皆様、こんにちは!
VMware by Broadcom製品担当の殿貝です。
突然ですが、Aria Operations使ってますか?
ライセンス体系の変更によって、Aria Operationsが標準で使えるエディションもあり、今まで使ってなかったけど、使ってみようかなーなんて思う方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、Aria OperationsってvSphereしか見れないんでしょ?と思われるかもしれません。
違うんです!
もちろん、vSphere環境を細かく監視・観測することが得意な製品ではありますが、実はAWSやAzureなどとも連携できちゃうんです!
ということで、今回はAria OperationsとAWSを連携してみたいと思います!
まずは、AWS側で連携用のユーザを作成します。
既に存在しているユーザでも問題はないです。
次に、ユーザのアクセスキーを生成します。この情報で、Aria OperationsはAWSと連携します。
AWS側でやることは完了しましたので、Aria Operations側に移ります。
まずは、Aria OperationsがAWSを認識できるようにするため、管理パック(Management Pack for AWS)を有効にします。有効にすると、AWS用のダッシュボードなども追加され、アカウント連携後はダッシュボードでAWSの状況を確認することが可能になります。
続いて、AWSのアカウントを追加するわけですが、ご覧の通りvSphere関係以外にもAzureやGCPも連携できることがわかると思います。
本記事では、もちろんAWSを選択します。
アカウント情報画面に移るので各設定を投入します。
認証情報として、先ほどAWSで作成したアクセスキー・プライベートキーを入力します。
設定を保存すると、AWS連携が完了します。
では、ダッシュボードを見ていきましょう。
Management Pack for AWSを有効にしたことにより、AWSのダッシュボードが利用できるようになっています。
EC2のダッシュボードを見てみると、ちゃんとデータが表示されていることが確認できました!
いかがでしたでしょうか。
Aria OperationsはvSphereだけではなく、簡単にパブリッククラウドと連携できることがわかったのではないかなと思います。
ただし、データを収集する際にAWS側で課金されることはご留意ください。
それでは皆様、よいAriaライフを!