こんにちは、ネットワールドの海野です。
今回の記事ではNVIDIAの年次イベントであるGPU Technology Conference (GTC) についてお知らせしてまいります。
NVDIAIはかつて自作ユーザーにとっては Riva 128 などの高品質ビデオチップを供給するメーカーとしておなじみでしたが、
2020年現在ではVDIのためのvGPUの提供や、AI技術をリードしたりニンテンドースイッチの中身(GPU)を提供するなど、
謎の半導体メーカー テクノロジーカンパニーとしてよく知られています。
さて、このNVIDIA GTC 2020、今年は無償のデジタルイベントとして開催されています。
こちらからレジスト(登録)なしでもセッションの一覧を参照することができます。
主にディープラーニングやAIなどのイマドキ感あふれる華々しいセッションが目立ちますが、
もちろんvGPUのセッションもありますので、今回はレジストの方法から注目セッションをご紹介していきます。
vGPUを活用するVDIもここにきて超注目トレンドになってきましたので、ぜひご覧ください!
レジスト方法 (無料!!)
それでは早速GTC2020のレジスト方法を見ていきましょう。
以下のURLからRegistrationのページを開き、[Create Account]をクリックします。
https://reg.rainfocus.com/flow/nvidia/gtcsj20/digitalreg/login
名前やメールアドレスを入力し、[CONTINUE]をクリックします。
ご自身の役職や勤務先の場所の情報などを入力し、[CONTINUE]で先へ進めます。
興味のあるジャンル(ここではVirtualization!!)にチェックを入れ、[CONTINUE]をクリックします。
GTCのWebサイトへの名前掲載可否が確認されますので、お好きな方を選択し、[CONTUNE]をクリック。
特に寄付などをせず、セッションなどを見るだけでは費用は発生しませんので、DIGITAL CONFERENCE PASSにチェックが入っていることを確認し、[SUBMIT ORDER]をクリックします。
サマリ画面で$0.00となっていることを確認し、[CONTINUE]で進めます。
これで無事登録完了です。無料でGTCのセッションを楽しみましょう!
注目セッション!!
残念ながらJensen Huangによるキーノートはキャンセルとなってしまいましたが、
vGPUに関する注目セッションをご紹介します。
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Enabling Workloads Using High-End Graphics through Windows Virtual Desktop
いま話題のWVD (Windows Virtual Desktop) について、Azure上でプロユースのワークステーションや高度なナレッジワーカー向けにどのようにデプロイするのがよいのか、
そのベストプラクティスはどういったものかを解説するセッションです。 -
How NVIDIA Quadro Virtual Workstations, Virtual PCs, and Virtual Apps are Transforming Industries
NGCAメンバーであるDane YoungやTony Foster、Sean Massey、Thomas Poppelgaard、 そしてNGCAのモデレーターであるJits Langedijkのセッションです。
vGPUを搭載したVDIを足掛かりに、DeepLearningやHPCを学んでみたいひとへオススメの内容です。
(来年は私もここに出たい!笑) -
vGPUをどのように導入していくのか、ユーザータイプやベンチマーキングなどのデータに沿ってPoCを進めていく方法を紹介しています。
比較的初心者向けの内容になっているような気がします。
そんなところで、引き続きGTC2020のvGPUに関するレポートをブログに掲載する予定です。
記事担当者 : 海野 航 (うんの わたる)