードバックがある場合は、より多くのニュースを常にチェックし、@ Nutanixまたは私個人的には@ MarkNijmeijerCAにご連絡ください。 また、Nutanix NEXTコミュニティで会話を続けてください。

 

この記事はNutanixのPrincipal Product ManagerであるMark Nijmeijerによって書かれました。

 

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今回は少し古い記事ですが、Nutanix Self-Service Restore の記事を翻訳させていただきました。

 

年度初めの4月ということもありますので、Nutanix をこれから始める方向けに、Nutanix の特徴的な機能や、基本的な部分のご紹介も織り交ぜていきたいと思います。

 

なお、本文中に制限事項について記載がありましたが、最新の AOS 5.10.x では、Windows 10 や 最新の Windows Server、CentOS や RHEL などのLinux OS でも SSR 機能をサポートしております。

 

2019年4月現在の具体的な要件や制限事項については、こちらをご参照ください。

 

 

記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

2019/03/29

VDPとは違うのだよ、VDPとは!(Veeam B&R)

2017年4月にVMware社からvSphere Data Protection(以下、VDP)の提供終了が発表されましたが、VDPを使用して仮想マシンをバックアップしているお客様から、移行先となるバックアップソフトを検討していると弊社にご相談いただく機会が増えてきました。

End of Availability (EOA) of VMware vSphere Data Protection (2149614)

https://kb.vmware.com/kb/2149614

そこで、今回はVDPからの移行先のバックアップソフトの候補の1つとして、Veeam Backup & Replication(以下、VBR)とVDPの違いやVDPから移行するメリットをご紹介したいと思います。


VDPを使い続ける課題

まず、VDPを使い続けた場合の問題点を見てましょう。

(1)サポート期限

VDPのサポート期限は下記で公開されておりますが、VDPの最終バージョンの6.1はジェネラルサポートの終了が2020年3月12日、テクニカルガイダンスの終了が2022年3月12日となっています。

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/product-lifecycle-matrix.pdf

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ジェネラルサポートとテクニカルガイダンスの違いは下の表の通りですが、ジェネラルサポートが終了すると新規のセキュリティパッチの提供や新規の不具合の修正が行われなくなりますので、セキュリティリスクが高くなり、障害が発生した場合に問題が解決しない可能性も出てきます。

https://www.vmware.com/jp/support/policies/lifecycle.html

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(2)対応vSphereバージョン

次にVDPが対応するvSphereのバージョンを確認してみましょう。VMare製品の互換性は下記から確認できますが、VDPのバージョン6.1.8以降で6.5 Update2に対応しておりますが、6.7には対応していないため、vSphereを6.7にバージョンアップする際にはVDPから別のバックアップソフトへの移行が必須になります。

<VMware Product Interoperability> https://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php

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(3)対応Data Dmainバージョン

VDPのバックアップ先としてはVDPの仮想アプライアンスの仮想ディスクだけでなく、Dell EMCの重複排除バックアップストレージであるData Domainも利用できますが、Data Domainにバックアップしている環境ではData DomainのOS(以下、DDOS)のバージョンも考慮する必要があります。
 

Dell EMC社の互換性リストを確認すると、VDPの最終バージョンの6.1はDDOS 6.0までの対応になっており、DDOS 6.1以降には対応していないため、DDOSのバージョンを6.1以降にバージョンアップすることができません。

http://compatibilityguide.emc.com:8080/CompGuideApp/getDataDomainBoostCompGuidePage.do

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Dell EMC社のKB(要:Dell EMCアカウント)で公開されておりますが、VDPにDDOS 6.1.xのData Domain を追加しようとするとエラーになります。

VDP: Adding a Data Domain with DDOS version 6.1.x to the VDP fails with error "Invalid hostname or credentials"

https://support.emc.com/kb/507577

 

下の表はDDOSのサポート終了日を纏めたものです。DDOS 6.0のサポート終了日は現時点では決まっておりませんが、6.0.1.xは既にサポートが終了しておりますので、DDOS 6.0のサポート終了日にも注意しましょう。

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尚、DDOS 6.0のサポート終了日の最新情報は下記から確認してください。(要:Dell EMCアカウント)

https://support.emc.com/products/41097_DD-OS-6.0

VBRに移行する理由(メリット)

次に、VDPとVBRの違いを見てみましょう。

(1)vSphereとData Domainへの対応

VBR 9.5 Update4ではvSphere 5.0から最新の6.7 Update1までの幅広いバージョンに対応しております。

https://www.veeam.com/veeam_backup_9_5_u4_release_notes_rn.pdf

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Data Domainに関しても既にVBR 9.5 Update3でDDOS 6.1に対応しており、最新のVBR 9.5 Udpate4aでDDOS 6.2にも対応しました。

