皆様 おはようごさいます。
ネットワールドでソリューションアーキテクトをしている工藤です。
今週フランスのニースで行われている.NEXT CONFERENCEに参加しています。
私からは初日に行われたKeynoteの内容をお伝えしたいと思います。
今回のNutanix .NEXT 2017 Europeの内容については以下のセミナーでもカバーします。ぜひ足をお運び下さい。
ネットワールドが Nutanix の売り方、お教えします セミナー
ネットワールドの販売ノウハウに加え、Nutanix.NEXT Europeからの超最新情報、InstantOn VDI for Citrix 、Microsoft Cloud Solution Provider(CSP)まで
フランスのニースで行われている.NEXT CONFERENCEは、世界中から約2200人がNutanixの最新情報を得ようと来場しています。
絶対に名前で選んだと思うのですが、会場はAcropolis Conference Centerという名前です。Keynoteの部屋の名前もAPOLLONとギリシャ神話的な内容になっています。
さて肝心の発表の内容について紹介していきましょう。正直盛りだくさんの発表があったワシントンDCでの.NEXT CONFERENCEと比較するとどんな発表があるのかちょっと心配していました。
まずは1つ目としてリリースが近いとされるAOSバージョン5.5(Obelix)の目玉ともいえるCalmのマーケットプレイスのベンダー一覧がありました。
結構充実したラインアップになってきたのではないでしょうか。Calmのマーケットプレイスに関しては、公式ブログでも発表がされています。
How Nutanix Marketplace Brings Developers and IT Together
ところがそこから新しい発表がないまま時間は予定終了時刻を過ぎていきます…。
でもやっぱりありました。「One More Thing...」
1つ目は、Object Storage Service (OSS)の発表です。
NutanixのAOSのサービスなのにABS、ACS、AFSみたいにAから始めないんですね。でも下記の公式BlogだとAOSSってなっていますね。
Reimagine Object-based Storage in a Multi-cloud Era
バックアップやBigDataのHadoopなんかと組み合わせて利用可能。もちろん業界標準のS3互換とのこと。上で紹介したBlogの例としては、Webカメラの画像の保管などIoTぽい使い方なんかも紹介されています。
そして「One More Thing...」って言ってたのに、2つ目がありました。
AmazonやGoogleのComputing Serviceに該当するその名も「AC2」の発表。
何のことかと思いましたが、いわゆるコンピューティング専用ノードが追加できるようになるようです。
ちょうどわかりやすいスライドがなかったので、公式BLOGより転載させていただきます。
この絵をみると、従来のHCI Nodeと違い、AC2 NodeはSSDやHDDはもちろん、CVMすらない状態でコンピューティングリソースだけを利用可能になるようです。拡張時のコスト最適化の選択肢が1つ増えることになります。
Flexibility and Expanded Application Support with Compute Cloud
さて1日目の発表内容を簡単にまとめてお伝えさせていただきました。
これから2日目のジェネラルセッションが始まります。この後は、弊社のブログ担当の三好が色々と掘り下げて紹介してくれると思います。
今回の.NEXT CONFERENCEで入手した情報は別途フィードバックセミナーという形でも皆様に情報共有させていただく予定です。ご興味のある方は是非ご参加ください。