株式会社ネットワールドのエンジニアがお届けする技術情報ブログです。
各製品のエキスパートたちが旬なトピックをご紹介します。

Kaspersky製品ナレッジ 第6回 ~管理サーバー(KSC)なしの構成におけるKESWインストール①~

皆様、こんにちは。カスペルスキー製品担当SEの小池です。

 

Kaspersky製品ナレッジ 第1回のブログに少し記載しましたが、カスペルスキー製品は Kaspersky Security Center (以降KSCと記載) という管理サーバーで一元管理することが可能です。

ただしこの管理サーバーが不要というお客様もまれにいらっしゃいます。

どういう構成をご所望かというと・・・

 

こうではなく、、、

f:id:networld-blog-post:20201210181913p:plain

 

こうです!!

f:id:networld-blog-post:20201210181948p:plain

 

で、この構成 (管理サーバーなし構成) が可能かという質問を頂戴することがあります。

答えは「管理サーバーなし構成も可能」です。

 

今回の記事では、管理サーバーが無い構成における Kaspersky Endpoint Security for Windows (以降KESWと記載) をインストールする手順をご紹介いたします。

 

この構成は管理サーバーが無いので、以下の点にご留意いただく必要があります

  • 保護に関する各種設定は、各端末のGUIかコマンドで設定する。
  • 定義データベース (他社製品でいうところのパターンファイル) の更新をインターネット経由でする場合、ネットワークの帯域に注意が必要。
  • ライセンスの消費状況の把握が困難。何らかの方法でライセンス利用数を把握する必要がある。

 

上記の留意事項について問題が無ければ、インストールを進めましょう。

手順の流れは以下の通りです。(本記事で利用したKESWは 11.5.0.590 です。)

  1. 最新版KESWのをダウンロードする。
  2. ダウンロードした資源を任意のフォルダーに解凍する。
  3. KESWをインストールする。
  4. ライセンス情報を入力し、アクティベーションする。
  5. 主要な設定をする。

なお、上記の「5. 主要な設定をする。」は②の記事に記載しています。

 

1. 最新版のKESWをダウンロードする。

法人向け製品のサポートページからダウンロードします。

https://support.kaspersky.co.jp/corporate

f:id:networld-blog-post:20201210183315p:plain

f:id:networld-blog-post:20201210183355p:plain

 

2. ダウンロードした資源を任意のフォルダーに解凍する。

ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックし、任意のフォルダーに解凍します。

f:id:networld-blog-post:20201210183505p:plain

 

ダブルクリックすると「Kaspersky Endpoint Security 11 for Windows の配付パッケージの解凍」というウィザードが起動します。配付パッケージという単語に違和感があるかもしれませんが、問題ないので次へ進んでください。

f:id:networld-blog-post:20201210183557p:plain

 

解凍先は任意フォルダーでOKです。

f:id:networld-blog-post:20201210183630p:plain

f:id:networld-blog-post:20201210183701p:plain

 

解凍するとこんな感じになります。

f:id:networld-blog-post:20201210183725p:plain

 

3. KESWをインストールする。

解凍した資源の中にある、「setup_kes.exe」を管理者権限で実行します。

f:id:networld-blog-post:20201210183958p:plain

 

ウィザードが起動します。

f:id:networld-blog-post:20201210184029p:plain

f:id:networld-blog-post:20201210184111p:plain

 

インストールする機能を選択します。

なお、インストール後に追加することも可能です。

f:id:networld-blog-post:20201210184231p:plain

 

インストール先を任意に指定します。

f:id:networld-blog-post:20201210184317p:plain

f:id:networld-blog-post:20201210184342p:plain

 

共存できないソフトウェアがある場合、以下のような画面が表示されます。

削除」をクリックすると、コントロールパネルの「プログラムのアンインストールまたは変更」の画面が表示されます。(そこから手動で削除しろという意味かと思われます…。)

次へ」をクリックすると、表示されている共存できないプログラムを自動で削除します。この自動で削除する機能は、以前ブログでご紹介した「競合製品のアンインストール機能」に該当します。競合製品のアンインストール機能については以下の記事をご参照ください。

blogs.networld.co.jp

f:id:networld-blog-post:20201210184644p:plain

f:id:networld-blog-post:20201210184738p:plain

 

上の画面で終了をクリックすると、すぐに Kaspersky Security Network の利用に関する同意確認画面が表示されます。任意のほうを選択してください。

f:id:networld-blog-post:20201210184812p:plain

 

ここまで来たら、OSを再起動します。

 

4. ライセンス情報を入力し、アクティベーションする。

タスクトレイに表示された「K」マークをダブルクリックするとGUIが表示されます。

f:id:networld-blog-post:20201210184922p:plain

 

右下の「ライセンス」からアクティベーションを行います。

f:id:networld-blog-post:20201210184957p:plain

 

デフォルトで30日の試用版ライセンスが使えます

製品版ライセンスを持っている場合は、「製品版ライセンスを使用して製品をアクティベートしてください」から差し替えることができます。

f:id:networld-blog-post:20201210185504p:plain


アクティベーションコードか、ライセンス情報ファイルを使ってアクティベーションできます。今回はコードを使いました。

f:id:networld-blog-post:20201210185402p:plain

f:id:networld-blog-post:20201210185529p:plain

 

インストールは以上で完了です。

続いて②の記事で「5. 主要な設定をする」を記載いたします。

最後まで記事をご覧いただき誠にありがとうございました。

 

記載事項へのご指摘、ご不明点、ご質問等ございましたら、以下からご連絡いただければと存じます。

https://www.networld.co.jp/product/kaspersky/

 

それではまた次回にお会いしましょう!