KB2926: Release Notes for Veeam Backup & Replication 9.5 Update 4a

https://www.veeam.com/kb2926

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(2)対応バックアップデバイス         

下の表はVDPとVBRの対応しているバックアップデバイスを比較したものです。VDPは仮想アプライアンス、VBRはWindowsにインストールするアプリケーションという違いはありますが、VBRはVDPと比べて多くのデバイスに対応しています。

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(3)アプリケーション対応

下の表はVDPとVBRの対応している仮想マシンのアプリケーションを比較したものですが、VDPはSQL Server/Exchange/SharePointだけになり、新しいバージョンにも対応できていませんが、VBRは最新バージョンにも対応しており、更にActive DirectoryとOracleにも対応しています。

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※アプリケーションによっては、Service Packの要件もありますので、ご注意ください。
 

アプリケーションの対応内容にも違いがあります。VDPの場合には、仮想マシンに各アプリケーション用のソフトウェアをインストトールし、仮想マシン全体のエージェントレスのバックアップとは別にアプリケーション単位でもバックアップする必要があります。

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重複排除によりバックアップデータは大きく変わらないとしても、仮想マシンにソフトウェアをインストールしなければならない点やバックアップジョブの数が増えること、バックアップ実行タイミングが重ならないようにするなど考慮すべき点は増えます。

それに対して、VBRの場合は、仮想マシンにソフトウェアのインストールは不要で、仮想マシン全体のエージェントレスのバックアップをするだけでアプリケーションを含めてバックアップすることができ、そのバックアップデータから仮想マシン単位・アプリケーション単位どちらのリストアもできてしまうのです。

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(4)ファイルレベルリストア

VDPとVBRはどちらも仮想マシン全体のバックアップからファイル単位でのリストアができますが、そのファイル単位でのリストアにも違いがあります。下の表は対応しているファイルシステムを比較したものですが、VDPは対応しているファイルシステムが少なく、制限が多いのに対してVBRは多くのファイルシステムに対応しています。

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実際のリストア操作においても、違いがあります。VDPはバックアップ対象の仮想マシンからブラウザでVDPのファイルレベルリストア用のサイトにログインしてリストアしなければなりません。

<VDPのファイルレベルリストア画面>

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それに対して、VBRは管理サーバもしくは、リモート管理コンソールをインストールしたマシンからリストア操作ができ、バックアップ対象の仮想マシンからリストアしなければならないという制限はありません。

<VBRのファイルレベルリストア画面>

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VDPのようにバックアップ対象の仮想マシンからブラウザを使用してユーザーにリストアをさせたい場合には、セルフサービスリストアの機能を利用すれば、VDPに近い運用も可能です。

<VBRのセルフサービスリストア画面>

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(5)通知機能

VDPもVBRもメール通知機能がありますが、その内容には違いがあります。VDPの場合は、1日1回サマリーのメールを1通送信するだけになります。

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複数のバックアップジョブを設定した場合でも1通のみになり、特定のバックアップジョブが失敗していた場合に対象のジョブを確認しづらいという問題があります。

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それに対して、VBRはバックアップジョブ毎にメ―ル送信を設定でき、更に失敗した場合のみ通知する設定もできるため、どのバックアップジョブが失敗したのかが分かりやすくなっています。

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(6)構成情報のバックアップ

VDPは仮想アプラインスとして提供されております。仮想アプラインス自体が壊れてしまった場合には、仮想アプラインスのデプロイ自体は簡単ですが、バックアップジョブなどの設定は全て再設定になります。それに対して、VBRは設定情報をバックアップする機能があるため、VBRのサーバが壊れてしまった場合でもOSとVBRのアプリケーションをインストールし、バックアップしておいた構成情報をリストアすれば、バックアップジョブやカタログ、認証情報などの設定を戻すことができるため、再設定が不要になります。

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(7)スケールアウト対応

仮想マシンが多数あるような大規模環境では1台のVDPだけでは、バックアップを処理しきれない場合があります。そのような時、VDPの場合は追加のVDPアプライアンスを展開することになりますが、それぞれのVDPがバックアップ管理サーバ兼バックアップ処理サーバとなるため、各VDPにログインしてバックアップ設定をすることになり、運用も煩雑になります。

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それに対して、VBRはバックアップ処理サーバ(Proxy Server)だけを追加することができるため、バックアップ設定は1台のバックアップ管理サーバにログインして行えば良いため、運用が楽であり、簡単にスケールアウトすることが可能な仕組みになっています。

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以上のように、VBRにはVDPの問題を解決でき、更に多くのメリットがあります。ここでは書き切れませんが、VBRには他にも魅力的な機能が沢山ありますので、VDPから別製品への移行を検討している方は、VBRを検討頂ければ幸いです。

