IBMの最新鋭の超高速フラッシュストレージ FlashSystem A9000をお借りしちゃいましたっ。
実際に動かしてみようっ♪
いきなりですが、「実際に動かした結果を速く視たいんだけどなぁ♪」 とボスから指令がっ!!
ということで簡単な環境をつくって少しだけ試してみましたっ♪
さっそく、サクッと図のような環境をセットアップ~っ♪
で、何をしようか・・・・・♪
とりあえず、代表的な機能のテストをやってみようかなっ。実機でっ♪
重複排除って本当に効くの!?
**A9000上、単一ボリューム内で複製をした場合**
1個のデータストア内でVMを複製してみましたっ♪
1:ESXiのデータストア用にA9000上に約1TBのボリュームを1個作成
2:このボリューム内に1台目の仮想マシンを作成
3:同じボリューム内に1台目の仮想マシンのクローンを作成して2台目を作成
4:同じボリューム内に、残りの仮想マシンのクローンを作成して合計10台を展開
*(仮想マシンには、WindowsServer2012R2をインストールしました。)
その結果がこちらっ♪
姐さんっ!重複排除、効いてますぜっ!!
(約98パーセントの排除率を確認できました。)
続いてぇ~っ♪
**A9000上、複数のボリューム上に同じデータを複製した場合**
10台のVMそれぞれにRDM(ローデバイスマッピング)の領域を追加してデータをコピーしてみたっ♪
1:A9000上に50GBのボリュームを10個追加作成する。
2:先ほど作成した10台のVMそれぞれに1個づつRDM領域としてDiskを追加する。
3:10台中1台目のVMのRDM領域にダミーデータを書き込む。
4:他のVMにもそのダミーデータをコピーする。
*(ダミーデータは合計約10GBの、pdfやpptなど単体では圧縮の利き辛いアトランダムなドキュメントファイル群です。)
兄貴っ、やはり重複排除、効いてますぜっ!!
(2台目以降の重複排除率が9個平均で約88.4パーセントという結果になりましたっ♪)
おやおや~っ、これってVDI用途なんかには超絶効果が期待できそうじゃなイカっ!!(マジで期待していいと思うっ♪)
★この「重複排除」はA9000/A9000R上の単一ボリューム内だけでなく複数のボリューム間であってもその効果を実感できるんですっ!
あっ!、そういえば!!圧縮はどうなのよっ?
ということで、実際にデータベースを動かして試してみましたっ♪。
1:今度はサーバーのローカルに3台のVMを作成するっ
2:A9000上に10TBのボリューム3個を作成するっ
3:3台のVMそれぞれに1個ずつRDMでディスクを追加っ
4:RDMの領域にサンプルDBをロードするっ♪
*(各DBの最終的なファイルサイズは平均約1.7TB)
ボスっ!重複排除の効きにくいDBのようなファイルでも圧縮効いてますぜっ!!
ファイルサイズ平均1.7TBの状態
(圧縮率3台平均で約47パーセント)
今回は短時間で行ったほんの一例ですが、どおやらデータ削減の効果は大いに期待できそうであるっ♪
他にも「マルチテナンシーのQoSの効果っ♪」や、「超絶IO負荷地獄」、「帯域の鉄人」、「パターン排除の飽くなき削減」
など、やってみたい事はいっぱいあるので、今後少しづつでもご報告できればと思いますっ♪
次回は、「筆者もびっくり!何があってもデータは守りきるっ!究極の電源機構っ!!」
by:まいけル