皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近、暑い上に湿気もあり、さっぽりしようと床屋に行った訳ですが、
先日のブログの記事で、オールバック担当を宣言したがゆえに、
オールバック要素を残したまま涼しげに、、、、と思ったところ、、、
予想通り、、、
某新聞に連載されていた○ボちゃんのような刈り上げっぷりに・・・
ということで、おはこんばんにちわ。
この度、散髪に失敗しました、ネットワールド 刈り上げ IBM担当の森(純)でしゅ。
タイプミスですが、かわいいのでこのままで上司のチェックに通します!
さて、今回のトピックはStorwize V7000、SVC、FlashSystem v9000、などに搭載されているリアルタイムコンプレッション(略してRtC)についてです。
タイトルにも書きましたが、この機能が今熱いのです!
どれぐらいかというと、私の妻に対する情熱ほど!!
この機能を知ったが最後、赤い実弾けまくります!
ちいちゃんも影を送らず、思わず見積もり依頼を送ります!!
元ネタ知ってるかは置いといて、
とにかく前回の稲場調査員の第1回を含め、全4回にわたり特集して行きます!
行かせてください!行きたいなぁ・・・ 行ければいいなぁ・・・・・
第1回:符号の国から ’15 機能紹介編 ←前回記事
第2回:符号の国から ’15 事前調査編 ←今回!!
第3回:符号の国から ’15 設定方法編 ←近い未来
第4回:符号の国から ’15 検証結果編
某有名ドラマを意識しましたが、全部『’15』、、、
うむ。最新感が出たとポジティブシンキング!!
第2回目は、事前調査編としまして、まず圧縮を検討する上で、
『どれぐらいか圧縮されるの?』を
解決する、『Comprestimator』の紹介とその使い方を、ご紹介します。
まず、このComprestimatorですが、既存のデータを含む、未圧縮デバイスに対して、
もし、IBMのRtCで圧縮を実施したら、どれぐらい圧縮ができるのか?を、
計測してくれるツールになっています。
使い方も非常に簡単で、今回は、よく使われるであろう、
Windows版と、ESXi Datastore版の手順を紹介したいと思います。
■ソフトのダウンロード手順
Google先生に『IBM Comprestimator』を聞いて、IBMのWEBページから、
ダウンロードするだけです!
■インストール手順
ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックし、【次へ】【次へ】を押すだけです!!
目標をセンターに入れてクリック・・・目標をセンターに入れてクリック・・・
■Windows 実施手順
まずは、cmdを管理者権限で起動してください。
cmdが起動してきましたら、
>mode con:cols=180 lines=30
コマンドで、ウィンドウサイズを横長にしておいてください。
続いて
①>cd "C:\Program Files (x86)\IBM\Comprestimator\Windows"
⇒カレントディレクトリをComprestimatorのインストールパスに移動する。
②>comprestimator.exe -l
⇒デバイス一覧情報を取得し、後に入力するデバイスナンバーを調べる。
③>comprestimator.exe -n 0
⇒『-n』オプションの後に、調べたデバイスナンバーを入力すると、シミュレーションを開始します。
Total Savingsが、予想値で、Compression Accuracy Rangeが、誤差予想値になっています。
たったこれだけです!
調査に要する時間も、デバイス容量やデバイス転送速度によりますが、
数秒~数十秒で完了します!
商談中のデモンストレーションとしてもご利用いただける、優れたツールとなっております!
■ESXi Datastore 調査手順
先ほどの手順でインストールした、
Comprestimatorのインストールパスに『ESX』という名前のフォルダがあります。
この中に入っている、『comprestimator_esx』ファイルを、
ESXiの任意の場所に配置します。
※画像では、SSHを有効にしてSCPで置いています。
置いたら、
>chmod 755 comprestimator_esx
コマンドで実行権限を付けて下さい。
続いて、測定するDatastoreのデバイス識別子(naa.xxxxxxxxxxxxxxxx)を調査します。
あとは、CLIで
>./comprestimator_esx -d /vmfs/devices/disks/naa.xxxxxxxxxx (調べたデバイス識別子)
を入力するだけです!!
※ESXiは、少し時間がかかります。(弊社環境250GBで5分ぐらいでした。)
これで、IBM RtCを導入したら、如何に容量節約につながるか一目瞭然!
あの、好きな女子と一緒に聴こうと、クリスマスソング特集のカセットを作り、
枕を濡らしながらクリスマスを迎えた15の夜も、圧縮して消し去りたい。
そう思う、IBM担当 森なのであった・・・