2015年も11月に入り、すっかり寒くなって参りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回ブログを担当するのは、私、今年ネットワールドに新卒入社しました
データセンタソリューション課の林(明)です。
どうぞよろしくお願い致します。
さて、本日のブログテーマですが、
【Cisco UCSってどんな機能があるの?UCSサーバのユニークな機能紹介】
【Cisco UCSサーバのラインナップ紹介】
の二本立てとなっております。
気になる方は、ぜひそのままスクロールしていってください。
それでは、さっそく内容に入って行きます。
【Cisco UCSって、どんな機能があるの?UCSサーバのユニークな機能紹介】
UCSサーバの機能と言えば、
『UCSマネージャ』でサーバの一元管理が可能
『VIC(Virtual Interface Card)』で論理NIC、論理HBAの作成 と利用が可能
などなど、ユニークな機能にあふれたサーバとなっております。
全部紹介すると長くなってしまうので、
本項では私が特に気に入っている機能を一つピックアップしてご紹介します。
その名も『サービスプロファイル』
Q.
「サービスプロファイルってなんですか?」
A.
サービスプロファイルとは、簡単に言ってしまうと『サーバの設定をプロファイル化したもの』です。このプロファイルをサーバに適用させることで、プロファイルの内容をサーバの設定に反映させることが出来ます。
利用手順としましては、まずBoot deviceの設定、Boot orderの設定、RAIDの設定、VLANの設定、NICの設定等、サーバに行いたい設定を書き込んだ『サービスプロファイル』を作成します。あとは作成したサービスプロファイルをサーバに適用させるだけ。すると、サービスプロファイルの内容があっという間にサーバの設定に反映される機能です。(図①)
このサービスプロファイルは事前に作っておくことが出来るので、後日のサーバの設定作業を非常に簡単にすることが出来ます。
図①
【Cisco UCSサーバのラインナップ紹介】
では、UCSの製品ラインナップを一部ご紹介いたします。
ご紹介するのは、UCS Cシリーズ, UCS Mシリーズ,UCS Bシリーズ,UCS Miniの製品となります。まずはCシリーズから
《UCS Cシリーズ》
UCS Cシリーズは、ラックマウント型サーバとなります。サーバ単体から利用出来、導入がスピーディに行えることが特徴です。
《UCS Bシリーズ》
UCS Bシリーズは、ブレード型サーバとなります。拡張性、柔軟性に優れ、今後拡張のご予定がある方におすすめ。
《UCS Mシリーズ》
UCS Mシリーズは、専用シャーシ(『M4308』)にコンピュートカートリッジを搭載したモジューラサーバとなります。高密度かつ省電力が特徴で、モジュール型高密度省電力コンピューティング プラットフォームなんて呼び名もあります。
UCS Miniについてもご紹介したいと思います。
《UCS Mini》
UCS Miniは、地方拠点やリモートサイト、小規模なIT環境向けに最適化したソリューションとなります。UCS Miniは、シャーシ自体にファブリックインターコネクトを搭載しており、よりコンパクトなサイズでUCSの機能を利用することが出来ます。
搭載するサーバはUCS Bシリーズとなり、ハーフサイズのものなら最大8基、フルサイズなら最大4基収容可能です。また、両方を組み合わせた構成も可能です。
いかがでしたでしょうか。この記事で少しでもUCSに興味を持って頂けたなら幸いです。以上、UCS 製品紹介でした。