今回はOnCommand Performance Managerの簡単ですが操作方法を記載したいと思います。
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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances
操作概要
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最初にログインしますと下記画面(ダッシュボード)が表示されます。
クラスタ単位で表示されます。閾値を超えたクラスタなどひと目でわかります。
管理できるオブジェクトは一覧は下記になります。
ダッシュボード画面から各管理オブジェクトへアクセスが出来ます。
今回はSVMのオブジェクトページへアクセスしてみます。
アクセスしますと、上部に下記項目が表示されますので何処がボトルネックになっているか確認できます。
Latency
IOPS
MBps
オブジェクトページの下部には”Performance Explorer "が表示されます。
より詳細なグラフが表示されます。必要な項目追加も可能です。
”Performance Explorer "比較したいオブジェクトも追加可能です。
下記画面はボリュームを追加しています。
ユーザ単位に閾値設定、変更も可能です。
しかも閾値を超えたアラートに関してはメール送信も可能です。
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OnCommand Performance Manager for VMware Virtual Appliances
まとめ
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特徴、注意点をちょっとおさらいします。
・Clustered Data ONTAP 8.2.x and 8.3.x 専用
・性能データの最大13ヶ月(390日)の保存(変更不可)
→5分x30日 +1時間x12ヶ月
・5分間隔で性能データ取得(変更不可)
・15分間隔で構成上の更新(変更不可)
・ユーザ定義とシステム定義の閾値によるアラートの通知
・ライセンス無料
高スペックな仮想マシンが必要ですが、個人的には結構使えそうな印象を持ちました。
しかし、ちょっと残念なのが、、、、Excelなどのファイルに”エキスポートが出来ない”ことです。
余談ですが、OnCommand Performance Managerとは別に、OnCommand Insightなる製品があるそうです。
有償ですが、なんと他ベンダーのパフォーマンス情報も取得できるとのこと。。
機会がありましたら、OnCommand Insight 記事も書きたいと思います。
もし興味がある方がいましたら、下記URLからご連絡お願いします。
/長谷部(ハセベ)