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Nutanixの1ノードクラスタの登場でROBO/エッジのIT景観を一変させる

本記事はNutanix社のオフィシャルブログの翻訳版です。原文を参照したい方はUnlocking the ROBO/Edge IT Landscape with the Launch of Nutanix 1-node Clusterをご確認ください。情報は原文の投稿時のままの情報ですので、現時点では投稿時の情報と製品とで差異が出ている場合があります。

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1ノードのNutanixエンタープライズクラウド製品が登場しましたが、これは一つのことを心に秘めています: 皆様 ー つまり我々のお客様です。皆様は我々にNutanixの製品は特別に小さな、リモートの環境へ向けて設計されているものだと教えてくれ、リモートサイトへ仮想化されたアプリケーションを劇的にシンプルに提供する能力があるということを教えて下さいました。皆様の統合されたクラウドへの戦略の旅路はエッジサイトにおいて分散クラウドへと成長し続けるマルチクラウドをまたいで共通して利用できるITツール無くしては一貫性を欠くものとなるでしょう。こうした会話はNutanixが1ノードバックアップターゲットを提供しはじめる際にもあり、そして今回シングルノークラスタのオプションをリリースすることにもつながりました(さらに、2ノードのクラスタも近い将来にリリースします)。

こうした新しい製品によって、Nutanixはシングルノードのクラスタとして展開することができ、その上では全てのリモートオフィスのアプリケーションや店舗ののローカルアプリケーション、例えばSQL ServerやExchange、カスタムアプリケーション、VMware HorizonやCitrixのXenDesktopとXenAppを利用する仮想化デスクトップ、DHCPDNS、ファイルとプリント、WAN最適化、そしてセキュリティにフォーカスした仮想アプライアンスなどを動作させることができるようになりました。

従来、メインのデータセンターはほとんどのビジネスIT組織にとって重力場の中心で有り続けていました。しかし、我々はもはや世界の中心でだけ暮らしているわけではありません。石油掘削機、キオスク、クルーズ船、前線配備された軍事拠点、そして空港のセキュリティデバイスなどのよりフィールドにベースのあるITインフラストラクチャでデータの収集場所で処理能力が必要であるというの新たなデマンドが成長しています。多くの場合、こうしたニーズはレイテンシや接続性の課題からパブリッククラウドでは満たすことはできません。講師麻糸は従来型の3階層アーキテクチャにとっては導入コスト、運用コスト、電力、そしてスペースの制約の面から小さすぎます。そして、そうしたこと以上に、そこにはこうしたリモートサイトを管理、維持するに充分なスキルのあるITスタッフが潤沢にはいないのです。

新しいNutanixの製品はこうした課題をより統合された、ソフトウェア定義のアプローチによってこうしたリモートで分散したエッジサイトのITのニーズを満たすことによって解決するものです。NutanixのエンタープライズクラウドOSはマルチクラウドを完全なコンピューティング、ストレージ、そしてネットワーク階層に渡って統合する単一のソフトウェアのオペレーティングシステムを提供することになります。NutanixのOSはオンプレミスのデータセンタ、リモートのオフィス/拠点、そして災害復旧(DR)サイトに加え、今後のエッジコンピューティングサイトにまで分散させることができ、ビジネス面からは共通のITツールで活用することができます。ビジネスはNutanix OSをコアデータセンタから全てのエッジサイトに渡るまで活用数r事ができ、コンピューティング、ストレージ、仮想化、ネットワーク、そしてデータ保護というITのニーズを満たすことができます。

Nutanixの1ノード製品はリモートサイトにおいてビジネスがNutanixのエンタープライズクラウドOSを利用しやすい形で活用することを実現させます。1ノードオプションは新たなNX-1175Sプラットフォームを通して提供されることになります。もっと詳しい情報についてはNutanixのウェブサイト上のhardware platformsページのハードウェア構成を参照して下さい。Nutanixのテーマである柔軟な消費モデルはそのまま維持され、こうした構成は様々なOEMパートナーやソフトウェアのみの展開においても利用可能になるでしょう。シングルノークラスタはNutanixの目標であるデータの信頼性についてもご提供します。このソリューションでは同一ノード内のドライブ間でRF2を提供し、ストレージの効率性の機能である圧縮、クロスハイパーバイザー災害復旧、グローバルの重複排除を提供します。これは流通やエネルギー/石油とガスなどの可用性を保証しなくてはならないような多くの業種にとって大きな意味を持ちます。

ソリューションはNutanixネイティブのハイパーバイザーで、追加コストのないAHVが事前パッケージされて出荷されます。AHVはセキュリティ要塞化とエンタープライズの仮想化管理機能を統合し、よりパワフルなだけでなく、信頼のおける仮想化スタックを別のソフトウェアを必要とせずに提供することができます。加えて、Nutanix Prismはインフラストラクチャの管理を一元化し、ワンクリックのシンプルさと日々の運用とその知見をインテリジェントにキャパシティプランニングとフォーキャストへと転換します。これによって、何百にも及ぶリモートサイトをほんの数クリックでアップグレードするということをスケジュールすることも可能です。Prismはネットワークの可視化も提供しており、基本的なネットワークの問題のトラブルシュートを同じダッシュボードから即座に行えるようにしてあります。

Nutanixのエンタープライズクラウドは長きに渡ってビジネスクリティカルワークロードのためのものでした。インフラストラクチャのサイロを取り除き、コストと複雑さを抑制してきたのです。Nutanixは生産性や更なるパフォーマンスとROIのためにその障壁を打ち崩し続けています。この新しい製品によって、Nutanixは新世代のクラウドそしてROBO環境へとそのソフトウェアスタックの力を提供することができるようになったのです。

追加のリソース

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記事担当者: マーケティング本部 三好哲生 (@Networld_NTNX

Ntc2018

1ノードクラスタ、一見すると可用性の課題があるように感じますが、あくまでエッジ環境ということを考えると必要とされるだけの可用性を保持しています。何より重要な事はクラウドにデータを上げる前にセンサーなどから上がってくる途方もない量の非構造化データを構造化された分析のし易いデータに変換していく、加えて、センサー以外にもエッジで必要となるリソースを提供するという観点も必要です。確かに従来型の3階層アーキテクチャでは大きすぎますし、エッジに必要な俊敏性もありません。

この1175S大きな可能性を秘めたソリューションだと思いますので、是非今後もご注目を!