VBR以外にも弊社では多数のバックアップソフトを扱っておりますので、VBRに限らず、仮想環境のバックアップは弊社にお気軽にご相談ください。それでは、また。

 担当:臼井

2019/03/27

Nutanix VirtIO ハードウェア取り出しの無効化

こんにちは、ネットワールドの海野です。

今日はNutanix VirtIOについて記事を書きました。

Nutanix環境において Windows OSの利用時、右下のタスクトレイから仮想ハードウェアの「取り出し」ができてしまいます。

仮想ハードウェアの「取り出し」を行うと仮想マシンの正常動作に影響が発生しますので、

対策方法をまとめました。

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前提条件

対象となるWindows仮想マシンが Active Directory へ参加していること。

対応の概要

Active Directory の GPO にてスタートアップスクリプトの作成および適用を実施します。

対象となるWindows仮想マシンで「ハードウェアの取り出し」が無効となったことを確認します。

用意するスクリプト (テキストファイルにコピーして拡張子を.batにします。)

reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\PCI\VEN_1AF4&DEV_1000&SUBSYS_00011AF4&REV_00\3&13c0b0c5&0&18" /v Capabilities /t REG_DWORD /d 2 /f
reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\PCI\VEN_1AF4&DEV_1002&SUBSYS_00051AF4&REV_00\3&13c0b0c5&0&28" /v Capabilities /t REG_DWORD /d 2 /f
reg.exe add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\PCI\VEN_1AF4&DEV_1004&SUBSYS_00081AF4&REV_00\3&13c0b0c5&0&20" /v Capabilities /t REG_DWORD /d 2 /f

手順 (画像でお楽しみください。)

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これで完了です。


以下、参考情報です。

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15※この記事の元ネタを書いてくださった William Fulmer 氏に感謝申し上げます。
 元ネタ : WHERE DID I READ THAT ( Removing Nutanix AHV Acropolis HotPlug Devices )

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今日はこんなところで。

記事担当者 : SI技術本部 海野 航 (うんの わたる)

2019/03/20

Nutanix Move 3.0(旧Xtract for VM)がGA

本記事の原文は記事の原文はDerek Seaman氏の個人ブログの記事の翻訳ヴァージョンです。原文を参照したい方は、Nutanix Move 3.0 (formerly Xtract for VMs) now GA をご確認ください。

当社のNutanix社製品についてはこちら。本ブログのNutanix関連記事のまとめページはこちら

ネットワールドのNutanix関連情報は、ぜひ当社のポータルから取得ください。

(初回はID、パスワードの取得が必要です)

 


最新の Nutanix Move 3.0 です。Nutanix Move 3.0とは何でしょうか?Move 3.0は、以前はXtract for VMと呼ばれていた製品の次のメジャーリリースです。 Xtract for VMは、Nutanix AHVハイパーバイザーへのVMの簡単な移行を可能にする無償のNutanix製品です。 VMをAHVに移動するにはさまざまな方法がありますが、Moveは最も優れたツールの1つです。私は無償と言いましたか?はい、言いました。私の顧客の何人かはそれを使用し大きな成功を手に入れました。

 

Move 3.0の新機能:

 ・Move のサービスはDockerisedになり、すべての Moveサービスと MoveエージェントサービスはDockerコンテナとして実行されるようになりました。 アーキテクチャ的には、これは移動を「サービス化」し、サービスをほとんど中断することなく機能を追加/更新する機能を提供するとともに、どこでも移動を実行できる柔軟性を提供するための重要なマイルストーンです。

・移行元としてのHyper-VのGAリリース、ESXiとAWSのソースリストへの追加

・Move のワンクリックアップグレード。 (ダークサイトのサポートが登場)

・UI のステータスアップデートの強化を伴う大規模な VM 移行向けユーザーエクスペリエンスの更なる機能強化

・単一のマイグレーションプラン(* 移行ジョブ)の中に、自動で準備されたソースVM と手動で準備されたソースVMの混在を許可するソースVM の混在モードをサポート

・移行元のESXi上で実行されているLinuxソースVMに対するPEMベースの認証のサポート

・最後に、「Xtract for VM」から「Nutanix Move」へのブランド変更

 

Move 3.0は、移行元がESXi 向けにCentos / RHEL 6.3、Suse Linux Enterprise Server 12、Ubuntu 12.0.4サーバーエディション、Ubuntu 18.0.4サーバーエディションのゲストOSもサポートしています。さらに、移行元が Hyper-V 向けにWindows Server 2019ゲストOSのサポートが追加されました。

 

便利なリンク:

Release Notes
User Guide
Downloadable Bits


記事担当者 : SI技術本部 キタガワ @Networld_NTNX

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